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タイトル:Daily Drama Express 2009/11/20 おひとりさま (6)  2009/12/22


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/11/20 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル おひとりさま
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 秋山里美(観月ありさ)
 神坂真一(小池徹平)
 田島淑恵(真矢みき)
 沢井君香(松下奈緒)
脚  本 尾崎将也、関えり香
主題歌  北口和沙『Am I Fallin’ Love?』

あらすじ  第六話 私、好きな人が出来ちゃったみたいなの…

 −− 女が一人、現代社会を生きていくのに大切なことは、常に自
分を成長させること。
    わたしはインターネットを利用して、勉強を心がけている。

 漢字検定に挑戦していた秋山里美(観月ありさ)は、読めない漢字
に苛つく。
 神坂真一(小池徹平)も読めない。
 国語の教師なのに、読めなくてどうするの!と言う里美に、こんな
漢字、高校では出ません、と神坂。
 逆に、国語の教向に転校するんですか?と訊かれ、社会常識よ、と
里美。

 神坂は、テストは苦手だと言う。
 里美は、テストが苦手でどうするの。もうすぐ、テストを作らなけ
ればならないのよ、と言う。


 神坂はクラスの生徒に、テストはなるべく穏便に済ませたいと言っ
て、拍手喝采を浴びる。

 職員室に戻った神坂は、里美にテストを作るのが好きか訊く。
 里美は、テストを好きなわけではないけど、と答える。

 そこに、沢井君香(松下奈緒)が、テスト好き、と言う。特に引っ
かけ問題が出来た時なんて、ヤッターという気分になると言う。
 君香は神坂に、一緒に問題作りましょう。生徒指導室、押さえてお
きます、と言う。

 校長・田島淑恵(真矢みき)は、神坂の指導教師は里美なのだから、
しっかりしなさい、と言う。

 淑恵の所に、教頭・井上浩文(佐戸井けん太)と野々村伸介(デビ
ット伊東)と矢野冴子(酒井若菜)がやってくる。
 野々村が担任をしている3年A組の柳田圭子(草刈麻有)は、模試
での東大合格可能性90%以上。これで圭子が東大に合格すれば、我
が校三人目の東大生になる、と言う。
 そのために、プロジェクトを立ち上げる。東大入試に不要な科目の
免除。受験科目のフォロー。図書室に圭子の特別コーナーを設けるこ
と、と言う。
 淑恵はプロジェクトをOKし、もう一つ追加して欲しい、と言う。
圭子の心のケアを、と。

 廊下で圭子は里美とぶつかってしまう。
 里美は気をつけるよう言う。

 そこに野々村が来て、圭子の2年の時の担任は、里美でしたよね。
3年になって、東大合格圏内まで伸びたんですよ、と得意そうに言う。


 里美と淑恵は、写経にいそしむ。
 淑恵は、年を取ると、若いときには気付かなかった意味にも気付く
ようになった、と言う。
 里美は、煩悩が消えない、と悩んでいる。二階堂(中村俊介)に、
里美は神坂を育てるのに頑張っているんだねと言われたことを、忘れ
られないのだ。


 里美が帰宅すると、神坂がなにやら勉強している。
 それは、ガンダム検定。君香と一緒に取り組むことにしたのだ。
 里美が、もっと実になることをしたら?と言うと、神坂はどうして
勉強するのでしょう、と訊く。
 里美は、大人になってから、感謝されるわよ、と言う。

 里美は、英語の勉強をすると言う。
 でも、去年の教材の封も切られていない。
 神坂は、どうして英語の勉強をするのかと訊く。


 職員室でも、君香と神坂は、ガンダム検定の勉強をしている。
 神坂は、今日の放課後、暇があったら公園で会ってください、と言
う。
 君香は、暇なので行きますと答える。
 それを生徒が聞いてしまい、神坂が君香をデートに誘ったという噂
が、学校中を駆けめぐる。


 里美は、保健室に保健の先生・青木ちひろ(鈴木亜美)を訪ね、愚
痴を聞いて貰う。男のこと、心の問題。
 ちひろは、治すことはできないけれど、話ぐらいは聞けるよ、と言
う。

 その時、気分が悪くて休んでいた圭子が起き上がる。
 里美は、そんなに頑張らなくてもいいんじゃない?と言うが、圭子
は一次試験まであと2ヶ月しかない。今頑張らなければならない。頑
張らなくてもいいなんて言ってくれた人なんて初めて、と言うと、保
健室を出て行く。

 ちひろは、恋でもすればいい、と言う。
 自分のことかとドキッといる里美に、ちひろは圭子のこと。好きな
人と同じ大学へ行きたいから頑張るっていうのなら、まだ健全に思え
るけど、と言う。


 バッティングセンターにいる里美とちひろ。
 ちひろは快調に打ち返すが、里美は空振りばかり。
 ちひろは里美に、空振りでも気分がほぐれ、身体も楽になるでしょ
う。そろそろ話してみませんか、と水を向ける。

 里美は、言われるまでは、何とも思っていなかった。それが急に意
識されて、と言う。
 ちひろは、それって図星だったんでしょ。自分で分かってはいたけ
ど、意識しないようにしていたことが、ズバリと言われてしまったと
言うことだ、と言う。

 隣のブースでは、ホームラン続き。冴子が打っていた。


 一人、喫茶店で待つ君香。

 そこに、三枝たち女生徒3人が入ってくる。
 勉強なら、誰かの家でやりなさいと、君香。
 でも、三枝たちは、この喫茶店でやるのがはかどると言って、出て
行かない。

 友達から、好きな人が、他の人と会っているのを見るのって、つら
くない?と聞かれた三枝は、みてやるの、と答える。

 やってきたのは神崎の友人・原田博之(橘慶太)。本当に君香をデ
ートに誘い出したかったのは、原田だったのだ。
 君香は帰ってしまう。

 原田は、神坂に抗議の電話をする。
 神坂は、原田が振られた場合を考えて、単に君香を呼び出しただけ、
と言う。
 原田が文句を言うと、神坂は、原田が直接電話すればいいじゃない
か、と言う。


