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タイトル:Daily Drama Express 2009/02/12 ありふれた奇跡 (6)  2009/03/02


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/02/12 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル ありふれた奇跡
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 中城加奈(仲間由紀恵)
 田崎翔太(加瀬 亮)
 田崎重夫(風間杜夫)
 中城 桂(戸田恵子)
 神戸幸作(松重 豊)
 藤本 誠(陣内孝則)
 田崎四郎(井川比佐志)
 中城朋也(岸部一徳)
 中城静江(八千草薫)
脚  本 山田太一
主題歌  エンヤ「ありふれた奇跡」

あらすじ 第6回

 中城加奈(仲間由紀恵)から田崎翔太(加瀬亮)は子どもが産めないと
聞いた。その後、加奈は翔太を藤本誠(陣内孝則)の部屋に呼び出した。

 翔太が藤本のアパートの近くまで行くと、藤本が加奈を待っていた。
藤本は翔太が来ることは聞かされておらず、びっくりしている。

 その後、加奈がやって来て、藤本が先日、加奈に手を出そうとした
ことが判明する。加奈はそのことは何も思っていないらしい。

 加奈が藤本の部屋に翔太を呼んだのは、加奈が自殺した理由を藤本
を交えて話したかったからだ。翔太が冷静でなくなり、かっこうをつ
けてしまうことを避けたかったら。

 加奈は最初の彼の子どもを妊娠、その彼が他の女性を妊娠させ、中
絶させたことを知り、絶対に産まないと思ったが、同じ時期に中絶す
るのも惨めで悔しかった。

 彼とは別れ、片をつけた。その頃、東南アジアの日系のホテルで働
いている友人と話す機会があり、日本人が中絶して帰ることを知った。
有給を使って一週間滞在して中絶した。

 その後調子が悪くて病院に行くと、過剰掻爬(そうは)で子どもが
産めなくなっていることを知る。その後、他の病院にも行ったが結果
は同じ。若くてカッとなって冷静じゃなくて私のせいと加奈は自分を
責める。

 そして、加奈は翔太の答えは藤本を通じて教えてほしいと言って帰
ってしまう。

 翔太は藤本にすぐに結論を出すなと言われるが、向かった場所は加
奈の家。加奈は帰っておらず、静江(八千草薫)が翔太をにこやかに迎
える。静江は翔太に好感を持っている。

 静江は二人の交際が順調そうなのを喜び、ひ孫の顔が見られるかも
とはしゃぐ。翔太は困ってそういうことは加奈の前では言わない方が
と言うが、静江はどうしてだかわからない。翔太は困って静江に、子
どもはいらないと言ってしまう。

 そこへ加奈が帰宅して翔太の顔を見て逃げる。翔太は「子どもはい
らない」と言うが、加奈は自分は子どもがほしいのだと言う。情けな
くて辛くて死のうとした、すぐに決めたことはすぐに変わるからと翔
太の決意を信用していない。

 加奈が帰宅すると静江は翔太が「子どもがいらない」と言ったこと
で憤慨している。加奈が気を悪くしても当然だと思っているようだ。

 加奈はメールで、翔太が静江にひ孫がほしいと言われて「子どもが
ほしくない」と言ったことを察している内容を送ってくる。加奈はそ
れでもゆっくり考えてほしいという。

 静江は翔太の言葉が気になり、朋也(岸部一徳)に相談。朋也は初め
て家に来て「子どもがほしくない」と言う青年は、加奈には良い相手
ではないのではないかと言う。

 加奈は、桂(戸田恵子)の病気のことを気にしている。桂と朋也は病
院に行ったのだ。神経科に行った二人。桂の病気の原因は朋也への失
望。展覧会での賛辞が口先で心がないと桂に言われたという。朋也は
雲をつかむようなことを言われてもと困っているようだ。

 加奈は、朋也に女がいるか?と聞く。朋也はいないと言うが、加奈
は朋也の隠し事が桂を傷つけているのでは?と言う。朋也は自分にも
人に言わないことがあるが、お前にだってあるだろうと言って加奈の
部屋を出る。

 田崎重夫(風間杜夫)と四郎(井川比佐志)が近所の葬式の香典のこと
で揉めている。それを見た将太は親っていなきゃいなくていいよねと
言う。自分は首を吊って迷惑をかけたしと。

