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タイトル:Daily Drama Express 2009/09/05 華麗なるスパイ (7)  2009/09/24


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/09/05 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル 華麗なるスパイ
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 鎧井京介(長瀬智也)
 霧山誠一(寺島 進)
 吉澤総一郎(渡 哲也)
 ドロシー(深田恭子)
 アンヌ (平手 舞)
 オサム (藤原一裕)
 来栖健一(世界のナベアツ)
 ジョセフィーヌ(KIKI)
 ミスター匠(柄本 明)
 エリス (友近)
脚  本 君塚良一
主題歌  TOKIO「太陽と砂漠のバラ」

あらすじ  Mission 7 決戦 幻の島!女性新聞記者 暗殺トリッ


 ミスター匠(柄本明)は、吉澤総一郎(渡哲也)総理に直接電話す
る。直接会いたい。そうしないとあんたの大事な人と、二度と会えな
くなる。早く息子に会いたいもんだ、と言う。


 食堂のオヤジ・平原源一(高田純次)は、平原三九(杏)と電話が
通じないと慌てる。一度も外泊したことがないのに、と。

 母・平原泉(伊藤かずえ)は、鎧井がいなくなったことと、関係が
あるか?と疑う。
 源一は、内閣秘密諜報部部長・霧山誠一(寺島進)に聞いてみるか、
と出かける。

 そして来栖健一(世界のナベアツ)と共に、ロッカーで落下して、
秘密諜報本部へとたどり着く。
 源一は泉とともに、一つのロッカーに収まっていたので、窮屈。

 霧山と会い、挨拶する源一。
 源一は、霧山がまだ刑事をやっていた頃、捕まえた詐欺師。教祖の
ふりをして、集まった人に壺を高い金で、売りつけると言う、詐欺を
していたのだ。

 ミスター匠の狙いは多分、天才詐欺師・鎧井京介(長瀬智也)。三
九を捕まえ、鎧井を誘き出す予定。
 だが、鎧井は今、とあるミッションに出ていて、秘密諜報本部でも
居場所を把握できていない。


 ミスター匠は、連れてこられた三九に、今の日本は腐っている。立
て直さなければならないという。
 三九は、ミスター匠に、狂っていると言う。
 ミスター匠は、平和ボケした今の日本には、わからんだろう、と言
う。
 そして三九をさらったのは、三九が鎧井にとっての教祖のようなも
のだから、と言う。

 平日、白昼のオフィス街。
 三九が歩いていると、後ろから中国人が声を掛ける。
 三九が振り向くと、その中国人が、いきなり発砲する。
 胸に多数の銃弾を浴びた三九は、路上に倒れ、道に血だまりができ
る。

 救急車がやってきて、三九を収容する。
 その頃には、発砲した中国人は姿を消していた。

 救急車の中、救急隊員に化けた来栖が乗り込んでいた。
 来栖が三九の肩を叩くと、重傷のはずの三九が、上体を起こす。そ
して顔の皮をはがすと、ドロシー(深田恭子)だった。変装と偽装だ
った。

 秘密諜報本部に急いで戻った秘密諜報部員にしてハッカーの天才・
オサム(藤原一裕)は、マスコミ各社のデータベースをハッキングし、
偽の記事を紛れ込ませるという。

 新橋の駅前の街頭テレビのニュースを見る鎧井。
 アナウンサーは、三九が撃たれて亡くなったと伝える。

 鎧井は、下宿先に飛んで帰ってくる。

 源一は、三九は亡くなってはいないが、誘拐された。鎧井に助けて
欲しいと言う。

 鎧井は、悪いが別の人に頼んで欲しい、と言う。
 源一は、三九は鎧井を好きなようなんだ。恋愛感情というよりは、
兄を慕うという感じで。三九は一人っ子だったから、と言う。

