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タイトル:Daily Drama Express 2009/10/30 おひとりさま (3)  2009/11/24


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/10/30 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル おひとりさま
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 秋山里美(観月ありさ)
 神坂真一(小池徹平)
 田島淑恵(真矢みき)
 沢井君香(松下奈緒)
脚  本 尾崎将也、関えり香
主題歌  北口和沙『Am I Fallin’ Love?』

あらすじ  第3回 一人じゃないんだった…私の部屋に男がいる

 −− 一人暮らしの便利なところは、うちの中で人目を気にせず、
自由に振る舞えることだ。まあ、わたしは朝一番に、こーんな風に朝
日を浴びる。人目があると、ちょーとはずかしいけれども.....

 そこで振り返り、初めて、神坂真一(小池徹平)がいることに気付
く。

 神坂が、「どうぞ気にしないでください」と言うが、気にしないわ
けにはいかない。

 洗面台にも、神坂の歯ブラシが並んでいて、いまいましく思う里美。

 リビングで仕事をしている里美。神坂に聞かれ、朝の方が能率が上
がる。夜は早く寝ることにしていると言う。

 里美が、電子辞書が無い!と言うと、神坂が借りていると言う。

 次に、はさみとのりがない、と里美。
 神坂が、棚に片付けた、と下ろす。
 里美は、テーブルの上にあるのがいいと言う。
 調味料と文具が並んでいるのって、変じゃないですか、と神坂。
 里美は、一人暮らしに文句を付けられる必要はない。置いてあるも
のに触らないでと言ったでしょ、と言う。

 神坂は、冷蔵庫にある飲み物を飲んでもいいかと聞く。
 勝手にどうぞ、と里美。
 神坂は、触るなと言ったり、自由にと言ったり、難しいと愚痴る。

 キッチンに入った神坂は、立派なシステム・キッチンなのに、使わ
れた形跡がない。もったいない、と言う。
 里美は、一人暮らしをした当初はやったけれども、だんだん一人分
だけ作るのは不経済なので、外食になっていったと言う。


 登校した神坂は、カバンの中から電子辞書を取りだし、机の上に置
く。
 隣の席の沢井君香(松下奈緒)が、どうして里美の電子辞書を?と
聞く。その電子辞書には、"Akiyama" というシールが貼ってあったの
だ。

 職員室に入ってきた里美は、「わたしの電子辞書、どこかな?」と
お芝居をしながら、神坂に目配せをする。
 やっと気付いた神坂が「ここにあります」と言う。
 里美が、夕べ落としたのを拾ってくれたのね、と取り繕う。

 里美が神坂の授業を見ていると、神坂は黒板に書く漢字が思い出せ
ず、生徒から辞書を借りてしのいでいた。


 校長・田島淑恵(真矢みき)が教頭・井上浩文(佐戸井けん太)を
呼ぶ。学食の料理がまずいので、違う業者の見積もりを取って欲しい
と言う。

 教頭は、学食に味を期待されても.....と逃げるが、淑恵は、「と
ってもまずい」と言う。

 教頭は、野々村伸介(デビット伊東)と矢野冴子(酒井若菜)に、
困ったことになった、と言う。今の学食の業者は、教頭の息の掛かっ
た業者。これを代えられると......と。
 でも、冴子は、今の学食はまずい、と言い切る。

 学食で食べている生徒たち。明日はお弁当を持ってこようかな?と
いう子もいる。

 明日は調理実習。だから、お昼はそれだ、と気付く。
 宮本絵梨(小林さり)は、調理実習は、失敗したものも食べなけれ
ばならないから、イヤだ、と言う。


 その晩、里美が帰ると、神坂が料理をしていた。里美が予想してい
たよりも、はるかに複雑な料理。
 エビのフリッターに、豆腐のキッシュ。

 これは一人分。里美が、一人ずつで生活するのだと言ったから、と
神坂。

 里美は、自分は外出するつもりだったからいい。出前を取ることに
した、と言って、寿司屋に上にぎり.....いや、特上寿司を頼む。

 二人並んで、それぞれ別のテーブルの上に料理を並べて食べ始める。
 神坂は、もう少し黒胡椒が必要かな.....など、ブツブツ言って考
えながら、食べている。

 里美は、調理台に残っている料理を指して、「作り過ぎちゃったん
じゃないの?」と聞く。
 すると神坂は、あれは明日のお弁当のおかず。しめて500円。た
だ、お米は借りました、と言う。
 里美は、「安ーーい」と言う。
 神坂は、里美の寿司の値段を聞く。
 「2000円」と里美が答えると、「高ーーい」と神坂。
 里美は、沢山稼いでいるんだから、気にしない、と言う。


 翌日の職員室でのお昼時間、里美は買ったお弁当を食べている。

 君香と神坂は、君香のピンクのお団子と、神坂のキッシュを交換す
る。

 その様子を見ていた女性教師達は、やはり女は料理よね、と言い合
う。

 誰かが里美に、どんな料理を作るのが聞く。里美は、何でもそつな
くこなしそうなので、料理もしっかりできそうだから、と。
 里美は思わず、『豆腐のキッシュ』と言ってしまう。それから、ゆ
うべ、神坂から聞きかじった通りの作り方やコツ、栄養などについて、
ペラペラと話す。

