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タイトル:Daily Drama Express 2009/01/27 トライアングル (4)  2009/02/06


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/01/27 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル トライアングル
局  名 フジテレビ系
放映日時 火曜22時
キャスト 郷田亮二(江口洋介)
 黒木舜 (稲垣吾郎)
 葛城サチ(広末涼子)
 郷田唯衣(相武紗季)
 志摩野鷹也(堺雅人)
 富岡康志(谷原章介)
 秋本了 (佐々木蔵之介)
 丸山慶太(小日向文世)
 葛城均 (大杉れん)
 葛城清子(風吹ジュン)
 黒木信造(北大路欣也)
原  作  新津きよみ『トライアングル』
脚  本 水橋文美江
主題歌  小田和正『さよならは言わせない』

あらすじ  4 犯人は私です。

 “新藤利道”(宅麻伸)

 小巻(反田孝幸)の面通しを葛城サチ(広末涼子)にさせる。

 丸山慶太(小日向文世)が改めて当時のことを、今度は正直に話し
てください、と言う。

 サチは、小巻が何を狙っていたのかわからない。
 手紙を狙っていたなんて言われても。手紙ってなんですか?手紙な
んて持っていません、とサチ。

 丸山は、サチが手紙を持っていたことは、郷田亮二(江口洋介)が
見ていた、と言う。
 サチは、この件は義母・葛城清子(風吹ジュン)には話さないでく
ださい、と念を押す。

 サチは、もう帰る、と言う。

 亮二が送っていくと言う。
 断るサチに、真山が、この事件では人一人、刺されているんだ。用
心しろ、と言う。

 サチは諦めて亮二に送ってもらう。
 亮二がタクシーを止めると、乗り込んだサチは、ここまででいいと
言う。
 亮二は、顔に痣がある男に気をつけろ、と言って送り出す。


 清子は灰皿を洗いながら、客に早く帰って欲しいと言う。
 だが男は気に掛けず、悠然としている。

 サチが帰ったときも、清子は灰皿を洗っていて、サチは来客があっ
たのか聞く。
 誰も来なかった、と清子。


 丸山が、机の上の封筒がない、と探している。
 丸山の部下は、それを亮二に渡しておいた、と言う。

 公園でその資料を読んでいる亮二。
 そこに黒木舜(稲垣吾郎)がやってきて、自分にもその資料を読ま
せて欲しいという。

 亮二は、佐智絵が襲われていたのも、南町の飲み屋で、小巻に依頼
したのも、顔に痣がある男だったという。

 亮二は一人、「新藤利道か、捕まえてやるぞ」とつぶやく。


 丸山と舜が、南町でスナック野原の事情聴取をするのに同行する亮
二。
 亮二は、『野原』を『のばる』と正確に読める。

 バーのママは、似顔絵を見ると、数回来たことはあるけど、常連で
はないので、名前はわからない。でも、よくスーちゃんと呼ばれてい
るおかまと一緒にいた、と言う。

 亮二にサチからの電話。
 サチはあのあと、ソファーに『南町スナック野原』と書かれた使い
捨てライターが落ちていたのを拾ったのだ。
 清子に来客のことを聞いてもしらを切るばかり、と言う。

 サチは自分でこの店を訪ねると言う。

 亮二は突然丸山に、聞き込みはこれで終わりにすると言うと、タク
シーに飛び乗る。


 葛城家を訪ねる亮二。
 サチに、男が訪ねてきたのか?顔に痣がある男ということは、小巻
が会った奴だろう。そいつは新藤だ。新藤を誘き出そう、と言う。
 どうやって?とサチ。
 新藤は手紙を手に入れたがっている、と亮二。
 手紙は.....と、サチ。
 君が燃やしてしまった、と亮二。
 サチは、自分では無い、志摩野鷹也(堺雅人)だと抗議する。
 亮二は、手紙が無いことは同じだ。だが、新藤は手紙がないことは
知らない。ここで新藤も手紙も一気に片を付けよう。サチのために、
と言う。


 丸山が気がつく。亮二の後を追っていたのは、志摩野の秘書だった、
と。


 志摩野は、誰かが電話を受ける。


 亮二は富岡康志(谷原章介)に相談する。手紙をほしがっている奴
を誘き出す方法がないか、と。
 富岡は、無いこともない。それより、相手のことをどれだけわかっ
ている?と聞く。
 言いよどむ亮二に、警察が捜査中の事件について、話せないなと、
一人納得する。
 亮二は、なるべく早く記事にしてくれと富岡に頼んで、立ち上がる。


