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タイトル:Daily Drama Express 2009/12/14 東京DOGS (9)  2010/02/03


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/12/14 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 東京DOGS
局  名 フジテレビ系
放映日時 月曜21時
キャスト 高倉 奏(小栗 旬)
 工藤マルオ(水嶋ヒロ)
 松永由岐(吉高由里子)
 堀川経一(勝地 涼)
 西岡ゆり(ともさかりえ)
 益子礼二(東 幹久)
 舞島ミサ(大塚寧々)
 大友幸三(三浦友和)

脚  本 福田雄一
主題歌  EXILE「ふたつの唇」(rhythm zone)

あらすじ  第9回 近づく過去からの罠

 松永由岐(吉高由里子)を救いだし、高倉奏(小栗旬)と工藤マル
オ(水嶋ヒロ)と由岐で立っている。

 由岐は、思い出した、と言う。
 その内容を話す前に、高倉の携帯に着信。
 神野からで、由岐を助けて切れた礼を言うと、由岐に電話を代わっ
て欲しい、と言う。
 高倉は断る。
 すると、神野は伝言を頼む。

 電話を切った後、苦しそうにする高倉。
 わけを訊かれて、高倉は伝言を話す。『クリスマスの約束を覚えて
いる』と。
 高倉は由岐に、約束を覚えているかと訊く。
 由岐は覚えている。クリスマスに会う約束、と言う。
 どこでだ?と高倉。そこに神野が来るはずだから、と。
 だが、由岐は場所を覚えていなかった。

 工藤は、神野はそんなに由岐のことを思っているのかな?と言う。
 高倉は、神野に由岐を解放しろと言われた。解放しなければ、高倉
を殺すと脅されたのだ。

 マンションに戻った、工藤と由岐。
 工藤は、こっちの携帯番号まで知ってるなんて、いったい何者だと
愚痴る。

 部屋から出てきた高倉が、これから神野の声を聞かせるけど、心の
準備はいいかと訊く。
 工藤は、いつのまに.....そもそも女医・西岡ゆり(ともさかりえ)
のいるところでやった方がいいんじゃないの?具合が悪くなったら、
どうするんだ、と。

 由岐は、自分から頼んだことだからいい、と言う。

 高倉は、神野からゆきへの伝言部分を聞かせる。「クリスマスの約
束を覚えているよ」と。
 由岐は、これを聞いて、神野の顔をハッキリと思い出したと言う。


 特殊捜査課で、由岐の証言を元に、似顔絵が作られる。かなりのイ
ケメン。

 課員一同に、似顔絵が公開される。
 高倉が、神野についてのデータを話す。

 神野恭平(仲村トオル) 40歳 身長185センチ前後。

 舞島ミサ(大塚寧々)が、「かなりのイケメンじゃん。ただ、わた
しとは一回り以上年が離れているじゃない」と感想を言う。

 課長・大友幸三(三浦友和)は、似顔絵が手に入ったのだから、こ
れから神野を追いつめろ、と言う。


 外を一緒に歩く高倉と工藤。
 工藤は、由岐が神野のことを好きだったのって、ちょっと微妙じゃ
ない、と言う。
 高倉は、あいつは犯罪者だと言う。
 工藤は、逮捕したいに決まっているんじゃないか。でもそれが
な.....と言う。神野を捕まえたら、高倉はニューヨークに帰っちゃ
うんだろ?と。
 それが?と高倉。
 せいせいするわ、と工藤。
 またそれか、と高倉。
 さーあ、逮捕すっか、と工藤。


 由岐は、マンションにゆりに来て貰う。
 ゆりは、あんなことがあったのだから、外出を避けた方がいい、と
言う。
 そして由岐に、神野の顔を思い出して、何か変わった?と訊く。
 由岐は、あれから神野のことを次々と思い出した。年も離れていた
し、無口だから、誤解されることも多いし、付き合いも反対されてい
たけど、いつも由岐を励ましてくれた、と言う。

 彼のことをどう思う?とゆり。
 好きでした。大好きでした。それまで暗かったわたしの人生が、明
るく、楽しくなった、と由岐。

 思い出したくなかった?とゆり。
 わからない。でも、彼との思い出を一つ思い出す度、由岐の中での
神野の存在が、少しずつ大きくなる、と言う。

 そうね。2ヶ月前まで、大好きだった人を、急に嫌いにはなれない。
でも、一つ考えて欲しい。由岐が考えるべきは、現在と未来のこと。
過去のことではない。自分の正直な気持ちを大切にして欲しい、と言
う。


