Daily Drama Express 2009/09/01 救命病棟２４時 (4) 2009/09/24

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タイトル：Daily Drama Express 2009/09/01 救命病棟２４時 (4) 2009/09/24

===================================================== 発行部数 26 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ 　　　　　　　　　　　 ☆☆ 2009/09/01 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 　　1.火曜日の連続ドラマ　　2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1.　火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル　救命病棟２４時局　　名　フジ系放映日時　火曜21時キャスト　進藤一生（江口洋介）　小島　楓（松島菜々子）　澤井悦司（ユースケ・サンタマリア）　花輪勝司（板尾創路）　丹原博嗣（趙珉和）　野口昭光（矢柴俊博）　工藤亮介（石田卓也）　鴨居千夏（北乃きい）　横溝静香（市川実和子）　守谷隆文（小野武彦）　浦賀昌義（山田明郷）　山城紗江子（木村多江）　辻　智宏（八嶋智人）　桜井ゆき（須藤理彩）脚　　本　二木洋樹ほかあらすじ　　Ｅｐｉｓｏｄｅ　４　全力で救うことの意味　ビルから飛び降り自殺を図った５０歳男性が、海南医大に運び込まれる。　研修医・工藤亮介（石田卓也）は、心肺停止状態で手遅れだと言うが、進藤一生（江口洋介）は開胸して、救おうと言う。　山城紗江子（木村多江）は救命センターの新人看護師・鴨居千夏（北乃きい）に、血液を持ってくるよう言う。緊急用はＯ型で、と。　開胸した進藤は工藤に、直接心臓を握って、マッサージするよう言う。　エコーを見ていた麻酔医の花輪勝司（板尾創路）が、出血が広がっていると言う。　進藤は、開胸止血すると、肝臓が腫れている。　小島楓（松島菜々子）が滅菌タオルを用意する。タオル止血するのだ。　工藤が、もうやっていられない。時間を無駄にしたくないんで、出て行く。　その時、Ｏ型の血液を手に戻ってきた千夏とすれ違う。　工藤は、ひたすら研修終了までの日付をカウントダウンしていた。　医局に眼科医・丹原博嗣（趙珉和）と、耳鼻咽喉科医・野口昭光（矢柴俊博）がやってきて、さっきの患者は自分が経営していた工場がつぶれかけ、自分の保険金で立て直そうとした。本人としては、助けて欲しくなかったかもしれない、と言う。　進藤、楓、花輪が医局に戻ってくる。　花輪が、報われない努力もある、と言う。　進藤は今回のカルテを見ておけ、と工藤の前に置く。　工藤は、助かりそうにもない人を助けることに、何の意味がある。それよりも、もっと助かる人を助けた方が、いいと言う。　処置室でベッドの消毒をする千夏。　床を片付けていた紗江子が、三人目ね、今週ここで亡くなったの。でも、看護師は、患者が亡くなる度に泣いてはいられない、と言う。　千夏は、人が初めて亡くなったのを見たのは小五の時。大好きなおじいちゃんだったが、死んだら怖くて、触れなかった。　それが今では、人が亡くなっても、泣かなくなっている。このままでは、自分の大切な人が亡くなったも、泣けなくなるのではと思うと、怖いと言う。　紗江子は、自分は逆。看護師に成り立ての頃、毎日のように泣いていた。でも、病院と言うところは、次から次へと患者さんがやってくる。泣いた顔をしていたは、次の患者さんに悪い。　そういう点、千夏は、自分よりも看護師向きだという。　入院中の患者を見ていた千夏。彼女を呼び止める、腕の骨折で入院している老女。袋からクレヨンを取りだし、孫のケンタに渡そうとしていた。　この間、嫁が来たときに渡せばよかったのに、忘れてしまった。　そこで、千夏に渡してきて欲しいと頼む。ケンタは小一で、絵が上手で、金賞を取ったほどだと、自慢する。　千夏は、そのケンタの家へ向かう。　