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タイトル:Daily Drama Express 2010年冬ドラマ 配信対象決定  2010/01/12


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/11/27 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル おひとりさま
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 秋山里美(観月ありさ)
 神坂真一(小池徹平)
 田島淑恵(真矢みき)
 沢井君香(松下奈緒)
脚  本 尾崎将也、関えり香
主題歌  北口和沙『Am I Fallin’ Love?』

あらすじ  第七回 泣いて! 抱きしめて! 突然の告白

 −− 休みの日には、健康のためにジョギングをするようにしてい
る。
    お気に入りの音楽を聴きながら、自分のペースで走るのが気
持ちいい。

 途中で少年野球チームが後ろに迫ってきて、秋山里美(観月ありさ)
はやむを得ず、ペースを上げて走る。
 そして、遠くへ行き過ぎてしまって、戻れない.....
 タクシーで自宅へ戻る。

 −− こんなとこ、親に見られたら、小言の一つも言われそうだけ
ど、一人暮らしだから、何の問題もない。

 里美の母・秋山文代(高林由紀子)から荷物が届く。
 段ボール箱を開けると、まず、お菓子。里美が子供の時、好きなお
菓子だったから、と。里美は、もう好きじゃないと文句を言う。
 腹巻きまで出てくる。

 そこに文代からの電話。東京へ行くことになったと言う。
 里美は、来る日は必ず事前に教えて、と言う。こっちにも都合があ
るから、と。

 その話をしている最中に、神坂真一(小池徹平)が帰ってきて、里
美に声を掛ける。
 里美は文代に、今の声はテレビ、とごまかす。

 電話が終わると里美は神坂に、母親が来るので、その間、どこかに
行ってくれる?と言う。
 神坂は、ここに三人って、狭いですよね、と納得。
 里美は、そうじゃないでしょ、と言う。


 朝の職員会議では、もうすぐ始まる三者面談についてが議題。

 会議後、不安がる教師達に里美は、普段から保護者といい関係を築
けていれば、怖いことはない、と言う。


 里美が三者面談希望日の調査票を見ていくと、三枝みなみ(大谷澪)
の調査票がブランク。

 沢井君香(松下奈緒)は、去年みなみの担任教師だった人は、みな
みの三者面談が元で、登校拒否になったという。


 帰宅の途についた里美。文代からの電話を受け、東京へ来るのって、
来週のいつか決まった?と訊く。

 文代は、すでに東京に着いていて、里美の家に向かっていると言う。
 里美は、絶対中には入らないで。中が乱れているから、と言う。
 文代は、部屋が汚れているなんて、いつものことでしょ、と言い返
す。



 帰宅途中の神坂は、大荷物を抱えて、信号待ちをしている女性に、
荷物を持ちましょうかと声を掛ける。

 二人とも、同じマンションの同じフロアにたどり着いたことに驚く。


 里美が帰ってくると、神坂がリビングに座っている。
 里美は、そんなところに座ってないで、急いで出て行って!と追い
立てようとする。

 そこに文代が入ってくる。
 神坂は、お母さんはお隣にお菓子を渡しに言っていたという。

 文代は里美に、どういうことか説明するよう言う。

 里美は、神坂はアパートを借りるお金ができるまで、置いているだ
け、と言う。二人の間に恋愛関係はない、と。

 文代は、神坂の話とも一致する。行くところが無いのだから、神坂
はこのまま一緒にいてもいいという。

 里美は文代に、いつ帰るの?と訊く。父親を一人で残しているわけ
にいかないでしょ、と。
 文代は、雪子(里美の妹)がいるから大丈夫。それにちょっと困っ
た方がいい。もう夫の世話ばかりするのも嫌になった、と言う。
 里美は、父親は縦の物も横にしないさむらいなのよ、と言う。

 里美の父親は『さむらい』なんですかと目を輝かせる神坂に、そん
なわけないでしょ、と里美。


 校長・田島淑恵(真矢みき)と里美は、和太鼓を叩いている。
 淑恵はねじりはちまきまでして、気合い充分。
 里美は、太鼓を叩くと、モヤモヤが晴れるという。
 淑恵は、モヤモヤって、好きな人のこと?と訊く。まさか相手は神
坂じゃないよね?と。
 里美は、10歳も年下なんだから、そんなことあるはずがない。三
者面談のことだという。


