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タイトル:Daily Drama Express 2009/12/10 不毛地帯 (9)  2009/12/21


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/12/10 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 不毛地帯
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 壱岐 正(唐沢寿明)
 壱岐佳子(和久井映見)
 壱岐直子(多部未華子)
 壱岐 誠(高橋 平)
 谷川正治(橋爪 功)
 秋津紀武(中村敦夫)
 秋津千里(小雪)
 秋津清輝(佐々木蔵乃介)
 大門一三(原田芳雄)
 兵頭信一良(竹野内豊)
 塙 四郎(袴田吉彦)
 里井達也(岸部一徳)
 小出 宏(松重 豊)
 海部 要(梶原 善)
 浜中紅子(天海祐希)
 田原秀雄(阿倍サダオ)
 鮫島辰三(遠藤憲一)
 貝塚道生(段田安則)
 川又伊佐雄(柳葉敏郎)
 芦田国雄(古田新太)
原  作 山崎豊子
脚  本 橋部敦子
主題歌  『』

あらすじ 第九回

 壱岐正(唐沢寿明)は、元上官の見舞いに行った時に佳子(和久井
映見)から秋津千里(小雪)との仲を疑われ、いさかいとなりそのま
ま別れたものの、佳子が交通事故死、壱岐は佳子の死は自分のせいだ
と責めた。

 昭和44年12月。壱岐は大門一三(原田芳雄)の勧めを受けてア
メリカ近畿商事の社長になった。

 二年前。佳子の死の空白を埋めるかのように壱岐は仕事に没頭。心
配した大門が心機一転としてアメリカ勤務を進めたのだ。

 その頃、壱岐は千代田自動車の自主独立を模索していた。千代田の
新車タイガーに希望を託していたのだが、タイガーは惨敗。

 里井達也(岸部一徳)が進めていた富国自動車との合併も富国の方
から手を引きたいと申し出があり、近畿商事も千代田自動車へ出資す
るメリットはなくなり、手を引くことになった。

 千代田の技術専務・小牧徹也(小野武彦)と会った壱岐。小牧は小
出宏(松重豊)からネガと写真・新車データーは買い取ったつもりだ
ったが、新車情報が小出から他の自動車会社に漏れていたことは間違
いがなく、新車失敗は小出のせいたど涙を流す。

 壱岐は大門にアメリカへ行くことを了承した旨を伝える。アメリカ
へ行ってやってみたいこととして、フォークと千代田の提携があると
話す。

 大門は了解する。しかし、自動車の担当は里井。この話は極秘に進
められることになった。

 直子(多部未華子)にアメリカ行きを話した壱岐。

 直子は結婚したい相手がいると言う。鮫島倫敦(石田卓也)、東京
商事の鮫島辰三(遠藤憲一)の息子だ。

 壱岐はもちろん反対だが、直子は佳子が生前直子が好きな人と結婚
するのが幸せと言っていたと話す。

 アメリカ近畿商事へは海部要(梶原善)が同行。

 壱岐の後任には里井の息のかかった角田保(篠井英介)がなった。

 不破秀作(阿南健治)は業務本部に残り、兵頭信一良(竹野内豊)
は石油部長になった。

 千代田とフォークとの提携の話は、壱岐・海部・兵頭・不破だけが
知っていた。

 明日は、直子の結婚式。直子はわがままな結婚でごめんなさいと詫
びる。壱岐は直子が好きな人と結婚するのが一番という。

 壱岐は子どもの時にできなかったとして直子をおんぶしてやる。

 ニューヨークの壱岐。クリスマスパーティでベトナム戦争で厳しい
状況の中利益を上げたことを報告し、写真をねぎらう壱岐。

 ロス支店から呼び寄せた塙四郎(袴田吉彦)と共にフォークとの接
触を図るが一年たっても話し合いは持てなかった。

 昭和45年2月。直子から手紙が届く。赤ちゃんの写真もあった。

 フォーク社に面会を申し込んでいるもののコンタクトが取れない。

 壱岐は、フォーク会長(アレキサンダー・バリ)と韓国の光星物産
会長の李(榎木孝明)をテレビで見る。

 李と壱岐は陸軍士官学校の同期。壱岐は李と連絡をとる。

 兵頭が渡米した。国内資本で油田の開発をしたい、そのために壱岐
に日本に戻ってほしいと言うのだ。

 そこへ塙と八束(山崎樹範)が来た。フォークとの面会の約束がと
れたのだ。壱岐は、フォークとの話が終わったら東京へ帰ることを約
束した。

 壱岐は、フォークのブラットと会うことになる。

 千里は壱岐に個展の案内を送ろうとしていた。

 千里と丹阿弥(加藤虎之介)との結婚は破談となっていた。丹阿弥
から婚約解消を申し出たものだが、佳子の死を知った千里が結婚を辞
めようとしているのを丹阿弥が察知したためだ。

 デトロイトの空港で壱岐は鮫島を見つけた。塙に鮫島の動向を探ら
せる。

 壱岐はブラットとの交渉に臨んだ。

 ブラッドは国内シェア7%以上としか提携は考えていないと言う。
千代田は、1.5%だ。

 壱岐はアイチと日新は通産省の庇護の元外資に対抗としているので、
この二社との提携は無理。

 フォークが乗っ取りと警戒されないように、千代田の自動車部門と
だけまず提携することを勧める。

 ブラッドはメリットがないと言う。壱岐が千代田の悪化を条件に提
携を迫るのはおかしいと言う。

 千代田との提携は、フォークが日本へ進出できるチャンス、乗っ取
りではなく共存と大きくアピールできると言う。

 ブラッドは提携に向けては、出資比率50%と役員派遣が条件だと
言う。

 壱岐はこれに即答はせず、同じテーブルにつくことを同意してほし
いと言う。

 なおも渋るブラッドに壱岐は韓国での強引な提携がうまくいかなか
ったこともほのめかす。

 壱岐は、今日ここで提携に向けてフォーク会長の委任状をもらいた
いという強硬な交渉に出る。
 壱岐のあまりに堂々とした交渉ぶりにブラッドも折れ、フォーク会
長から提携に関しては近畿商事に任せるという委任状をもらうことが
できた。

 フォーク会長は、李からも壱岐のことについては強い推薦があった
と話す。

 フォークとの提携がうまくいきそうな情報は不破の元にも届いた。
それを里井が聞いていた。

 ハドソン船舶のパーティ。鮫島や黄紅子(天見祐希)も出席してい
る。鮫島が黄(石橋蓮司)に六本木のホステスを送り込んだことで気
分を害している紅子は鮫島に嫌味を言う。

 紅子は海部から壱岐の住所を聞き出した。

 壱岐のアパートに突然現れた紅子。紅子は壱岐の部屋に強引に入っ
て来る。

 壱岐は紅子を帰そうとするが、紅子が壱岐に好きだと言って抱きつ
いてくる。ふりほどく壱岐。

 紅子は、意気地なし、千里さんのことが好きじゃないの、千里さん
と結婚すればいいじゃないと吐き捨てるように言う。

 壱岐は千里が婚約解消したことを初めて知る。壱岐の心は動揺した。


寸  評  予告では、里井が倒れてましたし、千里と壱岐は接近してました
ね。
 このドラマ、仕事のところは緊迫感もあるんですが、恋愛はだらだ
らというか、恋愛モードのところはおもしろさが薄い気がしています。
 佳子が千里との仲を疑って亡くなったのに、二人は近づいていくん
ですね。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 気がつけばもう来週からは冬休み。一年が経つ早さを感じています。(たま)

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