メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2009/10/16 おひとりさま (1)  2009/11/02


===================================================== 発行部数   26 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/10/16 (Fri) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 金曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル おひとりさま
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 秋山里美(観月ありさ)
 神坂真一(小池徹平)
 田島淑恵(真矢みき)
 沢井君香(松下奈緒)
脚  本 尾崎将也、関えり香
主題歌  北口和沙『Am I Fallin’ Love?』

あらすじ  第一話 ビシバシいくわよ、覚悟しなさい! 女性教師に草食系
男子

 『おひとりさま』生活もすっかり板に付き、時代劇を見ながら、焼
酎を飲む・秋山里美(観月ありさ)・33歳。独身、現在彼氏無し。

 だが、寂しくはない。一人の生活を楽しんでいる。

 『賞味期限切れ』のおつまみが冷蔵庫で発見される。ちょっとイヤ
な言葉だな。わたしには関係ないけど。誰にも気兼ねない生活を満喫
している。
 それは、やりがいのある仕事をしているか。わたしは、この高校で
日本史を教えている。


 神坂真一(小池徹平)、23歳。スーパーでバイトしているが、お
っちょこちょい。


 里美は、バレーボール部の顧問をしていて、部活にも参加している。

 職員会議の議題は、結婚退職する教師の後任が、まだ決まっていな
い件。

 校長の田島淑恵(真矢みき)は、正規採用の教員が難しければ、臨
時教員でもいいのでは。当件は一任して欲しい。アテがあるから、と
言う。

 次に、創立79年の記念式典の話題を去年の『78年』を『79年』
に変えることで、サッサと終わらせようとする教頭の井上浩文(佐戸
井けん太)と野々村伸介(デビット伊東)。

 淑恵が待ったを掛ける。毎年、同じというのは、変化が無いので、
新しいことを、と言う。

 里美が発言する。変化がなければ、新しいことはできない。チャレ
ンジです!と。

 アイディアを求められ、里美は、配付資料をカラーにして、内容も
もっと盛り込んでみてはと言う。

 誰がやるのと問われ、自分がやります、と里美。

 野々村は、配布物は学校の顔だから、くれぐれも失礼のないように、
と釘を刺す。
 里美になら任せられる、と淑恵。

 会議が終わると、校長室に呼ばれる里美。
 淑恵は、里美を、空席になっていた二年生の学年主任に任命すると
いう。

 まだ経験不足で、と里美は断ろうとするが、淑恵は、里美なら大丈
夫、と言う。


 教員の応募者の履歴書を見ていた淑恵は、校長室に掛かっている歴
代校長の写真の、自分の右側に、神坂の写真が掛かっていることを想
像する。


 帰りに、カウンターのお寿司屋さんで、手慣れたようにウニの握り
を食べる里美。

 そのうち、忘れていたことを思い出し、慌てて帰宅の途につく。

 住んでいるマンションのオートロックの扉の前で、困っていた宅配
業者に、「それ、うちの荷物ですか?秋山ですけど」と声を掛ける里
美。
 ホッとして、サインを求める宅配業者。いつもお留守ですね。一人
暮らしなんですか?と聞く。
 そうです、と里美。


 部屋で、美容パックをしたまま、パンフレット作りに頭を悩まして
いる里美。あと1週間しか無いのに引き受けて、失敗したかな?と思
いながら。


 神坂は、同居している友人・原田博之(橘慶太)、23歳に、学校
の就職課へ行ったら、就職が決まっていないなら、女子校の先生はど
うかと言われたという。

 原田は、自分に代わってくれと言うが、原田は教職を取っていない
だろう、と神坂。
 神坂自身はこの仕事に対して、気が進まないし、教師に向いていな
い、とネガティブ。
 原田が、そんなこと言っちゃ、お袋さんに悪いだろうと言うが、お
袋はいない、と神坂。


 翌朝、里美は後輩の沢井君香(松下奈緒)にパンフレット作成を手
伝って貰うため、君香と共に、早めに出勤する。
 すると、門のところで、怪しい動きをしている神坂を見つける。
 テニス部の部員の女子高生がスコート姿でランニングしていると、
生け垣の影に隠れる神坂。

