Daily Drama Express 2009/08/25 救命病棟２４時 (3) 2009/09/14

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タイトル：Daily Drama Express 2009/08/25 救命病棟２４時 (3) 2009/09/14

===================================================== 発行部数 26 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ 　　　　　　　　　　　 ☆☆ 2009/08/25 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 　　1.火曜日の連続ドラマ　　2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1.　火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル　救命病棟２４時局　　名　フジ系放映日時　火曜21時キャスト　進藤一生（江口洋介）　小島　楓（松島菜々子）　澤井悦司（ユースケ・サンタマリア）　花輪勝司（板尾創路）　丹原博嗣（趙珉和）　野口昭光（矢柴俊博）　工藤亮介（石田卓也）　鴨居千夏（北乃きい）　横溝静香（市川実和子）　守谷隆文（小野武彦）　浦賀昌義（山田明郷）　山城紗江子（木村多江）　辻　智宏（八嶋智人）　桜井ゆき（須藤理彩）脚　　本　二木洋樹ほかあらすじ　　Ｅｐｉｓｏｄｅ　３　命を救う者たちの選択　作業中のゴンドラから落下した作業員２人が運ばれてくる。　２人とも、かなり重傷。　救命医の現状について講演する医局長・澤井悦司（ユースケ・サンタマリア）。救命を目指す医師は、医師全体の１％未満。救命センターでは、他科の医師を組み込んで、やりくりをしているところもある。　救命センターでは、さっきまで暴れていた患者が、急に静かになった。進藤は、気道が詰まったのではないか。外科的気道の確保をしろ、と言う。　『外科的』って.....気道切開ですねと怖じ気づく、元耳鼻咽喉科医・野口昭光（矢柴俊博）と研修医・工藤亮介（石田卓也）。　点滴の様子を確認していた救命センターの新人看護師・鴨居千夏（北乃きい）は、その患者が自分の手を握って、「死にたくない」とつぶやくのを聞いてしまい、おびえる。　センター長に呼ばれる澤井。センター長・守谷隆文（小野武彦）は、『救命センター改革概要』と題された文書を手に、これは？と言う。　澤井は、自分が書きました。院長・浦賀昌義（山田明郷）にもすでに話を通してあります、と言う。　何も聞いていないぞ、と守谷。　澤井は、自分がこの救命センター建て直しを院長から全面的に任されている。救命医全員が辞めてしまうようなセンター長では、と澤井。このことで、海南医大の救命センターは、全国から注目を集めてしまっている、とも言う。　自分はこの救命センターを建て直す。三交代制で、完璧な救命センターへ、と澤井。　顔色を失う守谷に、あなたの地位はそのままでいいですから、と上から目線の澤井。　ＩＣＵに収容された患者の様子を見ている千夏。あの時の、『死にたくない』という患者のつぶやきが忘れられない。　そこに麻酔医の花輪勝司（板尾創路）がやってくる。　千夏はどうして？と聞く。　花輪はたゅうめいいを辞めたこと？沈みかけた船からさっさと逃げ出すのは当然でしょ。休めない、寝られない、おまけに給料も安い。無い無い尽くしだ。　そこへいくと、麻酔科はいいぞ。定時で終わるし、土日は無い。デート中に緊急呼び出しも無い。　花輪は去り際、その患者、腰を打っているだろう。それに脳内出血も。呼吸に気をつけておいた方がいいぞ。そういう場合、胸もうっていることが多いからな、と言う。　その花輪の言葉を進藤が聞いていた。　だが、花輪は、邪魔したなと、飄々と立ち去る。　千夏が進藤に、花輪は元救命医。かつての医局長・大山（築出静夫）の教え子で、大内はずっと花輪に目を掛けていた。それなのに、救命医を辞めてしまって、と言う。　先輩看護師・横溝静香（市川実和子）は、花輪のことを恨んでいる。大内が倒れたのは、花輪が救命から逃亡したためだと思っているからだ。　実は、花輪は、大内が倒れたところに駆けつけていた。大内が倒れたのは、花輪にも忘れられない記憶となっていた。　病院のベッドで、寝たきりで目覚めない人物を見舞う花輪。　付きっきりで看病しているその人物の妻・芙美子（小林かおり）は、花輪に、いつも見舞いに来てくださって、と礼を言う。　恐縮する花輪。　進藤は、救命センターのカルテを見ていた。その中に、花輪の署名が書かれているものもあった。　千夏は、あの「死にたくない」とつぶやいた患者・立花に、毎日話しかけている。きっと元気になる。頑張って、と。　そこに楓が来て、安定しているわね、と言う。　千夏は楓に、意識の無い患者さんに話しかけることで、改善するんでしょうか？