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タイトル:Daily Drama Express 2009/10/26 東京DOGS (2)  2009/11/16


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/10/26 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 東京DOGS
局  名 フジテレビ系
放映日時 月曜21時
キャスト 高倉 奏(小栗 旬)
 工藤マルオ(水嶋ヒロ)
 松永由岐(吉高由里子)
 堀川経一(勝地 涼)
 西岡ゆり(ともさかりえ)
 益子礼二(東 幹久)
 舞島ミサ(大塚寧々)
 大友幸三(三浦友和)

脚  本 福田雄一
主題歌  EXILE「ふたつの唇」(rhythm zone)

あらすじ  第2回 親子を守る戦闘術

 ラブホのベランダにいる女子高生。

 工藤マルオ(水嶋ヒロ)が、制服着ているんだから、捕まえよう、
と言う。
 高倉奏(小栗旬)は、計画性無く飛び込んで、中の人間が銃を持っ
ていたらどうするんだ。まずはこの手製爆弾でドアをぶっ飛ばして...
..と言う。
 工藤は、ここはアメリカではないんですよ。そんなものいらないで
しょ、と言う。

 だが高倉は、本当にドアを吹き飛ばそうとする。
 それを工藤が押しとどめ、鍵で開ける。

 するとチェーンが掛かっている。
 そのチェーンを、高倉は拳銃で撃って切り、中へ入る。

 中にいた元締めたちと、女子高生たちは、銃にビビって、おとなし
い。

 とりあえず未成年の女子高生とそれ以外とに分ける。

 女子高生達は、高倉のスーツ姿を、「オニ、ダサイ」と言う。
 その若者言葉がわからない高倉。

 反対に、工藤のファッションは受けがいい。すっかりいい気になっ
て、女子高生たちにとけ込んでいる工藤。

 その後、事務所の中を探ると、拳銃が出てくる。だが、蜂のバッチ
は出てこない。


 松永由岐(吉高由里子)のマンションの部屋を移す。
 由岐は、一々引っ越しする作業が面倒くさい、と文句を言う。
 堀川経一(勝地涼)は、新しいマンションに移れて、楽しいじゃな
いですか。新しい景色を見たら、新しいことを思い出すかもしれない
よ、と言う。

 高倉は、今度は高倉と工藤が同じ部屋に泊まり込むと言う。
 由岐は、男二人と一緒なんてイヤだ!と言う。
 堀川が、本当に危ないのは、工藤だけだと言い、工藤が、(『ドラ
えもん』の)しずかちゃんのお風呂を覗いてしまったところをやって
みせる。
 すると由岐が、のび太みたいなマネをして、と言う。

 高倉が由岐に、ドラえもんを知っているのか?と聞く。
 由岐は覚えていた、と言う。歌の下手な友達は?ときかれ.....ジ
ャイアン。すねおの決めぜりふは?.....「ママ.....」。のびたの子
孫は?との質問には、由岐が答えられない。
 『つばし』だ、と高倉。
 みんなから、それはカルト過ぎるとブーイング。


 高倉と工藤か、課長・大友幸三(三浦友和)に報告しに来ると、も
っと大きな事件が起きたと言う。

 大物弁護士・小宮山義彦(杉本哲太)が、帰宅したとき、家の前で
3発の銃弾を撃ち込まれた。幸い、小宮山に怪我はない。
 小宮山は負け知らずで、いわゆる悪徳弁護士。大勢から恨まれてい
ることだろう。

 小宮山の自宅には、小学校三年生の息子が、一人で残されていた。
小宮山は妻とは離婚している。

 益子礼二(東幹久)は、小学校三年生の子供を、夜まで一人で置い
ておくなんて、許し難い。うちの息子は小学校五年生だけど、今でも
一緒に寝ている。中学一年生の娘は、最近一緒に風呂に入ってくれな
くなった、と嘆く。


 小宮山の家に、小宮山の息子・小宮山宏輔(小林海人)を迎えに行
く高倉と工藤。
 そこにはすでに鈴江光男(志賀廣太郎)が来ていて、宏輔の相手を
していたが、もうヘトヘト。

