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タイトル:Daily Drama Express 2009/11/05 不毛地帯 (4)  2009/11/13


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/11/05 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 不毛地帯
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 壱岐 正(唐沢寿明)
 壱岐佳子(和久井映見)
 壱岐直子(多部未華子)
 壱岐 誠(高橋 平)
 谷川正治(橋爪 功)
 秋津紀武(中村敦夫)
 秋津千里(小雪)
 秋津清輝(佐々木蔵乃介)
 大門一三(原田芳雄)
 兵頭信一良(竹野内豊)
 塙 四郎(袴田吉彦)
 里井達也(岸部一徳)
 小出 宏(松重 豊)
 海部 要(梶原 善)
 浜中紅子(天海祐希)
 田原秀雄(阿倍サダオ)
 鮫島辰三(遠藤憲一)
 貝塚道生(段田安則)
 川又伊佐雄(柳葉敏郎)
 芦田国雄(古田新太)
原  作 山崎豊子
脚  本 橋部敦子
主題歌  『』

あらすじ 第四回「俺が殺した」

 防衛庁の芦田国雄(古田新太)が近畿商事の小出宏(松重豊)にグ
ラント社の価格見積表を渡していたことが発覚した。

 価格見積表は機密事項。小出は事件の中心人物は壱岐正(唐沢寿明)
と告発したため、壱岐は任意出頭を求められる。

 里井達也(岸部一徳)に電話した壱岐は小出の単独行動で会社とは
一切関係がないと関与を否認するように言われる。

 壱岐を心配する佳子(和久井映見)、直子(多部未華子)、誠(高
橋平)。「何をしたのよ」とヒステリックに叫ぶ直子。壱岐は動じず
警察へ。

 捜査課長の井上(藤木孝)の取り調べを受ける壱岐。

 壱岐は自分はあくまでも嘱託で航空機購入には関わっていないこと
を主張する。

 警視庁は、価格見積表のコピーをしたコピー機が小出の妻の実家に
隠してあったことまでつかんでいる。

 久松清蔵(伊東四朗)は自由党の幹事長の三島(神山繁)に頼んで
事態の収拾を図る。三島は貝塚道生(段田安則)に相談を持ちかける。

 三島と近畿商事の社長・大門一三(原田芳雄)は会う。三島は表ざ
たにならないように、すべての書類を提出してもらわないと収まりが
つかないと言う。

 取り調べが終わった壱岐は里井の部屋へ。

 里井が価格見積表も含めて警察に提出しようとするのを見て、書類
は取捨選択して提出すべきだと主張する。

 三島と大門との話し合いで、近畿商事が書類をすべて提出すること
で近畿商事の推す航空機ラッキードF104を購入するということが
決まっていた。

 壱岐は、書類を提出すれば書類の出所がわかり、防衛庁のどこから
流れたかわかることを心配する。

 大門は、民間企業が警察の手入れを受けるのは致命的になるという
ので社長命令ですべての書類は警察へ。

 東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)は、この事件で東京商事が推すグ
ラント購入に傾くと思っていたが、貝塚からの連絡でラッキード
F104に正式決定したと聞かされ声を荒げる。

 貝塚は三島から今回の件に目をつぶることで、防衛次官への昇格を
約束されていた。

 秋津千里(小雪)は叔父の勧めた見合い相手と会っていた。

 貝塚に呼ばれた川又。防衛庁で10人しか持っていない機密書類が
漏えいしていたと聞かされる。

 それも、コピーされていたのは、川又が所有していた書類だった。
寝耳に水の川又だが、芦田が川又に支持されてコピーしたと告白した
と聞かされる。

 貝塚は川又の誇りを傷つけるような発言をし、川又は、貝塚のよう
な人物がいることが防衛庁の悲劇だと言う。

 川又は防衛部長を解任され、刑務隊長から取り調べを受けることに
なっていると聞かされる。

 川又は退職願を書き、壱岐の家へ向かう。

 川又は機密漏えいで取り調べを受けることになったと明かす。

 壱岐は自分のせいで川又が罪をきせられたことを知り詫びる。

川又は、ラッキードF104に次期戦闘機が正式決定したことを喜び
壱岐を責めることはなかった。二人は旧交を温め酒を酌み交わす。

 川又は防衛庁にすでに自分の居場所はなく辞職するつもりだと言う。

 川又には国民から支持される防衛庁を作るという願いがあったのだ
が、降格されてはそれは叶わないのだと言う。

 壱岐は駅のホームまで川又を送った。川又は妻へ電話をかけている。

 夜中の電話は川又の妻からだった。警察が轢死体の身元を調べてお
り「川」のつく苗字に電話をかけているらしいのだ。

 壱岐は死体の確認をし川又だと判明する。

 川又の葬儀に貝塚がやって来た。川又を公務死扱いにして川又の妻
の暮らしが立つように取り計らうと言う。

 ついては、壱岐が遺書のようなものを預かっていたは厄介なことに
なるので持っていないかと聞く。

 親友を死に追い込んだ自責の念とどこまでも自分の保身を気にする
貝塚への怒りにかられ、「何をしに来たのだ」と貝塚につかみかかる
壱岐。佳子が止めに入る。

 大門に呼ばれた壱岐。ラッキードF104に正式決定したことを聞
かされ、部長のポストでもほしいものを言ってくれと言われる。

 久松にお礼を言いに行った壱岐。「泥水を飲んだものだね」と久松
に言われる。

 毎朝新聞の田原秀雄(阿倍サダオ)に川又の死の真相について聞か
れる壱岐。

 夕刊にはラッキードF104に正式決定したことが載っていた。そ
の新聞には片隅に川又死亡の記事も小さく載っていた。

 翌朝。大門の所へ行った壱岐は退職を申し出る。

 国を守るために近畿商事の航空機部に身を置いた壱岐だったが、そ
のための犠牲があまりにも大きかったからだ。


寸  評  原作を読んでいないのでよくわからないのですが、この作品のテ
ーマとは何でしょう。時代に翻弄されながら生きる人間でしょうか。

 ドラマや小説だと、主人公や登場人物に感情移入して見られるので
すが、壱岐には感情移入して見られず、他の人物にも親近感が抱けま
せん。

 予告だと壱岐は近畿商事を辞めずにバリバリと働くようですね。こ
の先どうなるのでしょう。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 学校の学習発表会に行ってきました。おもちゃまつりといって、国語の授業
の一環のようですが、遊びのような感じだなあと思いました。昔の発表会とは
大分違いますね。(たま)

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