 そこに、絵梨がクラスで集めたテストを、君香に持ってくる。


 調理実習で、絵梨は、マーボなすを作ることになっていたが、途中
で突然、どうして女子だけが調理を習わなければならないのか。性差
別ではないかと言うと、授業、ボイコットさせていただきますと、教
室を出て行ってしまった。

 絵梨は、保健室のベッドで寝ていた。

 家庭科の講師・坂上は、長いこと、いろいろな学校で教えてきたが、
こんな屈辱を受けたのは初めて、と言う。

 里美が絵梨に謝らせようとしたが、絵梨は謝らない。

 淑恵が来て、里美が調理実習で、豆腐のキッシュを教えることに、
なぜか決まってしまったと言う。


 帰宅した里美は神坂に、豆腐のキッシュの作り方を教えて欲しいと
頼む。
 神坂は、どうせ自分は教え方、へたなんですよねとすねる。
 里美が神坂は、根に持つタイプなの?と言い、やっと神坂が教えて
くれることになった。

 神坂は、まず大切なのは姿勢と言って、教え始める。

 里美が初めて作った豆腐のキッシュは、失敗。

 神坂は、女の人って、母親から料理を習うんじゃないかと聞く。
 里美は、少しは習った。でも、母親にはかなわないと思った。母親
はずっと専業主婦だったから。自分は仕事をするのだから料理なんて
できなくてもいいと思った。母親は、家族がおいしいと言って食べる
のが嬉しいと言っていた。でも、里美は自分のためだけに作ってもつ
まらないと思った、と言う。

 神坂は、ずっと家族と一緒だったんですね、と言う。
 大学を卒業するまで。就職して、一人暮らしを始めた、と里美。

 里美は、神坂はいくつの時に母親と別れたのか聞く。
 2歳の時らしい。自分の記憶はないし、父親も話したがらなかった
から、よくわからないと神坂。
 お母さんに会いたい?と聞く里美。
 神坂は、わからないと答える。
 里美は、神坂でも強がることもあるのね、と言うが、神坂はそうい
うわけではなく、わからないのだと言う。
 里美は、変なことを聞いて、ゴメン、と謝る。

 そんなことを話しているうちに、野菜をゆでていた鍋がふく。
 慌ててふたを取ろうとした里美はやけどする。
 神坂も、ふたを取ろうとして、やけど。


 翌朝、職員室で神坂に言われて、豆腐キッシュの作り方を復唱する
里美。
 神坂は、試験前に、必死に暗記する生徒のようですね、と言う。
 里美は、忘れそうだから、変なこと言わないで、と言う。

 里美は、神坂が自分と同じ救急絆創膏を貼っていることに気付く。
そして、変な目で見られそうだから止めて、と言う。

 絵梨が、食中毒で倒れたという。

 里美たちが保健室に駆けつけると、絵梨は学食でカレーライスを食
べたという。
 里美は、こんなことが発生したのなら、午後の調理実習は中止、と
言う。

 里美と神坂は、淑恵に報告する。食中毒ではなかった、と。
 淑恵は、絵梨が倒れたのは、二度目よね、と聞く。
 神坂は、絵梨が前回ボイコットしたのは調理実習。今回も、次の授
業は調理実習。調理実習に何かあるのだろうか、と言う。

 考えるとき、里美は右手の人差し指を顎に当てる。神坂は左手の人
差し指。

 淑恵は、二人とも、指をどうしたの?と聞く。
 二人とも、慌てて「関係ないです」と指を隠す。


 そのころ、野々村伸介(デビット伊東)と教頭・井上浩文(佐戸井
けん太)は、学食で食べていた。
 野々村は、とてもまずいので、業者を.....と言うが、教頭の顔を
見て止める。

 そこに矢野冴子(酒井若菜)が飛んで来て、学食で食中毒が発生し
た、と言う。メニューを聞くと、カレーライスとのこと。
 カレーライスを食べていた野々村は、苦しがる。

 別の教師が来て、食中毒は間違いだったという。
 ホッとする野々村。


 絵梨に、「どうしてなの?」と問う里美。
 そこに神坂が来て、自分も授業をさぼったことがある。でも、それ
に理由なんてない。先生に聞かれて、答えられるぐらいなら、サボっ
てないよね。でも、なんで家庭科なの?と聞く。
 絵梨は、「わたし、ナスがダメなんです」と言う。食べるだけでな
く、見るのもダメ。でも、そんなのではダメだと思い、頑張って学校
に来たけれど、気持ち悪くなってしまった、と。
 「ナス!?」とあきれる里美。

 絵梨が子供の頃、母親が男と出て行ってしまった。最後に母親が作
ってくれたおかずが、ナスの肉詰め。それからナスを見ると、胸が苦
しくなる、と言うと、放っておいてくださいと去っていく絵梨。

 神坂は、絵梨をなんとかしてあげられないか、と言う。自分には、
母親の記憶がないけれども、絵梨には母親の記憶がある。でも、その
記憶が一番悲しいというのはやりきり無い、と。

