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タイトル:Daily Drama Express 2009/03/19 ありふれた奇跡 (最終回)  2009/03/31


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/03/19 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル ありふれた奇跡
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 中城加奈(仲間由紀恵)
 田崎翔太(加瀬 亮)
 田崎重夫(風間杜夫)
 中城 桂(戸田恵子)
 神戸幸作(松重 豊)
 藤本 誠(陣内孝則)
 田崎四郎(井川比佐志)
 中城朋也(岸部一徳)
 中城静江(八千草薫)
脚  本 山田太一
主題歌  エンヤ「ありふれた奇跡」

あらすじ 最終回

 若い女性から5分だけと赤ちゃんを預かった中城加奈(仲間由紀恵)
と田崎翔太(加瀬亮)。
 加奈は赤ちゃんに夢中だが、翔太は5分経っても母親が戻って来な
いのを心配する。

 加奈は翔太に言われてトイレに見に行くが、女性はいない。そのう
ちに、赤ちゃんは泣きだして、翔太はミルク用のお湯をもらいにいっ
たり、書店で育児書を買ったりする。

 あっという間に三時間経ってしまった。翔太は加奈に内緒で藤本誠
(陣内孝則)と警官の権藤(塩見三省)に来てもらうことにする。

 加奈は、女性は戻ってくる気がすると言う。粉ミルクが分量ごとに
小分けされているし、ほ乳瓶にはお湯の目盛りに印がつけてあったか
ら。

 加奈におむつ交換の場所を教えた警備員が上司を連れて、加奈と翔
太に声をかける。翔太は待ち合わせをした人を待っているのだとごま
かす。

 藤本と権藤がやって来た。しばらくすると、若い女性が戻って来た。
加奈が赤ちゃんを渡そうとすると、若い女性・美代は後ずさる。加奈
や藤本・権藤がとりなして、美代は、赤ちゃんを受け取り、話は藤本
と権藤が聞くことになる。

 加奈と翔太は食事をするが、加奈は疲れてうとうとしている。その
後二人はホテルに行くが、加奈は先に眠ってしまう。

 翔太はソファーで眠る。加奈が起きてきて翔太を起こす。二人で日
の出を見つめる。加奈は日の出を見つめながら涙を流す。翔太は加奈
を抱きしめる。

 中城桂(戸田恵子)が安藤律子(キムラ緑子)に会いに来た。加奈が翔
太と一緒になりたいと言い出したので、母に会いに来たのだ。

 律子は翔太にもったいないようなきれいなお嬢さんだけど、子ども
ができないとかって、とずけずけと物を言う。

 律子は翔太が結婚しても母親面して会うことはないときっぱりと言
う。本音を言う律子に桂は好感を抱いたようだ。

 田崎重夫(風間杜夫)と中城朋也(岸部一徳)は二人で会う。加奈と翔
太が結婚しそうなので、今後女装をどうするかという相談だ。二人は、
ばれないように二人で協力して続けようということになる。

 中城朋也(岸部一徳)が田崎四郎(井川比佐志)に、妻の父が亡くなり、
妻子を北海道に置く必要がなくなったので、北海道を引き払って職人
部屋のプレハブに住みたい言う。

 四郎が職人部屋は手狭だからというと、母屋の空いている部屋に置
いてほしいと言う。妻が家事全般もするというのだ。

 四郎は、翔太の差し金だと思う。加奈と翔太が結婚しても子どもが
産めないので、神部の子どもを孫代わりにと勘繰ったようだ。

 四郎は、母屋を貸したら、ここは自分の家ではなく神部の家になっ
てしまうと断る。

 翔太が神部のことで四郎に怒っている。神部は四郎に言われたこと
で傷ついて涙を流していたそうだ。

 四郎は善意には用心したにこしたことはないと言う。苦労の末身に
つけた人生観だ。翔太は、そうやって用心するから相手も用心するの
だ、怖がっていないで善意を受け止めみろと言う。

 レストラン。両家が集まっての顔合わせのようだが、四郎が二人の
結婚が決まっていくのを危惧して食事ぬきで話をしようと集めたらし
い。

 仕事がなく半人前の翔太と子どもができない加奈が一緒になってう
まくいくのかどうかが四郎は心配。

 10日ほど前に翔太は四郎に用心のしすぎだ、それでは人生広がら
ないじゃないかと言った。その言葉がずっと心に残っている。

 引きこもりの翔太が変わったことが嬉しくて、そんな風に変わった
のは、こちらのお嬢さんのお陰だと思ったと言う。

 四郎は中城静江(八千草薫)に話したことがあるが、戦災孤児になり
一人で周囲に気を許せずに生きて来た、どん底の人生で培った常識が
ある。どん底でない時代に、どん底の常識で生きていてはいけないの
だ思ったと言う。

 静江は、孫どころかひ孫まで期待してしまったこと、悲しいことの
後にはきっともっといいことがついてくると言い「おめでとう」と言
う。

 加奈と翔太は藤本に会う。藤本は元気そうだ。美代も一緒に来てい
た。藤本はあれから美代の力になっているようだ。

 神部の妻子が田崎家に引っ越して、玄関前で四郎を交えて記念撮影。

 朋也と重夫は女装して夜の街を歩いている。

 桂と静江が居間で人形を作っている。

 翔太も加奈もそれぞれ仕事をしている。


寸  評  女装はこれを機にやめるのかと思ったら続けるんですね。

 ドラマなんですけれど、どことなく昔話にある「まじめに一生懸命
生きていれば幸せになれる」という考え方が根底にあるような気がし
ました。

 お姫様(加奈)が不器用で誠実な青年(翔太)と結ばれるというお話と
して見ると、古くからあるお話を踏襲しているとも思えなくありませ
んが、昔から大切にされている大事なことをこんな時代から伝えたい
という思い、あるんでしょうね。

 四郎と神部が一緒に暮らすようになるとは思いませんでした。嫁の
お尻を触ってしまうようなおじいちゃんだけど、他人の嫁なら遠慮す
るのでしょうか。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 「相棒」は最終回になって新コンビの披露だったんですね。薫と組んだこと
で大分物わかりが良さそうになった右京がまた偏屈になった気がしました。

 「花王愛の劇場」枠の昼ドラマが「大好き!五つ子」で終わりました。夏に
放送していたはずなのに、どうしてこの時期に?と思ったら、番組の改編とい
うことだったんですね。

 子役の男の子たちはイケメンぞろいで大きくなったらさぞと思っていたら、
途中で子役から成長した子たちになって驚きました。

 のんちゃんがかわいくなっていたことにも驚きましたが、今回も子持ちのと
ころに嫁ぐ設定で、若いのに苦労しなくてもなんて親の目線で思ってしまいま
した。(たま)

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