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===================================================== 発行部数 26 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2009/09/26 (Sat) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.土曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 土曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 華麗なるスパイ 局 名 日本テレビ系 放映日時 土曜21時 キャスト 鎧井京介（長瀬智也） 霧山誠一（寺島 進） 吉澤総一郎（渡 哲也） ドロシー（深田恭子） アンヌ （平手 舞） オサム （藤原一裕） 来栖健一（世界のナベアツ） ジョセフィーヌ（ＫＩＫＩ） ミスター匠（柄本 明） エリス （友近） 脚 本 君塚良一 主題歌 ＴＯＫＩＯ「太陽と砂漠のバラ」 あらすじ Ｌａｓｔ Ｍｉｓｓｉｏｎ 悪の十字架！ 脱獄潜入狙撃！！ 東京灼熱地獄を救え ドロシー（深田恭子）が吉澤総一郎（渡哲也）総理を撃ち、吉澤は 崩れ落ちる。 ドロシーは、「ミスター匠様」とつぶやく。 警察に連行されるドロシー。 天才詐欺師・鎧井京介（長瀬智也）は、なぜ？と問う。 「京介にもあるでしょ？どうしても許せないこと」とつぶやくドロ シー。 秘書が担当医に、鷲沢の容態を聞く。 担当医は、弾の摘出手術は成功したが、予断は許さないという。 鎧井は、記者・平原三九（杏）を連れて、ロッカーで秘密諜報本部 へ行く。 最初のドアが開かないので、三九を下がらせると、拳銃で撃って、 鍵を開ける。 秘密諜報本部に入り、ガラス戸の中を覗くと、霧山が捕らえられ、 その前には、ドロシー、来栖健一（世界のナベアツ）、秘密諜報部員 にしてハッカーの天才・オサム（藤原一裕）がいる。 オサムは、パソコンを、ミスター匠と接続する。 ミスター匠は、Ｇ２０各国首相に向けて、これはテロだという。各 国上空にミサイルを飛ばして、炸裂させ、その高エネルギーで、上空 の大気を圧縮し、それによって、地球を灼熱地獄にすると言う。回答 期限は、グリニッジ標準時で、明日午前５時。 それを聞いた鎧井は、あと１２時間だと言う。 霧山が鎧井に気付く。 その霧山の表情を見て、来栖が振り返る。 その時には、もう鎧井たちの姿はなかった。 ドロシーを心配する鎧井に三九は、あんな人、忘れなさいよ、と言 う。 日本の気温は、すでに５０度を超え、街では熱中症で倒れる者が多 数。 幹事長が、テロリストが声明を送ってきたことを、公表すべきでは ないか、と言う。だが、吉澤の秘書達は、混乱を生じるので、辞める よう言う。 幹事長は、吉澤が撃たれたことも、知られているではないか、と言 う。 秘書は、それは仕方がないと言う。 三九は東洋タイムスで、編集長にこの暑さはテロだと言う。 だが、編集長はそれを信じず、環境破壊だろう、と言う。 三九は、これがテロだということを書けば、スクープになると言う が、暑さに参っている編集長には、冷静な判断ができない。 平原源一（高田純次）の食堂。 ドロシーを助けたいと言う鎧井を理解できない三九。 鎧井は、三九もドロシーに助けられただろうという。 言葉に詰まる三九。 源一が、三九に教える。鎧井は、以前詐欺師だった。詐欺というの は、孤独なのだ。それが秘密諜報本部に参加したことにより、仲間、 人を信じること、人を守ることを知った。だから、ドロシーを助けた いのだと言う。 鎧井は、三九を連れて、ドロシーが捕まっている警察署へ行く。 鎧井は、警察署に入ると、『デニム刑事（デカ）』だと名乗り、警 察手帳を見せる。そして、指名手配されていた、怪盗『モモパンサー』 を捕まえたと言って、三九が変装したモモパンサーを引っ張ってくる。 モモパンサーを引き取ろうとした警察官に、モモパンサーは男性ア レルギーだという。 警察官は、この署にも女性専用拘置所があるので大丈夫だと連れて 行く。 連れて行かれる途中、鎧井は、三九に、ドロシーが本当に女性用の 拘置所に入っているか、心配だとつぶやく。ドロシーが時々、男では ないかと思えるから、と。 でも、ドロシーは、ちゃんと女性用の房にいた。