学校でそういうこともあると習ったので、話しかけてみているけれども、と聞く。　楓は、治療はクスリだけではない。人の気持ちも影響する、と言う。　花輪が食堂で一人食事をしていると、山城紗江子（木村多江）がやってきて、相席していいか聞く。　どうぞ、と花輪。　紗江子はお弁当。子供のお弁当を作るついでに、と。　そして卵焼きを勧める。子供用で、少し甘いかもとれないけれども、と。　花輪は、確かに甘い。でも、懐かしい味がする、と言う。　そして、紗江子の子供の年を聞く。　５歳と紗江子。　紗江子は花輪の子供の年を聞く。　７歳、小二と、花輪。　そこに進藤がやってきて、花輪に話があると言い、勝手に同じ席に座る。　単刀直入に言う。救命に戻って欲しい、と。　花輪の救命医時代のカルテを見た。どれも的確で無駄な処理はしていない。　花輪は、ご冗談でしょ、とはぐらかす。　食堂の入り口に立っている女性を見た花輪は、慌てて彼女の所へ行き、外へ押し出すと、こんなところへ来るなよ、と言う。　その女性は、花輪に、なんで子供に勝手に会ったの！と文句を言う。　彼らは離婚していて、子供の親権について、裁判で係争中。　子供に会って、何が悪い。父親だぞ、と花輪が言うが、元妻は、花輪が一度だって、父親らしいことをした？　誕生日だって、プールだって、参観日だって、いつだって、行くと約束しておきながら、すっぽかしたじゃない、と言う。　花輪は、もうそういうことのないように、麻酔科に移ったじゃないか、と言う。　元妻は、今頃移ったって、もう遅すぎる、と言う。　千夏は、夜も立花に語りかけている。　野口と眼科医・丹原博嗣（趙珉和）は、ハンドブックで病名と症状、処置について勉強している。　でも、工藤の方がよほどできる。　野口と丹原は工藤に、お前、救命に向いてるんじゃない？と言う。　工藤は、止めてくださいよ。オレはただ、ここをつつがなく終えたいだけなんですから、と言う。　外来に急患が来て、事務員が、進藤か楓がいないかと捜しに来る。だが、あいにく２人とも、いない。　野口と丹原は目を見合わせ、工藤に行かせる。　診察室で工藤は、患者の家族から、糖尿病の既往症があることを聞く。　患者はあまりろれつが回らない。　両手を前に出させて、そのままにして下さいと言うと、右腕かダランと落ちていってしまう。　工藤は、脳梗塞の恐れがあります。ＭＲＩを撮りましょう、と放射線科に連れて行く。　その患者を見た紗江子は工藤に、血糖値を調べたか聞く。　脳梗塞の患者の血糖値を調べるなんて、ないんじゃないですか？と工藤。　それでも、血糖値を調べるよう言う紗江子に、オレをバカにしているのか！？と工藤。　なおも引かない紗江子に、仕方なく、血液検査をする工藤。　澤井に、患者は低血糖のショック状態でしたと　澤井は、患者には、糖尿病の既往症があるのだから、当たり前だな。ところで、これを工藤に教えてくれたのは誰だ？と聞く。　澤井がレントゲン科にやってきて、紗江子に少し話をしたいと言う。　澤井は、紗江子に是非救命センターに来て欲しいと言う。紗江子は救命認定看護師の資格を持っている。紗江子の家庭の事情も知った上でのお願い。　知っての通り、救命医は、休む暇もない。紗江子のような看護師に来て貰えれば、ずいぶん助かる。シフトや勤務時間など、最大限、紗江子に配慮すると言う。　屋上で、花輪と話す紗江子。そっちも誘われたんだ、と。　紗江子は花輪に、救命医に戻りたいと思ったことはないか聞く。　花輪は戻りたいと思ったことは無いけれども、救急車の音を聞くと、無意識に身体が反応している、と答える。　そして紗江子に、携帯に収めた息子の写真を見せる花輪。でも、花輪は息子が子供の頃の顔を覚えていない。元妻は、もう息子を会わせないと言っている。明日裁判があって、それが決まると言う。　皮肉なものだ。他人の命を救っている間に、自分の家庭が壊れてしまうなんて、と言う。　翌日、花輪は黒い背広に、ネクタイを締め、白いワイシャツで出勤してくる。　花輪のそんな姿を初めて見た看護師たちは、「お葬式！？」と驚きながら、ささやき合う。　海南医大のそばの国道で、玉突き事故が起きる。親子三人が乗った車が事故に遭ったのだが、一人はすぐに救出して搬送できるが、あとの２人は身体を引きずり出すのに、１０分ぐらい時間がかかる予定。　進藤はまず、到着した１人を処置し、すぐオペ室へ上げる。　続いて救出された父親と子供が到着し、澤井と楓で、それぞれ処置をする。　そこに、さらにホットラインが鳴る。　澤井に指示され、ホットラインに出た師長は、もう１人受け入れて欲しい。もう３０分も現場に置かれているが、付近の交通が麻痺してしまい、海南医大以外には、運べない状態だと言う。　澤井は、もう手一杯だから、断って、と言う。　だが楓は、この挿管が終わったら手が空くので、自分が処置するという。　澤井は師長に、じゃあ、受け入れＯＫと言って、と言う。　楓が、新しい患者の処置をしている時に、千夏が飛んできて、立花の血圧が下がっていると言う。　でも、今の処置で手一杯の楓は、とりあえず採血して、と言う。　千夏は立花の採血をし、それを持って、中央検査室へと走る。