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タイトル:Daily Drama Express 2009/03/18 キイナ (最終回)  2009/04/14


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/03/18 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル キイナ〜不可能犯罪捜査官〜
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 春瀬キイナ(菅野美穂)
 山崎尊 (平岡祐太)
 工藤真一郎(塚地武雅)
 遠藤桜 (小池栄子)
 御手洗修司(草刈正雄)
 雅一馬 (沢村一樹)
脚  本 吉田智子
主題歌  『』

あらすじ  第9回 神隠し

 この世には、不可思議な事件が沢山ある。でも、そこには必ず理由
がある。

 このドラマは真実から生まれた。


 街を歩いていた春瀬キイナ(菅野美穂)が、遠藤桜(小池栄子)か
らの電話を受ける。捜査会議が始まっちゃうよ。先週も遅刻したでし
ょ、と。

 キイナは、いろいろ遅くなった理由を並べている。

 すると突然、人々の悲鳴が聞こえる。
 キイナがそっちの方を向くと、人が燃えている。


 捜査一課に来たキイナが、人体が燃えたのを見た、と言う。燃え始
めるところを見た人によると、突然燃え上がった、と言う。

 そんなことないだろうというみんなの声に、事例を並べるキイナ。
 1964年 アメリカで、椅子に座っていた女性が燃えだした。
 1985年 イギリスの調理学校で、女子学生が燃えだした。
 共に火の気がないところで、突然人体が燃えた。

 キイナは、原因として、人体の蝋化現象、プラズマ発光など、諸説
あるが、どれが真相か分からないという。


 残業しているキイナと桜。

 キイナは工藤莉子(森迫永依)から電話を受ける。警視庁科学捜査
研究所の工藤真一郎(塚地武雅)から連絡があるはずだ、と。
 桜は、やっぱりプロポーズじゃない?どうする?とあおる。
 わからない、と満更でもなさそうに答えるキイナ。

 真一郎から掛かってきた電話の内容は、莉子の友達の件で相談があ
るとのことだった。


 キイナと山崎尊(平岡祐太)で、真一郎と莉子に会うと、風見団地
に住むクラスメイトがここ二日間無断欠席なので、心配だと言う。

 4人は、まずその子の家を訪ねることにする。

 その家のチャイムを何度も鳴らすが、誰も出ない。郵便受けには、
新聞が貯まっている。
 隣の家にも、誰もいない。

 外から風見団地を見上げると、物音もしないし、窓の一つにも灯り
がついていなかった。

 キイナは、団地の全員が神隠しにあったのではないか、と言う。

 風見団地96世帯、約300人が忽然と姿を消したことがニュース
で流れる。

 犯行声明のようなものが送られてきた局もある。
 新聞の文字などを貼り付け、『風見団地の人の命は預かった』とあ
る。

 ニュースを見ていた、桜ほか婦警達は、300人を誘拐!?と驚く。

 管理官・御手洗修司(草刈正雄)は、犯行声明だなんて、警察をな
めている、と言う。

 主任の津田明彦(金田明夫)たち捜査員達と、キイナたち別班は、
捜査をしている。

 洗濯物を干したままの家。
 食事の用意がされ、そのままの家もある。

 月曜から三日間、職場も無断欠勤、学校も無断欠席。

 新聞配達の人も、誰の姿も見ていないと言う。

 キイナは尊に、何かが突然起きて、一斉に逃げたとか、と言う。

 何かって?と尊に聞かれ、UFOとか、とキイナ。
 あきれる尊。

 そこに、住民が見つかったとの知らせが入り、話を聞くと、日曜日
から親戚の法事へ行っていて、今戻ってきたという。


 テロや組織犯罪の可能性も取りざたされ、特別捜査本部が設置され、
大規模な捜査会議が開かれる。

 一課長の雅一馬(沢村一樹)が、出席者一同に、概要を説明。

 次にキイナを指名して、詳細を説明すると言う。

 でも、キイナは自分が指名されたことに気付かない。尊に促され、
前へ出る。
 その出方も、同じ側の手と足が一緒に前に出て、ぎこちない。

 説明を始めるが、しょっちゅうつっかえてしまう。
 風見団地の住人は96世帯312人。そのうち、3世帯7人は戻っ
てきた。みんな週末、旅行や出張などで出かけていた人たちばかり。
 残りの305人がまだ見つからないのだが、この団地の集会所では、
8日、日曜日に映画が上映され、ほとんどの住民が出席した。

