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タイトル:Daily Drama Express 2008/05/23 Around 40 (7)  2009/04/27


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/05/23 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル Around 40 〜注文の多いオンナたち〜
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 緒方聡子(天海祐希)
 岡村恵太朗(藤木直人)
 森村奈央(大塚寧々)
 大橋貞夫(筒井道隆)
 緒方達也(AKIRA)
 緒方マキ(さくら)
  吉永晴子(加賀まりこ)
 緒方友康(林隆三)
 竹内瑞恵(松下由樹)
脚  本 橋部敦子
主題歌  竹内まりや「幸せのものさし」

あらすじ 第7話 4人目のアラフォー

 帰ります、と岡村恵太朗(藤木直人)。緒方聡子(天海祐希)がコ
ーヒーもう一杯と言っても、帰ってしまう恵太朗。


 その頃、勝手に恵太朗の家に上がり込んでいた女性は、エプロンを
着けると、勝手に料理を始めた。

 恵太朗は部屋に入り、その女性を見ると、「また来たのか」と言う。
そして、余分につけられていた電気を消す。

 その女性は恵太朗に、結婚して、と言う。恵太朗は、その気はない
と断る。


 森村奈央(大塚寧々)は自宅のリビングからボーッと外を眺めなが
ら、大橋貞夫(筒井道隆)のことを思い出す。珍しく貞夫は強気で、
奈央のことを大切にしてくれないダンナのことなんて、と言う。奈央
はダンナに分かってもらえるように努力する、と奈央。
 奈央の手を離す貞夫。

 そこに新庄高文(丸山智己)が帰ってきて、今度ベビー商品の取引
先を招く。子供が生まれたばかりだそうだから、精一杯子供好きをア
ピールしなければ、と言う。


 夜聡子は、姪の4歳の誕生日プレゼントを買い、その帰りに思わず
ウェディング・ドレスを見てしまう。

 そこに、結婚相談所で聡子を担当していた相談員が来て、声を掛け
る。結婚、決まったのですか?と。
 聡子は、つきあい始めたばかりだから、まだわからないと答える。
しかも相手は6歳も年下だし、と。
 相談員は、聡子もやっと年下のよさに気付いてくれたのね。聡子は
是非結婚してください、と言う。聡子のような人が結婚してくれたら、
世の中のアラフォーの女性達の大きな希望になるから、と。


 家族三人揃って家を出る竹内瑞恵(松下由樹)達一家。夫・竹内彰
夫(神保悟志)にゴミ捨てを頼むと、みっともないことできない、と
彰夫。
 瑞恵は、ゴミ出しは今や夫の重要な家事の一つと協調し、彰夫がま
わりを見回すと、多くの夫達が、ゴミ出しをしている。
 諦めてゴミ出しをする彰夫。

 瑞恵は、今日から営業に回ることになり、さっそく店舗リストと名
刺を受け取る。

 瑞恵は、リストの店を次々と回るが、話も聞いてもらえず、ひたす
ら名刺を置いてくる。
 営業の心得として言われた、「笑顔」、「心のふれあい」、「自分
自身がお店の経営を手伝うつもりで」の三点を必死に守って。


 医局で聡子は、看護師達から、恵太朗が給湯室のポットに『保温禁
止』の貼り紙をした。保温するより、必要なときに湧かした方が、電
気代が少なくて済むと、ケチなことを言って。不便なので、止めるよ
うに言ってくださいと訴える。

 聡子は思わず、「ケチじゃなくてエコ、ね」と言ってしまう。
 入ってきた恵太朗に、エコはわかるけど、不便という声が上がって
いるので、ポットの保温はあり、ね、と言う。

 医局で恵太朗と2人だけになると聡子は、思わず「ケチじゃなくて
エコ」と言ってしまった。付き合っていることがばれないか、と心配
する。
 恵太朗は、大丈夫でしょ、と言う。人は他人のことに無関心だから、
と。
 聡子は、みんなには黙っているとしても、瑞恵には言う必要がある
わね。今晩、貞夫の店で、と言う。
 恵太朗は、一度家に帰らなければならないので、その後で、と言う。

