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タイトル:Daily Drama Express 2009/12/18 おひとりさま (最終回)  2010/02/01


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/21/18 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル おひとりさま
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 秋山里美(観月ありさ)
 神坂真一(小池徹平)
 田島淑恵(真矢みき)
 沢井君香(松下奈緒)
脚  本 尾崎将也、関えり香
主題歌  北口和沙『Am I Fallin’ Love?』

あらすじ  最終話 感動の最終回のはずが…究極の格差恋愛の行方は?


 秋山里美(観月ありさ)は、自室のソファーに腰掛け、ニヤニヤと、
神坂真一(小池徹平)に、「あなたのこと、好きなの」と言ってしま
ったことを思い出す。

 だが、それは即座に校長・田島淑恵(真矢みき)から反対される。
教師同士の恋愛は認めがたい、と。

 チャイムが鳴り、ドアを開けると、そこには荷物一式を持った神坂
が立っていた。淑恵の所は、出てきてしまった。教師同士の恋愛がい
けないというのなら、ボクは学校をやめなければなりませんね。ボク
は臨時採用ですし、と。

 里美は、神坂が学校を辞める必要はない。それに神坂は.....と言
いかけて止める。

 神坂は、仕事よりも里美の方が大切ですから、と言う。


 夜、里美が歯を磨いていると、神坂が、「そろそろ寝ましょう」と
声を掛ける。
 「寝るって!?」と焦る里美。

 神坂の様子を確認しようとすると、神坂は風呂上がりで、ドキッと
してすぐ隠れる里美。

 里美が、恐る恐る居間を覗くと、神坂はすでに寝ていた。
 里美は神坂の寝顔に、ドキッとしつつも安心し、ソファーに座る。

 −− 今の出来事に、後ろめたさを感じつつも、久しぶりのこんな
経験に嬉しくなってもいる。


 朝食を揃って食べながら、神坂は、お互いの呼び名を考えようとい
う。いつまでも、『秋山先生』と呼ぶのもおかしいから、と。『里美
さん』、『里ちゃん』、『里美』.....ちょっとはずかしいな。

 神坂は友達には、『真一』と呼ばれている。
 里美は、『真一さん』と呼んでみて、もう学校へ行かなければなら
ない時間だから止めましょう、と言う。


 職員室で、並んで座っている里美と神坂に、朝の挨拶をする君香。

 淑恵は里美に、もう神坂も慣れたことだから、指導係を外しますと
いう。


 放課後、淑恵と里美は、陶芸教室に並んで座っている。
 淑恵は、陶芸をやっていると無心になれる。里美のいないときにも、
何度か来ていると言う。
 里美は、淑恵にもひんなにストレス、あったんですね、と言う。


 校長室に呼ばれる里美。
 淑恵に、付き合いを認められないと言われても、神坂の母親には認
めて欲しいと言う。
 困る淑恵。


 職員室で神坂のせいで、風紀が乱れる。辞めていただくことも考え
ないといけませんね、と教頭や野々村が言う。
 君香がツカツカと前に出てきて、もし自分と神坂の恋愛が、度を超
していたら、いつでもクビにしてください、と辞表届けを提出する。

 神坂が、そうではない、と立ち上がる。自分が付き合っているのは
里美だと言う。

 「『里美』って誰!?」と分からない教頭と野々村に、冴子が「秋
山先生ですよ」と助け船を出す。

 教頭と野々村は、里美は学年主任なのだから、PTAや後援会のこ
ともあるでしょう、と責める。
 そして、淑恵に、処分が必要だと言う。


 里美は窓越しに、神坂の授業を見る。
 生徒が、来年も神坂の授業を受けられますよね?と質問している。
 里美は、それを聞いて安心する。


 神坂は保健の先生・青木ちひろ(鈴木亜美)に相談に行く。10歳
年上の女性がわからない。一人でレストランにも入れるし、一人でい
ろいろできる。ボクに何ができるか、と。