 君香は、同僚の女性教師二人と歩きながら、夕食どこで食べようか
と相談している。少し高いとこでもいいけど、と言う。

 道路工事をしているところにさしかかると、交通整理をしていた神
崎の友人・原田博之(橘慶太)が君香に声を掛ける。自分は君香のや
りたいこと、欲しいもの、行きたいところをすべてかなえる。今、こ
うやってお金を作っているので、付き合って欲しいという。

 そこに車が来て、呼ばれる原田。


 里美が帰宅すると、文代と神坂が並んで台所に立ち、夕飯を作って
いた。
 文代は、神坂は男の子なのにお料理が上手で素晴らしい。ご両親の
育て方が良かったのね、と言う。
 神坂は、母親は幼いときに出て行ってしまい、父親も仕事で忙しか
った、と言う。

 文代は、里美は料理ができない。妹の雪子は出来るのだけど、と言
う。
 里美が、雪子は二児の母。里美自身は、結婚できないからしないの
ではなく、したくないからしないのだ、と反論。

 里美は、リビングの模様替えについても、文代に文句を言う。
 文代は、部屋が乱れていたから、片付けていただけ、と言う。

 里美は、あれは散らかしているのではなく、そこにあるのが便利だ
ったの、と言い返す。

 里美は文代に、歌舞伎のチケットを取ったから、これを一緒に観た
ら、すぐに帰って、と言う。
 文代は、チケットが2枚しかないけれども、神坂の分は?と訊く。
 里美は、神坂は単なる同居人なんだから、と言う。


 翌朝、腹を立てながら家を出る里美。
 神坂が追いかけ、忘れ物、とお弁当箱を渡す。文代と神坂で作った
のだ。
 仕方なく、受け取る里美。


 昼休み、お弁当を開く里美。
 神坂と同じことがわかり、神坂にどっか行って食べて、と言う里美。

 でも、そこに君香が来て、今日のおかず、いつもより豪勢ですねと
言い、おかずを交換して一緒に食べましょう、と言う。

 仕方なく、里美が別の場所へ行く。
 そこは保健室。
 保健の先生・青木ちひろ(鈴木亜美)は、よければ恋愛相談に乗る
よ、と言う。

 里美は友達の話として、10才年下の男性とつきあえるかと言って
いたと言う。
 ちひろは、23歳なら神坂と同い年だという。ちひろが10才年下
とつきあったら未成年になって、犯罪だ、と。
 里美は、「犯罪よね」と口の中でつぶやく。


 里美は校長室で淑恵に、みなみの母親が、違う日時の面談を連絡し
てきて、父親には絶対みなみを会わせないでと言ってきたと言う。
 みなみの両親は揉めていて、離婚しそうなのだ。

 そこに教頭・井上浩文(佐戸井けん太)が入ってきて、みなみの父
親はPTA会長。父親の希望を優先するように言う。

 同じく入ってきた野々村伸介(デビット伊東)が、みなみの母親は
同窓会副会長。母親の希望を聞かないと、同窓会を敵に回すことにな
ると言う。

 どうしたらいいのだと頭を抱える教頭。

 淑恵は、これは里美が決めるべき問題だという。


 文代と神坂は、一緒に買い物をしている。
 何を食べたい?と訊かれ、何でもいいです。何でもおいしいですか
ら。今日のお弁当もおいしかったですと言う神坂。
 そういわれると張り切っちゃうと文代。

 そのスーパーで、淑恵に会う。
 神坂は淑恵に、文代を紹介する。
 神坂は、淑恵は自分が里美の所に居候していることを知っている、
と。

 その時、大根のタイムセールスが始まり、神坂は張り切って向かっ
ていく。

 淑恵は文代に、早く神坂を引っ越しさせないと非常識だということ
はわかっていのにまだできずに済みません、と謝る。
 文代は、最初はびっくりしたけれども、今はものいいの。神坂が息
子のように思えるから、と言う。
 複雑な表情をする淑恵。

