Daily Drama Express 2009/08/18 救命病棟２４時 (2) 2009/09/07

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タイトル：Daily Drama Express 2009/08/18 救命病棟２４時 (2) 2009/09/07

===================================================== 発行部数 26 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ 　　　　　　　　　　　 ☆☆ 2009/08/18 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 　　1.火曜日の連続ドラマ　　2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1.　火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル　救命病棟２４時局　　名　フジ系放映日時　火曜21時キャスト　進藤一生（江口洋介）　小島　楓（松島菜々子）　澤井悦司（ユースケ・サンタマリア）　花輪勝司（板尾創路）　丹原博嗣（趙珉和）　野口昭光（矢柴俊博）　工藤亮介（石田卓也）　鴨居千夏（北乃きい）　横溝静香（市川実和子）　守谷隆文（小野武彦）　浦賀昌義（山田明郷）　山城紗江子（木村多江）　辻　智宏（八嶋智人）　桜井ゆき（須藤理彩）脚　　本　二木洋樹ほかあらすじ　　Ｅｐｉｓｏｄｅ　２　救えない患者はどこへ　真夜中に鳴り響くホットライン。　だが、疲れ切っていた元眼科医・丹原博嗣（趙珉和）と、元耳鼻咽喉科医・野口昭光（矢柴俊博）も、起きられず、医局長・澤井悦司（ユースケ・サンタマリア）が出る。　そこへ進藤一生（江口洋介）がやってきて、全員受け入れると言うが、澤井は、ショックを起こした２名と、開放骨折１名のみを受け入れる。　要請は６名だったと言う進藤に、同じく処置をしながら澤井は、オーバーキャパは医療ミスの元になると言う。　進藤は、ここはアメリカでは無い。我々が受け入れなかった人は、どうなっているんだ。まだ走り回っているのではないか、と言う。　ここはアフリカではない、とだけ応える澤井。　今日も証言席に立たされる楓。　脳外科に空きがあったら、少年はどうなっていたと思うかとの問いに、助かったかも知れません。わたしの判断ミスです、とだけ応える楓。　傍聴席で聞いていた澤井。　楓が、澤井がどうして？と問うと、進藤から話は聞いた。是非、うちに来て欲しくて、と言う。　楓が、裁判が終わったらと言うが、澤井は腕がありさえすればいいと言う。　楓は、企業や学校の検診が残っているので、来週からで、と言う。　澤井は待っています、と言う。　澤井が原告となった家族を呼び止める。少し話があって、と。　その２人を、海南医大に連れてきて、この人達に訴えられている楓を、来週から雇うと発表する澤井。　一同に動揺が走るが、澤井は２人を奥へ連れて行く。　工藤が、今や年間に訴えられる医師は１，０００人。全面敗訴になれば、一生掛かっても、払えないぐらいの賠償金、と言う。　ホットラインが鳴り、進藤が出ると、池に落ちた子供２人。２人は兄弟で、兄は弟を助けようとして落ちたというのだ。　食事を食べている澤井のところに進藤が、いいですか？と声を掛け、同じテーブルに座る。　澤井はどうして楓が、訴訟を抱えていると言ったか、怒っているのか？と言う。そして、これは進藤に対する戒め。救命救急には、常にこのような訴訟リスクがつきまとい、特に頑張る人にほど、このリスクは高く付く。　今まで進藤が成功してきたのは、運が良かったとしかいいようがない。ここは戦場ではない、と澤井。　楓が出勤してくる。　救命センターの新人看護師・鴨居千夏（北乃きい）が、訴訟、頑張ってください。応援してます、と声を掛ける。　そばアレルギーで、アナフラキシー・ショックを起こした患者が運ばれてくる。　楓が処置しようとするのを進藤は止め、野口に任せる。　野口は症状を詳しく調べた後、これから打つクスリのリスクを説明し、更に今までクスリでアレルギーを出したことがあるかなど、聞く。　患者は苦しく、頷くことしかできない。　いい加減、楓が止め、今はそんなことを確認するより、まず患者さんを楽にしてあげることが大切、と注射を打つ。　