メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2010/01/30 ブラッディ・マンデイ2 (2)  2010/03/11


===================================================== 発行部数   26 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/01/30 (Sat) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 土曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル ブラッディ・マンデイ
局  名 TBS系
放映日時 土曜19時56分
キャスト 高木藤丸(三浦春馬)
 折原マヤ(吉瀬美智子)
 九条音弥(佐藤 健)
 加納生馬(松重 豊)
 南海かおる(芦名 星)
 高木竜之介(田中哲司)
 霧島悟郎(吉沢 悠)
 神崎 潤(成宮寛貴)
 高木 遥(川島海荷)
 水沢 響(黒川智花)
原  作 龍門諒、恵広史『ブラッディ・マンデイ Season2 絶望ノ
 匣』
脚  本 渡辺雄介
主題歌   『』

あらすじ  02

 『ファルコンへ
 彼女可哀想なことしたね。
 まさか君がハッキングを続けるとは思わなかったなぁ。
 多くの命を救った君に拍手!
     魔弾の射手一同』

 『次は誰かな?
 君が守りたい人は誰だろ。』

 頭を抱える高木藤丸(三浦春馬)。

 その秘密基地に、突然入ってくる人影。
 振り向いた藤丸は、「折原マヤ.....今度は誰なんだよ。なんでオ
レのまわりばかり狙うんだよ」と訊く。
 折原マヤ(吉瀬美智子)は藤丸をうつぶせに押さえると、朝田あお
い(藤井美菜)さん、死んじゃったわね、と言う。
 「何で、オレ達のまわりをうろつくんだ!?」と藤丸。
 マヤは「彼はどこにいるの?」と訊く。
 「J なら逮捕された。お前らも終わりだ」と藤丸。
 「音弥、どこにいるの? ちゃんとお使いできたかな?」と言う。


 その頃、音弥は、高木遥(川島海荷)と一緒にタクシーに乗ってい
た。自分がずっと高木家で待たせたことが悪いんだと、自分を責める
遥。
 音弥は、そんなことはない。悪いのはテロリストだ、と遥を慰める。
 絶対許さないと心に誓う音弥。

 マヤは、羽交い締めにした藤丸に、いつまでもわたしをテロリスト
なんて言わないで。そうしたら、わたしも子供扱いしないから、と言
う。

 そのタクシーは、人気のないところに止まり、ここで後ろの車に乗
り換えるよう、運転手が指さす。

 抵抗虚しく、言われたとおり後ろの車に乗る音弥と遥。

 Third−iでは、まだ『魔弾の射手』も『HORNET』も不
明。ただ、HORNETの技術は、藤丸と同等、あるいはそれ以上だ
ろうと分析。

 また、『JAPAN SKYLINE 421便』の乗務員は、
2年前には教団に属していない。しかし、ニザード系(魔法使い)と
される江本加奈がいた。

 銃弾から、藤丸のバイト先に、折原マヤと名乗って、現れた人物の
撃った拳銃と、不動産や殺害に使用された拳銃は同一と判明。


 マヤは藤丸に、『奴ら』の計画は、『日本再起動計画』だと言う。
 藤丸が、マヤも『奴ら』の仲間かと訊くと、一緒にしないで。関係
ない。今日は天気がよかったので出てきただけと言うマヤ。


 Third−iでも、HORNETの目的が、『日本再起動計画』
にあると掴む。
 魔弾の射手と、2年前の教団との関係を調べる。

 霧島悟郎(吉沢悠)は、反論する。神崎潤(成宮寛貴)--通称
『JUN』-- のいた組織と、今度のHORNETは別だろう、と。
HORNETは、JUN--『J』-- を、飛行機ごと、爆破しようと
したのだ。Jが属していた教団が、次期教祖のJを死なせるわけがな
い。


 病院組織に収容されたJは、検査の結果、誤って、少なからぬ量の
放射能を浴びていることがわかる。
 まだ、Jは、テロ組織について、話していない。
 どんな手を使っても構わない。どんな話でも、訊け。一刻も早く、
となる。


