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タイトル:Daily Drama Express 2009/10/15 不毛地帯 (1)  2009/10/26


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/10/15 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 不毛地帯
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 壱岐 正(唐沢寿明)
 壱岐佳子(和久井映見)
 壱岐直子(多部未華子)
 壱岐 誠(高橋 平)
 谷川正治(橋爪 功)
 秋津紀武(中村敦夫)
 秋津千里(小雪)
 秋津清輝(佐々木蔵乃介)
 大門一三(原田芳雄)
 兵頭信一良(竹野内豊)
 塙 四郎(袴田吉彦)
 里井達也(岸部一徳)
 小出 宏(松重 豊)
 海部 要(梶原 善)
 浜中紅子(天海祐希)
 田原秀雄(阿倍サダオ)
 鮫島辰三(遠藤憲一)
 貝塚道生(段田安則)
 川又伊佐雄(柳葉敏郎)
 芦田国雄(古田新太)
原  作 山崎豊子
脚  本 橋部敦子
主題歌  『』

あらすじ 1. あらすじ

 昭和26年10月。シベリアのラゾ、零下41度の極寒の流刑地に
抑留され強制労働をする壱岐正(唐沢寿明)。

 戦争中は、大本営の参謀として作戦の立案に当たっていた。戦後、
満州でソ連軍に拘束された壱岐は、軍事裁判で強制労働25年と言い
渡された。

 零下40度で飲まず食わずで10時間労働。食事は一日二度、パン
と腐ったキャベツのスープで亡くなる者も多かった。

 壱岐を支えたのは、たった一つの信念。果たさなくてはならない使
命がある。その使命を果たすまでは生き続けなくてはいけない、この
不毛地帯で。

 昭和33年12月。シベリアでの強制労働11年、生き延びて帰還
して二年が経った。

 壱岐は防衛庁からの誘いを断り、強制労働で受けた体の回復を図っ
ていた。

 士官学校からの友人で抑留中家族の面倒を見てくれた川又伊佐雄
(柳葉敏郎)が壱岐を訪ねてきた。

 壱岐は、陸軍大学校を首席で卒業し最年少で作戦参謀になったエリ
ート。川又は、防衛庁に復職するようにと誘いにきた。

 壱岐は娘・直子(多部未華子)から、防衛庁には就職しないでほし
い、もう二度と戦争には関わってほしくない、母の佳子(和久井映見)
も父が不在の間は苦労したのだと訴える。

 昭和20年8月15日。日本は大東亜戦争で無条件降伏をした。

 壱岐は、新京の満州関東軍を説得する任務を請け負った。

 新京に着いた壱岐は、停戦命令を出すが、従わない者たちもいた。
113名が生きて辱めを受けたくないという理由から集団自決した。

 谷川正治(橋爪功)から壱岐は、二度と過ちを犯さないために歴史
の証人として生きる使命があると言われる。

 壱岐は、日本には帰らず抑留された。そして壱岐は、ソ連側の裁判
の証人として、出廷させられようとした。

 ソ連側は、壱岐に戦争の責任者は天皇だという証言をさせたいのだ。
ソ連側の証人として選ばれた壱岐と秋津紀武(中村敦夫)らは、供述
内容通りのことしか証言しないという条件で証人として出廷すること
を受諾する。

 秋津はその後自殺する。死を持って証言を拒否しようとした。ソ連
側は壱岐たちを懐柔しようとした。

 ソ連は壱岐を懐柔しようと、大阪にいた家族を呼び寄せ面会させよ
うとするが、壱岐は拒否する。

 昭和26年大阪。壱岐は佳子に近畿商事の大門一三(原田芳雄)に
会ってみようと言う。防衛庁ではなくて商社に就職しようとすること
を佳子は喜んだ。

 シベリア・ラゾ。ソ連側は、自殺を懸念して壱岐たちに証言の強要
をしなかった。

 壱岐はソ連の裁判を受け、25年の強制労働を受けることになった。
そこで体調を崩した壱岐は、ハバロフスクの日本人収容所に送られた。

 ソ連側の監督者たちのいじめや過酷な労働により、命を落とす者が
多数いた。

 昭和26年大阪。大門と会った壱岐は就職を決意する。自分の今ま
での軍役を仕事に利用することがないという条件つきで。

 壱岐は秋津の娘・千里(小雪)と会うことになった。千里は陶芸を
しながら日を暮らしている。兄の清輝(佐々木蔵乃介)は僧籍に入っ
たという。

 戦争の責任を厳しい修行の道に身を置くことで果たそうとする生き
方に衝撃を受けた壱岐。

 壱岐は社長室嘱託ということで、まず繊維部に籍を置く。石原に嫌
味を言われながら仕事をする壱岐。

 東京支社長・里井達也(岸部一徳)は戦闘機の売却で、防衛庁と太
いパイプを持つ壱岐に目をつける。

 大門は壱岐に汚れ役をさせたくないが、会社の利益のため里井の願
いを聞き入れる。

 アメリカ出張に同行することになった壱岐。壱岐は何も仕事を覚え
ていないことで躊躇するが、大門は戦争でアメリカのことを知らなか
ったことが敗北の原因と、アメリカ同行を強く勧める。

 アメリカに着いた壱岐は、海部要(梶原善)の売り込みに同行する。

 近畿商事のお披露目パーティが、商談の場所でもあると知った壱岐
は驚く。

 壱岐は、塙四郎(袴田吉彦)に連れられて軍用機の工場の見学に行
く。

 壱岐は、英語は不得意としながらも、積極的に軍用機について担当
者に質問をする。

 テストフライトの時に、壱岐は川又を見つけ驚く。壱岐は、塙の言
葉から川又に引き合わせるために仕組まれたアメリカ同行だったと知
る。

 壱岐と川又の旧交を温めるという目的で、大門は一席設ける。

 川又はこのままでは東京商事の勧める軍用機を防衛庁は買わされる
ことになる。川又は、性能的には近畿商事から買いたい意向だ。

 だが、東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)はすご腕で、防衛庁官を懐
柔してしまっている。政治家たちにも裏金が回っているようだ。

 壱岐は川又から軍用機買付のために、外部の力である壱岐の力を借
りて、性能の良い軍用機を買いたいのだと言うが壱岐は断る。

 壱岐は、日本に戦争させないために、日本を守るために、航空機部
に移る決意をする。


寸  評  長いし重たかったというのが初見の感想です。見ていてお腹いっ
ぱいになり、もう一度見るのはつらい感じがしました。

 キャストはすごく豪華ですね。あらすじも過去と現在をいききする
ので、書きづらかったです。
 原作は読んでいないので、今後どう動いていくのか興味があります。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 夏休み前にインフルエンザ休校が小学校でありましたが、最近もまたありま
した。早く終息してほしいものです。(たま)

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