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タイトル:Daily Drama Express 2010/01/17 特上カバチ! (1)  2010/02/16


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/01/17 (Sun) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.日曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 日曜日の連続ドラマ
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タイトル 特上カバチ!
局  名 TBS系
放映日時 日曜21時
キャスト 田村勝弘(櫻井 翔)
 住吉美寿々(堀北真希)
 重森寛治(遠藤憲一)
 検備沢京子(浅野ゆう子)
 栄田千春(高橋克実)
 大野 勇(中村雅俊)
脚  本 西荻弓絵
主題歌  「」

あらすじ  第一回 遂に勃発!法テクバトル!!

 この物語は、特上の法テクを駆使し、敢然と世の中の悪に立ち向か
う、熱き法律家たちのドラマである。


 田村勝弘(櫻井翔)は、事務所への差し入れを送ってきた母親に、
そんなもの要らないから、と電話する。
 模試の成績を訊かれ、当然満点でしょうと答える。だが、実際には、
判定は『C』で、合格可能性は60%。
 仕事で遅刻しなければ、満点を取れていたんだ、と自分に言い訳を
する田村。

 =*=*=
 田村勝弘(24)
 行政書士補助者 資格試験勉強中
 心優しき熱血漢 通称:ゆとり
 =*=*=

 さて、勉強に取り組もうとしたら、外が騒がしい。
 勉強が手に付かず、騒ぎの様子を見に行くと、大家さんの晴子が、
怪しい宗教団体に壺を売りつけられたと言っている。買わないと、ア
パートが焼けると、脅されたのだ。
 晴子の夫が顔を出すが、晴子を止められない。

 =*=*=
 柿崎晴子(38)
 田村が住むアパートの大家
 情報通 おしゃべり好き
 =*=*=

 =*=*=
 柿崎松郎(49)
 ばくち好き 晴子の夫
 =*=*=

 田村は、壺を返品して、代金を取り返せるかも知れませんよ。
 そのためには、まず論点を整理しましょう、と田村。

 Quiz =*=*=
 1.販売員に壺を買うように勧められた。
 2.破格に高い 50万円という値段だった。
 壺を返品し、返金して貰える?貰えない?
 =*=*=

 人生には正解はありません。でも、法律には正解があります。


 翌朝、田村は、遅刻しそうで走っている。
 運悪く、派手なピンクのスーツを着たパンチパーマの男にぶつかっ
てしまう。

 田村は慌てて謝る。『パンチ・ゴリラ』にぶつかったら大変だ、と
内心つぶやきながら。

 だが、運悪く、ぶつかった相手は、その『パンチ・ゴリラ』だった。

 =*=*=
 栄田千春(高橋克実)(46)
 田村の教育係 戦好き
 行政書士候補者 通称;パンチ・ゴリラ
 =*=*=


 田村と栄田は、晴子と共に、その宗教団体の建物に入る。
 そして、この壺は訪問販売なので、8日以内にクーリングオフでき
る、と言う。

 全額返金
 契約解除


 お金を取り戻し、壺を返してきた晴子。
 だが、交渉の間、田村は、生き霊が憑いている、女難の相が出てい
ると言われていた。


 住吉美寿々(堀北真希)は、自分が内容証明を出したと言って、男
に名刺を渡す。

 =*=*=
 吉本美寿々(22)
 行政書士有資格者
 仕事好き 小悪魔
 キャリア4年目 男嫌い
 =*=*=

 美寿々は、そこで一段声を張り上げ、今日は慰謝料の相談に来まし
た、と言う。

 喫茶店に入り、話を詰める美寿々。
 慰謝料200万円と聞いて、女の方もW不倫を承知の上じゃないか!
と文句を言う男性。

 その男性・坂本に、内容証明で、慰謝料の請求が会社に届いた。

 美寿々は、もし今回払っていただけないのであれば、裁判に訴える
ことになりますが、と言う。
 坂本は、裁判になったら妻に知られてしまう、と払うことにする。
 浮気の代償200万円。