 里美が、「部外者は、立ち入り禁止ですよ」と言うが、君香が、
「新しい先生では?」と言う。
 頷く神坂。


 朝の職員会議で、淑恵が神坂を紹介する。神坂は二年生の現代国語
を担当する、と。
 里美以外の女性教師はみな、神坂のかわいさに心を奪われる。

 全校集会でも神坂は、女生徒たちの心を奪う。

 教室の黒板に、『神坂先生って、彼女いるの?』と書かれている。

 教室に入ってきた神坂は、「授業なので、こんなことは.....」と
言って、消そうとするが、消えない。

 神坂はどうかと様子を見ていた里美は、「ぞうきん持ってきて」と
言う。
 「はい」と返事して取りに行ったのが、神坂。
 里美は内心、「あんたに言ってないわよ」と言う。

 黒板の文字を消して、神坂の授業が始まった後も、神坂が心配な里
美は、ドアの隙間から、2年A組の教室を覗いている。

 神坂の授業は自信なさそうで、生徒たちにからかわれている。
 ため息をつく里美。


 教頭と野々村が淑恵に、神坂は、いくら臨時採用とはいえ、頼りな
さ過ぎる。レベルが低くては、保護者から文句が出る。それに万一、
間違いなど遭ったら、どうするのかと詰め寄る。
 「生徒と間違い!?」と笑い飛ばす淑恵。
 教頭は、間違いは教師と、ということも考えられると言う。
 淑恵は、大人同士のことまでは、とやかく言えない、と言う。

 教頭は、教師同士の恋愛は、生徒にも悪影響を及ぼす。現にそのた
めに、辞めた教師もいたじゃないか、と淑恵の顔を見る。
 淑恵は、神坂のことは、自分が責任を持つと言い切る。

 校長室を出た教頭と野々村と、神坂の様子を伝えに来た教師・矢野
冴子(酒井若菜)とで、廊下で密談する。

 教頭は、淑恵にも困ったものだと言うが、野々村は、逆にチャンス
じゃないかと言う。
 この学校は、創始者の田島栄子以来、四代続けて田島家の人間が校
長を務めている。
 だが、淑恵には後継者がいない。しかも淑恵自身は独身。というこ
とは、淑恵が引責辞任した後の校長は、教頭が昇格して就任。そして、
教頭には、野々村、と。
 冴子が、わたしはどうなるの?と聞く。
 学年主任ということで、と教頭。


 お昼の時間。
 神坂は、自作のかわいいお弁当。
 隣の席の君香が、今度おかずの交換しません?と言う。
 OKする神坂。

 他の女性教師達は、君香って、社長の娘で、その父親は、この学校
の理事もしているはず。もっといい相手がいるだろうにと言う。

 里美は、サンドウィッチを食べながら、思い出し、彼女たちに、昼
休み、パンフレット作り手伝って、と言う。
 昼休みまで.....と文句を言う彼女たちに、昼休みにやらなければ、
残業だよ、と里美。
 渋々里美に従う彼女たち。

 里美が一人先に小部屋で、パンフレットのレイアウトを考えている
と、淑恵が入ってきて、里美にもう一つ頼みがある、と言う。それは、
神坂の指導。

 里美が、パンフレットだってあるのに、無理ですよと言うと、淑恵
は、新人教師の指導も、学年主任の仕事の一つ、と言う。

 里美は、神坂を見ていると、頼りなさ過ぎる、と言う。
 淑恵は、自分たちも新人の時は、同じだったわよ。それよりも、神
坂と間違いのないようにね、と忠告する。

 里美が、神坂は10歳も下ですよ。そんなこと、あるわけ無いじゃ
ないですか!と強く否定すると、冗談よ、と淑恵。


 保健室で、生徒の喉を診て、風邪かもしれないので、早退して病院
に行くよう勧める、保健の先生・青木ちひろ(鈴木亜美)、28歳。

 その生徒と入れ替えに、里美が入ってきて、疲れたと言う。

 ちひろは、「疲れにはビタミンC」と言って、レモン水を渡す。

 ちひろは、可愛い先生が来たんだって?と言う。
 里美は、「ああいうのを、草食系.....っいうの?頼りない。ダメ
だ」と言う。それに10歳も年下で、共通の話題もないし、と。
 ちひろは、いっそ12歳年下だったら、絵との話で盛り上がれるの
に、と言い、苦笑いする里美。