 そこに大根2本を抱えた神坂が戻ってくる。
 神坂は文代に1渡し、鍋の種類を考える。

 もう1本の大根は淑恵に差し出す。
 受け取らない淑恵に、要りませんでしたか.....と神坂。
 頂いていくわ、と受け取る淑恵。


 職員室に一人残って、みなみの三者面談をなんとか調整しようと奮
闘している里美。

 そこに君香が来て、みなみの件?と訊く。
 里美は、母親と父親に、それぞれに面談をと提案したのだけれども、
双方面談は自分と1回だけと譲らなくて、と愚痴る。

 君香は、自分は神坂が好き、と言う。
 里美は心の中で、「そうみたいだね」と相槌を打つ。
 それなのに、女の子に作ってもらったお弁当を持ってきて!と君香。
 女の子って年じゃないけど、と心の中で突っ込む里美。作ったのは
文代だから。
 更に君香は、今日もサッサと帰ってしまってと言う。
 また里美は、心の中で、文代と買い物に行く約束をしていたから、
と突っ込む。

 君香は、まさか里美が好きな人って!?と訊く。
 里美は、神坂じゃないから、と否定する。


 帰宅したあとも、一人、リビングで仕事をする里美。
 リビングの隅で寝ている神坂の寝顔をそっと観る里美。


 神坂は、花壇のそばに座って、ボーッと何かを見ている淑恵に、声
を掛ける。
 我に返った淑恵は、昨日の大根のお礼を言う。とてもおいしかった、
と。

 何をしていたのか訊く神坂に、親子って、例え顔が似ていなくても、
どこかしら似たところがある、と、三者面談を終えて帰って行く親子
を見ながら言う。

 神坂は、自分も母親と似たところがあったのかな?とも思うけれど
も、逆に母親がいなくてよかったと思うこともある。そのおかげで、
小さいときからなんでも自分で出来た、と言う。

 文代は神坂に、里美は神坂といると明るいという。
 神坂は、里美にはお相手がいるようですよ、と言う。
 文代は、神坂がお相手ならいいのにと言い、複雑な表情をする。


 里美のクラスでは、みなみだけ面接ができていない。

 家でも、みなみの面接をどうするのか、悩んでいる里美。
 文代は、神坂が待っているのだから、早くお風呂、入っちゃいなさ
いと言う。
 だが、里美は考えているとこにうるさい、と言う。
 文代は、里美一人で住んでいるわけではないのだから、考えなさい、
と言う。
 里美は、自分はもう働いているの。いつまでも子供扱いしないで、
と言う。
 そして、文代がいるために、三者面談の最中だというのに、集中で
きない。いったいいつまでいるのよ!と言う。

 親子喧嘩を仲裁しようとする神坂。自分のことは気にしないでくだ
さい、と言う。

 里美は、神坂の ことも考えているから、ここに置いているんじゃ
ない、と言う。

 文代は、そんなに邪魔なら、明日帰る。雪子によると、夫もそろそ
ろ文代の料理が食べたいらしいから、と言う。

 里美は、文代の言葉も、神坂の言葉も聞かず、コンビニに行ってく
ると言って、家を出る。

 公園で肉まんをかじりながら、里美は、言い過ぎちゃった。でも、
今更謝れないと言う。


 翌朝、荷物をまとめる文代。

 神坂は、文代に、新幹線の何で食べてください、とお菓子を渡す。
 文代は神坂に、下にタクシー止めておいて、と頼む。

 神坂が出て行くと、里美は歌舞伎のチケット、無駄になっちゃった
という。
 文代は、もっと行くのにいいお相手がいるじゃないの、と言う。


 神坂は、生徒と一緒に校庭の掃除をしている。
 渡り廊下から、神坂を見ている里美。

 そこに淑恵が来て、里美に神坂のことを見ているの?と訊く。
 里美は、神坂はずるい。自分にはなんでも言えるのに、文代に対し
ては素直で、と。そして、淑恵も神坂を見ているのかと訊く。

 淑恵は、神坂は自分が産んだ子だから、と言う。
 どうして捨てたんですか!?と里美。
 淑恵は、この学園を継ぐものとして育てられてきた。
 それに反発して、好きになった男性と、一緒になってすぐ、神坂が
生まれた。
 でも、神坂が3歳の時、淑恵の父親が倒れて、実家に戻ったら、こ
の学園を継いで欲しいと言われ、引き受けてしまった、と言う。