 このあたりから、キイナの銚子が上がる。
 このような現象を昔から『神隠し』と呼んだ。天狗やなんかがやっ
てきて、異世界に連れて行ってしまうと、思われていた。

 『ハーメルンの笛吹男』という話がある。大量のねずみに困った街
の人に頼まれた笛吹男は、笛を吹いてネズミを海へ誘い、溺れさせて
退治した。
 でも、報償が惜しくなった街の人たちはお金を払わなかった。
 すると怒った笛吹男は、ハーメルンの子供たち全員を連れ去ってし
まった、というストーリー。

 これには実話があり、1284年 ハーメルンで130人の子供達
が、忽然と消える事件が発生したのだと言う。

 脅迫状から指紋が検出される。その指紋は、風見団地に住む、後藤
栄一(八十田勇一)のものと一致。
 後藤は41歳で、傷害の前科があり、住民の話しによると、かなり
のトラブルメーカーだったというのだ。
 出所後は、清掃員として働いていた。

 雅が、各部隊の仕事の割り振りを決め、みんな飛び出していく。

 キイナは1人、捜査一課の部屋に戻ろうとした。
 キイナを追いかける尊。

 その途中、真一郎と莉子に会う。
 莉子がどうしても風見団地に住んでいて消えてしまった友達のこと
でキイナと話をしたいというので連れてきた、と真一郎。


 後藤の部屋を捜索する明彦達と別班。

 キイナは、靴箱に入っていた靴は、すべて左側のかかとだけがすり
減っているのを見て、何かに引っかかる。

 明彦が電話を切ると、別班は、後藤の勤務先に話を聞きに行くよう
指示する。
 不満を示す捜査一課員に、明彦は雅の指示だという。

 キイナは、後藤の勤務先へ向井ながら、後藤が犯人とは思えない、
と言う。

 2人は立慶大学へ入る。
 後藤はここの清掃員をしていたからだ。

 後藤も月曜日からずっと無断欠勤。
 掃除のおばさん達に話を聞くと、後藤の評判はとても悪い。学生と
いざこざを起こすこともたびたびあったという。
 後藤の話を聞いた人の中には、やっぱり犯罪を起こすと思っていた、
という人もいる。

 大学の校内を歩いていたキイナは、途中、講義室から聞こえている
心理学の授業に耳を傾けている。

 尊が気付くと、キイナの姿が無い。

 探すと、ちゃっかり教室の席に座って、講義を聴いていた。

 教授は、たとえばコップの中に水が半分入っているとする。それを
『まだ半分入っている』と考える人と、『もう半分しかない』と考え
る人がいる。
 その半分しか無いと考える消極的な考え方を、まだ半分もあるとい
う積極的な思考に変えるのが、『リフレージング』と言うと説明して
いる。

 キイナは、近くの席の生徒に、先生の名前を聞き、小早川教授と、
教えて貰う。

 小早川教授の研究室で、小早川に話を聞くキイナと尊。

 キイナは、さっき大学の図書館で認証心理学に関する小早川の本を
すべて読んだ。素晴らしい本だったと言う。
 キイナの言葉を信じていない様子の小早川。

 尊が、キイナが本を読む速度は、とても速いと補足する。

 キイナは、小早川の、『あなたがだまされる理由』という本の何ペ
ージの内容は.....というように、具体的に話し始める。
 そして、心理学で大勢に同じ行動をさせることができるか聞く。

