メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2010/02/25 不毛地帯 (17)  2010/03/19


===================================================== 発行部数   27 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/02/25 (Thu) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 木曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル 不毛地帯
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 壱岐 正(唐沢寿明)
 壱岐佳子(和久井映見)
 壱岐直子(多部未華子)
 壱岐 誠(高橋 平)
 谷川正治(橋爪 功)
 秋津紀武(中村敦夫)
 秋津千里(小雪)
 秋津清輝(佐々木蔵乃介)
 大門一三(原田芳雄)
 兵頭信一良(竹野内豊)
 塙 四郎(袴田吉彦)
 里井達也(岸部一徳)
 小出 宏(松重 豊)
 海部 要(梶原 善)
 黄 紅子(天海祐希)
 田原秀雄(阿倍サダオ)
 鮫島辰三(遠藤憲一)
 貝塚道生(段田安則)
 川又伊佐雄(柳葉敏郎)
 芦田国雄(古田新太)
 久松清蔵(伊東四朗)
 小牧徹也(小野武彦)
 鮫島倫敦(石田卓也)
 角田保(篠井英介)
 不破秀作(阿南健治)
 李(榎木孝明)
 一丸  (山田明郷)
 八束  (山崎樹範)
原  作 山崎豊子
脚  本 橋部敦子
主題歌  『』

あらすじ 第十七回

 壱岐正(唐沢寿明)は、イランのサルベスタン鉱区の入札の入札額
を知る人物・ドクター・フォルジと会うために、壱岐は二度と足を踏
み入れないと決めていたモスクワの地へと向かった。

 モスクワに降り立った壱岐。ホテルの部屋が盗聴されていないかく
まなく調べる。

 フォルジと会うのはソ連医学アカデミーのドクター・ペトロシャン
の別荘。

 イランとの経済ミッションで日本の経済協力をアピールした鮫島辰
三(遠藤憲一)ら公社グループ。

 鮫島は近畿商事の動きがないことやテヘランから兵頭信一良(竹野
内豊)が消えていることから壱岐の動向を危ぶむ。

 谷川正治(橋爪功)が壱岐直子(多部未華子)の家を訪ねてきた。

 直子は壱岐がモスクワへ行ったことを心配している。谷川はビザも
おりていることだし心配はないと言う。

 ドクター・ペトロシャンの別荘。

 兵頭は壱岐にドクター・フォルジが名門の出身でありながら内乱に
より国外脱出を考えている時に一族がフォルジの目の前で殺されたと
いう話をする。

 壱岐はフォルジに会うとイスハファンで会いたかったと話す。ドク
ター・フォルジは壱岐はシベリアには何年いたのかと聞く。

 壱岐は、自分がどれほどの思いでここへ来たのかということを話す。

 鮫島はメイドにチップを払い買収し、テヘランの兵頭のホテルの部
屋を物色する。見つけたメモから兵頭がモスクワへ飛んだということ
をつかむ。

 鮫島は直子に電話し「気を確かに持って。直子さんのお父さんが」
と切り出し、直子から壱岐がモスクワに行っていることを巧妙に聞き
出した。

 鮫島は壱岐が国王側近と接近したと考え壱岐をつぶす手を考える。

 秋津千里(小雪)は、秋津清輝(佐々木蔵乃介)を訪ねシルクロー
ドへ向かうつもりであることを話す。

 壱岐は大門一三(原田芳雄)にフォルジからの提案を話す。戦闘機
を用意することと、入札価格を考え直すこと。

 前に決めた額は3600万ドルだが4000万ドルまでの上限を大
門に約束させた。

 鮫島は壱岐に入札額で負けないように500万ドルの上乗せを考え
る。

 入札二日前。フォルジから呼ばれた兵頭は、処方箋として一冊の本
を受け取った。

 鮫島は公社の総裁・貝塚(段田安則)に入札額の上乗せを提示する。

 入札前日。フォルジから兵頭に電話があった兵頭に渡した本の詩を
読みあげるフォルジ。

 二つの詩の載ったページは36と105。その二つの数字を掛け合
わせたものが今回の入札額。

 兵頭はオリオンオイルのリーガンと共に入札額を決めて書きこんだ。

 翌日。入札価格が発表された。一位は近畿商事とオリオンオイルの
グループ。公社グループは三位だった。

 壱岐は田原秀雄(阿倍サダオ)を呼び出し落札したことを教える。
田原は、もし公社グループが二番札だったら本当に壱岐は公社グルー
プに譲るつもりだったのかと聞く。壱岐は公社グループは三位だった
と告げる。

 大門と壱岐は石油公社へ行き貝塚に会い、今後の協力を頼む。

 貝塚は更迭が決まっていて近畿商事によって首を切られたようなも
のだと話す。

 記者たちに取り囲まれる壱岐と大門。遠くで小出宏(松重豊)がそ
の様子を苦々しい思いで見ていた。

 壱岐は直子の所へ来ていた。

 直子は壱岐が入札後、国賊からヒーロー扱いされているとマスコミ
の扱いを非難している。

 直子が壱岐がモスクワに行っている間に鮫島が壱岐の行き先を探る
電話をしてきたことを話す。

 そこへ鮫島が花束を持って訪ねてきた。鮫島はこれからは壱岐と公
私共々お付き合いさせていただくと話す。

 東京商事はサルベスタン鉱区に出資するつもりで公社の新総裁から
も了承を取り付けていると言う。

 東京国際空港。イランへ立とうとする壱岐は、空港で千里の姿を見
つけた。

 壱岐は千里に帰国したら会うことを約束し、千里にマンションの鍵
を渡した。

 田淵幹事長(江守徹)とロビイストの竹中(清水紘治)が会ってい
た。今回の入札で田淵の総理の席も近づいてきた。田淵は壱岐とは長
いつきあいになりそうだと話す。

 調印式が終わった。

 ドクター・フォルジは壱岐正にとって第二のサルベスタンになるだ
ろうと今後を予測するようなことをつぶやく。

 壱岐はこの時さらなる泥沼の世界が待ち受けていることを知る由も
なかった。



寸  評  鮫島の入札後の豹変ぶりがすごいなあと思いました。

 サルベスタン鉱区で石油は取れないのでしょうか?今後がとても気
になります。

執 筆 者 たま()

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 息子と「ドリトル先生アフリカへいく」などのドリトル先生や、ミス・ビア
ンカという大使館のねずみの囚人救出劇のシリーズの児童書を読むようになり
ました。

 昔の本は訳文が美しいということを話していたら、「赤毛のアン」の訳者で
ある村岡花子さんの生涯を描いた「アンのはなかご」(村岡恵理 マガジンハ
ウス)と英語の世紀の中で日本語が消滅してしまうのではないかと危惧する内
容の「日本語が亡びるとき」(水村美苗 筑摩書房)という本を紹介してもら
いました。

 どちらの本もよかったです。(たま)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。