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タイトル:Daily Drama Express 2009/11/02 東京DOGS (3)  2009/11/24


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/11/02 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 東京DOGS
局  名 フジテレビ系
放映日時 月曜21時
キャスト 高倉 奏(小栗 旬)
 工藤マルオ(水嶋ヒロ)
 松永由岐(吉高由里子)
 堀川経一(勝地 涼)
 西岡ゆり(ともさかりえ)
 益子礼二(東 幹久)
 舞島ミサ(大塚寧々)
 大友幸三(三浦友和)

脚  本 福田雄一
主題歌  EXILE「ふたつの唇」(rhythm zone)

あらすじ  第3回 仲間の悲しき逮捕

 −− 誰かが、銃を突きつけられていた。

 高倉奏(小栗旬)は女医・西岡ゆり(ともさかりえ)に、松永由岐
(吉高由里子)は、それが記憶を失う引き金になったのではないか、
と言う。
 忘れたい出来事だったのね、とゆり。

 高倉は、もう一度そういう場に連れて行けば、記憶が戻るのではな
いか、と言う。
 ゆりは、由岐を危険にさらせない、と言う。
 オレ達、お互いに理解し合えませんね、と言う結論に到達する。


 そのころ、工藤マルオ(水嶋ヒロ)は、友人の蒲田シゲオ(矢崎広)
に呼び出されて、シゲオの祖父母が経営する定食屋にいる。食事はお
いしいとのことだが、老夫婦が切り盛りをしていて、耳が遠くて、な
かなかアジフライという注文を聞いてもらえない。

 そこに高倉が飛び込んできて、大変な事件とはなんだ?と聞く。
 工藤が説明する。この店の店長夫婦は耳が遠く、それをいいことに、
借金をふくらまされた。そのせいで、借金取りが厳しい取り立てにや
ってくると言う。
 高倉は、そんな仕事、特殊捜査課のやることじゃないだろう。これ
で帰る、と立ち上がる。

 でも、その時にはすでに借金取りが来ていた。借金取りは、最初か
ら居丈高。

 工藤は、やってきた借金取りのリーダーを追う。
 高倉は、暴力を振るう男を、現行逮捕する。


 翌朝、死体が見つかる。
 死体を見た工藤は、昨日来た借金取りの一人だと言う。

 益子礼二(東幹久)が、マルガイは、古川明(沖原一生)−−サラ
金の取り立て屋。マエは無し。この世界に入って、1年足らず、と説
明する。

 舞島ミサ(大塚寧々)が、追ってもめぼしいものはない、と言う。

 課長・大友幸三(三浦友和)が、こいつのことを報告したのは?と
等。
 オレです、と工藤。後輩のシゲオがじいちゃん、ばあちゃんが脅さ
れているから助けてくれ、と頼んできて、と説明する。
 工藤の頭を、書類ではたくミサ。どうして、早く言わなかったのよ、
と。
 こんな大事になると思わなくて、と工藤。

 他の二人は逮捕した。二人はあらかた吐いている、と鈴江光男(志
賀廣太郎)。

 そうすると、怪しいのはシゲオ。面識もあるし、と。

 工藤は、なんでよってたかってシゲオを疑うのだ、と文句を言う。

 冷静な高倉が、これは捜査なのだ。私情は挟むな、と言う。

 工藤は、シゲオはこんなことをする奴ではないと、言う。

 高倉は、調べればわかる、と言う。

 工藤は、オレがシゲオの無実を証明してやる、と言う。
 工藤がシゲオに電話するが、留守電。


 高倉が、由岐のマンションに着くと、堀川経一(勝地涼)が、由岐
の姉と連絡が取れた。由岐の小さいときの写真を持っている。両親は、
由岐が小さいときに亡くなっている、と言う。

 由岐の姉・恵理(浅見れいな)に話を聞く高倉。
 だが、由岐は、高校卒業後、アメリカへ行ってしまって、連絡が付
かなくなった、と恵理。
 由岐は、恵理のことを全く思い出せない。由岐は、恵理に嫌われて
いたのだという。
 恵理は逆。由岐が恵理のことを嫌っていたと言う。由岐はアメリカ
に留学していたのに、全然英語を話せないのは、どうしてだろう、と
言う。

 恵理は由岐に謝る。恵理がもっと由岐と連絡を取っていれば、こん
なことにならなかったのに、と言う。

 由岐は恵理に見せられた写真の中に、由梨が恵理の傍らで大泣きし
ているものがあった。
 恵理はどうして、由梨は泣いているのだろう、と言う。
 由岐が、これは犬に追いかけられて、怖くなって、泣きながら近く
のドラム缶に登ったところだった、と思い出す。


