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タイトル:Daily Drama Express 2009/03/03 トライアングル (9)  2009/03/23


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/03/03 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル トライアングル
局  名 フジテレビ系
放映日時 火曜22時
キャスト 郷田亮二(江口洋介)
 黒木舜 (稲垣吾郎)
 葛城サチ(広末涼子)
 郷田唯衣(相武紗季)
 志摩野鷹也(堺雅人)
 富岡康志(谷原章介)
 秋本了 (佐々木蔵之介)
 丸山慶太(小日向文世)
 葛城均 (大杉れん)
 葛城清子(風吹ジュン)
 黒木信造(北大路欣也)
原  作  新津きよみ『トライアングル』
脚  本 水橋文美江
主題歌  小田和正『さよならは言わせない』

あらすじ  9 真実の向こう側

 「なぜ、ここに?」と黒木信吾(北大路欣也)。
 「黒木さんこそ、なぜここに?」と郷田亮二(江口洋介)。
 ここは25年前の殺害現場だ、と信吾。
 ええ、葛城佐智絵さんが何者かに殺害された場所だ、と亮二。
 君は、あの日、ここにいた。25年前、この殺害現場から逃げた、
と信吾。
 どうしてそのことを?と亮二。

 秋本了(佐々木蔵之介)から聞いた、と信吾。
 いぶかる亮二に、当時のことを確かめようと、秋本に会った。郷田
唯衣(相武紗季)にも会った、と信吾。

 自分を守るためか?25年前の真実を知られたくないからか?と亮
二。

 上海で志摩野鷹也(堺雅人)が亡くなった、と亮二。
 自殺として処理された、と信吾。

 亮二は、信吾が殺したのではないか?実行は葛城均(大杉れん)に
やらせた。25年前の時も、そうなのではないか、と言う。

 信吾は、証拠があるのか?と問う。亮二も刑事の端くれならば、証
拠が重要なことぐらい、分かっているだろう、と。

 亮二は、佐智絵の事件はすでに時効を迎え、志摩野の件は、犯罪性
無しとされてしまった。今更、逮捕することは出来ないけれども、亮
二は真実が知りたいのだと言う。

 信吾は、そんな証拠もない憶測の話をしても仕方がない。亮二のゴ
ールは、今のままでは幻に終わる、と言う。


 丸山慶太(小日向文世)は黒木舜(稲垣吾郎)に、均はパスポート
偽造に関わっていた。丸山名義のパスポートを作ることもできただろ
う。均と信吾は、しばしば会っていたのだ、と言う。

 舜は、そのことを知っていたという態度を取る。
 丸山は、知っているなら、言ってくれなきゃ。偽造パスポートの件
を追うよ、と言う。

 亮二は丸山に、均が日本に戻るまでに証拠を見つけたい。均が偽造
パスポートで、志摩野を殺した件について、と言う。


 葛城家を訪れ、葛城清子(風吹ジュン)に話を聞く亮二。
 亮二が偽造パスポートの件で捕まった時、便宜を図ってくれたのが、
信吾だった。それからも2人はたびたび会っていた、と言う。

 佐智絵が亡くなった日、清子は新藤利道(宅麻伸)と会っていて、
5時過ぎに新藤を送り出した。もう二度と会わない約束をして。

 亮二は、その時均はどうしていたか聞く。
 清子は、均が!?と息をのむが、確かに均は、佐智絵が自分の子か
どうか疑わしいと思っていたのは確か。でも、均には血の繋がらない
葛城サチ(広末涼子)にも優しいのに、まさか、と言う。

 それから清子は、サチには、佐智絵の身代わりとして、つらい人生
を歩ませてしまった。これからは亮二がサチの力になって、サチ自身
の人生を生きられるようにしてあげて欲しい。身勝手なお願いだけど、
と言う。
 引き受ける亮二。


 サチは、絵画教室の授業を終え、子供達を送り出した。
 そこに亮二がやってきて、話をする。
 均は、佐智絵が実の娘ではないのでは、と疑った。清子のまわりに
いる新藤に気付き、新藤の子かもと思い、家がぎくしゃくし、殺意を
募られたのではないか、と言う。