 小早川は、できるかもしれない。しかし、それは神の領域だと言う。

 部屋を出て行く、キイナと尊。

 尊が、あと一ついいですか?と小早川に聞く。

 キイナが戻ってきて、一ついいですか?と切り出し、小早川は後藤
を知っているか問う。
 小早川は、よくわからないと答える。
 キイナが、後藤は清掃員だと付け足すと、心当たりがある様子。後
藤は、しょっちゅうトラブルを起こすので、知っていたというのだ。

 キイナは、後藤の部屋に、小早川の『あなたがだまされる理由』と
いう本があった。ほかは全部、競馬の本だとか、ギャンブルの本だと
かだったから、小早川と付き合いがあるのかと思ったとキイナ。

 小早川は、深い付き合いはないという。


 警視庁に戻ったキイナと尊の前に、婦警が現れ、スーツと靴の申請
書を渡す。
 尊は、ちょうど靴がすり減って困っていたので、助かったという。
 婦警は、尊も刑事になってきたんだ、と言う。御手洗が、刑事は現
場百回、足で稼いでナンボだと言っていたという。

 後藤の靴を思い出すキイナ。


 キイナが捜査会議で、後藤が死んでいたと発表。
 あの日、炎上する男を見たが、それが後藤だった。

 DNA鑑定の結果も後藤だった。

 キイナは、以前、左側のかかとだけが減った靴を見た記憶があった。
それが後藤の遺留品の靴だった。

 後藤が人体自然発火で死んだわけがない。
 尊が、防犯カメラが撮影した映像を再生する。そして後藤が燃え上
がる直前の映像を拡大する。
 すると、男が後藤の後ろに寄ってきて、ライターの火を、後藤の背
中に付けている。
 でも、通常それでは燃えるまでに至らない。

 後藤の服には、燃焼促進剤が塗られていた。焼き殺されたのだ。
 焼き殺したのか、真犯人?

 後藤は、風見団地約300人の消滅の実行犯で、口封じのために殺
された?
 でも、真犯人は帽子をかぶり、マスクをしていて、誰だか分からな
い。

 後藤には、200万円近い借金があり、それを近く返せると言って
いた。

 別班の席に戻ったキイナは、後藤に火を付けたのは、小早川かもし
れないと言い出す。体型と歩き方が似ている、と言うのだ。

 そこに真一郎がやってくる。多分、キイナたちはいないだろうと思
って、預かりものを置いて行くだのつもりだったが、会えてタイミン
グがよかったんだか、悪かったんだかとつぶやく。

 それは、莉子からキイナへのプレゼント。
 キイナは、まだ事件が解決できていなくて受け取れないと断るが、
真一郎は莉子のキイナへの感謝の気持ちですと言って、受け取って貰
う。

 キイナは真一郎に、風見団地で上映された映画のラインナップを見
せ、子供のいる家庭って、よくこういうのに参加するんですか?風見
団地の住人のほとんど全員が参加しているんですよ、と言う。
 真一郎は、これは子供達が好きそうなラインナップですね、と言う。


 その頃小早川は講義で、『地図は土地ではない』と黒板に書いてい
たが、学生達はまじめに聞いていなかった。


 キイナと尊は、風見団地の集会場へ行き、そこにあった上映された
映画のDVDを見る。
 1本目はお笑い。キイナはケラケラと笑うが、尊は冷静。
 2本目はアニメ。キイナだけでなく、尊も泣いている。
 3本目は動物もの。キイナは真剣に見ているが、尊は退屈で寝てし
まう。