 そのころ工藤は、ゾクの後輩達を集め、シゲオの情報を集めようと
していた。でも、有益な情報が何も出ない。

 夜、高倉は、当分工藤の部屋で寝ると言う。自分の部屋は客人に明
け渡したから、と。すなわち、恵理が泊まっていくことになったのだ。

 工藤が布団に入ると、拳銃が入ったホルスターを家具に掛けた高倉
は、工藤と一緒の布団に入る。
 工藤は、そんな趣味、無い!と慌てる。
 高倉は、軍隊なら、出陣すれば、雑魚寝だと言う。
 工藤は、高倉に床で寝てくれ、と頼むが、高倉は、そんなことをし
ては、疲れが取れない、と応じない。
 工藤が仕方なく、床で寝る。クッションを枕に、高倉の上着を身体
に掛けて。

 高倉は工藤に、シゲルのアリバイは分かったのか聞く。
 無理だった、と工藤。


 翌日、由岐と恵理は、両親の墓参りに行く。高倉と堀川も付き添っ
ている。
 恵理は、両親が亡くなったのは、由岐が中学生で、恵理が高校生の
時だったという。
 由岐は、家族の記憶が全然ない。それでも、生きていける、と言う。

 高倉は由岐に、両親の墓参りで何か思い出せるようになったことも
あるんじゃないか?と言う。

 高倉の携帯が鳴る。母親からで、けんちん汁を作りすぎたので、食
べに来て、というのだ。
 折り返す、と高倉。


 実家に立ち寄った高倉は、けんちん汁をごちそうになる。
 その席に、当然のように中谷がいて、食べていて、妹にお代わりを
つけさせている。しかも、中谷は高倉を、「お義兄(にい)さん」と
呼ぶ。
 母親は、高倉の中学生の時の写真を出してきて、この頃は可愛かっ
た、と言う。
 また、高倉の亡父と課長の大友と鈴江のスリーショットも出してく
る。この頃の鈴江の髪は豊かだった。今の高倉は、父親に似てきてい
る、と母親。


 そのころ工藤は、先輩の木内真二(鈴木亮平)を訪ねていた。シゲ
オが、木内のクリーニング店でバイトをしていたからだ。
 木内は、シゲオはバイトと言っても、店が忙しいとき、スポット的
に配達をして貰っていただけだと言う。
 工藤が、期待を込めて、昨日の10時頃、シゲオはどうしていたか
聞く。
 木内は、それならシゲオは、丁度配達に行っていたという。
 工藤は喜ぶ。
 木内は、配達先の人にも話を聞いておくかと聞く。
 頼む工藤。


 特殊捜査課で、工藤が木内からの問い合わせ結果の連絡が入ること
になったというと、みんなでその電話待ちだと、工藤をじっと見つめ
る。
 いたたまれなくなった工藤が、みなさんは、みなさんのお仕事を、
と言い、益子が、携帯に収めた我が子の写真を披露しようとする。
 その時、工藤の携帯が鳴り、みんな益子の話は無視する。

 木内からの回答は、シゲオはとても遅くなって到着した。普通なら、
10分で着くところなのに、昨日シゲオが着いたのは、1時間後だっ
た、ということ。

 工藤は、がっかりしながら、そのことをみんなに報告。

 課長は、明日、逮捕状を取って、シゲオを逮捕する、と言う。

 工藤は、木内と共に、由岐が働いている店のカウンターで飲んでい
た。
 その店で働いている堀川は、ウェイターがすっかり板に付いている。

 由岐は、同僚の吉村(水上剣星)に、兄弟がいるか聞く。
 吉村は、どうしようもない弟がいて、いないことにしたいぐらいだ、
と言う。
 由岐は、自分のことに重ね合わせて、考える。

 電話を受ける工藤。シゲオからで、今まで彼女と秘密の旅行へ行っ
ていた。戻ってみると、殺人の疑いが掛かって、大変なことになって
いる。オレは殺してなんていない、と言う。
 工藤は、シゲオと会うことにする。

 工藤は、車に木内を乗せて、指定の場所へ行き、シゲオの名前を呼
ぶ。
 だが、シゲオは出てこない。

 そのうち、上からドラム缶が降ってくる。
 続いて、目出し帽をかぶって、鉄パイプを持った男が数人現れ、工
藤と木内を襲う。
 工藤と木内は劣勢。

 そんな時、味方が現れる。高倉だった。

 高倉の活躍で、襲ってきた男達は逃げていく。

 工藤は、どうしてこの場所が分かったのか高倉に聞く。
 高倉は、堀川に、工藤に何か動きがあったら連絡するように言って
おいた。そして工藤が乗ってきた車は警察仕様。GPSで居場所は簡
単につかめる、と言う。