 貞夫の店に集まっている、聡子、瑞恵、奈央。
 瑞恵は、恵太朗に主婦にもやれることがあると言われ、おしゃべり
が特技と気付いたので、営業職にしたと、ペラペラと話す。
 聡子が今日集まって貰った趣旨を話す隙もない。


 恵太朗が部屋に戻ると、まだ女性がいて、結婚して、と言う。
 恵太朗は、約束があると言って、外へ出る。

 貞夫の店に現れた恵太朗を最初に見つけた瑞恵は、自分に会いに来
てくれたんだとはしゃぐ。
 恵太朗と聡子が付き合っていることを話そうとしても、聞く耳を持
たない瑞恵。

 そこにあの女性もやってくる。
 つけていたんですか!と恵太朗。
 なんと、その女性は恵太朗の一番上の姉・和子(片桐はいり)。
 和子は恵太朗に、聡子が付き合っている女性なのか聞く。
 恵太朗がそうだと答えると、聡子に騙されているだけよ。聡子は出
産のタイムリミットまでに子供を産みたかっただけ。子供ができたら
捨てられるわよ。聡子は一人で子供を育てていけるだけの経済力があ
るのだから、と。
 結婚する気は無い、と恵太朗。そして、どうしてそんなこと知って
いるかと、問う。
 和子は、お客様だったからと答え、聡子が結婚相談所に行っていた
ことがバレ、昔のことだからと必死に言う聡子。

 恵太朗が聡子と付き合っていると知った瑞恵は、ショックを受けて
いる。

 3人だけ残って食事をする聡子。
 奈央は、恵太朗に結婚する気がないと言われて、ショックだったの
では?と聡子に聞く。
 聡子は、まだつきあい始めで、結婚なんて考えてないから、と言う。
 奈央は、39の女と結婚考えずに付き合う男って、何だろう、と言
う。
 6才年下の男と結婚できると思っていた女よりましよ、と聡子。
 奈央が、何、女の価値下げてるのよと言うと、聡子は結婚相談所で、
女の価値を、いやと言うほど思い知ったから、と言う。


 翌日の病院で、和子のことを謝る恵太朗。
 聡子は、気にしていないからと言うと、口の中で「結婚しないかも」
と言う。

 恵太朗は、和子はいろいろな苦労を背負って、大変な人生を歩んで
きたんです、と言う。
 そして今晩、聡子の部屋へ行っていいか聞く。
 もちろん、と聡子。


 営業でくたくたになり、お腹も空いた瑞恵。
 手近な定食屋に入る。
 でも、そこには滅多に女性客は来ず、女性誌は置いていない。外か
らも店内が丸見えで、店の作りも女性客が入りにくい。それを解決し
ようとするため、わざと二階や地下にお店を出すとこもあるのに。

 運ばれてきた定食はおいしい。
 瑞恵は、自分はお店を携帯サイトに紹介する会社の営業をしている。
是非、この店を紹介させて欲しいと名刺を差し出す。

 名刺を受け取る主人。
 喜ぶ瑞恵。初めて、名刺を受け取って貰えた。今まで忙しいって断
られていたから、と。
 どうせうちは暇だよ、と言う店主。そして、うちはこういうのに載
せてもらう気はないから、と断る。
 瑞恵は、散々失礼なことを言ったことを詫び、また来ますと言って、
店を出る。


 聡子はお笑い番組の録画に失敗していた。
 恵太朗が、自分は録画したと言う。

 いつしか、テレビに結婚式のシーンが映される。
 聡子は慌ててテレビを消す。
 恵太朗は、結婚するつもりはない。それでも付き合えるかと聞く。
 付き合える、と聡子。
 恵太朗は、結婚しないのは、聡子だからというわけではない。誰と
も結婚しない。結婚というものがわからないのだ、と言う。


 奈央は病院を出るとタクシーを捕まえ、会社へ急ぐ。
 でも、すでに会議が始まっていて、後で上司に文句を言うと、少し
は奈央の負担を減らそうとしたのよ、と言われる。
 奈央は、嫌々ながら、礼を言う。


