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タイトル:Daily Drama Express 2009/10/19 東京DOGS  2009/11/09


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/10/19 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 東京DOGS
局  名 フジテレビ系
放映日時 月曜21時
キャスト 高倉 奏(小栗 旬)
 工藤マルオ(水嶋ヒロ)
 松永由岐(吉高由里子)
 堀川経一(勝地 涼)
 西岡ゆり(ともさかりえ)
 益子礼二(東 幹久)
 舞島ミサ(大塚寧々)
 大友幸三(三浦友和)
脚  本 福田雄一
主題歌  EXILE「ふたつの唇」(rhythm zone)

あらすじ  第一話 最悪で最高のバディ誕生

 夜のニューヨーク。高層ビルの屋上を歩いていく2つの影。
 無線で、位置に着いたか?と英語で問われ、「着きました」と日本
語で答えてしまう。
 彼らは、日本の警視庁を背負って、麻薬撲滅のために来ていたのだ。

 日本人でありながら、ロス市警で、100人もの部下を仕切ってい
る人を見て、かっこいいと思う。

 そのビルの下で、麻薬の取引が始まる。
 ライトで照らし出される。

 だが麻薬の取引犯たちは、車のフロント部分を撃ち、車を炎上させ
る。

 さすがアメリカ.....と見とれている間に、巻き込まれ、逃げる警
視庁の2人。

 でも、追いつめられ、ピストルを構えるが、向こうはマシンガン。
 2人は手を挙げるが、それでも撃たれるのかな?現場見ちゃったし、
と怖がる。

 すると、マシンガンを構えた男が、撃たれて倒れる。

 その先に、あの日本人でありながら、100人もの部下を持ってい
る男が、拳銃を構えて、立っていた。

 その日本人は、もう1人をうつぶせに寝かせ、腕を左右に拡げさせ、
手のひらを上に向かせ、踵をはなさせると、男の身体を探り、武器を
持っているか調べる。
 そして、何も持っていないと分かると、男の左の袖をまくり、二の
腕を見るが、何もない。

 その日本人−−高倉奏(小栗旬)−−は、2人が日本人だと確かめ
ると、その男の始末はしておけ。もっと大事な山がある、と出て行く。
 日本人2人組のうちの1人−−工藤マルオ(水嶋ヒロ)−−は、大
きなヤマなら、オレも行く、と駆け出す。

 彼らの前に突然、日本人のうら若き女性が、フラフラと現れ、倒れ
る。
 高倉が、とっさに彼女を支える。


 1週間後、東京。
 関東医科大学病院。

 アメリカからの電話を受ける高倉。

 倒れた女性−−松永由岐(吉高由里子)−−についての診断を頼ん
である女医・西岡ゆり(ともさかりえ)に、由岐が思い出したことは
無いのか、聞く工藤。

 ゆりは、日常生活に触れさせることで、前頭葉が刺激され、思い出
せるようになる、と言う。

 そこに高倉が入ってきて、もっと徹底的に調べるよう、ゆりに言う。
 嫌われているから、入ってくるなと高倉に言う工藤。
 高倉のことを別に嫌っているわけではないのだが、高倉の融通のき
かなさが、嫌い、とゆり。

 高倉は、外出には、まだ早い。外はオレ達で固めるという。由岐は
大事な証人。死なれては困る、と言う。


 街へ出た高倉は、安売りスーツの店に入る。
 あのままロスから飛んできてしまったので、着替えがないから、と。
 工藤は、日本の警察も、最近の私服はカジュアルだから、スーツに
こだわる必要はないと言うが、高倉は、スーツを選ぶ。なぜならば、
スーツが一番拳銃を隠しやすいからだ。

 もう一着スーツが選べると言われ、驚く高倉。更に、ワイシャツ
1枚500円というのも驚く。
 「ここはそういう店なんだって」と工藤。

 スーツを入れた服を抱えて、マンションに着く高倉と、手ぶらの工
藤。

 高倉は、すぐにはドアを開けずに、ドアの下側を懐中電灯で照らす。
こうすれば、出入りがあったかどうか、分かるから、と言う。

 中へ入る、高倉と工藤。
 中には、外出できなくてつまらないと言う由岐がいた。

 由岐は、ピンポン球の壁打ちをしていて、卓球、得意だったかもし
れない、と言う。

 高倉は、そうやって思い出していくことは、大切だと言う。

 工藤は、そんなに壁にボールをぶつけては、隣に迷惑だと言って、
止めさせる。

 由岐は、お腹空いた。ピザでも取ろう、と言う。
 高倉は、外からのものはダメだ。食材は冷蔵庫に入れてある、と言
う。
 由岐は、自分には料理の才能は無かったようだ。このままでは、餓
死してしまう、と言う。