 サラ金の自動契約機を何社か回るが、坂本は審査基準を満たさず、
借りられない。
 それを訊いた美寿々は、誠意を示していただけないなら、と言う。
 それは困るとすがる坂本に、美寿々は方法があると教える。

 デパートで、ブランドバッグを大量にクレジットカードで買う坂本。
 そのブランドバッグはそのまま質屋に持って行き、換金。200万
円ちょっとになり、封筒を美寿々に渡す。

 坂本は、クレジットカードの控えを手に、これじゃ結局女房にばれ
ちゃうよ!と頭を抱える。

 美寿々は心の内で、坂本の妻も、夫の浮気相手の女に慰謝料を請求
できる。深入りしない方がいい、とつぶやく。

 美寿々は、坂本の不倫相手の女性の夫の前に、200万円入りの封
筒を置き、いただく料金は、書類作成料のみ。相談料はすべて無料で
す、と言う。
 慰謝料を受け取った夫は喜ぶ。

 二人の様子を、一段高いところにあるテーブルから見ている一人の
女性と、若い二人の男性。

 その夫が封筒に手を伸ばすと、それより早く、美寿々が封筒を押さ
える。

 美寿々は、夫の財産を上げる。中古の家の資産価値から残債を引く。
あとは有価証券、預貯金。
 この封筒をお渡しするのは、これからする話を聞いていただかなけ
ればなりません、と言う。

 夫の妻が離婚を要求してきた。離婚での財産分与請求。離婚するま
での夫婦の財産を分けてよ、と言うこと。

 夫は、浮気なんてした妻に払う金なんて無い!と、突っぱねる。
 美寿々は、だから奥さんは、慰謝料は払うと言っています、と言う。

 早速、美寿々は電卓を取り出して、計算を始める。
 財産800万円の1/2は、400万円。
 400万円から、慰謝料の200万円を引くと、夫が払うのは
200万円。

 200万円なんて無いという夫に、そこにあるじゃないですか、と
美寿々は封筒を指す。
 そして、その封筒を持って行ってしまう。


 沖田晋作(23)&土方竜馬(23)。
 検備沢の事務所のイソ弁。

 イソ弁たちが京子に説明する。
 美寿々は在学中に、行政書士試験に合格したキレ者、と。


 美寿々は、おっとから取り上げてきた封筒を、妻に渡す。
 妻は、男ってバカね。でも、美寿々はその若さで、よくそこまで思
いつくわね、と言う。
 美寿々は、一度結婚に失敗してますから、と言う。


 歩いてきた美寿々に声を掛ける京子。そしてイソ弁に言って、
美寿々に京子の名刺を渡させ、以降お見知りおきを、と言う。


 田村は重森寛治(遠藤憲一)から、何をしているのだと叱責される。
司法書士がお金を取れるのは、書類作成と事務手続きの代行だけ。い
くら相談に乗っても、お金にならなければ。

 =*=*=
 重森寛治(48)
 この事務所の古株行政書士
 金にうるさい金庫番
 =*=*=

 重森は田村に、今後勤務時間内に、1秒でも金にならない仕事をし
ていたら、クビだと言う。

 所長は、訪ねてきた、田村に救って貰った女性に、優しく声を掛け
る。

 =*=*=
 大野勇(中村雅俊)(55)
 大野行政処理事務所長。
 厳しいボス。ただし女に弱い。通称:大(だい)先生
 =*=*=

 田村に、相談の電話が掛かってくる。
 田村は、そういう相談はちょっと.....と断ろうとする。

 しかし、結局引き受けてしまい、依頼人の所へ出向く。

 =*=*=
 田村の今回の依頼人
 中山正(42)
 青果店の経営者
 =*=*=

 相談内容は、友人で、小学生の時の同級生の上杉から、400万円
を借りたと言う。借用証書を見せて貰う。
 『借用証書
 一、金400万円也
 上記の金額 確かに借用しました。
 ただし、平成22年1月末日までに必ず全額返済致します。
 平成20年1月10日
 東京都新宿区本田1−7−5
 中山 正 (印)』