 警察の施設へ行こう。安全だから、と言っても、WiiもxBOX
もPlaystationも無いんじゃ、イヤだ。家にいても、怖く
ない、と言う。

 やむなく宏輔を、由岐の所に連れて行く。
 由岐は、自分の仕事ができた、と喜ぶ。

 その晩、工藤は、合コンがあるとと言って、逃げる。

 高倉が由岐の所へ行ったとき、由岐はWiiの対戦で疲れて、もう
寝る、と言う。

 堀川はすでに宏輔に潰されていた。

 高倉は、腕まくりをした宏輔の青あざができているのを見つける。
虐められているのか?と聞く。だから学校に行かなくてもいいといっ
ていたのかと、一人合点する。

 高倉は、Wiiの対戦相手になるのではなく、いじめっ子に立ち向
かう方法を教える。
 集団で襲われたときは、まず正面の敵の攻撃を避けながら、そいつ
の膝を狙う。そうすれば、そいつが壁になって、後ろの連中は、襲え
ない、と、観葉植物の鉢植えを敵に見立てて、実践してみせる。

 次に、宏輔に、高倉に向かって実践させる。
 宏輔が、高倉を倒せるようになる。


 一方、工藤の後輩がセッティングした合コンは、女性陣がレディー
ス。
 怖くなった工藤は、そっと合コンを逃げだそうとするが、捕まって
しまう。

 明日は課長の指示で、高倉と工藤は小宮山を守ることになっている。


 高倉と工藤は、小宮山と一緒に法律事務所に入る。
 小宮山が、調べ物があると、会議室に入ってしまうと、さっそく受
付の女性をくどき始める工藤。

 小宮山は、電話を受け、サツの張り込みをまいて出てこい、と言わ
れる。

 高倉は、受付の女性に、ここには別の扉がありますよね、と言う。
 受付の女性は、その扉が開くと、ランプが付く。その扉よりも、非
常階段へ出る扉の方が気付かれない、と言う。

 果たして、小宮山は、非常階段から外へ脱出していた。

 ビルの前で、高倉と工藤は、小宮山に追いつく。
 小宮山はタクシーに乗ろうとしていた。

 その時、銃声がする。
 高倉と工藤は、とりあえず小宮山をタクシーに押し込み、出発させ
る。

 高倉と工藤は、銃を撃った者を追いかける。


 由岐が宏輔の連絡帳をのぞき込む。そこには、金賞を取った宏輔の
絵を飾ってあるので、父親と見に来て欲しい、という内容。
 由岐と堀川が、金賞なんてすごい。見てみたいと言うが、明日まで
だよ、と宏輔。無理っぽい、と由岐と堀川。


 高倉が、犯人を取り逃して済みませんと、課長に報告。

 工藤は、高倉とはやっていけない。現場で喧嘩売ってくるんだぜ、
と言う。
 高倉は、あとで言ったって、聞かないだろう、と。
 そうだけど、と工藤。
 舞島ミサ(大塚寧々)は、こうなったら、もう事務所も危ない。小
宮山に仕事させておくような場合じゃない、と言う。
 それに対して高倉は、小宮山を泳がせておけば、犯人が接触してく
るのではないか、と言う。

 課長は、小宮山を泳がせることにすると言う。
 するとミサは、小宮山を泳がせなさい。スイスイと、と意見を変え
る。

 高倉は、新聞記事を見て、調べてくれるよう頼む。


 女医・西岡ゆり(ともさかりえ)は、由岐に仕事をさせることはい
いことだ、と言う。そうすれば、頭が刺激され、退行性健忘症の解消
に効果があるだろう、と。

 ゆりの繰り広げる医学用語にお手上げの工藤。
 高倉は、医学用語を多用してごまかそうとしても無駄だという。そ
して、由梨の件はこちらで検討するという。


 高倉が自宅に帰ると、高倉のアドバイス(実際は、たんなる思いつ
き)に従って、クマノミを飼い始めていた。
 母親と妹は、その世話係は高倉だと言う。水槽の水って、すぐ臭く
なるけど、自分たちに、臭い物の処理はできない、と。
 オレは臭い物係か.....とごちる高倉。

 そこに中谷がやってくる。
 「お帰りなさい」と声を掛ける高倉の母親。
 えっ!?こいつ、ここに住んでいるの?まさか、妹と結婚している
なんてことは.....と混乱する高倉。