 工藤は、シゲオを本当の弟のように思っている。身内なんだ。高倉
は、自分が殺人犯と言われて黙っていられるか?と言う。


 翌日、特殊捜査本部に木内を呼ぶ。
 高倉は木内に、知っていることを話すよう迫る。
 工藤は、木内を責めるな、と言う。
 益子は、木内に、木内が黙っていると、工藤がますますつらくなる
と言う。

 木内は、シゲオが銃の入手法法を教えてくれと言ってきた。
 だが木内は、今はもう足を洗ったし、シゲオに撃たせるわけにもい
かないので、突っぱねた、と言う。
 それでもシゲルは、どこかから銃を入手して、撃ったってことだ。

 鈴江が、川から改造拳銃が見つかり、指紋が出た、と言う。
 これで、シゲオが犯人と言うことだ。

 工藤は、なんで決めるんだよ!と文句を言う。
 高倉は、状況証拠からわかる。工藤は冷静さを欠いている。この捜
査から外すべきだという。
 課長は外さない、と言う。

 工藤は、もうやっていられない。一人で捜査すると言う。


 高倉は、一人残って資料を調べている。

 そこに課長が戻ってくる。携帯を忘れてしまって、と言って。

 高倉は、サラ金を扱っている暴力団を調べていた。
 課長は、あのバッチを追っているのか?と問う。そして、どうして
ニューヨークで高倉が逮捕し損なったのかわかるか?と聞く。
 それに対して、イヤそうな顔をする高倉。
 課長は、父親を撃った奴のことを憎みすぎて、感情的になっていた
からだろう、と言う。

 課長は、あいつを信じてやれ。シゲオは工藤の弟のようなものなの
だ。せめい仲間ぐらい、信じてやれ、と言う。


 サラ金事務所に、ダークスーツを着た男が入っていき、用心棒とし
て雇ってくれ、と言う。
 その男は高倉で、ノーネクタイで黒いワイシャツのボタンをいくつ
か外し、金の太いネックレスを見せている。
 用心棒なんて、要らないと言われ、そこにいた者たちを、次々と組
み伏せる高倉。刃物を構えている男も倒す。
 組長は、高倉を雇うことにする。


 翌朝、シゲオが泊まっていたホテルから通報があり、シゲオの居所
が判明した。
 これから、逮捕に向かう、と課長。
 工藤についてくるかと聞く。
 ついていく、と工藤。


 地下駐車場で、車に乗ろうとした工藤を、柱の影に連れ込む高倉。
 高倉は、俺の車に乗れ、と言う。

 なんとその車に、シゲオが乗っていた。
 高倉は、シゲオが犯人ではないと思ったが、決め手に欠ける。

 ホテルの部屋で、シゲオは手足をグルグル巻きにされていた。その
シゲオに、呼び出しの電話を掛けさせた。
 その電話に驚いて、犯人はやってくるはずだ、と。

 一方、益子や鈴江は、ホテルの部屋に乗り込む。
 そこには、手足を縛られたシゲオではない人物が転がされ、窓の外
にはロープが垂れていた。

 高倉は工藤に、流星会の内部事情が、少しだがわかった。簡単に潜
入できたから、どうやら古川は知らなくていいことを知ってしまった
らしい。
 古川の新婚の妻に、若頭が手を付けた。古川は、若頭を痛めつけよ
うとして、逆に殺された。犯人役に、ちょうどいい人物が現れたから。
奴らはシゲルをおそうと、自殺に見せかけて殺すのが、一番いいと考
えている。

 その時、高倉の携帯が鳴る。出ると母親から。「あとで」と言うと、
「今急ぎなの」と母親。
 それは、高倉に似合いそうなパジャマを見つけた。黄色と赤がある
けれども、どちらがいいかと思って。
 高倉が、どっちでもいいと言うと、高倉は、気に入らないと、絶対
着ないじゃない、と母親。
 高倉は、なんでも着ます、と言って、電話を切る。