 ただし、口約束で、返済期限を12月31日まで伸ばして貰った。
 だが、気が変わり、1月31日までに返してくれと言ってきた。
 約束通り12月31日に伸ばす、と説明する中山。

 さて、ここで問題です。

 Quiz2 =*=*=
 返済延期の口約束は、有効でしょうか?
 無効でしょうか?
 =*=*=

 有効です。

 田村は、中山と共に、貸し主を訪ねる。

 =*=*=
 上杉哲夫(42)
 中山正の幼なじみ
 会社員
 =*=*=

 早速、話し合いを始めようとする田村に対して、上杉はもう1人呼
んでいるので、待って欲しいと言う。

 そして、やっきた待ち人は−−美寿々。

 美寿々が名刺入れを取りだし、田村に渡す。
 田村も名刺を渡す。
 美寿々は、田村の名刺の『補助者』の文字をチェックする。

 双方の、お金に困っている事情を話し、ギリギリだという。

 上杉は、息子が医大に合格し、二月までに納入する必要がある。上
杉は出向させられていて、ギリギリの生活。中山から400万円が返
ってくるのをアテにしていた、と言う。

 中山も、あのお金が無かったら、店が潰れる、と言う。

 冷静に双方の話を聞いた美寿々は、年末まで返済を猶予するという
口約束は成立している。返済期限は年末という変更は生きている、と
言う。

 田村が、それでは、とまとめようとすると、美寿々が、一週間検討
させて欲しい、と言う。


 上杉の息子は荒れる。二浪までして受かったのに、行けなくなった
なんて、オレの人生、終わりだ、と。

 そこに美寿々が来て、人生が終わりなんてことは無い。人生、頑張
ればなんとでもなる、と言う。


 そのころ中山家では、この店は、両親が行商から立ち上げたもの。
今は身体を痛めてしまった母親の心の支えであり、潰すことは出来な
い、と説明する中山。

 田村は、美寿々も口約束について認識してくれたから、大丈夫でし
ょ、と言う。

 中山の妻が酒を用意し、中山と田村で飲む。


 その頃上杉家では美寿々が、補助者ごときに負けるわけにはいかな
い、と闘志をみなぎらせている。
 そして上杉を目の前に座らせると、その口約束は、何日何時何分、
どのような状況で、じんな言葉で語られましたか?また、それに対し
てどう答えましたか?と問う。
 上杉は、去年の.....と答え始めるが、その他細かいことを思い出
せない。

 美寿々は、それならこの口約束は曖昧で、有効に成立しているか、
わかりませんね、と言う。


 田村が呼ばれていくと、卵をインターネットで20個頼むつもりが、
20箱、2400個来てしまったという、相談。

 Quiz =*=*=
 ネットでのお取り寄せ品を間違えて注文してしまった場合、返品で
きるかどうか?
 =*=*=

 答え:できる

 =*=*=
 返品について何も書いていない場合、8日間は返品できる。
 ただし条件が書いてあった場合は、その条件に従う。
 今回は、卵は生もののため、返品不可の条件が付いていた。
 =*=*=

 「ご愁傷様」と田村。


 田村が事務所に戻り、依頼人にお茶を出す。
 すると、話の断片が怖い。

 人を死なせてしまった。
 死んだ亭主の借金を、女房は相続しなくていいのに、律儀に相続し
て、返済している。法律の知識がないってのは、悲しいもんだな。
 葬儀には行っていない。ややこしそうだからな.....など。