 そのころ、神坂の友人・原田博之(橘慶太)が、友達がいると言っ
て、学校に入ろうとして、警備員に止められていた。

 原田を見かけた神坂は、里美に断って、飛んでいく。
 原田は、神坂の女は、この学校にいるんだろうと言う。
 そして、やってきた君香に、聞こうとする。
 慌てて、原田の口を防ぐ神坂。
 君香は、急ぐので、と行ってしまう。

 今度は里美がやってきて、神坂に早く来て!と呼ぶ。原田の挨拶に
も、上の空で、機械的に返事をしただけ。
 原田は、あれがガミガミ教師か?と聞き、頷く神坂。

 里美は神坂を連れて、家庭科の坂上に声を掛ける。今日の調理実習、
やります、と。
 「そう」と坂上。

 里美は、坂本に、キッシュとナスの肉詰めって、似ている?と聞く。
 全然似てない、と神坂。そして里美に、頑張ってください、と言う。

 頑張るのは神坂だ、と里美。絵梨のことなんとかしてあげるんでし
ょ、と。

 神坂は、なんとかしてあげたいと言っただけで、なんとかしてあげ
るとは言いませんでした、と反論するが、結局里美に引っ張られてい
く。

 調理実習が始まる。里美はみんなで楽しく作って、最後には一緒に
食べましょう、と言う。

 また、絵梨が逃げていく。
 彼女を追いかける里美。

 里美は、自分は、ナスの肉詰めを作れない。でも、挑戦しようと思
った。だから、絵梨も逃げないように、と言う。

 里美は、神坂から作り方のメールを貰って、それで生徒に指示する。

 絵梨は、同じ班の生徒たちに、自分が逃げないように見張っていて、
と頼む。

 調理実習室に、淑恵が入ってくる。
 いよいよナスの登場。

 淑恵が、窓から室内を覗いている神坂に気付く。

 そっと外に回った淑恵は、神坂の携帯を取り上げる。
 神坂は、これは里美から頼まれたことで、絵梨のためにやっている
と言う。
 淑恵は、それなら続けなさい、と神坂に携帯を返す。
 でも、携帯の電池切れ。

 次の手順が分からず、オロオロする里美。
 神坂が両腕でバッテンを作る。

 困った里美は、ここで少し休憩して、話を聞いて、と言う。
 食事はみんな一緒に食べるからおいしい。里美は一人暮らしで、も
ちろんおいしいと思うことが無いわけではないのだけれども、やはり
寂しい。だから今日は、たしえ失敗しても、おいしく食べましょう、
と言う。
 坂上は、そろそろ調理を.....と、里美を促す。

 すると、作り方なら知っている、と絵梨。ナスのシノノメ切りをし
て.....と説明を始める。
 里美は、今日は絵梨のお母さんの作り方で作りましょうと言い、絵
梨が説明して、進めていく。


 教頭と野々宮と冴子は、新しい学食のメニューを試食するが、どれ
も今ひとつ。


 里美と神坂は、一緒に夕食を作る。そして、一緒に食べるのって、
いいよね、と言う。

 神坂のおかげで、絵梨も立ち直れた。お母さんの最後の記憶が悲し
い記憶というのは、寂しい。

 その時、チャイムが鳴る。
 いったい、今頃誰だろうと、インターフォンを覗くと、淑恵。
 どうやって神坂を隠そうかと悩んでいると、淑恵は、『二人とも』
いるんでしょ、と声を掛ける。

 諦めて、里美と神坂は、二人並んで淑恵を招き入れる。

 淑恵は、やっぱり二人で住んでいたのね。いつまで一緒にいるの?
と聞く。
 神坂が、マンションを借りられるだけのお金が貯められたら、と言
う。
 そんなお金なら、わたしが出す、と淑恵。
 神坂は、借金をするのは嫌いなんです、と言う。
 淑恵は、では本当にお金が貯まるまでね。本当に、関係ないのよね、
と念を押す。
 二人同時に、全く関係ありません、と答える。
 淑恵は、くれぐれも学校にはばれないようにしてね。わたしにも気
付かれたぐらいなのだから、十分な用意が必要よ、と言う。


寸  評  なんとなく、神坂は淑恵の息子なのではないかという気がします
が、どうなのでしょうか。

 里美と神坂の同居が、淑恵にあっさりとばれてしまいまたが、こん
なに脇が甘いのでは、遅からず学校中にばれるのではないでしょうか。
 それとも、ばれた頃には、恋愛関係になってしまうのでしょうか?
 産休を取っていた教師が復帰して、神坂がお役ご免になる、という
こともありますよね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 最近、映画好きの友人に誘われて、大量の映画を見ています。
 誘われる前は、映画は地上波で放送するようになったら見ればいいや、と思
っていたのですが、映画館にお金を払って行くようになりました。
 邦画、洋画いろいろ見ましたが、洋画はお金かけている、という感じがしま
すね。邦画は、総じてお金を掛けたスペクタクルよりも、感情を描くことに力
を入れているような感じを受けます。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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