野口や丹原は、今はそんなことはできません。訴えられたら、どうなるんですか、と言う。　そこに、パンクロックの仲間達が、一人を担いでやってくる。　ギタリストなのだが、興奮して、客席にダイブしてしまったのだ。　千夏は、お客様に怪我は？と聞くが、１０人くらいしかいなかったので、大丈夫と、仲間達。　その子の手首は腫れている。　進藤に、もう一度ギターが弾けますか？と聞き、進藤は、もちろんと答える。　その子がＣＴに運ばれた後、進藤は、野口や丹原たちから、文句を言われる。もし再び、ギターが弾けなくなった場合は、どうするのだ。裁判は、そういう意志の言葉尻をとらえて起こされるのだ、と言う。　進藤は、患者に希望を持たせれば治療にも積極的になり、リハビリにも励むようになると言う。　初療室に紗江子が入ってくるが、千夏しかいない。他の人たちは、みんな熱中署の人たちの治療に当たっている。　そこに花輪が現れ、紗江子も現場を投げ出した口だもんな。気になるか？と言う。　そういう花輪も.....と言うと、オレは『ちいちゃん（千夏）』の顔を見に来ただけだと、花輪。　救命の感想を聞かれた千夏は、進藤も頑張っているし、楓も訴訟を抱えてまで頑張っていると言う。　花輪は、相変わらず救命は、医者の犠牲の上に成り立っているのか、と言う。　千夏は、進藤も楓も、犠牲なんて思っていないと言う。　相変わらず、熱中症治療はダンドリが悪い。　医局に丹原が現れる。　救命に戻ってきたのか？と問われ、私物を取りに来ただけ。自分は、眼科に戻ったと言う。　花輪は、それがいい。自分は今、麻酔科に戻って、命のリハビリ中だと言う。　進藤は丹原に、「そんなこともできないなんて、研修医か？」と言った。進藤は、自分だけすべて知っているという顔をして、他の医者のプライドなんて、考えていない。進藤が、この救命を潰すのだろう、と言う。　楓は、死なせてしまった男の子・巧の祖父から声を掛けられる。　巧は初孫で、娘は巧を生んですぐに離婚して、実家に戻ってきたので、自分は巧の父親がわりの気分だった。その孫を奪われたショックはひどかった。　自分たちにこのことを本にしましょうと澤井は声を掛けてきた。巧の事件が少しでも脚光を浴びればと思い、話を聞いた、と。　その時、海南医大では、溺れた兄弟が運ばれ、処置が始まるところだった。　澤井は、巧の祖父と母親に、今、巧のような難しいケースの受け入れ要請があったら断るだろう。なぜなら、救命医たちは、ひっきりなしの救急車に、徹夜状態。そんな状態では、ミスも起こりやすい。　澤井は、ここは前の医局長が過労死してしまったことから、１０人全員の救命医が、止めていきました。訴えるべきなのは楓ではなく、このような救命現場を放っておいた厚労省の怠慢のはずだ。そのためには、澤井はどんな協力もすると言う。　それを聞いた巧の祖父・花田は、単なる医者同士のかばい合いじゃないかと思った。　家に帰ってから、巧の遺影の前で、澤井の話を考えた。そして決心した。　楓に、今回の訴訟は取り下げることにした。あのまま楓に診て貰えなければ、巧はあのあとも救急車の中で待ち続けたことだろう。楓に受け入れて貰うまでも、６つの病院から断られ、２時間も待たされていた。最後に楓に会えたのは幸せだったと礼を言い、頭を下げる。　その頃澤井は、病院の一室でテレビのインタビューを受けていた。　いつもの持論を展開する澤井。日本の救命医療は、救命医の犠牲の上に成り立っている。救命医だって、人間。気持ちもあれば、疲れもある。プライベートだってある。　日本の救命を再生するには、救命処置の点数を高くすることだ。そうすれば、優秀な医師も多く集まるという。　休憩室に入り、楓は澤井に礼を言う。今まで知らなくて済みません。花田さんは、告訴を取り下げてくれました、と報告する。　澤井は、楓には、ホットラインの制限について、ご理解いただければいいんですよ、と言う。　進藤は採血室で、採血して貰う。　その様子を丹原に見られてしまう。　医局で澤井は、楓に対する告訴取り下げを伝える。　楓は、澤井のおかげで。でも、巧を救えなかったのは、救命医として背負っていかなければならないもの。その重さに負けないよう精進しますので、よろしくお願いします、と言う。　丹原が医局にやってきて、進藤の検査が出ていた。それが極めて興味深いと言う。　ルール違反だという非難を浴びた丹原は、中は見ていないと言い訳する。そして、進藤のように完璧な救命医が、と言う。　進藤は間違っている。完璧などあり得ないと言う。　そして、これは隠すつもりでも、言い訳をするつもりもない。　爆弾で脚を切断された少女が運び込まれて来た。進藤は採血をしたが、その間にも爆撃は続き、時々照明は消えるし、揺れもある。　気付いたときには、使用済みの注射針を指先に刺していた。　ここで進藤は工藤に、この場合の処置を問う。　まず流水で傷口をよく洗い、すぐに抗ウィルス剤を飲む。抗ウィルス剤は、抗体が作られる１ヶ月の間は飲み続ける。そして、１ヶ月後に判定をする、と工藤。　進藤は、そしてあの日がその１ヶ月目経った。そしてこれが結果だ、と言う。　そして中を見ると、そのまま机に置いたまま席を立つ。　工藤が見て、陰性だという。　千夏が、楓に、進藤はこの１ヶ月、そのリスクを抱えながら闘ってきたんだ。進藤ってすごい先生である一方、怖くて、と言う。　楓は、進藤はもちろん厳しい先生。でも、それは他人にたいしてよりも、より自己に対して。優しいのは、他人にたいしてであって、自己に対してではない、と言う。　丹原は、あの時、使用済みの注射針に対して、進藤が強く注意をした理由を知り、暴れたことについて、澤井に詫びる。　だが、澤井はもう丹原は初療センターの医師では無いので、いいいよと言う。　進藤を訪ねて、数人の若者がやってくる。　化粧を落とした先日のパンクロックの若者たちだ。　音楽だけでは、生きていけないので、普段はまじめにバイトしているのだ。　ギターの若者は、進藤が言うとおり、リハビリを続ければ、またギターが弾けるようになる、と、お礼に自分たちのバンドのＣＤを渡す。もし自分たちがメジャーデビューできたら、プレミアムになるから、と。　それとピザ屋でバイトしている若者は、ピザを差し入れ、進藤に礼を言う。　進藤は、それをナース達に渡す。　曲には、「死ぬんだ.....」というような歌詞が随所に入っているので、ここでは使えないが、ピザはみんなでおいしくほおばる。　そんな中、ホットラインが鳴る。　熱傷患者の受け入れ要請、５人。　進藤は、全員受け入れると言うが、澤井は、ホットラインを取った楓に、３人までにするよう言う。今の陣容では、それが精一杯だと言う。　そこに丹原が入ってきて、５人全員受け入れだという。自分は医者だから。ただ、救命医としては、駆け出しなのでよろしく、と言う。　澤井は、５人全員の受け入れを了承する。　楓は、進藤に、澤井の言うまま、３人としたことを詫びる。　だが進藤は、もうお前は研修医ではないので、思うようにしろと言う。寸　　評　　最初は、進藤イズムも遂に澤井に潰されるのかと思いましたが、今回は最後丹原が戻ってきました。　きっかけは、進藤の自分を犠牲にしてでも救命に尽くしていて、その自分の経験を元に自分を叱責したことを知ったから。　澤井の圧力にもかかわらず、今回も進藤イズムは浸透していくのでしょうか。執筆者　鈴木（drama_sumire@yahoo.co.jp） ---------------------------------------------------------------------- 2.　編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 　先週は監査が終わったかと思ったら、来年度予算の獲得と、今年の予算の執行のために、大量の英文の申請書とメールを書かなければならない状況に陥り、脳みそが筋肉痛を起こしたような気分になりました。　週末には、秋になったのでとウォーキングに行ってきたのですが、平日は涼しかったのに、週末に気温が上がってしまって、熱中症にならないように気をつけながらの歩きでした。　ちょっと脚が疲れた気分ですが、まだ筋肉中ではないです。これが翌日とか、翌々日になったら、年を感じてしまいますよね。（鈴木） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv/ url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。（http://www.mailux.com/) ======================================================================

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