 暴力団同士の抗争が起きている。六本木でも、池袋でも。
 神野が現れた途端の抗争頻発。何か関係があるのか。


 堀川が運転する車に同乗する舞島ミサ(大塚寧々)。
 堀川は、クリスマスは恋人・田中真紀(臼田あさ美)と過ごすので、
そんな日に神野に出てきて欲しくないと言う。
 ミサは、それを聞いたら、クリスマスど真ん中に出てきて欲しいわ、
と言う。


 益子礼二(東幹久)の運転する車に同乗する鈴江光男(志賀廣太郎)
。益子は、クリスマスの『のだめコンサート』のチケットが3枚しか
用意されていない。オレはクリスマスも仕事だと思われていると嘆く。


 高倉と工藤は、抗争を繰り広げた組のチンピラを捕まえ、威嚇に撃
つ。
 チンピラの首を絞めようとしたとき、高倉の携帯が鳴る。
 また、母親から。
 高倉が10分後にかけ直すと言うが、母親は切られたくない。

 母親は、クリスマス・イブの予定は?と訊く。
 仕事と答える高倉。じゃあ、靴下は用意しなくていいのねと言われ、
要らないと答える。

 高倉は、男を締めに掛かる。
 でも、最初、抗争の理由はわからないと言って、男は逃げようとす
る。
 高倉に拳銃を突きつけられ、知っていることをはき出させられる。


 特別捜査本部。

 抗争には、神野が絡んでいた。近々、大規模な取引の予定。神野は
取引を持ちかけたが、まだ相手が決まっていない。その話を聞いた各
組が、我こそ!と、力を示したくて、抗争をしかけたのだ。

 鈴江は、信頼できる強い組織と、取引したいとでも言ったのだろう、
と言う。

 堀川がそろそろどこか決めているのだろう、と言う。

 工藤が、その組を見つけて乗り込めば、一網打尽だと言う。

 ミサが、そんな単純では?と疑問を呈するが、課長は、チャンスか
もしれない。明日から組事務所を洗う、と言う。

 みんな張り切って出て行くが、高倉だけ、浮かない顔。
 課長が声を掛けると、神野は今まで、取引相手の組織力、経済力を
綿密に調べてから、取引を持ちかけた。抗争を仕掛けるなんて、考え
られない、と高倉。
 確かに、あいつらしくはない。なんらかの形で関わっていると思う、
と課長。


 入院中で、まだ目覚めない甲斐崎ヒロト(水上剣星)の枕元に集ま
るゆり、高倉と工藤。

 由岐が、甲斐崎は前頭葉を撃たれ、一時的に意識不明になっている。

 意識を取り戻したらすぐに連絡を、とゆりに頼む高倉。

 こいつら、組織について、知らねぇだろう、と工藤。
 高倉は、組織が分からなくても、自分が動いている周辺のことは、
詳しいだろうと言う。

 ゆりは、由岐は神野のことも、神野を好きだったことも思い出して
いる。そして、どうしていいかわからなくなっていると言う。

 われわれのやることは決まっている、と高倉。
 彼女の気持ちも察してあげて、とゆり。
 やっぱり由岐は神野のことを、と工藤。
 由岐は、そういうことを言わないで欲しい、と工藤を止める。


 マンションで、由岐、高倉と工藤で、スキヤキ鍋を囲む。
 テンションの高い工藤。
 高倉は、工藤がしらたきを肉の隣に置いたことを責める。
 工藤は、男の料理なんだから、どうでもいいだろうと反論。
 高倉は、しらたきに含まれる成分が、肉を固くする、と譲らない。
 工藤も、しらたきを腹の上に載せたら、腹筋固くなるのかよ、と言
いがかり。
 高倉も、腹を出せと言いつのる。

 由岐が、二人の言い争いに絶えられず、しらたきを移動させる。
 高倉が、それでいい、と言う。


 特捜本部。
 益子が、抗争のあと、2組が資金集めに奔走しているという。

 工藤が、二組が相手ということなら、かなり大きなヤマだろう。そ
れなら、末端がだいぶ動かされているだろう。だったら、案外簡単に
調べは付くんじゃないか、と言う。

 高倉が、どうしてそんな資金集めに苦労するような組を相手にして
いるのだろう、と疑問を呈する。

 奴ら、儲かりゃいいんだよ、と工藤。

 課長は、とにかく早めに取引場所と時刻を調べておこう、と言う。

 堀川が調べる、と言う。
 工藤が、そういうの、オレ達がやるからいいと言う。
 それでも堀川はやりたい、と力説。
 益子と工藤が、何熱くなっているの?と突っ込む。
 堀川は、真紀へのクリスマスプレゼントに、手柄を立てたい、と白
状する。真紀に、クリスマスプレゼント何がいい?と訊いたら、堀川
の手柄がいいと答えたから、と。