 サチは、佐智絵を殺した人物は、亮二があの時の男の子と気付き、
上海で殺そうとして、誤って志摩野が殺されてしまったのではないか、
と言う。

 亮二は、均が偽造パスポートを使って、上海へ行っていたのかもし
れない、と言う。偽造パスポートの件は、サチが話してくれたではな
いか、と。

 サチは、自分を受け入れてくれた清子と均の優しい様子を思い出し、
自分は佐智絵として生きてきた。その均が、佐智絵を殺したはずが無
い、と言う。

 亮二は、サチはサチだ。佐智絵ではない、と言う。

 そこに丸山が来て、均の行きつけの店で、付き合っている女性が見
つかったという。
 サチは、均は一人で住んでいるはずだけどと言うが、丸山は、均は
その家にはほとんど帰っていなくて、その女性の家に入り浸りだそう
だ、と言う。
 その部屋の鍵を借りてきたと言い、亮二とサチと一緒に中に入る。

 丸山は、こういうところによく犯罪の証拠があると言う。

 クローゼットの中の背広を見て、身体を硬くするサチ。均のものだ
からだ。

 なかなかめぼしいものが見つからず、オレの勘も鈍ったかなとぼや
いている丸山。

 亮二が遂に、小箱の中に小さな容器に入った白い粉を見つける。志
摩野殺害に使われた毒物かもしれない。
 丸山が、鑑識に回す、と言う。


 珈琲ショップで人待ち顔の唯衣。でも、亮二の、一人で勝手なマネ
はするな。信吾と会うのは危険だ、という言葉を思いだし、腰を浮か
せる。

 そこに舜がやってきて、信吾と25年前のことを話したのか聞く。
 その話はしなかった、と唯衣。そしてなぜ信吾は25年前、佐智絵
殺しの犯人を捕まえられなかったの?それだから、今、亮二が大変な
目に遭っているのではないか、と言う。

 舜は、舜自信は唯衣に悪いことはしないというが、唯衣は今日は帰
ると立ち上がる。舜が止めても、唯衣は出て行ってしまう。


 亮二はサチに、明日均が帰国する。そうしたら亮二は均に会って話
を聞くつもりだ、と言う。

 サチは、亮二にお願いがあると言う。均と会う前に、自分と会って
欲しいと。
 了解する亮二。


 信吾を、執務室に訪ねる舜。
 少し時間、ありますか?との問いに、人と会う約束があると断る信
吾。
 誰ですか?との問いに、舜の知らない人だと、信吾。

 舜は、父・信吾のことを尊敬していて、それは昔も今も同じ。宮部
(浅野和之)に25年前の事件はまだ終わっていないと言わせたのは、
信吾だったんですね?と問う。
 そうだ、と信吾。そして感情に走るな。事実だけを見つめろ。そう
しなければ、見えるものも見えなくなると言うと、舜に書類封筒を渡
すと、部屋を出て行く。

 その封筒を見る舜。長野県警と書いてある。
 中に入っていたのは、八ヶ岳の別荘が全焼し、一家三人が焼死した。
医者一家。唯衣は、兄・亮二が負ぶって逃げたため、無事だった、と
ある。

 舜は唯衣に電話し、八ヶ岳の火事の件を聞く。
 唯衣は、どうしてみんなそのことを聞くの?と問い返す。
 ほかに誰が聞いたのかの問いに、信吾、と唯衣。
 火事については、亮二に負ぶわれて逃げたことしか覚えていない。
誰も何も教えてくれないから、と答える。
 亮二も何も?との問いに、何も、と唯衣。


 2人で水族館に来る亮二とサチ。
 サチはね葛城家に来た頃、均はサチを水族館に連れてきてくれた。
サチと均は手をつないだ。今まで佐智絵もそうしてきたのだろうと思
ったから。サチには、今までこうした温かい家庭がなかったから、嬉
しかった。
 でも、もう清子も自分を佐智絵とは呼んでくれない。もうサチとし
て生きていくしかない。
 あのパリで初めて会ったときのように、サチって呼んで、と言う。
 「サチ」と呼びかける亮二。
 にこやかに答えるサチ。そして自分たちがこうして会うのもこれが
最後でしょう。自分はサチに戻り、亮二は25年前の事件の真相に達
するから、と言う。