 工藤が、誰からなんですか?と聞いても、「お前は知らなくていい」
と教えない高倉。
 工藤は、知っておいた方がいいと思うんですけどと粘るが、高倉に
無視される。

 シゲオの前に現れたのは木内。

 シゲオは木内に、なんでウソの待ち合わせ場所を教えたのかと聞く。
 木内は、自分も騙され、襲われた、と言う。

 木内は、シゲオの身体を抱きしめると、頭に拳銃を当てる。
 工藤が、木内に拳銃を向けるが、撃てない。

 その時、木内の銃を持つ手が撃たれ、銃が飛ぶ。撃ったのは高倉。
 高倉は、警察をなめては困る、と言う。
 木内は、足を洗って、クリーニング店を始めた。子供も生まれたし、
親子三人、楽しく暮らしていこうとした。
 でも、シゲオをやらないと、その生活も奪われる。工藤とシゲオの
ことは、本当に兄弟だと思っている、と木内。

 木内は逃げ出す。
 でも、工藤は撃てない。
 高倉が、木内の脚を撃つ。

 倒れた木内は、なおも逃げようとする。
 高倉は、これ以上、工藤にみっともない姿を見せないでくれ、と言
う。

 工藤は、ためらいながらも木内に手錠を掛ける。


 警視庁の屋上で話す課長と高倉。
 課長は、高倉に、容疑者を信用するなんて、初めての経験だろう、
と言う。
 高倉は、いつも通り、仕事をしただけです、と言う。
 強がるな、と課長。

 高倉は、由岐は少しずつ思い出している。ただ不思議なのは、敵は
一度由岐を襲っただけで、あとは何もしてこない、ことと言う。
 神野のことか?と課長。


 由岐、高倉、工藤は、恵理の見送りに行く。
 由岐は恵理に、自分は本当に恵理のことを嫌って、アメリカへ行き、
音信不通になったのか聞く。
 恵理は、そんなこと、もう思い出さなくていいじゃない、と言う。


 高倉はゆりに、由岐が子供の時、犬に襲われて泣き出した写真を見
せ、由岐はこの時のことを思い出した。
 でも、ほかのことは思い出せないらしい。
 高倉は、家族に何か問題があるのだろうか、と言う。
 工藤は、何か言いたいけれども言葉にできない様子。
 ゆりが、恋人との関係とか?と言う。
 高倉は、由岐がアメリカ留学を決め、恵理と断絶したのはなぜかと
言うが、すぐに留学前のことは関係ないと考え直す。


 木内のクリーニング店を訪ねる工藤とシゲオ。
 その二人に、深々と頭を下げて謝る木内の妻。
 工藤とシゲオは、そんなことはしないでくれと言って、クリーニン
グ店を手伝う。
 恐縮する木内の妻に、刑事って案外暇なんですよ、と工藤。
 だが調子に乗って、しょっちゅうオレ達に会いに来るぐらいですか
らと言うシゲオの頭をはたく。

 工藤は、車の運転席に座って、工藤を待っていた高倉を無理矢理ク
リーニング店の店内へ引っ張っていく。

 高倉は木内の赤ちゃんをあやしている。でも、全然うまくいかない。
 そのうち、クリーニングを頼む人まで来店して、パニックになる高
倉。


 由岐や堀川が、ウェイトレスやウェイターとして働いている店に、
黒いコートを着た男が入ってくる。男は手に、アイスピックを持って
いる。

 吉村が由岐に声を掛ける。


寸  評  由岐は本当に記憶喪失なのでしょうか?−−それとも、そういう
ふりをしているだけでしょうか?
 どちらとも取れる言動のように見えます。

 今まで、なんでもそつなくこなしていた高倉が、赤ちゃんをあやす
ことにあれほど苦労しているところが、可愛かったです。

 最後に、由岐たちが働く店に入ってきた怪しい男、やっぱりあのア
イスピックで、由岐を刺し殺そうとしているのでしょうか?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 友人が、お菓子の袋に『桃栗三年柿八年、梅は酸い酸い十三年、柚子は大馬
鹿十八年、林檎ニコニコ二十五年、女房の不作は六十年、亭主の不作はこれま
た一生』と書いてあると、寄越しました。
 『桃栗三年柿八年、梅はすいすい十六年』というは、子供の時に親から聞き
ましたが、梅のなる年数が違い、また、こんなに続くということは知りません
でした。
 他には、柚はタネをまいた人は実るのが見られないとも聞きます。五十年ぐ
らいかかるらしいですね。だから、実がなっている鉢植えはたいがい、接ぎ木
とか。
 接ぎ木といえば、庭に植わっていたキンカンもボタンも接ぎ木だったのです
が、どちらも台木の方が元気になってしまって。
 草花も難しいですが、樹木も難しいものです。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv/
url   :http://www.j-drama.tv/
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