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タイトル:Daily Drama Express 2009/11/26 不毛地帯 (7)  2009/12/07


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/11/26 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 不毛地帯
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 壱岐 正(唐沢寿明)
 壱岐佳子(和久井映見)
 壱岐直子(多部未華子)
 壱岐 誠(高橋 平)
 谷川正治(橋爪 功)
 秋津紀武(中村敦夫)
 秋津千里(小雪)
 秋津清輝(佐々木蔵乃介)
 大門一三(原田芳雄)
 兵頭信一良(竹野内豊)
 塙 四郎(袴田吉彦)
 里井達也(岸部一徳)
 小出 宏(松重 豊)
 海部 要(梶原 善)
 浜中紅子(天海祐希)
 田原秀雄(阿倍サダオ)
 鮫島辰三(遠藤憲一)
 貝塚道生(段田安則)
 川又伊佐雄(柳葉敏郎)
 芦田国雄(古田新太)
原  作 山崎豊子
脚  本 橋部敦子
主題歌  『』

あらすじ 第七回

 第三次中東戦争は壱岐正(唐沢寿明)の正確な読みが当たり、近畿
商事の一人勝ちとなった。

 壱岐は社長・大門一三(原田芳雄)の直属。副社長である里井達也
(岸部一徳)一派との溝は深まるばかりだ。

 秋津千里(小雪)は丹阿弥泰夫(加藤虎乃介)からプロポーズされ
た。泰夫は能楽師だが、二男で係累のわずらわしいつきあいはしない
と言う。

 昭和42年7月。年に二回の経営全体会議が開催された。

 壱岐は重工業化に対応するため、繊維部門を縮小したいと発表する。

 繊維部門の売上一位であることから、里井ら始め里井の取り巻きは
大反発。いつまでも大本営の参謀気どりは止めろとまで言われてしま
う。

 里井を料亭に読んだ大門は、壱岐を上手に使えと助言する。それは、
壱岐ではなく里井が実質上もナンバー2ということ。

 気を良くした里井は、大門に従うことを約束する。

 アメリカを始めとする各国は、外国資本の参入を禁止して、自国の
産業保護をする日本政府に批判を強め、圧力をかけ始めていた。

 自動車産業に資本の自由化を求めてきていた。

 もし、資本自由化が進めば、アイチ自動車と日新自動車ぐらいしか
持ちこたえるとこができないだろう。

 近畿商事が輸入代理店をしている千代田自動車は、アメリカのビッ
ク3に取りこまれてしまう危険がある。

 兵頭信一良(竹野内豊)や海部要(梶原善)は情報の収集にあたる。

 里井は大学の同窓で懇意にしている千代田自動車の専務・村山(田
村亮)に会う。

 村山は新車の開発を進めており、それが失敗に終わったら業界五位
の富国自動車との合併を考えていた。

 業界四位の千代田が五位の富国との合併であれば千代田が優位な立
場に立てるからだ。

 小出宏(松重豊)から壱岐に電話がある。

 小出は、防衛機の発注の時、防衛庁の秘密漏えい事件に関わり、一
人で汚名をきることになった人物。

 すっかりうらぶれた様子の小出は、壱岐に千代田自動車の
新車115の設計図と写真を見せる。

 これが他社に渡れば、新車発表前に自動車各社が新車発表を潰しに
かかるだろう。それを壱岐に200万円で買い取ってほしいと言うの
だ。

 壱岐は、千代田の技術担当常務・小牧(小野武彦)と密かに会う。

 小牧に確認したところ、設計図は115のものに間違いがない。小
牧は、この件は自分が引き取らせてもらうと言う。

 千代田が再起できるかは115にかかっている。

 壱岐の家では、息子の誠(斉藤工)が久しぶりに帰ってくるという
ので佳子(和久井映見)と直子(多部未華子)が喜んでいる。

 小出から壱岐家に電話が入る。例の件の返事をお待ちしているとい
うもの。小出は漏えい事件の後、近畿商事を追われた人物。

 佳子は壱岐がまた警察沙汰になるような件に関わっているのではな
いかと不安になる。佳子は帰宅した壱岐に尋ねるが、壱岐は不機嫌な
るだけで内容については明かさなかった。

 壱岐は小牧から呼び出された。

 小牧は先日の礼を述べ、現在千代田自動車の抱えている問題を話す。

 新車に情熱を傾ける小牧ら技術部門と、合併を考える営業部門の村
山とは対立している。

 115に社運を託している小牧は壱岐に千代田の最新設備と技術力
を見てほしいと言う。小牧は、里井と村山が協力して合併に動いてい
ることも明かした。事は極秘裏に進めなくはいけない。

 壱岐は兵頭にだけ千代田に行くことを告げ、厚木工場の視察に行く。
そこには真新しい車があった。

 壱岐は業務本部で、千代田自動車の販売戦略を練る。販売ルートの
強化を図ること。ただし、里井が千代田と富国の合併も進めているこ
とから、事は慎重に運ばなくてはならない。

 外務省にいた海部から電話が入る。フォーク二世が急遽来日をする
というのだ。

 資本自由化と何か関係があるはず。今回の目的は自動車の見学と東
和自動車との提携か?

 田原秀雄(阿倍サダオ)は記者会見でかなり切り込んだ質問をぶつ
けるが、フォーク二世はかわし、何もわからなかった。

 わかったことは、滞在中のフォーク二世を世話係が東京商事の鮫島
辰三(遠藤憲一)ということ。

 いつも情報収集に余念のない壱岐だが、今度のことでは遅れをとっ
ていることに大門は苛立ちをぶつける。

 フォーク二世の来日の裏には、日本企業との合併があるのか?

 黄紅子(天見祐希)から急に呼び出された壱岐は、クラブ・ラ・ボ
アに、村山、泰夫・千里がいるのに驚く。

 村山は泰夫の叔父。泰夫と千里は婚約の報告を村山にしたところだ
った。

 壱岐は驚きを隠して千里の婚約を祝う。
 泰夫はすぐに京都へ帰るが、千里はホテルに一泊するらしい。

 紅子は、千里のことをあきらめていいのか?と壱岐に促す。

 壱岐は忘れていたが、今日は佳子が楽しみにしていた誠が帰る日だ
った。

 壱岐が玄関の前まで来ると小出が待っていた。小出は千代田のお礼
とこれからもよろしくと言って帰って行く。

 壱岐は小出のことを佳子に尋ねる。佳子は小出のことも不安だが、
誠が帰省することがわかっている日に遅く帰った壱岐に今までの不満
をぶつける。

 何より大切なのは家族、抑留期間も一人で家族を支えてきた佳子。
シベリアにいた時よりも今の方が辛いという佳子。

 壱岐は佳子を抱きしめた。

 田原は、鮫島にフォークと東和の合併を考えているのかと質問して
みる。鮫島は何も答えないが、田原は鮫島の顔から合併があることを
確信する。

 大門はフォーク関係のレセプションに出席しようとタキシードを着
て待っていたが、結局出席できないことがわかり大激怒。

 フォーク二世の来日目的はわからない。自動車関係をめぐる商社間
の争いは過熱していく。


寸  評  大門が机を脚で蹴飛ばすのを見て、大門って、気性が激しいんだ
なあと思いました。経済小説のように内容が難しく、概要を書くのが
難しいです。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 十二月になり、慌ただしさを感じるようになりました。やはり気になるのは
大掃除です。少しずつ掃除を進めているものの、片づけてすっきりしてくると、
また別の場所が気になって来ます。(たま)

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