 Third−iでは、捜査を開始するが、加納生馬(松重豊)には、
ストップがかかる。単独行動が多いので、と。


 SUNDAY 00:30

 課長・萩原太朗(高嶋政宏)は、すでに次のテロが始まっているか
もしれないので、捜査官は待機するよう指示する。


 藤丸が、ショックのため、突っ伏して気を失っていると、突く人が
いる。水沢響(黒川智花)だった。響は、今まで一人で怖かったから
コンビニに行っていたと言う。

 藤丸は、ここから出て行ったのは、マヤではないと言う。
 混乱する響。

 藤丸はハッキングを続ける。そして、音弥の行方について、ヒント
を見つける。


 HORNETは、また、九条彰彦(竜雷田)総理大臣に電話してく
る。今度のターゲットは、音弥だと言う。


 車内に携帯の着信音が鳴る。藤丸からだった。

 誘拐犯が、音弥の身体を探ると、携帯が2つあり、どちらが鳴って
いるか、わかりにくい。
 犯人は携帯を一つ取り上げる。
 もう1人が音弥の身体は、無傷でなければならない、と言う。


 音弥を助けると、本気になった藤丸は、コンピュータを操り、ター
ゲット2人(音弥と遥)が今、一緒にいることを掴む。だが、どこへ
向かっているのかわからない。

 SUNDAY 01:30

 藤丸は、そっと加納に電話して、音弥の居場所が分かった、と言う。
音弥は、魔弾の射手にも、マヤにも狙われている、と。
 わかったという加納に、藤丸は、1人で来て欲しいと言う。南海か
おる(芦名星)たちのことは、今ひとつ信用できないので、と。
 了解する加納。

 加納は、かおるたちには、ちょっと外へ出てくると言って、消える。
 その加納の姿を、萩原も見ていた。

 加納の車に乗せて貰う、藤丸と響。


 その頃、後ろの車に乗り換えさせられた音弥に、HORNETのド
ンは、音弥に『皇帝の牙』を渡せ、と言う。
 音弥は、持っていなかったが、「ここにある」と言って、渡すため
の条件をいろいろ出す。
 HORNETのドンは、次々と人を殺していく。

 最後、音弥は、USBメモリーを放り投げる。


 Jの様子をモニターしている2人。男性の方は、女医の倉野理沙
(満島ひかり)に、Jのことは好きにしていい。どうせ死刑なのだか
ら、と言う。
 倉野は、最初断ったが、男性の医者に押し切られてしまう。

 霧島がJを訪ねる。ここにいれば安全だけど、魔弾の射手は、第二
のテロを行い、Jの釈放を要求してきた、と言う。
 Jは、そんなのではなく、ファルコンを連れてきて、と言う。


 加納は、後輩を車に乗せて走る。
 藤丸が、ジョイサイト21で、音弥が止まった、と言う。


 都内7箇所で、煙が発生する。
 萩原は、すぐ成分を調べるよう言う。魔弾の射手がやっているはず
だ、と。


 音弥と遥がとらわれていた車に、音弥たちを捕らえていた人たち、
何人かをすでにライフル銃で射殺した男が顔を出し、音弥に、『皇帝
の牙』を出せ、と迫る。
 音弥は、そんなもの、知らないという。
 男は、言うまで、どんどん人が死んでいくぞ、と脅す。

 また、男が射殺した。次に遥の身体を、銃口が狙う。

 遂に音弥は携帯を取りだし、これか?と紺色のものを見せる。
 違う、と男。
 じゃあ、と、取り上げられた赤い携帯を差し出す。
 音弥は、マヤが細工した携帯のマイクロディスクを取り出す。
 ビンゴ!と言って、受け取ろうとする男。

 音弥は、スタンガンで男を倒すと、遥を連れて、病院からの脱走を
始める。

 音弥の携帯に、藤丸から着信。

 藤丸のパソコンに、音弥と遥が映っている。逃走経路が分かるので、
指示通りに逃げろ。先で、加納と合流しろ、と言う。

 音弥は、遥の手を引いて逃げる。その後を、気がついた男が追う。

 隔壁が下りてきて、男をとじこめるかと期待したが、間一髪、隙間
から男は逃れる。

 遂に、音弥達にとって、最後のドアが開かない。
 藤丸が必死に解錠を試みるが、途中で努力をあざ笑うかのように、
画面にHORNETの文字とマークが、浮かび上がる。

 遂に、音弥と遥の前に、マシンガンを手にした男が現れる。

 その瞬間、自動ドアは開き、二人は逃げだし、エスカレーターを駆
け上る。

 だが、上がった先にいた若い女性が飛び出し、音弥と遥を蹴り倒す。

 マシンガンを持った男性は、「ナイス フォロー・アップ」と言い
ながら、音弥と遥を追いつめる。「また、カウンセリング予約しなく
ちゃ.....あー、殺したくねぇ」と独り言を言う。