 均に会いに行く亮二はサチに、本当に一緒に来ないのか聞く。
 サチは行かないと答える。均と、どんな顔をして会えばいいのかわ
からないから、と。


 ヨシザワアヤコに呼び出され、喫茶店で話をする秋山。
 秋山は、どうして誰も彼も25年前の話ばかりするんだ、とふてく
されている。
 アヤコは、佐智絵の手紙に、初恋の人が亮二と書かれていたので、
妬いてるんでしょ。秋山も佐智絵のことが好きだったから。でも、
25年前のことで苦労している亮二を助けられるのは、同級生だった
自分たちだけ。
 花子先生は、秋山は忘れ物が多かったって、言っていた。佐智絵の
事件の時、秋山は現場近くを自転車で通ったんでしょ。何か思い出し
たら、すぐ亮二に言うんだよ、と言う。
 秋山は、アヤコは亮二のこと、好きだったもんなと言って、アヤコ
に頭をはたかれる。


 八ヶ岳に行くという舜に、八ヶ岳ってなんだよ、と聞く丸山。
 舜は亮二の家族が八ヶ岳の別荘で亡くなっている。その件が気にな
って、と言う。
 丸山が、均が帰国するまでに証拠固めをしなければならないのにと
引き止めるが、舜は行ってしまう。


 亮二は均に電話し、帰国早々だが、会って欲しいと強引に約束を取
り付ける。

 丸山が亮二に、均と会う約束の場所はどこだと聞くが、やはり今回
は自分一人で会うと答える。均も自分一人だと行ったから、均も会う
気になったのだろう。ここまで来るのは誰かに仕組まれていて、危険
な気がするけれども、もうこれで最後にするから、と言う。

 丸山は、昔亮二が目の前に佐智絵殺害犯に会ったら、殺すと言って
いたのを思い出して、慌てる。

 丸山はサチに電話する。焦る余りつっかえつっかえであったが、自
分も2人のところへ行こうと思い、念のために自分の拳銃を持ってい
こうとロッカーを開いたが、無い。亮二が持って行ったのだろう。こ
れで最後にするって言っていたから、と言う。
 サチは落ち着いて、と言って丸山を落ち着かせると、自分も急いで
コードを着て、家を飛び出す。

 均は、約束の場所へ行く前に、信吾に電話をした。そして自分一人
で大丈夫だ、と言う。

 亮二が待っているところにやってくる均。
 亮二に声を掛け、会うのはこれが初めてではないかもしれない、と
言う。

 亮二は上着の内側に手を入れ、均は腕に掛けたコートの下に何かを
隠したようにして、お互い、じりじりと間合いを詰める。

 そこに駆けつけたサチは、亮二の前に飛び出す。
 乾いた拳銃の発射音。
 領事の前で、ゆっくりとサチの身体が崩れる。撃たれたのだ。

 丸山も駆けつけ、亮二は丸山に、「救急車!」と叫ぶ。

 気がついたサチは、亮二が無事でよかった、と弱々しい声で言う。

 呆然としている均。


寸  評  前回、まさかの均犯人説でしたが、なんと拳銃まで所持していた
とは。裏では本当にダーティーな仕事をしていたんですね。
 佐智絵は、本当に均の子ではなかったのでしょうか?均が我が子を
殺したとは思いたくないです。
 秋山は、どんな役割を果たしたのでしょうか?偽証した?

 そして残る大きな謎が、なぜ25年経った今、佐智絵事件が蒸し返
されたか?
 それは、亮二の帰国が引き起こしたのか、定年間近い信吾の工作か。

 それと、再浮上した、亮二と唯衣の両親と長兄の焼死事件ですね。

 こんなにどんどん謎が深まっていいのでしょうか?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 東京マラソンで、松村邦洋が15キロ地点で、心肺停止状態に陥ったとか。
お笑い芸人というのは、命を賭けて無謀なことをやらなければならないので、
大変ですね。でも、一番びっくりしたのは、15キロも走った(歩いた?)と
いうことです。
 ほかに曙も参加しているんでしたっけ?こちらは最初から歩く予定と聞きま
した。
 時々ウオーキングで、10キロ前後を歩いているので、15キロ歩くって、
結構立派だと感じます。それに、都心って、意外とアップ・ダウンがあります
から、あの体重だったら、そうとう膝に来そうですね。

 なにはとまれ、首都封鎖に引っかかるような用事が無くて良かったです。
 ただ、出かけたら、大学の卒業式が終わった頃の時刻と重なって、ちょっと
した人混みになっていましたが。
 こういう昂揚した集団は、傍若無人になるので、ラッシュアワーより始末に
悪いこともあるんですけどね。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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