 瑞恵は、またあの定食屋へ行く。
 今日もおいしかったと言って、お金を払うとき、定食屋の主人が、
野菜の端を捨てようとしているのを見て、もったいないという。ミキ
サーでくだいて、ポタージュにすれば、野菜も取れるし、いい一品に
なる。女性にも人気が出る。店の前にも、ディスプレーを置けば、入
りやすくなると、夢心地で言う、瑞恵。
 でも、主人は客を増やす気はない、と言う。


 聡子の家にやってきた和子は、結果いろいろなものを手に入れまし
たねと言う。大きなテレビ、座り心地の良さそうなソファー、高級そ
うなマッサージ・チェア、と。

 聡子がコーヒーを淹れ、和子の話を聞く。
 和子は、恵太朗は結婚がいやというわけではない。恵太朗は家の犠
牲になった。
 和子は家がイヤで、恵太朗を残してサッサと結婚して逃げてしまっ
た。


 病院で聡子は恵太朗に、姪の誕生パーティーに来ない?と誘う。姪
もなついているし、と。
 出席者は父と父の再婚相手、そして弟夫婦とその娘の姪。

 恵太朗は、それって気軽に行けるシチュエーションじゃないですよ
ね、と言う。

 聡子は、ただの同僚ってことで、付き合っているなんて行ったら、
大騒ぎになるからと釘を刺す。

 話が聡子のことになりそうになると、聡子は必死に話を弟に向ける。

 実は父・緒方友康(林隆三)は、弟・緒方達也(AKIRA)の働
いている美容室が載った切り抜きを、大切そうにお財布に入れていた
のだ。


 奈央のところでは、高文のビジネスパートナーが、妻と生まれたば
かりの子供を連れてきていて、ケータリングでローストビーフなどを
用意して、豪勢なホームパーティーを開いていた。

 でも、途中で奈央は気分がすぐれないのでと言って、自室へ入って
しまう。

 パーティーが終わった後、高文は奈央に、大切なビジネスパートナ
ーだと言っただろう。赤ん坊を抱くくらいのこと、してくれてもいい
だろう、と言う。
 奈央は、今野自分が、子供に恵まれ、幸せそうな人に優しくできる
わけ無いでしょう、と言う。

 奈央がまだ話そうとするが、高文はサッサと自室に入ってしまう。
マイナスオーラを出している人のそばには、一刻たりともいたくない、
と言って。


 彰彦が帰宅すると、瑞恵はまだスーツを着たまま、ソファーの上に
倒れていた。
 驚いて彰彦は、瑞恵に声を掛ける。

 目覚めた瑞恵は、「寝ちゃった」と言う。
 彰彦は、スーツがしわになると言うと、メシ、と言う。

 瑞恵が、チンするだけにしてあると言うと、彰彦はやってくれと言
う。家事の手を抜かないというのが、仕事をする条件だっただろう、
と。

 チンぐらいできるでしょと言い合う彰彦と瑞恵。
 リビングでテレビゲームをしていた息子・竹内洋介(木村遼希)が、
チンぐらい、そういっている間にできるだろうと言い、瑞恵は仕方な
いという様子で、台所へ行く。


 みんなが帰った後、義母・吉永晴子(加賀まりこ)は聡子に、本当
に恵太朗と結婚しないのか、聞く。
 聡子は、恵太朗は複雑な家庭に育ったため、結婚は考えられないと
言っている、と言う。

 晴子は、恵太朗を救えるのは、結婚して温かい家庭を持つことなん
でしょうね、と同情する。


 朝、病院で恵太朗に、ルカちゃんも可愛いけれど、聡子も可愛いで
すね、と言われる。
 恥ずかしそうに、でも、嬉しそうにする聡子。
 冗談ですから、と恵太朗。


 瑞恵は上司に、なかなか話すら聞いてもらえなくてと、頭を下げる。
 でも、その女性上司は、仕事に主婦の甘えは許されない。勤務形態
も、主婦が働きやすいよう考慮している、と言う。