その帰り、花輪にぶつかる。　千夏は、花輪に、立花を見て欲しいと頼む。　でも、花輪はそれどころではないのだと立ち止まらない。　病院の建物を出た花輪。　背後で救急車が到着し、花輪の脚が止まる。　立花の胸の音を聞いた野口は、片肺が気胸を起こしている。肺にたまった血を抜くために、肺に穴を開けようとするが、うまくできない。その間にも、ドンドン立花の血圧が下がっていく。　そこに花輪が来て、一瞬で血を抜く。　千夏にドレインと言うが、なかなかうまく、容器の筒から取り出せない。　そこに紗江子の手。一瞬でドレインを抜き出し、花輪に渡す。　その後も、縫合糸なども、指示されなくても次々と用意して、花輪に渡す紗江子。　立花の処置は済むが、その次にＶＦが起こる。　花輪は除細動機を使う。　千夏が必死に心臓マッサージ。　花輪が千夏に、一度ストップするよう言う。　すると、立花の心拍が戻る。　タクシーで裁判所に駆けつける花輪。　裁判所の建物の外で待っていた元妻は、遅い。普通、こんな大事な日に、遅刻してくる人、いないでしょ。最低！と言う。　花輪は、もういい。もう二度と淳平とは会わない。それでいいだろう、とふて腐れる。　元妻が花輪に、書類袋を押しつける。　中から出てきたのは、淳平の作文。淳平は、自分も父親のような人の命を救うお医者さんになりたいと書かれていた。　元妻は、淳平が花輪のことを、こんな風に見ていたなんて、しらなかった。今日もまた、誰かの生命を守ったんでしょ。救命に戻りなさいよ、と。　その代わり、今度淳平に会うときは、約束守ってください、と言う。　元妻に、礼を言う花輪。　澤井の前に紗江子が現れ、救命センターで働かせて欲しいと言う。　シフトや夜間勤務は最大限考慮するという澤井に、お心遣いは無用です。母と話して、普通のシフトでも、やっていけることがわかりました。みんなと一緒でお願いします、と言う。　千夏はまた、立花に話しかける。病室からは見えないつばめの巣などの写真を枕元に置いている。　楓がやってきて、安定したわね、と言う。　その時、立花の指先が動く。　もしや、と期待する楓と千夏。　翌日の医局。　新入りメンバーとして、紗江子と花輪が紹介される。２人ともエキスパートだから、即戦力になる、と澤井。　楓は紗江子に、「お帰り」と声を掛ける。　花輪は進藤に、「よろしくお願いします」と頭を下げる。　その時、ホットラインが鳴る。　自転車に乗った２人の少年が、車にはねられた。その受け入れ要請。　２人とも受け入れ、処置を始める一同。　澤井は講演で、過酷な救命の現場を支えているのは、医師の、患者の命を救いたいという熱意だと言う。寸　　評　　遂に、技術を持っている紗江子と花輪が救命センターに参加しました。これで役者が揃ったと言うことですね。　でも、なんで、いつも救命医の家庭は壊れる騒ぎになるのでしょうか。『コードブルー』の黒田も、帰宅せずに救急救命に追われている間に離婚して、子供はアメリカに（結局、その時、病気が見つかるわけですが）という展開でした。　現実なのかもしれませんね。医者が高給取りだという時代も終わったらしいですし。　救命医現象は、負のスパイラルが続いていますし。（海堂尊が『イノセントゲリラの祝祭』などで、いろいろ書いていますが）執筆者　鈴木（drama_sumire@yahoo.co.jp） ---------------------------------------------------------------------- 2.　編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 　そういえば、『チームバチスタの栄光』のスペシャル・ドラマが放映されるそうですね。内容としては、『ナイチンゲールはなかない』とか。　なんで、わざわざ、『チームバチスタの栄光』の特別編にして、独立したドラマにしなかったのでしょうか。それに紹介文を読む限りは、焦点が原作とは違うようです。　映画が、『ジェネラルルージュの凱旋』をやったので、ドラマでもそれをやるか、それとも、これと同時期の『ナイチンゲールはなかない』を連続ドラマでやるかと思ったのですが。　それとも、このあと連続ドラマで、『ジェネラルルージュの凱旋』プラス『ジェネラルルージュの伝説』でもやるつなぎで、視聴者の関心を集める予定なのでしょうか？　そのために、『ジェネラルルージュの凱旋』とは重なりそうなエピソードはやらずに、独自部分を２時間で放送するのでしょうか。（鈴木） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv/ url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。（http://www.mailux.com/) ======================================================================

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