 そこに、大勢の女生徒に連れられて、神坂が入ってくる。ボールが
鼻に当たり、鼻血を出していた。
 里美は、ついてきた生徒たちに、次の授業が始まるから、早く戻る
よう言う。

 神坂の鼻を診たちひろは、里美に救急絆創膏を取ってくれという。
鼻をすりむいているから、と。

 そして救急絆創膏を貼ると、暫く安静にしているようにと言う。

 里美は神坂に、みっともないと言う。ボールぐらい、避けなさい、
と。
 神坂は、ボールが自分の鼻にぶつかってきたのだと言い訳する。
 里美は、次の授業もあるのだから、すぐ用意しなさい、と言う。
 神坂は、暫く安静にしているよう言われたと、反論する。

 いい加減頭に来た里美は、神坂に、一緒に来るよう言う。そして後
者の裏手に連れて行くと、神坂に、教師としての自覚はあるのかと問
う。
 神坂は、自分は臨時教師だし、と言う。

 里美は、仕事について、真剣に考えたことがあるのか聞く。
 だが神坂は、フリーターしかやったことがないので、わからないと
言う。
 里美は、教師はフリーター気分なんかではつとまらないと言う。

 神坂は、里美は、どう思って教師をしているのかと問う。
 里美は、教師という仕事に、誇りを持っている。生徒たちを良い方
向へ導くことが仕事だと答える。

 そんなこと、考えていないと言う神坂に、里美は、仕方ないわね。
これからは、ビシビシ指導する。淑恵から、そうするよう頼まれてい
るから。手始めに、創立記念のパンフレット作りを手伝って貰うわ、
と言う。
 里美の剣幕に、あっけにとられる神坂。


 里美は神坂に、パソコン入力をさせる。
 作る途中、神坂は里美に、独身なのか聞く。
 里美は、「今のはセクハラです」と言う。
 神坂は、何かしゃべった方がいいのかなと思って、と言う。
 里美は、何もしゃべる必要はない。因みに、自分が独身なのは、結
婚できないのではない。しないのだ、と言う。

 神坂にビシビシと言う里美を、睨んでいる君香。

 写真も揃い、遂にパンフレットのレイアウト完成。後は印刷会社に
入稿するだけ。

 他の教師たちが、今日は7時から神坂の歓迎会があると言う。
 里美は、それなら入稿処理は自分がやっておくから、神坂を会場に
案内して、と言う。
 神坂は、いいのでしょうかと里美に聞くが、里美は、神坂は主役な
のだから、さっさと行きなさい、と言う。


 宴会場。
 神坂の近くに陣取った女性教師達は、口々に神坂に、いくつ年上の
女性とまでつきあえるか、聞く。
 神坂は、3歳年上ぐらいまでは.....と言う。
 あと一声!とアピールするボーダーラインの年齢かその上の女性教
師たち。

 そこに入稿を済ませた里美が遅れて到着し、バナナのたたき売りの
ようね、と言う。
 「バナナのたたき売りって?」と若い先生たちから問われ、里美も
実物を見たことはないわよ、と言う。

 教頭の近くでは、教頭と野々村で、オヤジギャグの応酬。
 「おーいし負けた吉良」と言いつつ食べる。
 彼らの向かいに座っている冴子は、耐えられなさそう。

 神坂は、このあと教師は、頭に、外したネクタイを巻く、と言う。

 みんなが興味津々で見ていると、本当にネクタイを頭に巻く。

 神坂は、居酒屋でバイトをしていたことがあるので、よくわかる。
お客さんの中でも、教師というのは乱れやすい。日頃、鬱屈すること
も多いのだろうという。
 里美は神坂に、教師が乱れやすいというのは、統計を取った上での
ことなのか、と厳しく言う。
 そんなことはないですが.....と弱気になる神坂に、憶測で物をい
わない、と里美。