花輪が昼を食べながら、楓に、腕の骨折で入院している老女、そろそろ整形に上げてもいいんじゃないか、と言う。　楓は確かに経過観察のために、一晩入院させただけなので、いいのですが、もっと問題は、不整脈が見られること。年なんだから、当然ではと言われるが、それよりももっと困ったのが、認知症がだいぶ進んでいることと言う。　進藤は、チンジャオロースを食べていたが、きれいにピーマンだけを残している。　みんなにからかわれ、ピーマンだけは子供の時から苦手だったんだと進藤。　じゃあ、チンジャオロースなんて頼まなければいいじゃないか、と言われる進藤。　楓が、進藤は食べ物に興味が無いからね、と言う。　やがて、進藤は、『チンジャオロース』が何であるか、分からなかったのではないか。チンジャオロースを知っていることで、買った気分になる丹原と野口。　進藤の、ピーマンだけきれいに残された皿を、記念に携帯で撮影するものもいる。　病院のロビーで、頭に包帯を巻いた、車いすの女の子とすれ違う医学博士・澤井悦司（ユースケ・サンタマリア）。　子供の母親が、澤井のおかげで娘も退院できるようになったと礼を言う。　少女の退院を喜ぶ澤井。　そこに工藤が来て、澤井に話があると言う。でも、ここでは話しにくい、と。　澤井は、その少女を最初に処置したのは、工藤だと言う。　工藤は全然覚えていない。　澤井は、患者の顔を覚えることも、医者の大事な仕事だと言う。　会議室で澤井と２人きりになると工藤は、指導医を変えて欲しいと言う。　澤井は、進藤は優秀な救命医だと言う。　工藤は、でも指導医としては優秀ではない。楓でも、丹原でも野口でもいいので、替えて欲しい、と工藤。　考えておく、と澤井。　そこに、学校から児童が運び込まれて来る。ひどいぜんそくを起こして倒れたのだ。すぐ処置を始める。　その子の処置が終わり、骨折した老女の隣に、ベッドが置かれる。　そこに、浮かない顔で入ってくる千夏。　進藤は、工藤の男の子に対するクスリの用法の正確さをほめる。　工藤は、救命のＡＢＣですよと挙げ、どこまでガキ扱いしてるんですかと、反発する。　食堂に、ポツンと座っている工藤の隣に座る楓。自分も指導医は進藤だったから、工藤の今の気持ち、よくわかる。　何も教えてくれないのに、目の前の命に注目しろ。その命を救えと、精神論ばかり。毎日のように反発していた。　でも、今はそのおかげで、救命医を続けていられると言う。　そこに千夏がやってきて、楓に担当している老女の孫は、一年前に亡くなっていたのだ。どう伝えよう、と相談する。　工藤は、真実を教えるべきだと言う。いつまでも隠していられるものではないと。　老女のところにいた千夏は、お孫さん、喜んでましたと言うが、そこに工藤が来て、孫のケンジは一年前に亡くなっていたのだと言ってしまう。　半狂乱になる老女。　楓が鎮静剤を使って、老女を落ち着かせたと、医局に入ってくる。　花輪はきっと、去年亡くなった時も、あの人は今回同様、嘆き悲しんだのだろう。二度も悲しい思いをするなんてな、と言う。　工藤は、自分は間違ったことはしていないと言い張る。　千夏が老女のベッドを見ると、もぬけの空。　みんなで廊下や屋上を見るが、いない。身体に装着していた装置も外されていて、みんな自殺を心配する。　さすがに焦った工藤も、外へ捜しへ行く。　すると道を歩いている老女を発見。ケンジに頼まれたクレヨンを買いに行ったという。　とにかく、病院へ連れて帰る。　老女の嫁は、ケンジが事故に遭ったとき、オペを待つ間、自分の命と引き替えにでも助けて欲しいと神に誓った。　だが、残念ながら、ケンジは亡くなった。　でも、数日もすると、老女はケンジが亡くなったことを忘れていた。　それからまたケンタが亡くなったことを言うと、今のように狂い、暫くすると、忘れてしまうというのを、繰り返していた。　楓は、もっと早期に運ばれていれば、もっと進行を止められたかもしれないと言う。　進藤は、治せる日がきっと来ると信じているという。　そこに、５５歳の男性が共通を訴え、運ばれてくる。　男の子の絵のモデルをさせられていた工藤は、治療に当たろうとするが、進藤は、工藤はそのままモデルを続けろと言う。　千夏が入院患者の様子を見に行くと、老女が男の子の様子が変だと伝える。　そこには工藤がいて、千夏が進藤を呼んでこようかと言うが、その必要はない。