 課長が鈴江に、神野についての調査結果を話すように言う。

 鈴江は、神野の顔がわかったことで、少しずつ調査は進んでいる、
と言う。
 両親は、神野が幼い頃に離婚し、父親の行方は不明。母親は、神野
が小五の時、病死。それ以降、親戚をたらい回しにされる。
 中二の時、母親と一緒に住んでいた男と再会。その男が暴力団員だ
ったため、暴力団への親和性を高める。
 更に中三の時、家を出て、暴力団組所に身を寄せる。

 課長が、中学生でヤクザ稼業か、とつぶやく。
 そして、高倉の父親と課長が、神野の組織を追っていたときは、神
野はまだ二十歳そこそこだったなと続ける。

 どうして、そんなに手こずったんですか?と工藤。
 それだけ、切れ者だってことですよ、と鈴江。
 そうでなければ、40歳で世界的マフィアのドンなんて、やれない
わよ、とミサ。

 みんなほめるのって、むかつく、と工藤。

 課長が高倉刑事(高倉の父親)だけは、神野を執拗に追った。神野
にとって、高倉刑事は、そうとう目障りだったはずだ。逮捕寸前まで
追いつめたこともあるし、撃ち合って、唯一、神野に怪我を負わせら
れたのも、高倉だけだった。
 その高倉刑事を殺したことで、神野は裏社会で、大きく出世するこ
とになった。

 オレが神野を捕まえてやる!と堀川。
 ミサが、堀川には無理、と水を差す。
 由岐との約束を、本当に神野は守るかな?と工藤。


 高倉の実家を訪ね、仏壇の高倉刑事に、手を合わせる課長。
 高倉の母親に、急に高倉刑事の顔が見たくなって、と言う。
 本当は、逮捕の報告ができればいいのだけど.....大勝負の前の神
頼みというか。高倉を守ってくれと。高倉は大丈夫だと思うけど、と。

 高倉の母は、さすがに、夫と息子の両方を奪うことは無いと思うと、
言う。


 神野の組事務所を見張る、高倉と工藤。

 工藤は、この間みたいに飛び込んで、証拠を掴んでやりたい、と言
う。
 高倉は、無理だという。

 神野の組事務所から人が出てくる。動きがあわただしくなり始めた
ようだ。
 車を降りる高倉と工藤。

 その時、いきなり銃撃される。神野の組の者が、慌てて逃げる。

 高倉と工藤は、車の陰に隠れる。
 まだ、抗争続いてるんだ、と工藤。
 そうじゃない。あれはオレを狙ったんだ、と高倉。
 高倉と工藤は、神野が高倉に、由岐を開放しなければ殺す、と言っ
ていたことを思い出す。


 特殊捜査本部に戻る、高倉と工藤。

 まだ、取引についてわからない、と鈴江。

 課長が、ニューヨークからメールが届いていたと印刷した物を渡す。
 それを読む高倉。
 何が書いてあるの?と訊く工藤。
 ニューヨークから、マフィアの麻薬王、デイビッド・ロッシが来日
する。それを追って、ニューヨーク市警の三上が日本へ行く。よって
三上を助けて欲しい、と書いてあると言う。

 三上って誰?と訊かれた高倉は、ニューヨーク市警での上司。日系
三世の切れ者だと説明。

 堀川は、これから張り込むと言うが、益子に、彼らにも家族がいる
んだから、夜は動かないよ、と止められる。

 課長は高倉に、気をつけろ。そして、なんでも抱え込まず、何かあ
れば、相談して欲しい、と言う。


 マンションに帰ってくる高倉と工藤。
 高倉は、出迎えた由岐に挨拶もせず、自室に閉じこもってしまう。
 とまどう由岐に工藤が、高倉は今、神経が高ぶっているのだ。アメ
リカからプレッシャーがかかるし、狙われて、撃たれもした、と言う。

 工藤は食べ物を見つけて、食べていい?と訊く。高倉も自分も、夕
食を食べ損なった、と。
 由岐は温めると言うが、工藤は自分でやれる、とレンジで温める。

 工藤は、由岐に話しかけようとしたが、由岐の姿がない。

 高倉が、コートを着て、部屋から出てくる。
 そこに、お皿におにぎりを載せた由岐が立っている。由岐は、もう
遅いので、止めたら?と言う。
 でも、高倉は行く、と言う。
 由岐は、自分のために高倉が危険なことになるのは嫌だ、と言う。
 だが、高倉は行ってしまう。