 すると、高倉が料理を始める。軍隊にいたということで、手際がい
い。
 みんな、高倉が軍隊にいたという話に、さもありなんと、頷く。

 高倉の料理を食べた由岐は、「おいしい」と言う。

 そこに、工藤と一緒にロスへ行った相棒の後輩刑事・堀川経一(勝
地涼)が顔を出し、両隣の部屋の準備はできた。でも、5時間も壁が
コツコツ鳴る音を聞いていたら、気持ち悪くなった、と流しに吐きに
行く。
 由岐の犠牲者が出たのだ。


 特殊捜査課で、益子礼二(東幹久)が、息子の誕生日なので、早く
帰らせて欲しいという。
 でも、舞島ミサ(大塚寧々)に無視され、そのミサは課長・大友幸
三(三浦友和)と話をしている。

 そこに高倉と工藤が来て、こいつとバディなんて、と工藤が文句を
言っている。
 それに対して、今日から正式にバディだと言う大友。
 工藤は、冗談じゃない。ミスして飛ばされた奴と、と言うが、ミサ
に、学ぶことをきっちりと学びなさいと言われてしまう。

 高倉は、自分を拾ってくれたことの礼を大友に言う。
 ミサが、単独行動が多いのが問題ね、と言う。


 高倉と工藤は、問題の家を張り込む。同じ車がその家の前に、もう
3日も止まっているので、その車で狙っているのだろう、と。
 中には、拳銃を持っている奴もいるだろう、と高倉。
 じゃあ、応援、呼んで来なければ、と工藤。

 しかし高倉は、この規模の建物−−一般的な一戸建て二階や−−な
ら2人で充分、と言う。3人以上いると、足どまといが出る、と。

 そして、撃つときは、2発撃つこと。それが軍隊式だ、と高倉。軍
隊って.....日本ではそんな簡単に発砲はできないものだ、とごちる
工藤。

 まずは、逃走経路を立つために、窓に目張りをしていく。

 高倉が、インターフォンで呼びかける。
 でも、応答はない。
 こういうとき、中では、拳銃を構えて待っていることが多い。

 応答がないので、高倉が、ドアの下の方を撃つ。

 するとドアが開き、拳銃を構えた男が立っていた。

 2人は屋内に入り、立てこもっていた男は、高倉に拳銃を下ろせ、
と言う。

 高倉は、用心深く拳銃を下ろすと、横へ床を滑らせる。

 まだ男は拳銃を構えていて、下ろそうとしない。
 高倉は、素手で男の拳銃を掴むと、奪い取り、男をねじ伏せる。

 裏口から逃げようとしたもう1人の男は、待ちかまえていた工藤に
捕まる。

 高倉は、こういうとき、2発撃つのだ、と捕まえた男を撃つ。

 工藤も撃ってみるが、自分の足を痛くしてしまう。

 工藤が二階を見に行くことになり、高倉は、気をつけろ、と言う。


 高倉は、近所の人に頼まれ、カラス退治の罠を作ってあげる。

 高倉が帰ってきていると聞いた女子高生が声を掛け、突然、彼氏を
紹介すると言う。
 突然過ぎて対応できないので、とりあえず、その彼氏と握手する高
倉。

 夜、一緒にすき焼きを食べようと言われても、夜は警護があるので、
と断る高倉。
 そんなのさぼったってわからないわよ、と言う近所のおばさん。


 工藤は、昔暴走族をやっていたときの手下を呼び出す。
 用件としては、彼女との待ち合わせに遅れそうなのに、タクシー代
もないし、乗っても経費で落ちないし、と。
 「総長、そんなことで呼んだんですか」とあきれられ、「『総長』
って呼ぶな」と怒鳴る工藤。