 二次会に行くという同僚たちと別れて、ラーメンの屋台へと行く神
坂。

 前の晩、帰宅すると、同居人の原田に、女生徒どうだった?可愛い
子いた?と問われて、神坂は、そんな余裕は無かった。ただ一人、怖
い女性教師がいた、と言う。

 ラーメンの屋台には、先客として、里美が飲んでいた。

 里美は座ろうとして腰を浮かせた神坂に、逃げることないでしょ。
お互い一人で楽しんでいるだけだし、と言う。

 神坂は座り直して、ラーメンを食べる。
 里美は、人がお酒を飲んでいるのに、なぜラーメン?と言い、神坂
に酒を飲ませる。話したいことがあるから、と。
 里美は神坂に、あんたも男ねぇ。なんで男って、人の話を聞かない
の、と言う。

 里美は、5年前に別れた恋人のことを思い出していた。
 結婚しようとするまでの仲になっていたのだが、里美は、結婚する
なら、教師と家事をしっかりと両立できるようになりたいので、待っ
て欲しいと頼んだのだが、彼には理解して貰えなかった、と言う。

 里美の様子を見ていて、改めて教師は酒癖が悪いと思う神坂。

 ついに、里美はカウンターの上に伸びて寝てしまう。


 朝、ベッドの上で目覚める里美。でも、パジャマに着替えた記憶が
ない。

 ベッドから下りて歩いていくと、何かに躓く。
 寝ている神坂だった。

 酔っ払った里美を連れてきたのはいいが、帰らないでくれというも
のだから、帰れなかった、と言う。

 時計を見た里美は、これでは遅刻してしまうと言うと、神坂をリビ
ングに追い出し、境の戸を閉めると、着替える。

 その間に神坂は、リビングの乱れように、呆然とし、次いで片付け
始める。

 着替え終わって、リビングを見た里美は、片付けている神坂に、そ
れは片付けられなくて散らかっているのではなく、片付けられるけれ
ども、そのままの方が、どこに何があるかわかるから、便利なので、
やっているの。これ以上触らないで、と言う。

 それから里美は神坂に、自分が持っている赤いボーダーのシャツに
着替えて登校するよう、言う。昨日と同じ服では、学校へ行けないだ
ろう、と。

 二度と、この部屋に入らないでと言う里美に、入ることは無いと思
います、と神坂。

 2人は、タクシーを、校門を少し過ぎたところに止めて、下りる。
 里美は神坂に、一緒に行ったらまずい。自分が少し先へ行くから、
神坂は遅れて来るようにと言う。

 やってきた神坂を見た君香は、駅とは反対の方向から、来るんです
ねと言う。
 神坂はとっさに、迷ってしまって、と言い訳する。

 職員室にはいると、教頭が神坂に、その服は少し派手すぎるんじゃ
ないかね、と言う。

 女性教師が、どこかで見た記憶があると言い出す。

 里美は、球技会の時に着ていたことを思い出し、壁に貼られた写真
で、自分が写っているものを、誰にも気付かれないように剥がそうと
して、苦戦している。

 神坂は、安物なので、よく見かけるのでしょうと言い、それが里美
の気に障る。

 創立記念のパンフレットができあがってくる。
 早速1部取り出して見て、うっとりする里美。
 だが、中を開くと、間違いが発見される。
 印刷会社の人を呼ぶと、原稿から間違っていたことが発覚。
 やり直せるか聞くと、費用を負担して貰えれば、と言う。
 できあがりは、明日の夕方になると言う。
 里美が、明日の朝、発送しなければ、間に合わないと言っても、無
理だと断られる。

 里美を見つけた淑恵は、パンフレットはどうかと聞く。里美はとっ
さに、印刷が遅れていると答える。
 淑恵は、パンフレットが楽しみだと言う。里美が、変化のないとこ
ろには、進歩も発展も無いと言ってくれた。変えていくのは人だと思
ったから、と。

 里美に神坂がぶつかる。
 里美は、気をつけるように言う。

 神坂は、里美に相談したいことがある、と言う。そとは、生徒に相
談があると言われた。それも屋上で。これって行くべきですかねぇ、
と言う。

 里美は、そんなこと、自分で決めなさい、と言う。
 里美はボクの指導教師なんじゃないですか?と聞くが、里美はそれ
どころではない、と突き放す。少しは、自分で考えなさい、と。


