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タイトル:Daily Drama Express 2009/06/18 BOSS (10)  2009/06/25


===================================================== 発行部数   06 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/06/18 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル BOSS
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 大澤絵里子(天海祐希)
 野立信次郎(竹野内豊)
 木元真美(戸田恵梨香)
 花形一平(溝端淳平)
脚  本 林宏司
主題歌  Superfly「My Best Of My Life」

あらすじ  第10回 容疑者はボス!?最後の事件

 波打ち際を、電話しながら歩いている、黒いサングラスの男。


 犯人を追いつめる、『捜査一課特別犯罪対策室』で室長で警部の大
澤絵里子(天海祐希)と岩井善治(ケンドーコバヤシ)。


 張り込みをしている山村啓輔(温水洋一)と木元真実(戸田恵梨香)
。犯人像について、細かいプロファイリングを語る山村。
 驚く真実に、この手の男なら、絵里子より詳しい、と威張る山村。


 アジトへ突入する片桐琢磨(玉山鉄二)と花形一平(溝端淳平)。


 絵里子と岩井が挟み撃ちにしたのは、消しゴムを万引きしようとし
た小学生3人組。


 山村と真実が踏み込んだのは、下着泥の部屋。


 片桐と花形がやっているのは、老婦人相手に、振り込み詐欺防止の
講習会。でも、みんな片桐がかっこいいから、振り込むと言って、防
犯にならない。


 参事官補佐の野立信次郎(竹野内豊)は刑事部長の丹波博久(光石
研)と参事官の屋田健三(相島一之)に、『捜査一課特別犯罪対策室』
のメンバーには、人手不足の生活安全課の仕事を手伝わせ、合間に雑
用をやらせています。実質的な謹慎処分です、と報告する。


 絵里子は信次郎に、いつまでこんなことを続けさせるのだ、と文句
を言う。
 信次郎は、これでも頑張ったのだ。屋田は『捜査一課特別犯罪対策
室』を解散させたがっている。原因は、片桐の誤射事件に端を発して、
自分の悪事がばれたからだろう。

 絵里子は、完全に逆恨みじゃない!と怒る。

 絵里子は話題を変え、警視総監・大山源蔵(津川雅彦)が行う警察
協力者の表彰式があるんだって?と聞く。
 信次郎は、絵里子は警視総監に面倒を見て貰ったんだよな、と言う。
 絵里子が懐かしいなと言うと、信次郎は絵里子が会えなくても、オ
レがバッチリ決めてくる。これで警視総監への道も、一歩近づいたな、
と言う。


 片桐から、事件のネタを得ようとす新聞記者。
 片桐が何もないと、そっけなくすると、逆に記者の方から「例の裏
金の件ですか?」と聞いてくる。
 記者に話を聞く片桐。


 都内でゴミ箱が突然爆発する事件が連続して発生する。幸い、死傷
者は発生していない。下着泥の次はこの事件を調べる山村と真実。

 科捜研で調べていると、鑑識官で監察医でもある奈良橋玲子(吉瀬
美智子)がやってきて、爆発物の成分は過酸化ベンゾイル。
 そして、事件爆弾を作るために使われた時計の針から指紋が採れた
という。