 由岐の所にやってくる高倉。出てきた由岐に、身の安全と記憶の確
認と言う。

 由岐は、こんなところに閉じこめられていては、新しく思い出すこ
となんて無い、と言う。

 一人ハバ抜きをしていてもつまらないので、もう寝る!とベッドル
ームに入る由岐。


 夜中、由岐の悲鳴が聞こえる。
 懐中電灯と拳銃を持って、由岐の部屋を覗く、高倉と工藤。

 由岐は、悪夢を見た、と言う。象の鼻が、ムチのように襲ってくる
夢。
 ベッドの壁に押しつけられる夢を見たこともある、と言う。
 こんなところに閉じこめられているので、悪夢ばかり見る。普通の
生活をしたい。普通に働いて、普通に買い物して.....と。

 高倉は、明日は自由に外出しよう、と言う。ただし、警護は万全で、
と。


 由岐の外出。
 ぞろぞろと高倉たち三人がついてくる。婦人服売り場でも、女性下
着売り場でも、試着室でも、帽子売り場でも。
 三人はまわりから浮きまくっているが、本人たちは自覚していない
かのように、この状況を楽しんでいる。

 お昼も食べ、帰るとき、高倉は今日は楽しめたかと聞く。
 楽しめるわけないでしょ、と由岐。


 高倉は、先日踏み込んだ空き家に、再び足を運んだ。
 部屋の座卓の上には、林立する酒の空き瓶に、散乱するつくね。
 座卓の下には、トランプのカードが落ちている。
 高倉は、由岐が、一人でやるハバ抜きはつまらない。トランプをや
るには、三人はいる、と言っていたのを、思い出す。


 高倉の依頼で、みんな集められる。あの空き家に見えた家は、隠し
扉だらけ。もう一人の男が開けた、押し入れの中の隠し扉から見つけ
た、とバッジを出す。
 そのバッジは、あの麻薬組織の連中も付けていた。
 工藤が、その仁野って、何者?と聞く。
 「ただのヤクザ」と高倉。そして、「頭のいいヤクザ」と付け加え
る。

 実は、仁野は、高倉の子供の時からの敵だった。
 渓流で父親と釣りをしていたとき、父親の額を撃ち抜いたのだった。
 その男の左腕には、銃創。警察が唯一その男に残せた傷跡。


 由岐のところへ行くと、堀川とその恋人が来ていた。
 「同世代の話し相手か」と高倉。
 堀川は、呼んでもいいって言ったから、と言い訳する。

 そろそろ帰ることになり、堀川が車を取ってくるからと、外へ出て
いく。

 由岐がみんなに、堀川の恋人・マキが、堀川のメールや履歴のチェ
ックをしていると、ばらす。
 更に、伊豆で張り込みをしたときは、本当に張り込みをしているか、
現地に行って、堀川を張ったという。
 堀川は、本当に張り込んでいた、と言う。

 それを小耳に挟んだ高倉が、「その彼女を張り込む刑事が必要だな」
と言うが、誰にもジョークとは思われず、その場の空気が冷える。

 みんなが、堀川は信用されていないようだとの結論に達した頃、堀
川が戻ってきて、マキと一緒に出て行く。


 翌日、高倉には内緒で、工藤と堀川は、由岐をおいしいタイ料理の
店に連れて行く。

 タイ料理店の入っているビルのエレベータに乗り込むが、階数ボタ
ンが点灯しない。
 工藤が聞いてくる、とエレベータを出て行く。

 すると、次の瞬間、階数表示がつき、人相が悪い男が乗ってきて、
エレベータの扉が閉まる。工藤を呼びに行く時間も無かった。


 覆面パトカーを運転している高倉は、なんでオレがこういうことに
巻き込まれているんだ、と愚痴る。
 工藤は、あんたがGPS探したからでしょ、と言う。

 途中、女子高生の携帯から情報を探ると、また車へ戻り、走らせる。

 本部では、2人だけで行くなんて、リスクが高い、と2人を呼び戻
そうとする。

 高倉は、工藤が由岐を連れ出したから、こんなことになったのだろ
う、と文句を言う。

 工藤は、高倉は由岐を道具のように使いすぎる。そんなことを言っ
ている奴の車に乗っていられねぇ。下ろせ、とわめく。

 高倉は、車を止め、工藤を下ろす。
 一人じゃ無理だろうと言うが、高倉は、犯人も一人なので、大丈夫
だ。使えないバディーは足手まといだ、と言う。

 高倉は、建物に近づくと、まず集音機で中の会話を聞く。そして、
人質のいる部屋のあたりを付けると、ロープなどを使って、たどり着
く。
 その時、携帯のバイブが振動する。流しそうめんには、男手が必要
という連絡で、高倉は、10分後に折り返すと答えると、切る。