 秘密諜報本部では、オサムがミスター匠のところにハッキングでき
ない、と言う。
 ミスター匠たちは、独自の通信プロトコルを使用しているらしい。

 秘密諜報本部の電源が落ちる。
 ドロシーが急いでブレーカーを確認しようとすると、オサムが、ホ
ストコンピュータBがハッキングされていると言う。画面にとらわれ
ている三九が映し出され、助けたければ、鎧井が来い、と言う。
 三九は必死に、罠だから来ないで!と鎧井に訴えかけている。
 でも、その映像はすぐに消え、電気の供給も復活する。


 吉澤の前に、5分だけという約束で、鎧井とドロシーが現れる。
 秘書官達は、吉澤にくだらない入れ知恵をするな。秘密諜報本部に
出せる予算なんてないからな、と釘を刺す。

 鎧井は開口一番、吉澤がミスター匠について知っていることを洗い
ざらい話せ、と言う。
 驚く吉澤に、ドロシーが、吉澤が以前、『匠沢』と呼んでいたこと
がある。本名以外にも、知っていることがあるのではないか、とフォ
ローする。

 匠沢兆一。30年前、吉澤の秘書だった。警察に捕まり、その後の
行方が分からない、と言う。

 車に戻った鎧井とドロシーは、カーナビで情報にアクセスするが、
ミスター匠の家は、熊本で手広くいろいろな工場を展開している財閥。
テロリストを雇う金には困らないということだ。匠沢の情報は、オサ
ムが集めている。


 老人ホームに夫婦漫才の格好をしてドロシーと鎧井が現れ、くだら
ない漫才をする。一応、ホールに集まった老人を笑わせる。

 その後、個別訪問もやってまーす、と匠沢完治の部屋を訪れる。弟
さんが行方不明なんですよねと話を振ると、ぼけているのか、「弟は
鳥になった」と繰り返す。


 秘密諜報本部にクンカイ・コーとクワン・リーを連れてきて、エリ
ス(友近)が作成した自白剤で、ミスター匠のアジトを吐かせようと
する。
 まず、自白剤を打ち、名前を聞くと、スラスラと答える。
 でも、「アジトは?」と聞いても、答えない。
 自白剤が足らなかったのか、来栖に打って確認する。
 すると来栖はスラスラと名前も言うし、自衛隊市ヶ谷駐屯地で、
20年間コックをやっていた。一度も銃を握ったことは無い。バナナ
は好きです、と言う。
 来栖のウソがばれる。

 エリスは、クンカイ・コーとクワン・リーに対する自白剤を増やし
てみる。
 すると2人とも、アホになってしまう。

 オサムが、鳥になったというなら、南鳥島か、沖ノ鳥島となる。で
も、どちらも自衛隊が見張っている。

 その時、『中ノ鳥島』(1907年〜1946年)という、今は地
図上から消された島があり、アジトにうってつけ。
 吉澤はそんなところまで調べる予算なんてありませんとの秘書官の
忠告を無視し、防衛庁に連絡するよう命じる。

 匠沢と吉澤は、小学校の同級生。小学生の時の匠沢は、金持ちの坊
ちゃんで、運動能力ゼロのみんなの嫌われ者。一方吉澤は、貧しい家
庭に育ったが、明るい性格で、国体に出るほどの運動能力の持ち主。

 そんな匠沢が吉澤の秘書となり、家の財産を大分寄付して、吉澤を
支えた。
 だが、なぜかそんな2人が決裂した。

 エリスが武器を持ってくる。麻酔銃が三丁と、ドロシーにだけ目薬
も。これは、女性にしか使えないから、と言って。

 来栖が、自衛隊がヘリを貸してくれることになった。だが、中ノ鳥
島近辺には台風が近づきつつある。ヘリは台風に弱い。この作戦の限
度は3時間。

 ヘリは来栖が操縦し、島へ潜入するのは、桐島とドロシーと鎧井。
 三人は来栖に、スパイの掟通り、我々が約束の2時間後までに戻れ
なければ、置いて戻るようにと言う。

 三人はついに中ノ鳥島に上陸。
 やってきた敵の斥候を倒す。ドロシーが、熊の着ぐるみを着て、脅
して倒したのだ。

 三人は斥候の服を脱がし、下着のまま縛り上げると、彼らが斥候の
服を着て、奥へと進む。

 すると現れる大勢の兵士たち。
 だが、霧山もドロシーも合い言葉を言えず、疑われる。
 鎧井が、向こうに敵が現れた。すぐ行け、遅れるな、と指示すると、
全員行ってしまう。