 片桐は、廊下ですれ違った岩井に、内緒で二人だけで話したいと言
う。
 岩井は、あらぬ想像をして、ジャンパーの前を開け、身をよじる。


 絵里子の前にやってきて、お互い書類を押しつけ合っている、山村
と真実。

 絵里子が、そういううじうじしているのが、大嫌い。さっさと言い
なさい、と言う。

 真実が覚悟を決め、絵里子が容疑者になったと告げる。

 『捜査一課特別犯罪対策室』では、絵里子を除いたメンバーと、玲
子、信次郎で爆発事件を検討する。
 すべて過酸化ベンゾイルを使った時限爆弾だから、連続犯だろう。

 絵里子は、取り調べに対して、完全黙秘。
 信次郎は、本当に絵里子かもしれない。あいつ、鬱憤貯まっていた
から、と言う。

 その後すぐ、携帯の相手と軽く話ながら、『捜査一課特別犯罪対策
室』を出て行ってしまう信次郎。

 山村がみんなに担当を割り振るが、みんな無視する。

 でも、片桐が割り振ると、みんな指示に従う。

 現場へ向かう片桐と山村と岩井。
 途中で片桐は、寄るところがある、と山村と岩井を先に行かせる。

 片桐が向かった先は、信次郎のところだ。
 信次郎は、表彰式の警備計画の打ち合わせをしていた。警視総監は、
ものものしい警備は嫌いだから、と信次郎。

 打ち合わせが終わった信次郎を捕まえて、片桐は警視庁の裏金につ
いて聞く。
 信次郎はそんなものはないだろう。もしあれば、自分の耳に入って
いるはずだ。そういうガセを言って近づいてくる新聞記者は多い。
 それより、次回の『野立会』、気合いを入れている。来い、と信次
郎。
 女性のレベルが高いと聞き、行きます、と片桐。


 絵里子の取り調べをする花形。
 でも、絵里子にだめ出しされ続けて、終わってしまう。


 山村は、せっせとゴミ箱を調べている。
 岩井はふんぞり返って、山村に指示しているだけ。


 片桐の所に、この間の記者、東和日報の鈴木(小須田康人)が電話
してくる。

 片桐は、鈴木の待つ喫茶店へ行き、記者の言葉より、身内を信じる
という。

 そこにいかつい捜査一課の係長の小野田忠(塩見三省)が現れ、鈴
木は自分の大学の後輩で信じられる。裏金の話は本当にあると思われ
る。
 今の警視総監は、綱紀粛正を目指している。そのため、2人の幹部
が地方に飛ばされる事件があったが、あれは裏金の露見を怖れた上層
部が飛ばしたのだろう、と言う。


 その頃、大爆発が起きていた。


 花形と代わって真実が取調室に入る。そしてまた爆発が起きました。
今度はゴミ箱ではなく、教室が吹き飛ばされ、一人死亡、二人負傷し
た。
 絵里子の指紋が時計の針から検出された、と言う。

 絵里子は、取り調べのテクニックとしていい。その爆発には、何が
使われていたのかと聞く。
 過酸化ベンゾイルと聞くと、絵里子は心当たりがあるという。
 絵里子は、恋人の池上浩(丸山智己)に、置き時計を贈った。それ
を使ったのだろう、と言う。
 浩の所属する会社、とび職であること、住所などをスラスラと伝え
る絵里子。知り合ったきっかけは、5年前、絵里子が落とした携帯を
拾ってくれたこと。
 もちろん、絵里子は自分が警官であることを隠していた。隠したま
までアメリカへ行った。

 浩が爆弾を?と聞かれた絵里子は、浩には弟の健吾(石垣佑磨)が
いる、と答える。

 健吾は、5年前逮捕されている。爆発物取締法違反と傷害罪で。彼
が使ったのが過酸化ベンゾイル。
 時の法務大臣が殺され、テロとの関係が注目された。
 テロ組織『黒い月』との関係が調べられたが、健吾は関係を否定。
 大学院にいた健吾は、友人から実験に使いたいと頼まれ、過酸化ベ
ンゾイルを渡しただけだと主張。

 だが、5年の実刑判決を開け、先月出所したはず。
 『黒い月』は、この5年間に崩壊していた。

 真実は、そのため、絵里子は警察官としての将来を棒に振ったんで
すね、と言う。
 それが何の関係があるの?と問う絵里子に、身内に犯罪者がいる者
との交際を、警察組織は嫌う、と真実。