警察官が扉を開け ると、鎧井が警察官に、麻酔銃を打ち込む。 警察官は、自分の腹に刺さった針を抜きながら、「なんじゃこりゃ ー」と言って、倒れる。 助け出されたドロシーに、三九は、吉澤を狙ったのは、金のため？ と聞く。 ドロシーは金なんかのために、こんなことをすることは無い。吉澤 への復讐なのだと言う。 ドロシーには、ケイイチロウという名の弟がいた。一卵性双生児だ ったから、ドロシーも男ではないかと、よく疑われた。 その弟が、サッカーの練習中、頭に怪我を負った。救急車で救急病 院へ連れていこうとしたが、片っ端から断られ、たらい回しに遭う。 そのため、弟は亡くなった。それが７年前の昨日のこと。 ７年前と言えば、吉澤が厚労大臣だった頃。吉澤は、救急病院の統 廃合を進めていた。弟は、その犠牲になったのだ。 ミスター匠は、ドロシーに、吉澤は弟の敵だ。殺せ、と何度も言っ た。 吉澤のそばで、ずっと見守っていた担当医が、吉澤の秘書に、そろ そろ容態が安定してきました、と言う。 その頃鎧井は、白い服を血まみれにして、救急病院の中へ倒れ込ん だ。 よく来られましたねと出迎えた看護師が言うと、気力です！と鎧井。 そして、自らストレッチャーの上に倒れ込み、処置室へと連れて行っ て貰う。 処置室で寝ている吉澤の上に、秘書がナイフを構える。 そして掛け布団をめくると、そこに横たわっていたのは、鎧井。 鎧井は、靴でナイフをはねのけ、お前もミスター匠の回し者だった のか、と言う。 吉澤の秘書を追いかけ、捕まえると、頭に拳銃を当て、ミスター匠 の居場所を言え、と言う。 だが、秘書は、「知らない」と言いながら、爆弾を飲み込む。 ミスター匠は、あとミサイル発射まで、２時間を切ったという。 東京都心部の気温は、すでに６０度を超える。 外にいた人たちが、バタバタと倒れていく。 秘密諜報本部で、霧山は、何で裏切ったのか問う。 エリスは、莫大な報酬をくれるというから。これで世界中のウェポ ンを買える、と。 オサムは、ペンタゴンよりもすごいコンピュータが買えるという。 来栖は、世界中にバナナ工場を造って、来栖印のバナナを作るのだ と、子供のような夢を語る。 霧山は、お前らまとめて処分してやる、と言う。 吉澤と話をする鎧井。 吉澤は、元警察官僚。襲われたことも、拳銃で撃たれたことも、初 めてではない。心配するな、と言う。 吉澤はさくらのところへ行くつもりだ。だが鎧井には強制しない。 ただ、鎧井が自分の息子なら、強いはずだと言う。 鎧井は、吉澤に、ドロシーのことを許せるか聞く。 吉澤は、信頼とは、許し合うことから生まれる、と答える。 鎧井が食堂に戻ると、三九は上に行ってしまったという。 鎧井はドロシーのところへ行き、ドロシーは７年前から、吉澤のこ とを恨んでいるのか？と問う。 鎧井は、３０年前から、母親を憎んでいた。でも、それももう止め ることにした。ドロシーも止められないか？と聞く。吉澤はドロシー のことを許している、と。 ミサイル発射まで、あと５５分弱。 ドロシーと共に、秘密諜報本部に現れる鎧井。 ドロシーは、人を憎んで生きるのは止めたの。許すことにした、と いう。 ほかのみんなは、鎧井の詐欺師の口に騙されないように用心するよ う言い合う。 鎧井は、この十字架が無ければ、自分は騙せないと、首から外し、 床に落とす。そして、これで嘘をつけないという。 それから鎧井は、三人に教えてくれと言う。なぜミスター匠の部下 になったのか？と。 三人とも、金だよ、というが、ほかにもあるはずだと鎧井は説得す る。 エリスは、毎日武器を作っていた。でも、その武器は大して役に立 っていなかった。そのことに気付いていたのだ。 それに対して、ミスター匠は、エリスの発明を高く買ってくれたの だという。 オサムは、自分は、ペンタゴンにまで侵入したことのあるハッカー だと自慢していたが、あっという間に、テクノロジーは進化し、今は 誰にでもできるものになってしまった。すなわち、オサムの代えなん て、いくらでもいると落ち込んでいた。 そこにミスター匠が来て、オサムの技術は充分これからも通用する と言ったのだという。 来栖も、自衛隊勤務と言っていたが、実際はコックで、マシンガン 一つ撃てなかった。 その来栖をミスター匠は、認めてくれた、という。 鎧井は、来栖は役に立った。あのバナナのおかげで、脱出できたか ら、という。 エリスの武器もなかなか役に立ったし、オサムの解析のおかげで、 助かったことも多い。 それでも、ミスター匠のところへ行きたければ、行けばいい。