 あきれたが、怖くて何も口を挟めない田村。

 打ち合わせが終わった後、大野は、我々の仕事は法律でお客様の問
題を解決すること。それでお金を頂くのだから、好き嫌いは言ってい
られない。

 栄田に促され、中山に電話する田村。
 栄田は、400万円は大きいぞと、そばで言っている。
 だが上杉は、年末まで伸ばすと依頼された覚えが無いと言う。

 田村は上杉に会いに行く。
 すると美寿々が出てきて、年末まで伸ばすという口約束があったと
いう事実は無かったというこね、と言う。

 美寿々はバカにしたような態度を変えない。
 反対に、いきり立つ田村。

 美寿々は、あのあと、上杉さんに詳細に思い出して貰おうとしたの
に、思い出せなかった。

 「そんな馬鹿な!」と田村。
 美寿々は、そんな馬鹿なこと無いですよね。だから、そんな事実は
無かったんですよ。

 あまりのことに田村は、「かばち!」と叫んでしまう。

 キョトンとする美寿々に上杉は、「広島の方言ですよ」と囁く。

 美寿々は、「『口約束は水掛け論』と言います。中村さんにはサラ
金でも何でも借りていただいて、400万円返していただきましょう」
と言う。

 田村は、約束があったことを信じている。もし約束があったことが
判明すれば、不法行為として、損害賠償請求します。嘘をついて損さ
せた分の金を取りますよ、ということだ、と叫ぶ。

 美寿々は顔色も変えずに、立証責任!−−証明する義務を負ってい
るのは中村。因みに証明できなければ、中村の負け。

 お互い、腹の内では、『立証できるんなら、やってみろって』、
『一筆取っていないからって、すっとぼける気か』と思っている。

 突然美寿々が、新たに年末まで返済を猶予する約束について考えて
もいい、と言う。ただし、それには条件があり、中山の商売の様子に
ついて調べさせて貰う、と言う。


 台帳を見ていた美寿々は中山に、売掛金−−ツケのこと−−が大分
貯まっている。これを回収すれば、簡単に返済できるでしょ、と言う。

 中山は、これはすでに何度も頼んだ。だが、古くからのお客様や、
うちより安く野菜を下ろさざるを得なかったもののもので、すぐには
回収できない、と言う。

 美寿々は、中山の義理や人情で待つわけにはいかない。サッサと回
収して、払ってください、と言う。帳簿上には、売り上げは黒字で、
払う資力があることになっていますよ、と。

 田村は、帳簿は帳簿。実際にはお金がない、と言う。

 すると美寿々は、無資力=お金が無いこと ということなんですね、
と言い、そうです、とその言葉に飛びつく田村。
 田村は中村にも同意を求め、中村も頷く。

 美寿々は、今の言葉、しっかり覚えておきなさいよ、と言いながら、
勝ち誇ったように立ち上がる。

 資金のない会社には、倒産の危機がある。中山の判断ミスの累を村
上に及ぼされたくない、と言う。


 翌日、中山に買掛金が残っている者の元に、『債権代位弁済』のお
知らせが届く。
 みんな、何事だろうと、田村を呼ぶ。

 パブに飛び込んでくる田村。
 悠然と座っている美寿々に、いきなり中山さんに対する債務者を呼
び出して返済をさせるなんて、中山さんのメンツ、丸つぶれじゃない
ですか。返して欲しかったら、裁判所の令状持ってきてくださいよ、
と文句を言う。

 それに対して、涼しい顔の美寿々。自分が間違っている点があるな
ら、言いなさいよ、と言う。

 指摘できない田村。

 美寿々は、『債権者代位権』を行使するようアドバイスしただけだ
と、本を読みながら言う。
 債務者自らその債権を行使しないとき、代わりに債権手自らが、債
務者の債務を回収できる。