 工藤が高倉も何かしていないと心配なのだと、由岐を慰める。そし
て、由岐のために、自分の脇は空いているとアピールする。
 だが、由岐は関心を示さない。

 工藤は、遂に由岐のことを愛していると言ってしまって、慌てて、
最近合コンしていないので、頭、おかしくなってしまった、と言う。
 そして由岐に「早く寝よう」と言って、由岐の部屋まで、由岐の背
中を押していく。そして、由岐の部屋の戸を閉めて、ホッとする。

 真紀が由岐を訪ねてきて、神野が恋人だったことを思い出したら、
やっぱりすきになった?と訊く。
 由岐は、わからない。それに、これ以上考えていたら、ゆりにも迷
惑を掛ける、と言う。
 真紀は、それは由岐に、神野ではなく、好きな人がいるからじゃな
い?と指摘する。
 考え込む由岐。


 朝、珈琲を淹れている由岐。

 高倉と工藤が、部屋から出てきて、由岐に挨拶する。

 工藤に、益子から電話。堀川が刺されたという。でも、傷は浅いの
で、心配するな、と。

 堀川が電話を代わって、取引の情報をゲットしました。今晩です、
と言う。

 急いで出勤する高倉と工藤。


 課長とミサは、四課と所轄所に動員を掛けて、配備する。相当の人
数になる。

 課長は、堀川はよっぽど真紀に惚れているんだな、とつぶやく。


 高倉と工藤を送り出した由岐は、高倉が撃たれそうになった。堀川
が刺されたという情報に、心を痛めている。

 夜、真紀が由岐を訪ねてくる。
 堀川の様子を訊かれて、怪我はたいしたことはない。それより病院
にいてくれた方が、会えていいと言う。


 ミサは益子に、配備をチェックするように言い、高倉と工藤には、
神野を見張るよう指示する。


 甲斐崎が意識を取り戻した。


 由岐は真紀にお願いをする。

 由岐はマンションを抜け出すと、工藤の友人の蒲田シゲオ(矢崎広)
のバイクに乗せて貰う。
 シゲが、先輩(工藤)はこのことを承知しているのかと訊く。
 承知している、と由岐。

 マンションの部屋では、真紀が一人座っていた。


 もう、取引は終わりそうなのに、まだ神野は現れない。
 ミサは、踏み込むことにする。


 甲斐崎のベッドサイドに現れる由岐。
 甲斐崎に、自分を人質だと言って、神野を詫びだしてくれ、と迫る。
神野に連絡を取れるのは、甲斐崎だけだから、と。


 神野の車を運転していた運転手は、受けていた受話器を置く。


 課長の所に、外線が入る。神野からだった。お取り込み中に、と挨
拶。そして殺すのは課長でも、高倉刑事でも、どっちでもよかったの
だ。課長を殺していれば、高倉刑事がその席に居ただけだ、と言う。
 そして、これから宣戦布告だという。


 甲斐崎のベッドサイドに侵入してくる神野と運転手。
 神野は、よくしてやったのに、どうして裏切るのだ?と責める。

 神野の部下が持つ拳銃を、甲斐崎に突きつける。


 朝、工藤が神野もひびって、来られなくなっちゃったんじゃない?
と言う。

 高倉は、それに対して、これはおとりなのではないか。狙いは、別
の所にありそうという。そして、これはわなだと言って、急いで車に
戻る。


 特殊捜査本部では、鈴江が、神野の電話の発信番号を逆探知する。



寸  評  『相棒』は、大作になりましたね。フジテレビのドラマで、マネ
されるなんて。マネするということは、元をそのドラマを見ている視
聴者が知っていることが前提なので。

 ところで、このドラマは謎解きとか、犯人逮捕というよりは、軽い
ノリの高倉と工藤の掛け合いが主眼という感じですね。筋だけ追って
いると、なんの変哲もないのですが、二人の掛け合いは、カッコイイ
です。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 本日は、夕方から東京でも雪になりました。自分の経験としては、初雪です。
 大人な自分は、「雪が降ると大変。早く止んで、溶けてくれればいい」と思
います。(というか、思おうとしています)
 でも、本心は子供な自分で、雪が降ると、わくわくする。積もれば楽しい、
と思ってしまいます。
 子供な自分は、人前では出せないので、心の中だけで、思っています。(鈴
木)


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発行元:ドラマ研究会
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