 見終わるとキイナは、風見団地のみんながどこへ行ってしまったか
わかったかもしれない、と言う。


 御手洗は雅に、キイナに賭けてみるか、と問う。
 頷く雅。


 外へ出るキイナと尊。
 でも、キイナは車に乗らず、歩いていってしまう。
 尊が聞くと、キイナは図書館へ行くという。

 キイナは、一人で台車を押して、大量の本を集めると、すごい勢い
で読み始める。

 そして、ついに「見つけた」と言う。

 その頃、尊や雅たちは、だだっ広い、倉庫のようなところへ入って
いき、一階から順次探していった。
 そして遂に風見団地の住民達が集まっているところを見つけた。

 尊はキイナに、風見団地の住民、304人全員が見つかったと電話
を掛ける。
 それを聞いている途中で、キイナは机に突っ伏して寝てしまう。


 キイナが捜査会議で報告。
 発見された人の中には、衰弱している人もいたが、それ以上具合が
悪くなっている人はいない。

 住民は、誰かに強制されたわけではなく、自主的に地震を恐れて田
舎へ逃げたのだ。
 どうやって?との質問に、キイナはサブリミナル効果だと言う。

 1956年 マーケティングでジェームス・ディカレーが映画館で
上映中の映画に、『コカコーラを飲め』、『ポップコーンを食べろ』
などのメッセージを、人間が知覚できない程度の速度で挟んだ。する
と、コカコーラの売り上げが2割り増し、ポップコーンの売り上げが
5割り増しになった。

 キイナは、今回の上映では、3本目の動物ものの映画に仕組まれて
いた。

 最初、3本目のDVDを通常の速度で再生するが、何もわからない。
 でも、再生速度を遅くすると、コマの間に挟まれている文字が見え
る。

 『大地震が起こる』と1/30秒間何度も流し、潜在意識を刺激す
る渦巻き模様、振り子で、トランス状態に。
 『死』、恐怖の言葉。
 『天国』、『ここへ行けば助かる』、『釣島第三倉庫』と地図。

 これをやったのが後藤かとの声に、確かに元々用意されていた普通
のDVDから、このDVDにすり替えたのは後藤だろう。
 でも、このDVDを作ったのは、後藤ではない。このDVD作成に
は、高度な認知心理学の知識が必要。ずばりそれは立慶大学の小早川
だろう。

 小早川は、現場に姿を見せずに、300人もの人間を動かした。

 後藤が燃やされたときの映像が流れる。みんな、犯人のジャンパー
は量販されているもので、靴も特別ではないと言う。

 御手洗が雅に、キイナを信じてみるかと聞くと、信じてみると雅。

 雅の指示で、みんな証拠集めに飛び出していく。

 戻ってきた捜査員達がぼやく。ジャンパーは普及品で特徴がない。
ジーパンもどこのものかわからない、と。
 大学校内で、小早川が後藤と話している姿は何度も目撃されていた。

 するとキイナが、このジーパンが手がかりになるかも、と言い出し
た。


 教授室に戻った小早川は、あの動物もののDVDが机上に置かれて
いるのを見て、「なんでこれが」といいながら、パソコンで再生する。

 そして途中まで見ると、あの風見団地の住人が避難していたところ
へ駆けつける。
 そこに誰もいないのを見て、呆然とする。

 すると「お待ちしていました」とキイナが現れる。

 キイナは、小早川のマネをして、サブリミナル映像を作って、『風
見団地の住人は』、『もう見つかった』というメッセージを入れた、
と言う。
 後藤を使って、風見団地の住人300人余りを誘拐した、小早川に
しかできない完璧な犯罪。
 でも、一つだけ小早川は、ミスをしてしまった。それは後藤を殺し
てしまったこと、と言う。
 そう言って、防犯カメラの映像から焼いた写真を見せ、これは小早
川ですね、と言う。
 否定する小早川。

 キイナは話す。
 1996年 アメリカ ワシントンでの銀行強盗事件。
 証拠品は防犯カメラに映った犯人の姿だけ。
 捜査に行き詰まったFBIは、ジーンズの縫い目にできるデコボコ
−−パーコード模様が、ジーパン毎に、指紋のようにそれぞれ特徴が
あることを発見し、犯人逮捕に至った。

 これを思い出したので、学生から借りた小早川の写真のジーンズと、
科捜研で比較した。そして見事一致したという。

 なぜ、こんなことをしたのかと問うキイナ。

 小早川は、すべては意味のある実験だ。マスコミに犯行予告を送り、
突然300人の人間が消えたら、みんなどう騒ぐか。
 300人で成功したら、1000人、1万人と対象を増やしていく
つもりだった、と言う。