 それを聞いた二人は、喧嘩できるのは家族ならではのことと弁明す
る。四郎は母・安藤律子(キムラ緑子)が出て行ったことがトラウマに
なっていることを指摘する。

 加奈からのメール。ラッシュの時間に親子連れを見るとそんな生活
は幸せではなく不安なこともいっぱいだと思ってみるが、その反面と
ても幸せなのだろうと思ってみるのだという内容。

 神部章作(松重剛)は翔太に娘の絵を見せる。神部は見せたいのだが、
翔太が積極的な反応を示さないのが不満でそのことを口にする。翔太
はそれを聞いて絵を大げさに褒めると神部は喜ぶ。

 田崎家。朋也が重夫に話があるというのだ。朋也はハイヤーでやっ
て来た。初対面ではないが、初対面を装う二人。

 四郎と重夫は朋也が訪ねて来た理由がわからず当惑している。もち
ろん加奈と翔太のことが気になって来たのだ。

 加奈はコネで大きな会社に内定していたが、管理栄養士の資格を取
り大型レンジの販売を行う今の会社に入ってしまったという話す朋也。

 先日、翔太が家に訪ねて来た時に、静江に「子どもを作る気がない」
と言ったことが波紋を呼んでしまったらしい。四郎も重夫も翔太がそ
んなことを言うはずはないと思う。

 四郎は静江がぼけているのではと?と言うが、朋也はぼけていない
と言う。

 重夫は翔太は人一倍気が優しく実生活とうまく適応ができないとこ
ろがあるからと翔太をかばう。そして四郎もやはり静江がぼけている
と言ったため、朋也は感情を害して「こんなところには来ませんよ」
と言ってしまう。

 その言葉でさらに不機嫌になった四郎。悪意はないと重夫がとりな
すが、朋也が職人さんの家に加奈が嫁ぐのは不自然と言ったため、四
郎は「ばかにしてる」と怒り出す。朋也は生活が違うと言い出し、重
夫は思わず「どこが違うのよ。シルバーナさん」と女装名で呼んでし
まう。

 幸い四郎は何も気がつかなかったが、朋也は「娘はやれません」と
言い四郎も重夫も激怒し「こっちも」と言う。

 スナック妙。加奈と警官の権藤(塩見三省)、藤本がいる。どんな
顔をして息子を亡くしたママ(宮田早苗)と会ってよいかわからず、藤
本が権藤も呼んだのだ。

 ママは「来てくださるだけで十分」と三人を歓迎している。権藤も
警官ということで、普通の人からは敬遠されることが多いし呼んでも
らったことを喜んでいる様子。

 藤本が災難を聞いても何の役にも立てないと言い出し、加奈は自分
の過去を話されるのではないかと不安になり、藤本を外に呼び出す。

 加奈は藤本に自分のことはここでは言わないでほしいと頼む。藤本
は翔太は迷うタイプなのでプッシュした方がいいと言うが、加奈はテ
キパキしないでどこか生きにくい人が好きと言う。

 権藤はほろ酔い加減で、ママにあんたは何も言わないで偉いと誉め
る。ママが涙ぐんでいる。権藤がしつこくママは偉い、母は偉いと言
い出し、藤本は加奈の気持ちを考えて権藤に「そこまで」と声をかけ
る。

 翔太の作業場に母がやって来た。重夫が母に翔太が子どもを作る気
はないと言ったのは、母がかわいがらなかったせいだと言ったためだ。

 外で二人で弁当を食べながら話す。母はお金に困っているらしく翔
太から金をもらおうとする。

 母は30にもなった息子のことは翔太自身の責任で母親に責任はな
いのだという。母は、子ども作んなさいよとあっけらかんとした様子
で言う。母は翔太が病院で何か言われたの?と言うが、翔太は「決め
たんだって」と言う。それを見た母は笑っている。


寸  評  加奈の秘密がようやくわかりました。子どもが好きで子どもが産
めないというのは確かにつらい状況ですね。

 重夫が「シルバーナさん」と言ったところで笑ってしまいました。
四郎と重夫がいるところでは深刻な感じでなく思わず笑ってしまう場
面が多いですね。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 新しいパソコンになりネット環境はよくなったものの、まだまだパソコンの
操作になれないことは多く試行錯誤の毎日です。(たま)

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発行元:ドラマ研究会
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