 絵里子は、お遊びはここまで。さあ、これからは自分が指揮を執っ
て、本格的に捜査を始めるわよ、と言う。


 部屋に入り、懐中電灯を手に、何かを探す男。男は過酸化ベンゾイ
ルの瓶を手に取る。


 山村がみんなに『黒い月』について説明する。一度潰れたはずだが、
また、元のメンバーが集まってきている、と。

 岩井が戻ってきて、健吾は行方不明だが、浩は明日出頭すると行っ
ていたと報告する。


 出頭し、取調室に入る浩。
 取り調べに当たる絵里子。
 絵里子に、本当に刑事だったんだ、と浩。

 謝る絵里子に、刑事であることを隠していたこと?それともオレと
付き合っていたこと?と聞く浩。

 絵里子は、それには答えず、今日は刑事として取り調べさせて貰う
という。

 まず自分があげた時計について聞く絵里子。
 2週間ほど前に無くなったと浩。
 健吾は?と絵里子。
 連絡が付かない、と浩。健吾は携帯を持っていないから、と。


 刑事部長は屋田に、健吾は『黒い月』のメンバーだったんだろう。
それなのに、なんで5年で出てきた?と問う。
 屋田は、メンバーという確たる証拠がありませんでしたから、と答
える。


 浩は、健吾は恨んでいるだろうという。友達は健吾を陥れて、『黒
い月』のメンバーだということにして、逮捕させた。
 警察は真実も調べず、逮捕した。そのため、健吾は5年間を無駄に
過ごし、将来を失った。
 だが、決して健吾は爆破していない、と言う。

 取調室を出た浩は絵里子に、見送りはいらない。健吾から連絡があ
ったら、知らせるからと言って、出て行く。

 その前に絵里子に、だまってアメリカに行ったのは、健吾が捕まっ
たからか?と聞く。
 答えられない絵里子。

 信次郎は浩に対して、2人の刑事を尾行に付けて、これから24時
間の行動確認を開始すると言う。


 裏金について調べている片桐。
 小野田は片桐に、明日新しい事実がわかる。東和日報の鈴木が調べ
てきた。片桐にも来て欲しいと言う。
 うちのボス(絵里子)には?と問う片桐に、ことが明らかになった
ら、と小野田。


 表彰会場では、入場者に対して、セキュリティーチェックを実施し
ている。

 地下へ回ると、駐車場のシャッターが完全には閉まらない。信次郎
は業者に命じてすぐに直させろ、と指示する。


 一人で先日の喫茶店に入り、席に着く片桐。

 小野田は外で何かを待っている。


 遂に警視総監の車が会場の駐車場に入る。


 片桐は来ていないが、『捜査一課特別犯罪対策室』では、事件の検
討を始める。
 一件目は公園のゴミ箱。
 二件目は街中のゴミ箱。
 三件目は大学の講義室。講義室の件では、一人亡くなっているが、
それはたまたま付近にいた清掃職員で、壇上の教授は無事だった。そ
の岡田直人教授と、『黒い月』との関係は不明。


 片桐の所に鈴木がやってくるが、小野田はやってこず、携帯も通じ
ない。


 シャッターの修理業者がやってくる。
 修理業者のリーダーは、信次郎とすれ違うとき、「何事も準備は万
端にな」と囁く。

 業者はシャッターを見ると、機械室に案内して欲しいという。
 信次郎たちは、案内をその場の警官たちに任せると、会場へと向か
う。

 業者かと思えた男達は、機械室へ入ると、ついてきた警官を殺し、
服を背広に着替えね会場へと向かう。

 そのうちの一人は、真ん中の椅子に座り、もう1人はゴミ箱に、さ
りげなく、時限爆弾を捨てる。

 壇上では、警視総監が挨拶をしている。


 真実は、すべての爆発は、過酸化ベンゾイルで起こしている。最初
の爆薬の量に対して、二回目の量は丁度倍。
 爆薬の威力は、実際に爆発させてみなければわからない。だから実
験したのだ。大学の講義室を使ったのは、規模の実験をしたかったか
らだ。
 では、何のための実験か。