 高倉は、由岐の所へ行く。
 由岐は、宏輔は、学校へ行きたいのではないか、と言う。
 学校へは行きたくないと言っているのではないか?と言う高倉に、
父親のことを考えて、学校へは行きたくないと言っていたのだろう。
父親に金賞の絵を見て欲しいのだ、と由岐。

 工藤が由岐に、アルバイトをするか?と聞こうとする。
 高倉が、その件はまだ決まっていないと止める。

 由岐は、アルバイトしたいと高倉に後ろから抱きつく。
 高倉は、その由岐を背負い投げをし、踏みつけようとして.....止
まる。
 由岐は、「女の子なのに!!」と悔しがる。
 工藤は、そうだよね、と言いながら、由岐の二の腕を触る。
 「どさくさに紛れて、どこ触ってるのよ!」と怒る由岐。


 翌日、小宮山は事務所で、宏輔からの電話を受ける。
 宏輔は、金賞を取った絵を、見に来て欲しいと言う。
 返事のできない小宮山。

 仕事で事務所を出る小宮山。高倉と工藤がついていく。

 歩道を歩きながら、高倉は工藤に、狙撃というのは、高いところか
ら狙う。でも、高すぎると、撃った後逃げられない。3、4階のビル
の屋上が一番適していると説明しながら、該当するビルの屋上を見て
いく。

 すると、あるビルの屋上に、キラリと光るものと人影が見える。
 高倉は、「伏せろ!」と怒鳴り、工藤が、小宮山の身体をかばって、
伏せる。
 その直後に銃声。
 高倉は、工藤に小宮山を守るように言うと、高倉は狙撃犯を追って、
ビルの階段を駆け上がる。
 だが、屋上には、すでに人影はなかった。

 立ち上がると、小宮山は少し足を痛くしていた。

 由岐から高倉に連絡が入る。宏輔がいなくなった、と。
 高倉は、堀川に探させろ、と言う。

 小宮山は、宏輔の小学校に連れて行って欲しい、と言う。宏輔から
電話があって、絵を見に来て欲しいと言っていたから、と。

 その頃、宏輔は小学校の校門を入ったところでウロウロしていた。
文化祭は終わり、児童は下校の時刻。

 宏輔の小学校に到着する、小宮山、高倉、工藤。

 そこに、堀川と由岐もやってくる。

 由岐に文句を言おうとする高倉の機先を制して、由岐は自分にも宏
輔を捜させて、と言う。宏輔をちゃんと見ているというのが自分の仕
事だった。それなのに、その仕事をきちんとできなかったから、と。

 とりあえず、みんなで探すことにする。

 宏輔は、校内に入り、自分の絵の前に立っていた。
 そこに、工藤に支えられた小宮山がやってくる。
 宏輔を見つけた小宮山は、「わかった」と言うと、宏輔を抱きしめ
る。
 「見に来てくれたの?」と喜ぶ宏輔。

 高倉は冷静に、追っ手が迫っているかもしれない。早くここを去ろ
う、と言う。

 その時、銃声。
 高倉は、みんなに低い姿勢を取らせて、逃げる。

 彼らの前に、堀川と工藤が現れる。

 高倉は、由岐と小宮山と宏輔を、工藤と堀川に任せると、高倉はこ
こで敵を防ぐ、と言う。

 高倉は、扉を閉めると、そのドアノブをバーナーで熱する。

 追っては、ドアを開けようとして、ドアノブの熱さに、思わず手を
離す。
 その敵の足元を、ドア越しに撃つ高倉。

 校庭に逃げ出る工藤達。
 だが、彼らの前に、拳銃を持った男が立ちふさがり、宏輔を捕まえ
ると、宏輔の頭に、拳銃を突きつける。

 工藤も拳銃を構えるが、撃てない。

 その時、後ろから回ってきた高倉が、男の頭に拳銃を突きつけ、柴
田だな、と言う。
 5年前のゼネコン汚職事件を、小宮山がもみ消した。今回の狙撃は、
柴田から呼び出された時だけに起きている。
 柴田は政界に出ようとしていた。自分の弱点を知っている小宮山が、
邪魔になったのではないか、と高倉。

 工藤は柴田に、その人、アメリカで何人も殺したから、本気で危な
いよ、と言う。

 柴田は宏輔を手放し、高倉は柴田を捕まえる。


 一同は救急車を待っている。

 宏輔は、強くなるという。自分の父親は小宮山なのだから、と。

 高倉は、小宮山の怪我の程度なら、すぐ仕事に復帰できますよ、と
言う。
 でも小宮山は、仕事は暫く休もうと思う、と言う。怪我が治ったら、
宏輔と一緒に旅行にでも行こうかと思う、と。
 そして、高倉と少し話がしたい、と言う。

