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タイトル:Daily Drama Express 2010/02/11 不毛地帯 (15)  2010/02/26


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/02/11 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 不毛地帯
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 壱岐 正(唐沢寿明)
 壱岐佳子(和久井映見)
 壱岐直子(多部未華子)
 壱岐 誠(高橋 平)
 谷川正治(橋爪 功)
 秋津紀武(中村敦夫)
 秋津千里(小雪)
 秋津清輝(佐々木蔵乃介)
 大門一三(原田芳雄)
 兵頭信一良(竹野内豊)
 塙 四郎(袴田吉彦)
 里井達也(岸部一徳)
 小出 宏(松重 豊)
 海部 要(梶原 善)
 黄 紅子(天海祐希)
 田原秀雄(阿倍サダオ)
 鮫島辰三(遠藤憲一)
 貝塚道生(段田安則)
 川又伊佐雄(柳葉敏郎)
 芦田国雄(古田新太)
 久松清蔵(伊東四朗)
 小牧徹也(小野武彦)
 鮫島倫敦(石田卓也)
 角田保(篠井英介)
 不破秀作(阿南健治)
 李(榎木孝明)
 一丸  (山田明郷)
 八束  (山崎樹範)
原  作 山崎豊子
脚  本 橋部敦子
主題歌  『』

あらすじ 第十五回

 イランのサルベスタン鉱区の入札について石油公社・貝塚(段田安
則)からの内諾を得た壱岐正(唐沢寿明)だったが、鮫島辰三(遠藤
憲一)の策略で商社四社連合の入札となった。

 しかも、他の商社はすべて30%なのに近畿商事のみ10%の出資
比率という屈辱的なものだった。

 入札に向けて情報を集めてきた兵頭信一良(竹野内豊)は憤る。壱
岐は兵頭に新たなパートナーを探すように指示する。

 兵頭が提案したパートナーは、オリエントオイル。インディペンデ
ント系の会社でリーガン会長はこれまでどこの会社とも組んで仕事を
したことはない。

 壱岐はロビイストの竹中(清水紘治)に会いに行った。

 壱岐が日本石油公社から離れることを話すと、竹中は石油公社のバ
ックには前総理と現総理がおり、総理にたてつくことになると忠告す
る。

 黄紅子(天見祐希)に会った壱岐は、石油公社から下りてオリエン
トオイルと組むつもりだと話すが、壱岐にはリーガン会長とのルート
がない。

 紅子はリーガン会長を知っており会わせてあげると約束する。

 大門一三(原田芳雄)は里井達也(岸部一徳)に、鉱区入札の経緯
を話す。

 石油公社から10%という出資比率を提示されたことを知った里井
は、壱岐は交渉力と分析力はあるが、駆け引きは下手だと非難する。

 インドネシアのジャカルタの黄邸。紅子と黄(石橋蓮治)はリーガ
ンに壱岐と兵頭を引き合わせる。

 リーガンは率直に、なぜオリエントオイルと組みたいかを聞く。

 壱岐と兵頭の石油にかける熱い情熱にほだされたリーガンは提携を
受ける。

 壱岐と兵頭は経営会議で反対が出ないように密かに根回しを考える。

 ロンドン出張中の財務本部長の武蔵(中原丈雄)とシドニー出張中
の堂本鉄鋼担当専務(浅沼晋平)をシンガポールに召集する。

 角田保(篠井英介)は里井に、武蔵、堂本、壱岐、兵頭がそれぞれ
予定を変更したり連絡がとれないのはおかしいと報告する。

 しかし、シンガポール支店では壱岐と兵頭に口止めされており、誰
も来ていないと言う。

 武蔵と堂本の賛同は得られ、壱岐と兵頭は入札実現に向けて極秘に
行動を開始した。

 帰国した壱岐の部屋に、海部要(梶原善)とハル江(吉行和子)が
訪ねて来ていた。

 里井から寝返った角田は妻に手料理をこしらえさせて壱岐の部屋に
届ける。

 そこへ東京に来ていた秋津千里(小雪)から電話が入る。

 ハル江は女性だと感づく。

 更に壱岐の部屋にあった週刊誌に載った千里の写真、部屋に飾られ
た青磁の壺、ニューヨークの壱岐の部屋に残されていた長い髪の毛な
どから、壱岐が交際中の女性は千里だとわかる。

 まだ飲み足りない海部に女性客があるからと気を利かせて帰りをせ
きたてるハル江。

 千里からの電話が入り、焼き物のガスがまの故障で壱岐の部屋には
寄らず帰るという。

 壱岐は、かまの調子よりも千里に会いたいと言うが、千里は壱岐は
自分の仕事は優先するのに私の仕事は理解がないと言う。

 千里は壱岐の部屋に寄らずに帰って行った。

 経営会議が始まった。里井は失敗したら耐えられないリスクを負う
ことになると反対する。

 武蔵や堂本が次々と賛成する、更に角田まで賛成に回る。

 壱岐は、成功したら近畿商事は飛躍的に成長すると断言する。

 里井は、日本国を戦争に追い込んだ暴挙をわが社でも繰り返すのか
と怒鳴りつける。

 壱岐は武力で石油を取りに行こうとして失敗したことを、今度は日
本の将来のために平和な形で得ようとしているのだと反論する。

 大門はリスクのないところに繁栄はないと言い、社運を賭けてやっ
てみることになった。

 壱岐は大門に、石油開発は長期にわたる事業になるため、そのたび
に反対されては支障をきたすのでご配慮くださいと、暗に里井を退け
るように懇願する。

 一人考える大門。引き出しの中の遺言状を破る。

 翌日。大門に呼ばれた里井。

 里井は大門から体調について聞かれるが、今は健康だと言う。

 大門は関連会社のタクボ工業の立て直しを里井にしてほしいと頼む。

 それは里井にタクボ工業の社長に就任してほしいということだった。

 壱岐に騙されないでくださいと言う里井。

 大門はそういうところが、次期社長の器ではないのだと言う。

 大門は毎年、新年に何かあった時の後継者として里井を遺言状に指
名してきたことを明かす。

 里井は内示が受けられないとしたらと言うと、大門は辞めてもらう
しかないと言う。

 大門が出て行った後、男泣きする里井。

 壱岐と大門は、田淵幹事長(江守徹)のところへ行き、外資と提携
して石油鉱区を入札したいと願い出る。

 田淵は外資と組んで入札することは日本を敵に回すことだと言う。

 壱岐は、商社グループが入札できなかった時のための安全弁と考え
てほしいと言う。

 そして、入札できた時には田淵幹事長のご指導を仰ぎたいと頼む壱
岐。

 壱岐は石油公社の貝塚に四社連合から降りる旨を伝えに行った。

 鮫島と会った貝塚。壱岐が外資と組むことを知る。

 谷川正治(橋爪功)と壱岐はシベリア抑留者の慰霊碑を建てる場所
の見学に行った。

 近畿商事と外資が提携して石油入札に取り組むという新聞記事が出
た。それは近畿商事を非難する内容だった。



寸  評  今回は角田の動きというのか篠井英介の演技が光っていました。
ハル江の洞察力というのか?雑誌と千里と残っていた髪の毛のをつな
げる推理がすごいなあと思って笑ってしまいました。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 お話会で昔話のストーリーテリングをします。一年ぶりなのでとても緊張し
ます。(たま)

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