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タイトル:Daily Drama Express 2009/01/22 ありふれた奇跡 (3)  2009/02/04


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/01/22 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル ありふれた奇跡
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 中城加奈(仲間由紀恵)
 田崎翔太(加瀬 亮)
 田崎重夫(風間杜夫)
 中城 桂(戸田恵子)
 神戸幸作(松重 豊)
 藤本 誠(陣内孝則)
 田崎四郎(井川比佐志)
 中城朋也(岸部一徳)
 中城静江(八千草薫)
脚  本 山田太一
主題歌  エンヤ「ありふれた奇跡」

あらすじ 第3回

 仲直りをした中城加奈(仲間由紀恵)と田崎翔太(加瀬亮)はメー
ル交換をする。
 会ってからお互いに今まで自分がしそうにないことをしていて不思
議だというのだ。

 公園で会った二人。デートではないけれど、男女の仲になりたくな
さそうな加奈の雰囲気を察している翔太。加奈は二人で会うのは「死
のうとしたことがある人の会」だからだと言う。

 加奈は、閉じていた自分が変われる気がすると思うという。
 加奈は、翔太にどうして死のうとしたことがあったかを聞く。翔太
は話そうとするが、どうしても言葉にならない。話そうとすればする
ほど言葉が出てこなくて動揺して体をゆすり出してしまった。それを
見た加奈は、翔太を抱きしめて「ごめん」と言う。

 家に帰った翔太が洗い物をしている。重夫(風間杜夫)は四郎(井
川比佐志)のしている株式の取引が小刻みで手数料ばかりかかると文
句を言う。

 重夫はこの前、四郎に息子に気を配れと言われたことを思い出し、
今日の翔太はほっておいていいのかと聞く。四郎は、今日の翔太はほ
っとしているからいいのだと言う。

 二人のやりとりをやり過ごし翔太は風呂に入るが、加奈に抱きしめ
られたことが嬉しくてそのことを思い出す。

 興奮した気持ちが抑えられず静江のベッドにいる加奈。静江からベ
ッドで寝たいと追い出されそうになるが、人恋しいと言って居座る。
加奈の友だちは、育児中または海外で気軽に何かを話せる友だちがい
ないのだ。

 スナック妙で待ち合わせした加奈と翔太。翔太は今日は作業着では
ない。
 翔太は加奈に会えて嬉しいのですが、藤本が加奈に呼ばれたからと
やって来てがっかりする。

 その様子を敏感に察知する藤本。加奈は同じような経験した会だと
言う。

 飲まないと言っていた藤本だが、べろべろに酔っ払って酒癖は相当
よくない様子。
 翔太が藤本をタクシーで送ることになる。

 タクシーの中、藤本は加奈がデートに自分を呼ぶなんておかしいと
言う。

 藤本の家は、薄汚れたアパート。部屋の中は裸電球で家財道具とい
えるものが何もない。藤本は処分した。無駄を省いた生活というがど
うもそうではないようだ。

 藤本は女房と子どもを亡くした頃は会社も親切、同情もされたが、
飲んだくれたら金もなくなって会社も辞めた。家族の母は、長男一家
と暮らしていて、面倒をかけることになるので自分から病院に入った
のだと言う。

 アルコール依存症で入院、退院後半年は飲んだことがなかった。藤
本は翔太に泊ってほしいと頼む。翔太は明日の仕事が早いことや藤本
の様子に躊躇するが断りきれずに承諾する。

 すると、藤本はそんな優しいこと言っていたら生きて行くのが大変
だろうと言い出す。それを聞いた翔太は押さえ込んでいた感情が噴出
してきて藤本と取っ組み合いになる。

 藤本は安定剤で寝て、昼頃加奈がやって来た。
 翔太は藤本は寝ているし中は狭いから外に出ようと言い、アパート
から出ようとすると、様子を見に来た重夫と鉢合わせする。

 重夫は、四郎に頼まれて様子を見に来たのだが、翔太と加奈を見て、
二人は恋人同士と誤解し、嬉しそうに何も聞かずに帰って行く。

 その後、加奈と翔太は藤本の部屋を掃除する。起きた藤本は二人も
部屋にいることで驚きまた喜ぶ。

 藤本の部屋を出て、翔太は自分のことを話し出す。マイナーな大学
を出て事務用品の営業をしていたこと、営業は努力次第と言われたが
飛び込みで契約をとることなどできず、新人4人の中で成績はビリ。
課長に預けられ、胸ぐらつかまれて頭下げて膝まづかされて、無能だ、
怠け者だ給料泥棒だと言われても、おどおどとした犬みたいに卑屈で
愛想笑いまでしていたこと。

 翔太は泣きながら当時の自分を振り返る。加奈は見ていられず「も
ういい」と言い背中をさすっている。

 三人家族だと言ったけれど、祖父と父と三人家族であることを話す。
祖父の事務所で首をつろうとしているところを祖父に見つかり、その
後左官仕事をすることになったこと。祖父には左官をするなら芸術的
な土壁には目もくれずひたすらセメントの左官をすることを条件に今
の仕事についたことを話す。

 話し終わった翔太は加奈の死のうとした理由を聞くが加奈は話せな
いと言う。

 次の朝。四郎は翔太に恋人がいることを知り、妙に機嫌がよい。

 作業場に止めた左官の仕事車の中を覗く母・安藤律子(キムラ緑
子)。コンビニで買い物をする翔太を見つめる律子。翔太は津子を追
いかける。

 弁当を食べる翔太の横で話する律子。翔太は律子と重夫が会ってい
ることを知っていると言うと少し驚く律子。律子は家に戻って来たい
のだろうか?

 スナック妙。翔太と加奈は飲んでいるが話はしていない。加奈はし
ゃべる気で来たんだけど黙って飲んでいるなんてごめんと謝る。

 不意に加奈が(翔太のこと)好きなのかなと言い出し、内心とても
嬉しい翔太。

 次の日。加奈は翔太と仲良くなりたい気持ちがあるというメールを
する。そして翔太が自分のうちを見に来たように自分も翔太のうちを
見に行きたいという。

 そのメールを受け取った翔太は作業車の中で「わかんねえ」と言い
ながら喜ぶ。


寸  評  加奈の自殺しようと思った理由は何でしょう?どこか外国に行っ
ていたのでしょうか?

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 えほん遠足という絵本屋さんをめぐる図書館ボランティアの会に参加してき
ました。
 とても楽しかったです。(たま)

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