 中へはいると、いつぞや秘密諜報本部で練習したのと同じ赤外線の
罠。
 赤外線をすり抜けて、向こう側のボタンを押す必要がある。

 鎧井は、上手く赤外線をすり抜けて、最後、唇でボタンを押し、赤
外線を解除。

 だが、そこで気付くと、前後を敵兵に囲まれていた。絶体絶命のピ
ンチ。


 その頃三九は、ミスター匠と一緒のテーブルで食事を食べるよう言
われていたが、おじさんとは食べたくないとハンストをしていた。


 別々の独房に閉じこめられる、鎧井たち三人。
 耳に挿してあった、GPS装置も抜き取られ、壊された。

 三人に連絡が取れないまま、残り90分になったと焦る来栖。

 独房の前にやってきたミスター匠。鎧井に会いたかったぞ、と言う
と、連れてこさせる。

 三九は無事か?と問う鎧井。
 はぐらかすミスター匠。

 鎧井は、時間が経つと、オレの怒りは、誰にも止められなくなると
言う。

 ミスター匠は、なぜ年寄りが、若者に嫉妬するのか。それは、若い
ときの時間は取り返せないから、無為の時間を過ごしている若者に腹
が立つ、と。

 鎧井がそうやって強情にやっていると、お友達が苦しむとミスター
匠。
 ドロシーに深いな音を聞かせる。ボーイフレンドの写真も見せられ
る。そのたびに、悲鳴を上げる。

 ミスター匠は、鎧井に二重スパイとなって、秘密諜報本部の情報を
集めるよう言う。ターゲットは吉澤だ、と。
 断る鎧井。

 そこに、手錠も何もされていない三九が現れ、本当のテロリストは、
吉澤なのだ。吉澤は、テロ対策支援法を通した頃の防衛大臣。テロの
脅威を示すために、吉澤はテロリストを雇って、騒ぎを起こしている。
吉澤自身が狙われることは無い。ミスター匠はここにいて、吉澤の暴
走を止めるために、スパイを送りこんでいるのだ、と言う。

 三九は、ミスター匠にだまされているんだ、と鎧井。

 だが逆に、三九から騙されているのは、鎧井の方だと指摘され、何
がなんだかわからなくなる。


寸  評  三九は、ただ誘拐されただけだと思っていたのですが、実はミス
ター匠の手先だったのでしょうか。

 たった3人で敵地に乗り込むなんて、『キングダム』の映画を思い
出してしまいました。
 三人とも捕まってしまいましたけれども、ストーリー上、助かるん
でしょうね。

 ただ、ミスター匠とその部下とならば闘いやすいでしょうが、三九
とまで闘うのはつらいでしょうね。
 なんといっても、三九の両親に頼まれてやってきたのですから。

 そういえば来栖、自衛隊でコックをやっていただけと判明しました
が、どうして、ヘリの操縦ができるのでしょうか?
 天候のいいときならばまだしも、嵐の中でのヘリコプター操縦は、
飛行機操縦よりも難しいと聞いたことがあります。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 遂に、シルバー・ウィークの連休も終わりを迎えました。
 終わってみれば、あっけない5日間でした。もっとも、いつもの土日に3連
休が繋がっただけですからねぇ。ネーミングは、商業的な消費をあおる文句、
といったところでしょうか。
 でも、2日出勤すれば、また土日。少し気分も明るいです。
 とはいえ、もう期末。仕事は山積みで、いろいろな締め切りが次々とやって
きます。(鈴木)

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