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タイトル:Daily Drama Express 2009/10/22 不毛地帯 (2)  2009/11/05


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/10/22 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 不毛地帯
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 壱岐 正(唐沢寿明)
 壱岐佳子(和久井映見)
 壱岐直子(多部未華子)
 壱岐 誠(高橋 平)
 谷川正治(橋爪 功)
 秋津紀武(中村敦夫)
 秋津千里(小雪)
 秋津清輝(佐々木蔵乃介)
 大門一三(原田芳雄)
 兵頭信一良(竹野内豊)
 塙 四郎(袴田吉彦)
 里井達也(岸部一徳)
 小出 宏(松重 豊)
 海部 要(梶原 善)
 浜中紅子(天海祐希)
 田原秀雄(阿倍サダオ)
 鮫島辰三(遠藤憲一)
 貝塚道生(段田安則)
 川又伊佐雄(柳葉敏郎)
 芦田国雄(古田新太)
原  作 山崎豊子
脚  本 橋部敦子
主題歌  『』

あらすじ 第二回「黒い頭脳戦」

 大本営の参謀だった壱岐正(唐沢寿明)は軍人時代の肩書やコネを
利用しないという条件で近畿商事に就職した。

 しかし、防衛庁の航空機購入についての利権で賄賂がばらまかれ、
航空機としての性能が疑わしいスーパーグラントF11が売り込まれ
ようとしているのを知り、航空機部に移ることを決意した。

 昭和37年7月。壱岐は、大阪本社から東京支社の航空機営業部へ
移った。

 スーパーグラントの売り込みには、東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)
が官房長官の貝塚道生(段田安則)を抱き込んでいる。

 川又伊佐雄(柳葉敏郎)はテストフライトを見学したラッキード
F104とスーパーグラントの性能報告書を国防会議に出してほしい
と進言する。

 料亭で、壱岐は鮫島辰三(遠藤憲一)と偶然出会う。一緒にいた里
井達也(岸部一徳)から鮫島を紹介される。

 社長の大門一三(原田芳雄)と里井・壱岐とで話し合い、反総理派
の大川に相談することになった。

 里井は、報告書を貝塚が握りつぶしていることを大川に進言し、大
川に政治資金を献金することを条件に、貝塚への揺さぶりをかけても
らうことを約束する。

 秋津千里(小雪)は師匠から新人陶芸展に作品を出品するように言
われる。
 壱岐の家に、毎朝新聞の田原秀雄(阿倍サダオ)がやって来た。旧
軍人グループでラッキーと売り込みに暗躍しているという噂があり、
その中心人物が壱岐ということらしい。

 壱岐は田原から川又が左遷されるらしいということを聞く。

 川又によれば、貝塚は自分にとって目障りな人間は左遷させ、また
新聞記者を使って情報を流させるということをするらしい。

 里井は大川家の玄関で鮫島の乗った車を見かけた。鮫島は大川にも
接近しており大川にも金がばらまかれたようで、大川は貝塚の国会で
の喚問に消極的になる。

 壱岐は総理派の有力者・久松清蔵(伊東四郎)に働きかけてみては
どうかと大門に言う。

 久松は総理の側近で国防会議にも出席している。久松は、終戦処理
をしていた時に大本営に顔を出すことが多く壱岐とも顔なじみ。

 久松に会った壱岐は、二次防はグラントに決まったと聞かされる。

 壱岐は貝塚によって報告書が握りつぶされ、グラントはまた試作で
テストフライトも済んでいないことを話す。

 グラントでは、自衛官の生命の安全さえ確保されていないと話す壱
岐。グラント購入には、すでに航空機一機分の金がばらまかれている
ようだ。

 壱岐は外国為替を円に換金できる銀行をしらみつぶしに当たり、金
の流れのマル秘情報を入手した。

 大蔵省へその情報を極秘に送る。

 鮫島は貝塚から近畿商事が巻き返しを図ってきていることを知る。
そこへ貝塚に電話が入った。

 電話によると、京浜銀行に大蔵省の銀行局の検査が入り為替の査察
が行われたらしい。不正な資金の存在を大蔵省が嗅ぎつけたらしい。

 鮫島は、里井が最近ロスへ飛んだことと査察には壱岐が絡んでいる
とにらむ。

 里井と大門と壱岐は、航空機の価格調整に取り掛かろうとする。グ
ラントの価格がわかれば、価格調整もしやすい。

 しかし、価格表は機密書類、簡単には手に入らない。

 小出が防衛庁の元同僚から機密書類を入手すると言う。

 小出は隠し部屋に芦田国雄(古田新太)を招きいれ、機密書類をコ
ピーする。

 芦田は、もうすぐ定年。小出に建売住宅の頭金を打診する。

 貝塚は川又を呼び、栄転の話を持ちかける。川又は、自分を航空機
購入から遠ざけるための計略と見抜き、貝塚を批判し貝塚の圧力には
屈しないと言う。

 壱岐は小出から見積もり表を入手する。小出は次はどんな作戦をと
るか教えてほしいと言うが、壱岐は知らない方がいいこともあると教
えなかった。

 千里から新人展の招待状をもらっていた壱岐は新人展へ出かける。

 会場で千里に会った壱岐。千里から壱岐の雰囲気が変わり背広が似
合い商社マンらしくなったと言われる。

 兵頭信一良(竹野内豊)と会った壱岐は、クラブラ・ボアに誘われ
る。相変わらず壱岐に興味がある浜中紅子(天見祐希)。

 壱岐が家に電話をすると、妻・佳子(和久井映見)から、里井から
何度も電話が入ったと聞かされる。

 里井によると、テストフライト中のラッキードが墜落。操縦のせい
ではなく性能に何か欠陥があったらしい。

 鮫島も、ラッキード墜落の情報を得た。鮫島はすぐに田原に連絡す
る。

 墜落のニュースはたちまちのうちに世界中にかけめぐった。


寸  評  時代性や話の進み具合からして仕方がないのでしょうが、今回も
暗く重たい場面が多かったです。

 男っぽいドラマで、好みからいうと苦手な感じです。

 小出宏(松重豊)が今後裏切りそうな雰囲気だし、芦田国雄(古田
新太)も危なげな雰囲気で、今後どうなるのでしょう。

 鮫島辰三(遠藤憲一)、やり手だけど性格は悪そうな感じがよく出
ているなあと思いました。

 航空機に購入に関する情報が、初めて聞く言葉が多くて、ちんぷん
かんぶんで、今後ついていけるのか?ちょっと心配になってきました。

 よく使われていた「にじぼう」という言葉、「二次防衛」というこ
とらしく、今回初めてわかりました。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 元々片づけは苦手なのですが、十月に入ってからにわかにお掃除熱が高まり
ました。「ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)」
を読むようになってから、さらにお掃除をしたくなりました。(たま)

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