 岩井が、大学の講義室と、今日の警視総監の感謝状授与式の会場は、
規模もホールの形状も、ドアの数も一緒。

 絵里子は花形に、すぐ車両を用意するよう言う。
 岩井には、警備計画の確認。
 山形と真実には、各所への連絡を指示する。

 岩井が、今日になって、急に警備の警官が半減させられているとい
う。警備の責任者は信次郎。

 とにかくみんなで車に乗り、会場へと急ぐ。
 絵里子は今回の件、警察関係者の中に『黒い月』の残党がいて、手
引きしているのだろう、と言う。
 信次郎に連絡を取ろうとするが、取れない。

 その時、遂に会場のドア付近で爆発が起こる。
 会場は大混乱となり、会場にいた人たちは我先に外へと投げようと
す。
 警官達の多くは、詰めかける群衆の整理で手一杯。

 信次郎は演壇に上がると、警視総監を裏へ誘導する。
 あの業者に化けて入ってきて、刑事に紛れると中央の席に座った男
は、逃げまどう群衆を尻目に、涼しい顔で席に座っている。

 絵里子は、『黒い月』は、自分たちを壊滅させた警察に恨みを持っ
ている。でもそのために警視総監を狙うのであれば、ドア付近ではな
く、縁談に爆弾を仕掛ければ、効果的だったではないか。犯人には別
の目的があるのではないか、と言う。
 爆発のために逃げる群衆で、大部分の警官が動員されている。

 その頃、信次郎ともう1人の警官が、警視総監を誘導して、裏口か
ら車で逃げようとしていたが、そこからも煙が上がっており、爆薬が
仕掛けられているので無理だとなる。


 鈴木は、小野田がやってこないので、先に片桐に分かったことの説
明を始める。
 従来、警視庁上層部は、プールした裏金を、『予算運営部』という
組織を使って貯めていた。
 だが、綱紀粛正を狙う警視総監は、『予算運営部』にメスを入れよ
うとした。

 そこで慌てて組織したのが、『捜査一課特別犯罪対策室』。組織し
た人物は信次郎。


 その頃、小野田は殺されていた。


 警視総監の表彰会の会場の前では、ずっと止めたバイクの傍らに、
ヘルメットをかぶったままの健吾が立っていて、避難騒ぎが始まって
からも、ただ様子を見続けていた。


 やっと出口を見つけ、警視総監を乗せた車が地上に出てくる。

 運転している警官は、警視総監と並んで後部座席に座っている信次
郎に、「ボス」と声を掛ける。

 会場にたどり着いた絵里子達の前を、警視総監を乗せた車が走って
いく。
 絵里子にピースサインを出してみせる信次郎。


寸  評  最後、衝撃の事実が判明しましたね。
 これって、単に半端なメンバーを寄せ集めた対策室を、絵里子のパ
ワーでまとめていくというストーリーではなかったのですね。
 対策室が、裏金プールのために作られた部署だったとは。だから、
信次郎はしょっちゅう入り浸っていたのですね。
 信次郎は、合コン好きのいい人だと思っていたのに。
 これから絵里子が警視総監を救出して、裏金に荷担した警視庁上層
部を一掃するのでしょうか。対策室のメンバーがそれぞれの特技を発
揮して、絵里子をサポートして。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 仕事が忙しくなると、どうしてこう何かを買いたくなってしまうのでしょう
か。
 テレビはアナログのブラウン管のままでも、液晶だとかに買い換えようとす
る気が起きないのに(もちろん、故障すれば、もうかなりの年数使っています
ので、修理ではなく、地デジ対応薄型テレビに買い換えると思いますが)、
HDD/DVDレコーダーだけは、どうしても欲しくなってしまうんですよね。
もう、何台も接続しているのに。
 ブルーレイは今のところいいや、という気分です。大容量なのでなかなかフ
ァイナライズできないし、その間にエラーが起きたら、全部パーになってしま
うし、かといって、二重化も面倒だし。当分DVDの容量でいいや、と。
DVD600枚収容のケースも買ったし。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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