 田村は、それは債務者が無資力など、特別の事情がある時に限られ
るじゃないか、と反論。

 美寿々は、だからあの時、『無資力なの?』と訊いた。中山も田村
も、『無資力です』と答えたでしょ、と言う。

 中山の債務者達は、何をゴチャゴチャ言ってるの。このお金、返す
わ。でも、もう二度と中山とは取引しない、と言う。

 その言葉に、ショックを受ける田村。美寿々に、サラ金のようにえ
げつないじゃないですか。血も涙もないんですか!と文句を言う。

 だが美寿々は平気で、依頼人に忠実であればあるほど、相手方から
は嫌われるのよ、と言う。


 落ち込んでいる田村を、挟み撃ちにする栄田と重森。二人は、田村
を事務所に連行する。そして、落ち込んでいるくらいなら、やること
があるだろう、と言う。


 田村は中山の所へ行き、今回自分が美寿々に言質を取られたばかり
に、と謝る。

 中山は、取引先がなければ、この商売は続けられない。もう帰って
くれ、と田村を追い出す。


 田村は、中山の店で野菜を買っていたお得意さんの所へ行く。そし
て仕事の手伝いをして、中山の店に対する注文を出して貰う。
 それを持って、中山の所へ行く。


 京子の事務所から出てくる美寿々。今回の相手を訊かれ、『代位弁
済』も知らないひよっこですよ。簡単です、と言う。

 その様子を、脇のベンチに座り、新聞を目の前に拡げて、顔を隠し
て、話を聞いていた大野。

 美寿々がいなくなると京子は、大野に、美寿々について聞く。
 大野は、しっかりしていて、可愛い子、とご機嫌。


 事務所で、夜遅くまで書類作成をしている田村。

 できあがると、事務所に戻ってきた大野に見せる。
 大野は、前半はだいたいいいだろう。問題は、後半がうまくいくか
どうか、と指摘する。

 田村も、やはり後半が気になると言う。これでは、中山を助けるこ
とは出来るが、上杉は完膚無きまでに打ちのめされてしまう。なんと
か、中山と上杉の両方とも活かす方法はないかと悩む。大野になら、
そのような秘策があるのでは?と。


 大野は田村を連れて、歌舞伎町のランジェリーパブに行く。

 そこで、『はるか』を指名する。常連なわけではなく、初めてなの
だが。
 大野は、はるかがここで働いている理由を話す。両親の借金を相続
し、追い立てを受け、夫は思いあまって自殺した。
 はるかは一人で返済し続けていくために、この仕事をしているとい
う。
 はるかは、法律の知識さえあれば、相続放棄をして、返済しなくて
済むようにすることが出来たのに、と悔やんでいる。

 田村は、すべての借金を負うことになった未亡人には、きっちり払
わせる。彼女の夫は借金苦に自殺したと得意げに話していた取り立て
屋の顔を思い出す。

 大野は、もしはるかが自分を頼ってきていたら、はるかを助け、相
手をたたきのめしていた。法バトルというものは、そういうものだ、
と言う。

 腹をくくらざるを得なくなる田村。



寸  評  イメージ的に、フジテレビでやっていた、深津絵里と常盤貴子の
『カバチタレ』の続編かと思ったのですが、違うようですね。

 法律を知らないと、人生損をするかもしれない、は、真実ですね。
ただ、法律は変わっていきますので、法学部を出ていて一番の強みは、
『法律を読むことがつらくない』ことでしょうか。世間では、保険の
約款を読むのも面倒という人たちもいるようなので。

 ただ、田村、いくらまだ司法書士に受かっていないと言っても、甘
ちゃん過ぎます。法律を武器に食べていくなら、美寿々ぐらいやって
当然ですね。

 法律が変わって、司法書士が法律相談を受けられるようになってか
ら、司法書士の事務所で弁護士を雇うということも発生していると聞
いています。昔だったら、司法書士は、自前の事務所を持たない場合
ね法律事務所の書類作成雑用係、といった扱いもあったそうですが。

 田村が、どう成長していくか、それとも成長できないのか。見守っ
ていきたいと思います。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 法学部出身というと、法律相談をしてくる家族、親戚、友人がいます。家族
については、相談に乗っても、問題は無いので、回答しますが。親戚とか友人
になると、責任も負えないし、一般論だけで、具体的な解決は言わないように
しています。
 多分、謝礼を貰わなければ問題にはならないとは思うのですが、時にその結
論は人生を変えてしまうこともありますので、そこまで責任を取れないので。
 やはり、各自が法律を学んで、自分自身で結論を出すようにしてくれるのが、
一番なのですが。
 このドラマも、初回を見る限りは、初歩的な事例しか扱っていませんが、一
般の人たちの役に立てばいいですね。

 でもこの作り、『打倒!!行列の出来る法律相談所』といったところでしょ
うか。こちらは、ドンドン法律の話が薄まってしまって、もう1,2年、見て
いないですけれども。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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