 音弥はチップを手にする。
 若い女がそのチップを取り、「早くしろよ」と言う。

 その若い女性が拳銃で撃たれ、すんでの所でかわす。
 彼女を撃ったのは、マヤ。

 その若い女と、マヤは銃撃戦を繰り広げ、音弥は遥の身体をひっぴ
り、物陰に隠れる。

 マシンガンを持った男と、若い女は逃げていく。

 マヤは、音弥と遥に拳銃を向ける。

 加納が駆けつけ、倒れている遥を見つける。遥は反応しない。

 藤丸が駆けつけ、目の前に現れた霧島に、音弥と遥について訊く。
 霧島は、遥は音弥と一緒にいた人物として、取り調べをしているの
で、すぐには会わせられない、と言う。

 音弥は?と訊いた藤丸に、ここにはいなかったと、霧島。
 藤丸は、音弥の携帯の電波が、ここから発信しているのをキャッチ
した。先ほど、マヤがやってきた。音弥は、マヤに連れ去れたのでは
ないか?と訊く。
 霧島は藤丸に、折り入って一つ、お願いがあるという。


 <09:00>

 昨日、遥と約束した店で、遥を待っている八木。
 9時になったのに、遥が現れないので、どうしたのか?と携帯メー
ルを送る。

 八木は、遥と一緒に写っているスナップ写真を眺めている。写真は、
ラミネート加工してある。

 そこに三人組の少年が入ってきて、八木の前に座る。
 八木はおびえながら、金ならもう払っただろうという。
 だが三人組は、次々と飲み物をオーダーすると、オレ達から逃げら
れるなんて、思うなよ、と脅かす。
 そして、八木がこっそり隠そうとした写真を見つけ、取り上げると、
「文化祭の時の写真じゃん。あー、オレの顔、切れてる。お前が、高
木とつきあえるわけ、ないじゃん」と言うと、力づくで丸めてから、
八木に投げつける。


 会議では、九条首相に対して、Jの釈放をしようという意見が出る。
 内閣情報調査室調査官・竹内由希は、テロリストの要求に屈したら、
世界から日本は非難される、と反対。

 九条は、Jを釈放したら.....と言う。
 素早く、テロリストたちが集まってくるだろう、との声。
 それならば、と九条が言葉を継ぐと、集まってきたテロリストたち
を一網打尽、と局長・苑麻孝雄(中原丈雄)。

 ガスの被害者は12人。だが、重症患者が亡くなったため、16人
死亡となる。
 ガスの成分は、VXガスに近いものが一番多く含まれている。だが、
今までわかっているVXガスとは成分が異なっている。分析は、まだ
終わっていない。

 ガスは家庭内で発生しているが、ガス会社は、そんなガスが混在す
ることなどない、と言っているという。


 『世界がどこかで起きている不幸を悲しむ事。
 それが革命家に最も必要な資質である。
       チェ・ゲバラ』

 倉野はJが話しかけても、何も言わない。
 Jが、なんで話さないの?と訊き、「話してはいけないと言われま
したから」と答える倉野。
 Jは、初めて口を利いてくれた、と喜ぶ。口を利いてくれなかった
ら死のうかと思って、と軽口を叩く。

 倉野が看護師にオーダーを出している間に、Jは治療に用いたあと、
膿盆に置いたままになっていたピンセット2本のうちの1本を掴み、
ベッドの中に隠す。


 Jの病室の前に連れてこられた藤丸。
 Jは、ファルコンこと、藤丸になら、魔弾の射手について話すと言
っている。だから聞き出して欲しい、と霧島。
 J自身は2年前に被爆している。だが、このことをJ本人には話し
ていない。話したために、Jが何も言わずに死んでいくことを防いで
もいるのだ。だから藤丸も、Jには彼自身の病気のことを言わないで
欲しいと頼まれる。


 喫茶店でチップを手に座っているあの女。
 そこに、ライフル銃を持っていた男がやってきて、PDAで連絡す
る。『皇帝の牙を奪還した』と。


 会議では九条に、Jの釈放の準備が整ったとの連絡が入る。

 その時、魔弾の射手からの電話が入る。

 『貴様たちは罪もない16名の命より、大罪を犯したJ一人の命を
選んだ。故にJは不要だ。代わりにこれから言う三名の同士を釈放し
ろ。永田二郎、越村昭夫、笹嶋浩介の三名だ』