 ちひろは、『ひとりでできる』というのと、『ひとりでいる』とい
うのは違うと思うよ、とアドバイスする。


 里美は、校庭の端から、校舎を見つめている。
 近づいてきた冴子に、10年もここにいたのに、じっくり見たこと
はないんだよね、と。
 里美は、学年主任は返上すると言う。
 冴子は、次の学年主任は、自分かもしれない、と言う。
 おめでとう、と里美。
 冴子は、もう1人、話をしたそうな人がいるようですよ、と里美に
言う。
 その人は、君香だった。


 里美は君香を、ハリハリ鍋の店へ連れて行く。初めての見せにキョ
ロキョロしている君香。


 そのころ、神坂は、転職情報を調べていたが、思わしいところがな
い。

 里美が帰ってきた時、神坂は退職届を書いているところだった。
 里美はその紙を取り上げると、破ってしまう。
 神坂は、自分たちの仲が認められないのであれば、駆け落ちしまし
ょう。北の港町へ行き、里美は教職を見つけ、神坂は適当な仕事を見
つける。魚は、漁師さんにタダで分けて貰いましょう。結婚した二人
なら、どんなことにでも、耐えられる、と言う。

 里美は、結婚には待ったを掛ける。付き合うと言ったけど、結婚す
るとは言っていない、と。

 神坂は、駆け落ちなんだから、結婚するに決まっているでしょ、と
言う。


 君香はやけ食いする。

 その時、道路工事の交通整理のアルバイトをしていた原田が声を掛
け、焼き芋をごちそうする。


 終業式。
 淑恵や教頭の挨拶が終わった後、里美が登壇させて貰う。
 里美は、学年半ばではあるが、今日で学校を辞める、と言う。

 それに対して神坂が、そんな話を里美一人で決めないで欲しい。辞
めるなら、自分が辞める、と言う。

 それに対して生徒たちは、どうして辞めなければならないのですか?
と疑問を呈する。

 淑恵は、二人に辞めろとは言っていない。ただし、今以上に生徒た
ちに目を配るようにすることが条件だ、と言う。


 帰宅すると、神坂が改まって座り、西表島の高校の資料を見せる。
この学校に転校したいのだが、許して貰えるか?と。
 里美は、あの高校に残れることになったのだから、そのままでいい
ではないか、と止める。
 神坂は、このまま残ったら、ついつい里美に頼ってしまう。だから
武者修行をして、少しでも里美に追いつけるようになりたい、と言う。
 里美は、あっさりと許可する。


 −− こうして、わたしにはちょっと頼りない年下の彼氏ができた
わけだけど、恋人がいようが、結婚してようが、おひとり様はおひと
り様。そして今日も、ひとりの時間を楽しんでいる。


 バーで里美が一人で飲んでいると、「おひとり様?」と訊かれる。
 恋人がいますと、うるさそうに答えると、声を掛けてきたのは神坂。
もうすぐクリスマスだから、と。

 バーを出たあと、二人はキスをする。


 クリスマスパーティー。
 「おひとりですか?」と声を掛けられる里美。
 同僚が、遠距離恋愛中ですと言って、男を撃退する。
 神崎と付き合うようになってから、よく声を掛けられるようになっ
た。



寸  評  こんな終わり方とは、予想と違いました。
 里美と神坂がくっつくとは予想していましたが、神坂が僻地の高校
へ移り、遠距離恋愛になるとは。
 『おひとり様』というのは、フリーの場合だけでなく、恋人がいて
も、遠距離恋愛で、普段が一人、という場合もあるということを表し
たかったのでしょうか。
 でも、そうなると、週末婚や、単身赴任で一人暮らしになった女性
も、『おひとり様』というところでしょうか?
 そういう意味では、離婚による『おひとり様』が、淑恵ということ
ですね。

 本当は、このあと、二人が結婚できるかどうかに、淑恵が絡んでき
て、淑恵が絡むことで、神坂が息子だとばれるかどうか、という一番
の波乱があると思うのですが。
 消化不良の終わり方だと感じました。とはいえ、このままダラダラ
続く先を見るかと言われると、それも。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 先日の大風以来、花粉症が出てしまったようです。
 今のところ、また寒くなって、花粉の飛散量が減ったのか、少しましですが。
 今年は飛散量が少なそうだという予測が出ていて、それが今、救いです。
(鈴木)

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