 由岐は、少し思い出したことがあると言う。
 クローゼットの中のような桟の隙間から、誰かが誰かに拳銃を突き
つけているのを見た。それだけだ、と。


 警視庁の屋上で、課長と話す高倉。
 柴田は取り調べになかなか話さない。弁護士も付いて、最後まで黙
秘を通すだろう。神野に繋がる情報も出てこないが、そんな簡単に小
宮山弁護士にすべてを明かしてはいないだろう、と高倉。
 小宮山親子を見て、うらやましくなったか?オレでよければ、抱き
しめてやる、と腕を拡げる課長を、避ける高倉。


 由岐は、とあるレストランで働くことになった。喜ぶ由岐。
 堀川も一緒に働くことになる。
 こんなことをするため国家試験に合格したのではないと言うが、こ
うするのが一番見張りやすいと言う高倉。

 高倉は、由岐の兄だと名乗ると、由岐にはできるだけ接客をさせな
いで欲しい。そして、来た客すべての写真を撮って欲しい、と頼む。
 びっくりする店長に、もう1人の兄と名乗った工藤が、兄は過保護
で、いつもこうなんですよ、と言う。
 店長は、今日からもう1人、バイトが入ったので紹介しておきます
と、吉村を呼ぶ。

 由岐は、吉村の顔を見て、何かを思ったようであるが、口にはしな
い。

 工藤は、吉村はイケメン。由岐が惚れちゃったらどうする?.....
と、高倉の不安をあおる。


寸  評  今回、本筋のロスでの麻薬事件に関する進展はほとんどなかった
ですね。
 由岐が、拳銃を突きつけられている男を見たという記憶を思い出す
ために全体があるのでしょうか。それとも、小宮山が神野に繋がって
いて、また登場するのでしょうか。

 由岐がレストランで働き始めることによって、記憶が戻る速度は加
速するのでしょうか。

 ところで、前回、近所のおばさんとその娘と思っていた母子は、高
倉の母親と妹だったんですね。
 ロス市警にいたはずの高倉が、すんなり、警視庁で働いているのが
不思議です。人事交流だったら、部下を持つような役職にならないと
思うし。日本国籍のまま、ロス市警に就職できるのか。就職できたと
しても、管理職になれるのか。逆に、アメリカ国籍だったら、警視庁
で、研修ではなく働けるのか。どちらにしても、不思議です。

 いろいろ疑問点はありますが、高倉、段々かっこよく見えてきます。
女子高生はスーツ姿をかっこ悪いと言いますが、スーツ姿で、ネクタ
イを締めている姿が好きなので。しかも、タイバーできちんとネクタ
イを止めてくれるのは、もっとポイント高いです。ただ、どうして、
課長も高倉も、タイバーの位置が高いのでしょう。あれでは、ネクタ
イの端が、浮いて、止めている効果が半減してしまうのでは、と思い
ます。

 また、高倉の格闘シーン、演技だから相手が倒れてくれますが、実
際だったら、ちょっとスロー過ぎるのではないでしょうか。格好はい
いのですがね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 時代物を描くとき、食事を何にするかは難しいところですよね。
 江戸時代の食事を無難に一汁二菜にして、焼き魚を添えて白米か麦飯でも出
しておけば、もっともらしく見えます。
 『JIN』では、幕末とはいえ、江戸時代に、屋内で、揚げ出し豆腐を作っ
ています。
 江戸時代、天ぷらは火事の原因になるとのことで、少なくとも江戸の街では、
屋内での調理が禁じられていました。だからこそ、天ぷらは屋台で食べるファ
ーストフードとなったわけですね。
 よって、できあいの揚げた豆腐を買ってこないと、家で揚げだし豆腐に調理
できないでしょうね。家の中で油を使っているのはいただけません。
 小説で、『しゃばけ』シリーズを読んでいても、その食事にお菓子、その時
代にありしたっけ?と思うこともあります。
 まあ、学術研究ではない、想像の産物なのでいつの時代のどこで、何を食べ
ていただいてもいいんですけどね。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv/
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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