 帰宅した里美は、すでにくつろいでいた神坂に、腕が疲れたという。


 寝ていた里美は、リビングの足音に目覚める。
 神坂が「我慢できなくて」と訴える。
 「それはダメよ」と身構える里美。
 神坂は、「お腹痛くて」と言う。
 「薬なら、本棚にあるわよ」と里美。
 「夜分遅くに済みません」と神坂は薬を飲み、トイレに入る。

 神坂がトイレから出てくると、里美がリビングに座っていて、明日、
君香にちゃんと謝った方がいいわよ、と言う。
 神坂は納得し、そして人と一緒に住んでいるのっていいですね、と
言う。


 朝、神坂は君香に謝る。
 謝っても許さないわよ、と君香。そして、君香が友達とデートして
も何も思わないの?と聞く。
 何かって?と素で訊く神坂。
 君香は、そんなんならもういい、と行ってしまう。

 二人の様子を物陰から見守っていた里美が、神坂の前に現れ、そこ
に不審者が.....と指さす。

 里美は、怖がる神坂を盾にして、近づく。
 すると不審者は飛び出して、走っていく。
 警備員も、その男を追っていた。

 教頭は校内放送で、校内に不審者が入り込んだので、全員教室へ入
り、鍵を掛けること。これは訓練ではありません、と繰り返す。

 遂に不審者が捕まる。
 警察に突き出そうとすると、冴子が待ったを掛ける。冴子の『元』
恋人だという。
 男が来たのは、いくら電話しても冴子が出ないから。
 男は東大を出て、金光商事という一両企業に就職したのに、3年前
に倒産。それから職を転々とするが、うまくいかない、と言う。

 みんなは、冴子に対して、肩書きが無くなった途端に、男をポイッ
なんだと責める。
 冴子はその逆だ。金光商事が倒産したとき、プライドを失って卑屈
になった。所詮、その男のプライドは、東大卒と言うことだけだった
のだ。

 その時、職員室の扉のところに圭子が立っていて、もう東大受験、
止めます。入ってもろくなことにならないんでしょ、と。

 教頭たちは、必死に、圭子を翻意させようとするが、圭子は飛び出
していってしまう。
 みんなで圭子を追いかける。

 残った淑恵は、別に何をしたってわけじゃないので、速やかにお引
き取り願いましょう。そして駅のホームまで、神坂に送っていくよう、
言う。

 駅へ向かったかと見えた男は、理科室に入る。神坂も続けて入る。
 男は薬を取りだし、神坂に、「これで死ねるかな?」とラベルを見
せる。
 神坂もわからない。
 男は東大でも文系だったから、分からないんですよ、開き直る。

 里美が圭子を見つける。
 圭子は逃げて、理科室に入る。
 そこにはすでに男と神坂がいた。

 男は圭子に薬品の瓶のラベルを見せる。
 圭子は、「酢酸−−お酢だから、死ねない」と答える。
 がっかりする男に、そもそも理科室に、死ねるような薬品を置いて
あるわけ無いじゃないですか、と圭子。

 圭子が理科室に入ったことを確認した里美は、放送室へ入り、理科
室の受信をONにして、話し始める。
 勉強は必ずしも自分のためだけにするわけではない。人を助けるこ
とにもなる、と具体例を挙げる。
 自分にも好きな人ができちゃったみたい。でも、その人はしっかり
しているにも関わらず、自分に自信がないみたい。自分に自信を持っ
て欲しい、と言う。

 理科室から出てきた圭子は、勉強は続ける。そして自分のやりたい
ものに向かう。東大に自分のやりたいものがあるのなら、東大へ進む
し、無ければ、他のものにすると言う。
 里美は、されで頑張れ、と声援を送る。

 続けて男と神坂が出てくる。
 理科室にいたので、里美の放送を聞いた。その相手の人、自信を持
ってくれるといいですね、と声を掛ける。

 実は、里美の放送が入っていたのは、理科室だけではなく、全校だ
った。

 里美が職員室へ入ると、相手は誰だろうとみんな推測している。最
近来たといえば神坂.....

 その時、神坂が、できたテストを里美に見せると、里美はいきなり
間違いの指摘。『飛ぶ鳥跡を濁さず』ではなく、『立つ鳥跡を濁さず』
でしょ、と。
 里美は、まだまだこれでは頼りにならない、とため息をつく。


寸  評  高校の先生はテストを作るのが大変でしょうね。
 大学になると、小論文を書かせることもできるし、毎年同じ問題と
いう教授もいます。
 でも、高校だと、教科書改訂があるたびに作り直さなければなりま
せんね。
 小学生の時は、できあいのテストがよく使われましたが。

 ところで、里美が好きになったのは、やはり神坂なのでしょうか?
 それとも、断られたけれども、二階堂のことが忘れられないのでし
ょうか。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 最近、本当に連続ドラマから引っ張る映画が多いですね。『のだめ』、『ラ
イアー・ゲーム』、『交渉人』、『BOSS』。『ライアー・ゲーム』や『交
渉人』は、ドラマでは結論が出ず、結論は映画で、とのこと。
 ドラマの延長線上の映画を見るかどうか悩むところですね。
 さすがに第三弾となる『トリック』と『踊る捜査線』は大御所という感じで
すが。でも、映画まで見に行くか、やむ落ちを狙ってDVDを買って終わりに
するか、悩むところです。
 地上波で放送するのを待つかな。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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