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タイトル:Daily Drama Express 2009/12/17 不毛地帯 (10)  2010/01/04


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/12/17 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 不毛地帯
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 壱岐 正(唐沢寿明)
 壱岐佳子(和久井映見)
 壱岐直子(多部未華子)
 壱岐 誠(高橋 平)
 谷川正治(橋爪 功)
 秋津紀武(中村敦夫)
 秋津千里(小雪)
 秋津清輝(佐々木蔵乃介)
 大門一三(原田芳雄)
 兵頭信一良(竹野内豊)
 塙 四郎(袴田吉彦)
 里井達也(岸部一徳)
 小出 宏(松重 豊)
 海部 要(梶原 善)
 浜中紅子(天海祐希)
 田原秀雄(阿倍サダオ)
 鮫島辰三(遠藤憲一)
 貝塚道生(段田安則)
 川又伊佐雄(柳葉敏郎)
 芦田国雄(古田新太)
原  作 山崎豊子
脚  本 橋部敦子
主題歌  『』

あらすじ 第十回

 壱岐正(唐沢寿明)は経営の悪化した千代田自動車とアメリカの自
動車産業のビック3の一角であるフォークとの提携を進めていた。

 壱岐は韓国の光星物産会長の李(榎木孝明)の助力もあり、フォー
クとの一回目の交渉で、提携交渉については近畿商事に任せるという
フォーク会長の委任状をもらうことができた。

 壱岐は日本に一時帰国する前に韓国に立ち寄り李と会う。そこで、
韓国大統領・崔(鶴田忍)との面会の機会を得る。

 壱岐は帰国して真っ先に里井達也(岸部一徳)の元を訪ね、フォー
クとの提携について里井には連絡の行き違いがあったことを詫びる。

 そして、韓国大統領との面会で地下鉄工事の話を聞いたことを大門
一三(原田芳雄)より先に里井の耳に入れる。

 気をよくした里井は、壱岐のバックアップを約束する。

 里井は副社長である一丸(山田明郷)が次期社長のポストをねらっ
ているが壱岐はどう思うかと尋ねる。

 壱岐は大門に長年尽くしてきた里井こそが社長にふさわしいと言う。

 出社した壱岐は、一丸に声をかけられた。

 一丸は差し戻しになった韓国の合繊プラントが壱岐のおかげで再検
討されることになった礼を述べる。

 一丸は、壱岐が日本に帰国した時には里井が関連会社に出すつもり
だから気をつけるようにとアドバイスをする。

 壱岐は直子(多部未華子)から秋津千里(小雪)の個展の案内が届
いていると教えられた。

 壱岐は千里の個展会場へ行った。

 二年半ぶりに再会した二人は自分たちの運命的な結びつきを互いに
感じていた。

 壱岐は千里の作品の一つに目を留め購入する。

 千代田自動車の小牧徹也(小野武彦)は、第三銀行と近畿商事との
三社会談に向かおうとしているところを毎朝新聞の田原秀雄(阿倍サ
ダオ)から声をかけられた。

 田原は壱岐に、富国自動車との提携が決裂した千代田がどことも提
携もせずにいること、壱岐が一時帰国していることから、フォークと
の提携があるのではないかと鎌をかける。

 小牧が強く否定したため田原は怪しいと睨む。

 田原に会談のホテルを気づかれた小牧は、急遽壱岐たちに違うホテ
ルに変えたことを教える。

 壱岐はフォークの条件が出資比率50%と役員派遣であることを切
り出すと千代田の社長は強い反発を示す。

 壱岐はまずはフォークと同じ交渉のテーブルにつくことが先決だと
言う。

 壱岐は谷川正治(橋爪功)を訪ねた。谷川は壱岐の留守中に佳子
(和久井映見)の遺影を見舞ってくれていた。

 谷川は壱岐が夫婦同伴が多いアメリカでいつまでも独身でいること
は不便ではないかと言う。

 壱岐は妻は佳子ただ一人だと言う。


 壱岐の元に千里から壺が届いた。壱岐は千里に電話をする。

 千里は個展が終わったらニューヨークに行きたいと話す。壱岐は歓
待すると話す。

 ニューヨーク行きの荷造りをする直子。

 壱岐は千里からもらった壺をニューヨークへ持っていこうとする。

 直子は才能がある千里が今だ独身であることを不思議がる。

 女流陶芸家だと陰にパトロンでもいるのではないかと千里のことを
詮索する。

 壱岐は不快感を示し激怒する。その様子を直子は不思議がる、

 里井は通産省との交渉で、通産省が提携について肯定的であり、出
資比率は33.3%を目途にしていることを壱岐に伝えた。

 里井は自分の息のかかった業務部長の角田保(篠井英介)を今後の
交渉に加えるようにと言う。

 壱岐の帰国後、千里がニューヨークにやって来た。

 壱岐は日本人会の会合を欠席し千里と食事をする。

 壱岐はフォーク社から出資比率を下げることの了承をもらう。

 日本では、里井と角田が別の案についての相談を進めていた。

 里井が一人になった時に、激しい胸の痛みを感じる。

 壱岐と千里は別の日にまた食事をする。

 千里は食事後ゆっくりと話をしたいと言う。

 壱岐は千里を自分のアパートへ連れて行く。

 壱岐の部屋で自分の壺を目にした千里は、ずっとそばに置いてほし
いと言う。

 壱岐と千里は結ばれた。

 翌朝。千里はニューヨークまで来てしまったが、今後のことが怖く
なったと言い残して壱岐のアパートを出る。

 壱岐の身の回りの世話をしているメイドのハル江(吉行和子)は掃
除中にベッドの上で女性の長い髪を見つける。

 フォークとの交渉に里井と角田がニューヨークへやって来た。

 角田と里井が示した改定案を見た壱岐は驚いた。

 提携は白紙に戻すというものだったのだ。

 壱岐は自分の信念を貫くためには自分の人間性を封じ込める時があ
ることを悟った。



寸  評  ついに結ばれた二人ですが、千里の方が躊躇していて今一つ盛り
上がらないですね。ニューヨークまで来て大胆なところがあるかと思
えば、急に躊躇し出して。

 予告が思わせぶりなところが多かったです。「そばに置いてほしい」
が千里の作った壺であったり、里井が倒れたので死ぬのかと思ったら、
里井は意外にしぶとそうですね。

 佳子や川又伊佐雄(柳葉敏郎)が呆気なく亡くなったのとは対照的
だと思いました。悪い奴ほど生き延びるのか。

 「人間性を封じ込める」というナレーションもよくわからない終わ
り方でした。次まで何週間かあくのでわかりやすい終わり方にしてほ
しかったです。


執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 初雪が降り息子と久しぶりに雪だるまを作り、雪合戦をしました。息子が見
たいというので「のだめカンタービレ」の映画を見てきました。帰ってからま
た「のだめ」の録画を見てしまいました。(たま)

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