ぜんそくの発作だから、吸入させてと指示する工藤。　千夏がふと見ると、男の子の手からは力が抜けて、吸引器を押さえていられなくなっていた。しかも心電図がアラートを上げている。　看護師・横溝静香（市川実和子）が進藤を呼ぶ。　進藤は、男の子の身体を診ると、これはぜんそくの発作ではなく、アナフラキシーショックだ、と言う。　隣のベッドの老女が立ち上がり、自分の命と引き替えに助けてください、と叫んでいる。　進藤は、工藤に、老女を押さえさせる。　進藤が楓に、心臓マッサージを代わろうというと、工藤が代わるという。またオレの顔を描いてくれ。がんばれ！と願いを込めて心臓を押す。　進藤が、工藤の心臓マッサージを止めさせる。自発で脈が動くようになったのだ。　続いて、低体温療法に移行。　医局に戻った工藤は、さっき丸めてゴミ箱に捨てた少年の絵を拾う。　それを見ていた進藤が、「お前の宝物だな」と言う。　机の上でしわを伸ばしていると、楓が来て、「時にはいいでしょ、精神論も」と言う。　澤井を呼び止める工藤。指導医を変えて欲しいと言った件は、忘れて欲しい。３ヶ月間、進藤の下で、みっちり勉強する、と言う。　澤井は、そういうと思っていた。でも、やがて進藤を指導医に選んだことを、後悔すると言う。　紗江子は千夏に、患者さんが助かったときに泣けるなんて、自分よりいい看護師になると言う。　進藤が男の子の様子を見ていると、隣のベッドの老女が、ピーマンが食べられないんだってね。好き嫌いしちゃダメよ、と言う。　医局に戻ると、進藤の前に、チンジャオロースが並べられる。みんなが進藤を取り囲み、一気にグッといきましょう、と言う。　その時、運良く（？）、ホットラインが鳴る。トラックと車の衝突で、外傷性気胸を起こした男性。　受け入れてと言うと、立ち上がり、処置室へと向かう進藤。寸　　評　　進藤のちょっと俗人っぽいエピソードを入れましょう、という感じでしょうか。ピーマンが苦手。　救急の現場でも、患者さん達の高齢化に伴う痴呆症などの症状が課題となっていくのでしょうね。　工藤が患者さんのことを考えるように、少し成長しましたね。執筆者　鈴木（drama_sumire@yahoo.co.jp） ---------------------------------------------------------------------- 2.　編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 　政権が民主党に代わりましたが、救急医療崩壊は食い止められるのでしょうか。　救急救命を救う手だてとして、処置点数の増額が言われています。　でも、ということは、救急治療を受けると、それだけ自己負担も、保険金負担も増えると言うこと。　お金がなければ、救急に行けないことにもなるのでしょうか？　同じ救急でも、個人病院などですと、交通事故の患者のみ受け入れるところもあるということ。自動車保険で支払われるので、自由診療になり、１点１０円にしなくても、２０円、３０円と高額にできる。同じ治療で、２倍、３倍の報酬と言うことですね。　それに保険請求のレセプションも要らない。　ということで、金額を高くするだけで、社会が良くなるかは。　難しい問題だし、それだけにドラマでいろいろなシミュレーションをして貰えたら、国民にとっても、どのような解決策が自分に合っているか、考えるいい教材になるのではないでしょうか。　もちろん、国民全員を幸せにする方法は無いでしょう。　でも、できる限り多くの人たちがその人達なりに納得できる方策があればいいなと思います。（鈴木） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv/ url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。（http://www.mailux.com/) ======================================================================

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