 神坂が恐る恐る屋上へ出ると、一人の女生徒が、神坂に秘密を打ち
明けたい、と言う。

 屋上の施設の陰には、2人の女生徒が隠れていた。

 そこに君香が来て、先生にもその秘密、聞かせて、と言う。
 どうして君香がと文句を言う生徒に、神坂は臨時教師。自分の方が、
経験もある、と君香。
 その生徒は、もういいと戻っていく。

 神坂が、君香がどうしてここに?といぶかると、君香は謎の笑みを
返す。


 神坂に話しかける淑恵。長く勤められそう?と。
 淑恵は、神坂が大学を出てすぐフリーターになり、長く勤めたこと
が無いことを知っていたのだ。
 神坂は、そんなことまで調べているんですね、と言う。


 夜中、里美は、パンフレットの修正策として、『69』の数字の上
に、『79』と書いた紙を貼ってしのごうとしている。


 原田の部屋でくつろいで横になっている神坂。
 原田は、就職したのだから、ここを出て行くよう言う。

 神坂は、出て行くわけにはいかない。自分には教師続けて行けなそ
うだから、と。

 ネットで、神坂が勤めている女子校について調べていた原田は、こ
の学校、創立79年なんだって。由緒あるんだな、と言う。

 神坂は、なんども『69年』ではないかと問い、『79年』だと答
える原田。

 この瞬間、自分のミスに気付いた神坂は、外出着に着替えると、学
校へ行く。

 学校に着くと、一人で紙を貼っている里美に、自分の責任です、と
頭を下げる神坂。

 だが里美は、神坂にどんな責任が取れるというの?と言うと、この
パンフレットは、自分の責任。例え神坂のミスだと言っても、最後に
チェックをしなかった自分の責任、だと言う。
 そして、このままでは修正作業に間に合わないかもしれないし、修
正したこともバレバレだと、ため息をつく。

 神坂は、修正の紙を貼ると、パンフレットの両面カラーコピーを取
る。
 これで、修正したこと、分からないでしょと神坂。

 そこで、修正はコピーで行うことにして、発送準備を進めていく。
 里美は、学年主任になって、浮かれていたのかな?神坂は、案外し
っかりしている。里美は、将来のことを考えると、不安になると言う。

 神坂は、その不安、分かりますと言う。
 わかるわけないでしょと言う里美に、神坂は、このまま給料が貰え
るのか、ワーキング・プアになるのではないか。友達の家に居候して
いるが、追い出されたら、住むところも無くなる。治ったはずの水虫
が再発したら.....

 里美は、神坂の列挙に、もういいと言い、止める。


寸  評  1回目を見る限り、まだ目新しい展開は無いですね。
 TBS金曜日10時からの枠だと、もっとドロドロに展開すること
を期待してしまいますが、観月ありさの主演は、やっぱり、さっぱり
するのかなと思います。
 最近、ドラマの世界では、年下の男の子と、というのが、特別なこ
とではなくなってしまったように思います。現実の世界ではどうなの
でしょうか。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 観月ありさも、真矢みきも、高校教師なのに、化粧濃すぎませんか?アイラ
インバリバリで。
 職業によって、どの程度の化粧をすべきか、あるいは止めるかという線があ
ると思うんですよね。昔だと、職業蔑視という訳ではありませんが、化粧が濃
いと、女給(ホステス)みたいと言って、牽制したのに。
 まあ、ホステスの髪型がちまたに流行るようになるわけですから。(江戸時
代も、遊女の髪型が、段々市井に普及しましたので一概に今が悪いとは言えま
せんが)
 それと、『バナナのたたき売り』。
 これを聞くと、戦時中の風刺詩
 『大本営発表とバナナのたたき売り、かったかったと言って、負けていく』
というのを思い出してしまいます。『かった』に、『勝った』と『買った』を
掛けているのですが。
 里美はどの程度までを例えて、『バナナのたたき売り』と言ったのでしょう。
(鈴木)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。