でも、 ここに残りたいと思うなら、霧山と力を合わせて欲しい、という。 ドロシーの前で、手を広げる鎧井。なんとその手のひらには、十字 架が握られている。吉澤から送られた物も持っていて、助かったとい う。 ドロシーは、結局、詐欺師としての話だったの！？とあきれる。 オサムが、ミスター匠とのセッションを切る。 鎧井は、そこにもたらされたニュースが、中央病院にテロリストが 現れたものだと知ると、飛んでいく。 ロッカーで地上へ戻り、バイクで向かう。 病院では、ミスター匠が、警備員を次々と眠らせて、吉澤のところ にたどり着いたが、ベッドは空だった。 その後、ミスター匠は、床に落ちている血痕をたどっていく。 やがて血痕をたどって、病院の屋上に到達。 ふと、屋上の端を見ると、『右を見ろ』と書いてある。 右を向くと、『左を見ろ』と書いてある。 左を向くと、『後ろを見ろ』と書いてある。 振り返ると、鎧井が拳銃を構えている。 ミスター匠は、手に持ったミサイル発射のコントローラーに指をか ける。 そのコントローラーが吹き飛ばされる。 鎧井が、ミスター匠を捕まえる。 ミスター匠は、吉澤がさくらを取ったからいけないのだ、という。 秘密諜報本部では、どうやってこの地球を守るかということについ て、検討していた。 来栖が、水素なんて、冷たそうで、効果もあるんじゃない？と言う が、エリスに、それじゃ、地球が爆発してしまう、と否定される。 霧山が、打ち水なんてどうか？と言う。 コンピューターでシミュレーションしていたオサムは、それが最良 の方法だという。 本日午後３時より、一斉に打ち水開始。 始める前には６０度を超えていた気温も下がり、風がひやりとする。 霧山は、これで鎧井のミッションはすべて終わった。これから自由 の身だと言う。 霧山は、１０個という最初の数字には、あまり意味が無い。要は、 鎧井が変わったかどうかだと言う。 ミスター匠を潰して、テロ対策本部は解散かと思われたが、また渋 谷でテロ騒ぎがおきた。そのため、秘密諜報本部は解散できない。 ドロシーが、来栖と組もうとする。 鎧井は、バディーが違うと言って、自分がドロシーと組む。 鎧井は、スパイ活動は楽しいと言って、嬉々として取り組む。 寸 評 なんだか、あっさりとミスター匠を捕まえられたし、あっさりと 東京温暖化も解決してしまいましたね。 霧山が鎧井を縛る文句にしていたミッションの数にも、実は意味が 無かったと言うし、鎧井が、吉澤の息子なのか、ミスター匠の息子な のかも分からなかったし。 吉澤が失職して、秘密諜報本部解散かと思われたのに、次のテロが 起こって継続になったし。 吉澤も霧山も吉澤も買っていますが、それは、詐欺師として、化け る人物になりきる能力なのでしょうか？ それと、お金だとか、恨みだとかで簡単に裏切ってしまった人たち とまたチームを組んでいくわけなのですが、また同じようなことが起 こることはないのでしょうか？ いろいろなことがいきあたりばったりに思えます。 執 筆 者 鈴木（drama_sumire@yahoo.co.jp） ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 最初、見るつもりは無かったのですが、友達に誘われ、映画『トワイライト −−初恋』を見ました。 映画のストーリーがあまりよくわからなかったので（途中でウトウトしてし まったこともあり.....）、原作の小説を読んでみることにしました。 原作者はアメリカ人ですが、分類としては、いわゆる『ティーン・エージャ ー』向けの小説です。 読んでいるうちにドンドン引き込まれていってしまいました。 今年の末に続編の公開もあるとのことなので、楽しみ。 日本では、３巻分ありまたが、もともと英語では１冊で、１つの映画。 先日英語版第三巻が出たところとのこと。どこまでも続いて欲しいなと思い ます。近々、英語の原作も買う予定です。 ところで、これを読んだ後、取り貯めたままにしておいた『恋して悪魔〜バ ンパイア☆ボーイ』を見ていると、なんだか似たような設定で。 このドラマ、『トワイライト』の影響を受けているのでしょうか？ まあ、受けていても、受けたとは言えないですよね。（鈴木） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv/ url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |