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タイトル:Daily Drama Express 2009/08/04 救命病棟24時 小島楓編 (4)  2009/08/17


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/08/04 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 救命病棟24時
局  名 フジ系
放映日時 火曜21時
キャスト 進藤一生(江口洋介)
 小島 楓(松島菜々子)
 山城紗江子(木村多江)
 辻 智宏(八嶋智人)
 桜井ゆき(須藤理彩)
脚  本 二木洋樹ほか

あらすじ  緊急SP 救命病棟24時〜救命医・小島楓〜(4)

 2008年8月26日。
 内臓のエコー画像を見る小島楓(松島菜々子)。

 救急要請の電話が鳴り、山城紗江子(木村多江)が出る。18歳女
性。手首を切り、意識レベルが下がっている。
 電話を代わる楓。

 運ばれてきた女性は、幸い失血性ショックは免れた。
 隣の部屋の女性が応急手当をしたからだ。

 手当をした女性は小久保紗英(井上真央)。楓に自殺未遂から助け
られたのが縁で、看護大に通っているという。


 2005年1月11日。
 小久保は腹部を刺し、救命センターに運ばれてきた。
 小久保の処置中、午後4時過ぎに東京は大地震に見舞われた。
 器具や薬品、備品、いろいろなものが落ちる。

 それでも楓は小久保を救う。

 目覚めた小久保は、どうして助けたの?と問うが、原因が自殺未遂
でも何でも、命を助ける。それが医者の仕事と言い切る楓。


 震災で病院はパニック状態に。家族を心配し、とりあえず帰宅する
者も、半分いる。

 楓の心は、先日プロポーズを受けたばかりの恋人(石黒賢)の安否
を思い、乱れる。

 そこに、腹部にサテンスキーを入れたまま縫合された患者が、運ば
れてくる。置き忘れたのではなく、止血のための処置。処置したのは
進藤一生(江口洋介)。

 楓は、残って救命を続ける決意をする。そうしなければ、救命医に
なった意味がない、と。

 患者はあふれ、CTなどの機械は使えない。クスリや包帯、器具だ
けでなく、水も食料も不足している。もちろん、人手も不足している。

 進藤がやってきて、救命を手伝う。
 慌てるみんなに、進藤は患者さんの顔色を見ろ、と言う。楓は、婚
約者が重傷を負い、所在不明なのに頑張っている、と。
 楓は、自分には、この仕事がありますから、と言う。

 救命病棟では、患者同士も助け合っている。

 小久保は退院していく。福島の親戚の所に引き取られているのだ。

 遂に楓の婚約者が運ばれてくる。
 泣く楓に、進藤は、お前が助けるんだと言う。

 みんな最善を尽くすが、楓の婚約者は亡くなる。
 楓は、泣き続ける。


 進藤に、婚約者のお葬式が終わったと電話する楓。
 進藤は、せっかく東京を離れたのだから、散歩でもして、ゆっくり
しろ、と言う。
 何もする気がしないという楓に、進藤は、自分も妻を亡くしたとき、
そうだったが、解決するのは時間ではない。人と話すことで心は癒さ
れる、と言う。

 砂浜に出る楓。

 自分たちの無力感に落ち込む医局長に、進藤は、自分が1年行って
いたところは満足な医療設備も無く、ただ死んでいくのを見送るしか
ないこともあった、と言う。


 楓は、東京に帰ることを決心する。

 病院に戻った楓は、再び頑張る。

 進藤は楓に、生き残った人間は頑張って生きる義務があるという。


 震災で入院していた患者達も、徐々に退院していく。

 患者達と、同じ被災者としての立場から会話できるようになる医師
や看護師達。

 でも、ホッとしたのもつかの間、配られたおにぎりが消費期限を
1週間も過ぎていたことが原因で、患者だけでなく、病院関係者にも
多数の食中毒患者が出る。

 そこに、8歳で、全身熱傷の患者の受け入れ要請。医局長は断ろう
とするが、受け入れることにする。
 食中毒はナースに任せ、ドクターだけで少年の治療にあたる。
 楓が陣頭指揮を執り、少年を治療する。

 進藤は、これからまだまだこういう状態が続くという。
 みんな、応援も来ないのでは、もうやっていけないと言う。

 進藤は、神戸の震災時と10年後の同じアングルの写真の2枚を見
せる。
 街は必ず復興する。でも、そのために危険な作業をする人たちも大
勢いる。その人たちのためにも、自分たちがいなければなせないと言
う。

 少年が回復する。
 楓が少年の回復を信じられたのは、運ばれてきたとき、楓の手首を、
信じられないくらい強い力で握ったから。少年の生きたいという意志
を信じたと言う。


 東京の復興は進み、進藤はまた、外国へ行った。


 −−*−−*−−

 手首を切った少女の処置が終わり、楓は小久保に、応急処置をどこ
で覚えたのか聞く。
 小久保は、看護大学に通っているという。あの時、自殺して捨てよ
うとした命は、震災で、明日を生きたいと思った誰かの明日だったの
かもしれないとおもって、と。
 自分がそう思えたのは、楓に生命を救われたから。

 楓も小久保に力を貰った。いつか一緒に働けたらいいね、と言う。

 その時、急患が運び込まれ、楓はそちらに向かう。

 救命、特に脳外科は手一杯だったが、階段から転落して頭を撃った
少年の受け入れ要請が来る。

 手一杯で断ろうとする医師に、救急車は、もう6軒の病院から断ら
れ、2時間近く経っている。この病院が一番近い、と言う。
 楓は受け入れると言う。自分が責任を取るから、と。

 救急車で運ばれてきた少年の処置を開始する楓。

 −− この時、まだわたしは気付いていなかった。わたしの人生を
   狂わせる大きな事件が起ころうとしていることに。



寸  評  今回の穴埋めのシリーズ、結果として成功だと感じました。
 最後の場面が今回のシリーズに続くというわけで。
 最初見なくてもいいかなと思いましたが、この4回の付け足し、見
ることは必須ですね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 このところニュースなどを見ていて不思議に思うのは、お盆なのに、お墓参
りをするという話。
 お盆は、ご先祖様を自宅(本宅)にお迎えする行事であり、お盆にお墓に行
っても、そこは留守宅では?
 お墓参りをするのは、春と秋のお彼岸だと思うんですよね。
 いつから、こんな風にかわってしまったのでしょうか。

 それに対して、時代の雰囲気をよく出しているのは、「官僚達の夏」ですね。
 みなさん、タイパーをして、ネクタイがひらひらしないようにしています。
 わたし自身は、タイバーをキッチリしている姿が好きです。
 ネクタイを止めないで結び目から下、フラフラさせていたり、どこかにすり
そう、はさみそうになっているのがだらしなくて嫌いです。
 いつから、タイバーが廃れ、だらしない格好が流行るようになってしまった
のでしょうか。
 タイバーの復活を望みます。(鈴木)

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