 タクシーから降りる清子。
 「志摩野鷹也」とつぶやく。

 実は清子は、夫・葛城均(大杉れん)と会っていたのだ。
 均は志摩野の名刺を清子に渡し、志摩野は力になってくれる。サチ
の絵も高く買ってくれている。そろそろ『サチさん』の行く末のこと
を考えてやろう、と言う。
 清子は、サチではなく、『佐智絵』だと訂正する。
 均は、いくら清子が記憶を封じ込めようとしても、佐智絵は亡くな
ったのだ、と言う。

 清子は呆然として、佐智絵が亡くなったときのことを、断片的に思
い出す。


 亮二がマンションに入ると、それを見届ける志摩野の秘書。

 すると、ひょぃっと亮二が運転席の秘書をのぞき込み、忠告してお
くぞ、とすごみを利かせる。

 亮二が家に上がると、舜が来ている。亮二のことを、志摩野の秘書
がつけていることが分かった。だから郷田唯衣(相武紗季)が心配だ
から、と言う。

 手土産ら持ってきたケーキは、唯衣へのお礼と言う。
 唯衣が舜の頭をはたく。この間の件は、亮二には内緒なのだから、
と。

 亮二は、お茶を淹れるという唯衣を制し、リビングから出て行かせ
る。

 亮二は舜に、新藤を手紙で釣るという話をする。
 新藤はなぜ、佐智絵の手紙に、あんなにこだわるのだろう。『ケー
キ屋さんになりたい』と書いてあるだけなのに、と舜。
 だが、舜の脳裏に、小巻が、父・信吾(北大路欣也)はわざと新藤
を逃したようだったと言っていたのが、澱のように沈んでいた。

 亮二は、その手紙は誰かさんのでっち上げ。だから探されると、誰
かさんは困るのでは?とカマを掛ける。

 舜は、父・信吾は立派な刑事だ。子供の時、一緒に夕食を食べた記
憶もないし、キャッチボールをしたり、遊園地に連れて行って貰った
りした記憶もないけど、それでも父親の跡を継ぎたいと思ったぐらい
なのだから、と力説する。

 亮二は舜を追い出す。そして唯衣に、舜は止めておけ、と言う。

 唯衣がケーキの箱を開けると、ショートケーキのイチゴが下に落ち
てしまっていた。


 志摩野はサチに、絵画教室の場所を見せる。教室以外の時間は、サ
チのアトリエとして使っていい。いや、むしろアトリエとして使って
貰いたいのが本音だと言う。

 サチが、今応えなければならないかと問うと、均は清子と別居して
いる。正式な離婚となれば、清子を養うために、この仕事も必要では
ないか、と志摩野。

 マチコと話すサチ。
 マチコは、安易に志摩野をサチに紹介してしまったが、自分は志摩
野について、ほとんど何も知らない。無名の画家の絵に、ポンと
300万円出すなんて、金持ちの道楽の一言で片付けるには、やり過
ぎだという。
 マチコは、志摩野の数々の怪しい行動を思い出して忠告した。

 サチは、確かに自分の絵に、そんな価値が無いことは知っているが、
でも、佐智絵が絵画教室を開くというのが清子の夢。だから自分がそ
の夢を叶えたい、と言う。


 丸山の部下が、スーさんことカヤマジロウは実在したと、似顔絵を
持ってくる。
 だからそういっただろう、と丸山。

 新聞に、佐智絵殺害の件と、サチが佐智絵の手紙の内容については
語らない、という記事が載る。
 舜は、亮二が書かせたのだろうと怒る。

 亮二は、これは警察の捜査のためでも、佐智絵殺害の事件を解明す
るためでもない。25年前の件を知られては都合が悪い誰かさんに揺
さぶりを掛けるためだ、と暗に信吾のことを言う。


 サチの所に、顔に痣のある男から電話が掛かってくる。
 サチは出かける。

 サチの出かけた後の葛城家に、車で乗り付ける丸山と舜。

 サチの向かった先に亮二が立っている。
 サチの携帯が鳴る。舜からで、今どこにいるか聞く。
 サチが、友達と会っていると答えると、まさか亮二と会っているの
ではないよな、と舜。
 サチは、違うと嘘をつく。

 舜は、亮二はサチを守ってくれない。亮二の関心は、佐智絵を殺害
した犯人を捕まえることだけ。25年前、佐智絵を守れなかったこと
を後悔しているだけなのだ、と唯衣から聞いた。亮二は、サチのこと
を思っているのではない。サチに、佐智絵の面影を見ているだけなの
だ、と忠告する。