 「その三名は、君らの仲間なのか?その三名は、君らの言う日本再
起動計画と、どう関係があるのだ?」と九条。

 『さあ、みんなで一緒に考えよう』と魔弾の射手。

 澤北美姫(阿南敦子)が、三人の確認が取れたと言い、スクリーン
に表示する。罪状は、横領、窃盗、強制わいせつ。

 その罪状を見て、「なんだ、小者ばかりじゃないか。こいつらがテ
ロを!?」という人がいる。

 『再び釈放を拒否するならば、罪のない死者は一気に増えることに
なる』と魔弾の射手。

 「待て、その三名を釈放しよう。だが手続きに時間がかかる。時間
をくれ」と九条。

 『時間は無い』と魔弾の射手。

 「三時間だけでいい。14時だ」と九条。

 『交渉成立だ』と魔弾の射手。

 魔弾の射手との通話を終えると九条は、三人の釈放はしないと言い
出す。14時までに、魔弾の射手を捕まえるのだ、と言う。


 魔弾の射手の声明文を写していたパソコンを閉じる一人の会社員。
 彼は、何事も無かったかのように、オフィスを歩いていく。


 遥は、取調室に入ってきたかおるに、もう取り調べは終わったんで
しょ。いつでられるの? 人と会う約束してたんだよ。連絡したいか
ら、わたしの携帯持ってきて、と言う。

 それに対してかおるはここでは外部と連絡を取ることは禁じられて
いる。だから、携帯は持って来られない、と言う。


 自室で八木は、ノートパソコンに向かっている。何かのコミュニテ
ィーに書き込んでいるようだ。『ヤギ』というハンドルネームで、虐
められて、つらい思いを書き込んでいる。
 まわりは、頑張れ、負けるなと書き込んでくれるが、ヤギは絶対に
もう無理だよと書いて、チャットから抜ける。


 Jの病室に入る藤丸。
 Jは、「ファルコン、会いたかったよ」と喜ぶ。「やっぱ、君はす
ごいよ。衛星をハッキングして、核を止めるなんて。おかげで助かっ
た」と。
 「君を助けたかったんじゃない」と藤丸。
 「あおいちゃんは、残念だったな」とJ。
 「音弥をどこに連れて行った!」と藤丸。
 「知らない」とJ。
 「わかるだろ!」と藤丸。
 「ボクだって、音弥を危険な目に遭わせたくない。なんてったって、
血の繋がった弟だからな。母親が同じ。そんなに知りたければ、スパ
イに訊いてみれば?この中にスパイがいる。スパイはだーれだ」とJ。

 藤丸は、KJの病室を覗いている人々の顔を見る。


 音弥は、マヤの車に乗せられている。

 人気のないところに車を止めると、外へ出るマヤ。彼女の先には、
加納がいる。
 「例の物はどうした?」と加納。
 「『皇帝の牙』.....もうすぐ手にはいるわ」とマヤ。


 音弥と遥を蹴り飛ばした女性は、奪ったマイクロメディアを、とあ
る男に渡す。その男は萩原!?


 一人の男が、電灯の笠に紐をかけ、首つり自殺をする。


 藤丸が背中を見せたとき、Jは藤丸の首を後ろから羽交い締めにし、
ベッドに隠してあったピンセットを藤丸の首筋に構える。スパイ捜し
も、もう時間切れだよ、と言って。

 慌てて霧島や部下たちがJの病室に駆け込み、拳銃を構える。

 Jは、パンドラの函が開くと、いろいろな禍があふれ出した。そし
て最後に残った物は何だ?と言う。

 Jは霧島の部下に、拳銃を捨てるよう言う。それから霧島の拳銃は
こっちに渡すよう言う。

 霧島が拳銃をJの方へ滑らせると、Jは足で拳銃を止め、手に握り、
藤丸のことを突き飛ばし、倒れた藤丸に、銃口を向ける。
 そして、パンドラの函に最後に残ったのは、『絶望』だと言うと、
今度は銃口を、J自身の口に入れる。


寸  評  誰が誰と繋がっているのか?
 誰がどう騙しているのか?
 わからない展開を見せています。

 加納がマヤと会っている。萩原課長が、魔弾の射手?の一員かもし
れない女性と会っている。

 Jは、自殺しようとしている?

 前回よりも、もっとどんでん返しにつぐ、どんでん返しという展開
なのでしょうか。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 三月になってまで、雪が降るとは思いませんでした。もちろん、今までに三
月の雪を経験したことが無いわけではないのですが、昨今、降雪自体が減って
いますので。
 さすがに都心部では、道に落ちると同時に溶けていましたが、ちょっと郊外
になると、道路が、うっすらと白くなっていました。

 靖国神社の桜の開花予想(標準木)は、3月21日との予報らしいのですが、
こんなに寒い日が続いていると、きっともっと遅くなりますね。
 満開が4月になってからになってくれると、夜桜見物もあわただしくなくて
いいのですが。(鈴木)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。