 高倉は、犯人の男の頭に拳銃を突きつけ、犯人の手の銃を遠ざける。
 犯人が、他にも銃を持っていないか、ブーツを探ると、やはり出て
きて、高倉はそれを由岐と一緒に拉致された堀川の方に投げる。

 本部から工藤に、その犯人は拳銃の密売人。他にもいろいろな武器
を隠しているはずだから、気をつけるようにとの指示。

 高倉は屋上へと逃げ、ドアにつっかいものをする。ドアが撃たれる。
 高倉は、その撃ち方を変に思い、つっかいものを外し、建物の中を
覗く。
 すると、左腕に被弾した工藤が座っていた。
 助けに来たという工藤に、自分の退路ぐらい用意してある、と高倉。

 高倉は工藤の怪我にハンカチを巻き付けると、2人での作戦に変更
だ。挟み撃ちだ、と言う。

 犯人を追いつめたとき、由岐が犯人に見覚えがある、と言う。
 犯人は、自分から由岐の正体がばれるのを恐れ、自殺してしまう。

 高倉と工藤は、由岐と堀川を、とりあえず外へ連れ出す。

 工藤は、高倉のアメリカかぶれした癖がうつってしまったと言いな
がら、高倉が工藤を、愛称の『マル』と呼んでくれたのを嬉しく思っ
ていた。

 高倉は、由岐を、いったいどこへ連れて行こうとしたのか、と問う。
 タイ料理店にと答えると、そんなところへ行っては危ない、と言う。
パクチーが入っているから、と。
 どうも、高倉の『危ない』の意味は、タイ料理の香辛料が苦手、と
いうことらしい。

 堀川と由岐に、お似合いのバディーだと言われた、高倉と工藤は、
共に「バディーではない」と否定する。


 高倉は、自宅に戻ると、流しそうめんの手伝いをする。

 でも、それが終わると、警備場所へ戻る。

 由岐は、高倉に礼を言う。でも、高倉が自分を救ってくれたのは、
自分が記憶を取り戻せれば、ロスの麻薬ルートが解明されるからでし
ょ、と言う。

 高倉は、今の警備では手ぬるい。もっとしっかりと警備できるとこ
ろに移らなければ、と考える。

 高岡が、床に落ちていた封筒に気付く。
 中には、隠し撮りされた高倉の写真と、あのバッチが出てくる。


寸  評  設定はメチャクチャですが、スピーディーでかっこいいですね。
 月九はかっこよさが売りなので、設定のありえなさは、こだわる必
要はないのでしょうね。

 由岐の記憶喪失で、どこまで引っ張るのでしょうか?
 あのロスの組織と日本のヤクザがどう関わってくるのでしょうか?
 この最初の勢いを最後まで保って欲しいと思います。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 月九からジャニーズが消えたということが、週刊誌で取り上げられていまし
た。そして、視聴率が好調とのことです。
 何も考えずに、カッコイイ男の子を見られるドラマ。

 また、かっこいい男の子が、料理も上手ということで、高倉のポイントは高
いのでしょうね。

 世間では、今週、来週と、芸能人の麻薬絡みの判決が出ます。
 大麻から麻薬にと進んでいくのか、大学生でも、大麻だけでなく、麻薬で逮
捕される学生まで出ているとのこと。

 麻薬は、人間を、本人も回りの人も壊しますので、絶対に手を出してはいけ
ません。

 麻薬はかっこ悪い、と思えるようなドラマになれば、手を出そうとする人も
減ってくれるのでは?と思いますが、薬を前にしたら、弱いでしょうか。(鈴
木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv/
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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(http://www.mailux.com/)
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