 里美は、どうして神坂を連れて行かなかったのか、訊く。
 淑恵は、連れて行ったら、神坂を次の後継者と決めてしまうことに
なる。神坂には、そんな生き方をせず、自分のやりたいことをやって
欲しいから、と答える。
 だが、大学を出ても就職先が無く、フリーターをやっているのを見
て、思わず働かない?と引っ張って来ちゃったと淑恵。
 母親だって、名乗らないんですか?と里美。
 今更、嫌がられるだけだから。このことは内緒よ、と淑恵。


 学校帰り、神坂が里美を、一緒に飲みに行きましょうと誘う。
 最初、里美は渋ったが−−それもなぜか敬語で−−、神坂に顔色悪
いですわと言われ、承諾する。

 二人はカラオケボックスに入る。
 里美は、文代の件を神坂に謝る。
 神坂は、照れ隠しのように、流行の曲を続けて何曲か歌う。

 里美は、カラオケボックスには、よく来ているし、一人でも来てい
るのよと言って、ユーミンを歌い始める。
 ただ、すぐに選曲が悪かったと言って止める。

 里美は、神坂に謝らなければならないことがある。文代のこと。里
美は結婚もしていないし、孫の顔を見せてもいない。
 でも、この仕事、頑張っている。この仕事を頑張っているのが自分
の誇り。

 里美は神坂に、母親に会ってみたいと思ったことあるの?と訊く。
 ありません、と神坂。
 強がっていない?と里美。
 強がっています。どんな人か知ってみたいけれども、自分には合わ
せる顔がない。ちょっと前まではフリーターだったし、今もアパート
を借りるお金もない。だから会わない方が親孝行だ、と神坂。
 里美は、後ろから神坂を抱きしめ、涙ぐむ。

 そこにオーダーの飲み物が来て、二人は身体を離し、里美が歌い始
める。


 職員室の淑恵の前に、矢野冴子(酒井若菜)、野々村、教頭がやっ
てきて、里美が四者面談を始めたと言う。
 驚く淑恵。

 淑恵も知らないのなら、何かあったら管理責任まで問われますよ、
離婚騒ぎにまで発展したら.....と脅す、教頭たち。
 淑恵は、大切なのはみなみ本人だという。

 四者面談で、里美はみなみの両親に、みなみ本人の希望を優先して
あげて欲しい、と言う。

 和やかに四者面談は終わる。
 三枝親子は、和やかに帰っていく。

 よかったですねと声を掛けた神坂に、また半年経ったら夫婦喧嘩し
ているかも知れないけど、と言う。

 里美は神坂に、今晩付き合ってくれる?と訊く。


 ロビーで神坂を待ちながら、切符を2枚持っているって、デートに
誘っているように見えてしまうかな、と気にしている里美。


 公園が終わり、出てくる里美と神坂。やはり日本文化もいいわね、
と言い合う。

 途中で神坂は、何か感じませんか?と言う。
 里美は、チケット、無駄にならなくて良かったなと思ったという。

 神坂は、そんなことじゃなくて、胸のあたりが苦しくなるような
.....ボク、秋山先生のこと、好きになっちゃったみたいなんですと
言うと、勇気を振り絞って告白する。


寸  評  遂に神坂が里美に告白しました。
 里美も神坂のことが好きなのではないかと思うのですが、受け入れ
るのでしょうか。
 里美が好きだと公言している君香はどうでるでしょうか?
 そしてその君香を好きな原田は?

 好きになることと、好きになって貰えること−−両方が合えば幸せ
ですが、なかなかそうはいかないものですね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 歌舞伎−−そういえば大学生の頃から社会人になった頃、公演があるときは
毎月のように、母と国立劇場に通って、感激していました。
 大学の図書館に、台本が置いてあったので、それで予習してから。
 でも、歌舞伎って、演じる役者さんによって、台詞がちょっとずつ違うんで
すよね。
 いろいろ昔のことが懐かしく思い出されるようになったというのは、年を取
ったと言うことでしょうか?
 そうなると、10歳も年下の男の子と、共通理解することは難しいかもしれ
ないですね。
 寂しいので、そうならないようにしたいですね。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
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