 そんなことをして面白いですか?とキイナ。

 小早川は、面白くなんて無い。この世には馬鹿な人間が多すぎる。
そんな人間が増えることを考えたか、と言う。

 キイナは、小早川は心理学はよく知っているのだろう。でも、人の
心の中はわからない。どんなに本を読んでも、分からないのだ。
 ただ言えることは、残された家族が、どんなに心を痛めたかという
ことだ、と言う。
 これは実験などではない。ただの犯罪です、と。

 雅は手錠を取り出すと、キイナに、お前が掛けろと言う。

 小早川に、後藤殺害容疑で逮捕します、と手錠を掛けるキイナ。


 警視庁に戻ったキイナは、真一郎にお礼を言う。
 真一郎は、キイナの着想のおかげだという。
 キイナは、真一郎のおかげでひらめいたという。

 真一郎はキイナに背を向けると、莉子も喜んでいるので、一度お食
事でもしませんか?と言う。
 でも、振り向くとキイナさんはいないんだよなとつぶやきながら振
り返ると、今日はキイナがまだいて、「喜んで」と返事をする。

 キイナが出て行くと真一郎は、自分の骨折した足を叩き、「痛い!
夢じゃないんだ」と安心する。


 莉子は、風見団地に住む友達と一緒に登校する。


 立てこもり事件が発生し、捜査一課の課員達が飛び出していく。

 桜が鳴っていた電話を取ると、UFOに子供が連れ去られたとの通
報。

 雅は、別班はこっち、と指示。

 事件の捜査に出かける途中、尊はキイナに、キイナは怪奇現象など
を信じているのか、と問う。

 キイナは、アインシュタインも言っていた。
 生き方には二つある。奇蹟なんてどこにもないという生き方と、奇
蹟はあらゆる所にあるという生き方。
 だったら、奇蹟はどこにでもあると思った方がいい。なぜなら、そ
の方が楽しいから、と答える。


寸  評  確かに、団地の人が霧のように消えてしまった。しかも、生活痕
を残したまま−−といえば、思い出すのはバミューダ海峡。船乗りが
消えてしまう。

 かと思ったのですが、仕掛けは、サブリミナル効果。

 確か、今は、映画にこういう仕掛けをしてはいけないことになった
のではなかったでしたっけ?

 このサブリミナル効果、本当にどこまで、その気になるのか、気に
なります。

 『ランチの女王』を見ていたらオムライスが食べたくなったなどと
いうのは、直接的な効果ですから。

 そういえば、大学に入る前は、心理学を学べば、他人の心がわかり、
他人を操れるのかと思っていました。(うーん、女郎の手練手管じゃ
ないですけどね)

 でも、大学で心理学の講座を取って、心理学って、そういうものと
はほど遠いと知りました。
 心理学を学んでも、ちっとも他人の心はわからないですし、他人を
操ることもできません。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 『キイナ』最後までおつきあい頂き、ありがとうございました。
 配信が遅くなってしまって済みません。

 ところで、『銭ゲバ』について、寸評を載せたところ、読者の方からもメー
ルをいただきました。ご本人から掲載許可をいただきましたので、お送りした
いと思います。(ご意見部分を抜粋するにあたり、文としての落ち着きがよく
なるよう、一部、文末を変えさせていただいています)

 このように、読者の方からメールをいただけると嬉しいですね。やりがいを
感じます。(鈴木)

==== 読者の方からのメール ====

 寸評で書かれたように、最終話は必用ないと感じました。かえってドラマの
レベルを下げたような思いがしてなりません。悪は悪として潔く終末を飾って
ほしかった。

 この作品の原作をリアルタイムで読んでいた私としてはドラマ化されると知
り期待していたのですが、結果、プロデューサと脚本家の夢物語にムリヤリ付
合わせられ翻弄された様で、ここ数年見た中で一番後味が悪いドラマとなって
しまい非常に残念です。

 ただ、風太郎の最後のセリフを活かすには、もう少しレベルダウンして展開
した方が良かったように感じました。

===== 以上 =====

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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