 高文の前に現れる貞夫。奈央が子供のことで悩んでいるのをわかっ
ているのか、と詰問する。
 だが高文は、夫婦の問題ですから、と相手にしない。

 それでも粘る貞夫に、高文は、もてる妻を持って、幸せだよ、と嫌
みを言う。


 奈央は、自分が編集長なのに、自分の雑誌が自分のいないとろこで
ドンドン進んでいると上司に、文句を言う。

 上司は、奈央は雑誌のコンセプト通りにサッサと子供を産みなさい。
それが一番の仕事でしょ、と言う。

 奈央は、自分が編集長になったのは、高文の妻だからか聞く。
 上司は、当然分かっていると思っていたけど、と答える。


 瑞恵は、今日も契約が取れず、お昼を食べにいつもの定食屋へ入る。
するとメニューに、野菜ポタージュが付き、目隠しが貼られていた。
 店内へ入ると、何組も女性客が入っている。

 店長は瑞恵のアドバイス通りにしてみたら、お客さんが増えた、と
ニコニコしている。

 瑞恵も、野菜ポタージュ付きの定食を頼む。
 店長は、瑞恵の携帯サイトに載せて貰おうかな。名刺貰える?と言
う。
 感激して、名刺を渡す瑞恵。


 一緒に病院を出る聡子と恵太朗。
 恵太朗が、今晩聡子のところへ行っていいか、聞く。
 里子は瑞恵達と約束があるけど、先に家に上がって待っていて。す
ぐ行くから、と言う。

 いつもの貞夫の店。
 瑞恵は今日初めて、一件、契約が取れたことを嬉しそうに話す。
 奈央は、それくらいのことで、と冷たい。
 瑞恵は、不妊治療って、焦るのが一番ストレスになってよくないと
いう。
 奈央は、瑞恵のように苦労せずに子供を産んだ人に、そんなこと、
言われたくない、と言う。

 瑞恵は 聡子に、39になって付き合っている男から、結婚する気
が無いって言われたら、ショックだよね、と言う。

 聡子は、自分は結婚しない人生もありだと思っているから、それほ
どじゃない、と言う。

 瑞恵は、貞夫に、今日、昼間、お店に電話したけどいなかったよね。
どこ行ってたの?と聞く。

 高文と会っていた、と貞夫。

 奈央は、そんなことをすると、更に高文との関係が悪くなるじゃな
い、と貞夫を非難する。

 貞夫はまた子供のことで、高文に責められているのか?と心配する。


 聡子が帰宅し、恵太朗にお土産を持ってきた、と渡す。
 それは貞夫が作ったシチュー。
 貞夫は腕はいいんだよね、と聡子。

 食事を食べながら聡子は、また自分の実家に食べにおいでよ、と恵
太朗を誘う。

 でも、恵太朗は断る。二度と聡子の実家では食事をしない、と。

 いぶかる聡子に恵太朗は、ドラマとかで、家族で食事をしていると、
よくしゃべる。でも、あれは演出上の問題で、普通の家庭では、食事
中は話さないものと思っていた。子供の時から、そう育てられたから。
 それが聡子の実家では、食事中、みんなよく話す。それについてい
けない、と恵太朗。

 食後の珈琲を飲み終わると、帰って行く恵太朗。

 聡子は恵太朗を引き止めようとしたが言い出せず、帰路気をつけて
ね、と送り出す。

 だが、聡子は決心をし、部屋を飛び出すと、全力疾走して、恵太朗
を追いかける。
 そして恵太朗に追いつくと、今晩、泊まっていって、と言う。


寸  評  遂に聡子は、恵太朗との仲を深める決意をしたのですね。
 また、聡子が結婚相談をしていた相談員が、恵太朗の長姉だったと
は。ドラマの中の世間は狭いものです。

 でも、恵太朗が結婚できないのは、いったい何があったのでしょう
か。厳しい家庭で育ったようなのですが。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 歯のかぶせものが取れてしまいました。
 でも、焦って歯医者さんに電話したら、痛くないなら大丈夫ですよ、という
ことで、連休明けの予約日まで待つことに。
 今まで、奥歯の永久歯が生えてくるときにむずむずと痛かった経験しかない
ので、歯が痛いというのがどういうのか、分かりません。
 このまま、歯が痛い経験をせずに済んでくれるように祈っています。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
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