 電話を切ると、サチは亮二に、男とは、そのビルの屋上で待ち合わ
せをしている。そして、それっぽい封筒に入れて、手紙も持ってきた
と言う。

 亮二は、サチの手から手紙を取ると、ここから先は自分がやる。サ
チの役目は、奴を誘き出すところまでだ、と言う。

 亮二がそのビルのエレベータに乗る。
 すると、サチも乗り込んでくる。電話で呼び出したのは、自分だか
ら、と。
 サチがいなくてもやれると言う亮二に、自分も25年前の事件の真
相を知りたいと言うサチ。
 亮二が、あとで話してやると言うと、サチは、後で亮二に会いたく
ない。もうこれで亮二と会うのは、終わりにしたいと言う。

 2人が乗ったエレベータが途中で止まる。
 ぼろいエレベータはこれだから、と文句を言うサチに、これは誰か
が意図的に止めたのだと亮二。

 亮二は操作盤の所から、枠の金属棒を外すと、エレベータのドアを
こじ開ける。
 エレベータの上部が、上の階の床の位置になっていて、わずかな隙
間が空く。

 そこに誰かがやってきて、エレベータのドアを開くと、エレベータ
のかごの上に、段ボール箱を置き、ドアを閉める。

 静かにしていた2人は、エレベータのかごの上に、何かが載せられ
たことに気付く。
 亮二は、こんなところで、二度と顔も見たくない男と、死にたくな
いだろうと言って、その箱を取ろうとする。
 亮二が台になり、サチがその上に乗って、やっとのことで箱を取る。

 箱の中身は、爆弾型のおもちゃ。

 その時、エレベータのかごの中に電気が灯り、元通り、エレベータ
は動き出す。

 2人がエレベータから出ると、『あの男』が、車を突進させてくる。
 でも、その車は2人を轢かずに去っていく。

 亮二は、サチが無事で良かったと、サチの身体を抱きしめる。

 亮二が、送っていこうか?と言うが、サチはさっさと歩いていく。


 亮二が帰宅すると、リビングの机に突っ伏して、唯衣が寝ていた。
 その身体に毛布を掛けてやる亮二。

 唯衣は、25年前、何があったの?舜のお父さんが捜査した。ただ
それだけじゃないの?と聞く。


 翌日、警察で爆弾のおもちゃについて調べて貰うが、指紋は出ない。

 丸山は、佐山は新藤のことだと言う。


 今は警察を退職して中華料理店を営んでいる宮部を、丸山は訪ね、
新藤は佐山の戸籍を買って、名前を変えたんだろう。25年前のこと
を聞いても、誰も教えてくれないけれども、今はもう警察のしがらみ
のない宮部になら、本当のことを話せるだろうと迫る。

 だが、そこに信吾が入ってきて、宮部の身体が硬くなる。
 信吾は警察を辞めたと言っても、元部下は今も部下だ。宮部の豚キ
ムチチャーハンは絶品なんだと言う。


 遂にサチの絵画教室がオープンし、今日は無料体験の日。

 亮二がやってくると、サチは対象は小学生、と断る。
 付き添いの大人もいるじゃないか。見学ならいいだろう、と言う。

 そこに志摩野が現れ、亮二は亮二は自分が読んだ。一緒にお茶でも
飲もうと思って、と言う。

 清子も来ていて、絵画教室に来ていた小学生の女の子が、机の上に
置いた赤いランドセルを見る。
 するとまた、佐智絵が亡くなったときのことがフラッシュバックし
て、取り乱す。

 清子の肩に、そっと手を掛ける亮二。


寸  評  亮二が疑っているのは、信吾ですね。
 殺害の犯人とまで思っているのでしょうか?それとも、犯人と取引
をして、そのために迷宮入りとなったということでしょうか?

 戸籍を買った者まで登場し、エレベータを使用した仕掛けまでする。

 犯人が結構大がかりな仕掛けをしてきて、単独犯ではなく、犯人グ
ループなのでしょうか?
 だとすると、単に佐智絵の殺害だけが目的とは考えにくいですね。

 志摩野も怪しい動きをしていますよね。葛城家に近づいた目的は何
でしょうか?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 寒い、寒いと思っていたら、花粉症のシーズンが始まってしまいました。
 くしゃみ、鼻水まででは、風邪と区別が難しいですが、今週は目がかゆいの
で、花粉症だということができます。

 風邪やインフルエンザだと人が逃げていきますが、アレルギーだと人にうつ
らないので、それほど敬遠されずに済みます。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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