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タイトル:Daily Drama Express 2009/01/20 トライアングル (3)  2009/02/02


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/01/20 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル トライアングル
局  名 フジテレビ系
放映日時 火曜22時
キャスト 郷田亮二(江口洋介)
 黒木舜 (稲垣吾郎)
 葛城サチ(広末涼子)
 郷田唯衣(相武紗季)
 志摩野鷹也(堺雅人)
 富岡康志(谷原章介)
 秋本了 (佐々木蔵之介)
 丸山慶太(小日向文世)
 葛城均 (大杉れん)
 葛城清子(風吹ジュン)
 黒木信造(北大路欣也)
原  作  新津きよみ『トライアングル』
脚  本 水橋文美江
主題歌  小田和正『さよならは言わせない』

あらすじ  2 私が愛した容疑者

 「あいつだ。きっとあいつがやったんだ」
 少年・亮二は缶を抱えたまま、自宅に駆け込み、玄関を上がったと
ころで倒れる。
 亮二の名を呼び続ける亮二の兄。

 郷田亮二(江口洋介)が目を覚ます。
 療治に、「お兄ちゃん」と呼びかけていたのは妹・郷田唯衣(相武
紗季)。
 そこには黒木舜(稲垣吾郎)もいる。

 舜は亮二に、葛城サチ(広末涼子)を襲った男に、心当たりがある
か聞く。
 無い、と亮二。
 サチは無事だが、サチも襲ってきた男に心当たりが無いと言ってい
る、と舜。


 サチは丸山慶太(小日向文世)に、事情聴取されていた。
 丸山の問いにサチは、襲ってきた男に、心当たりはないし、サチは
ただぶらぶらとあのあたりを散歩していただけだと答える。

 解放されたサチを、大田西署前で待っていたマチコと志摩野鷹也
(堺雅人)。
 マチコは、志摩野が心配していると言う。

 そんな様子を見ていた丸山は、舜と連絡を取っている。


 舜に指される前のサチの様子を聞かれた亮二は、サチが『大人にな
ったあなたへ』の手紙を見ていたことは、話さないでおく。

 そこに唯衣が来たので、丸山との話を切り上げる舜。
 唯衣は、亮介の着替えを取りに行くところ、と言う。


 志摩野の家に連れてこられたサチとマチコ。

 サチは男にあの手紙を持ってくるよう電話で指示されたと言い、そ
の手紙を見せる。

 マチコはサチに、警察に本当のことを言えば良かったのにと言う。

 志摩野はサチに、過去のことは忘れましょう、と言うと、その手紙
を燃やす。
 驚いた顔をしながらも、サチとマチコは志摩野のことを止めなかっ
た。


 舜に、どうしてサチが襲われたのかと聞かれた亮二は、そんなこと
は、犯人を捕まえれば、分かるでしょ、と言う。


 丸山の所に、犯人・小牧についての情報を伝える。もともとワルで、
妻と離婚してムシャクシャしていたから、刺したらしい。

 丸山と舜は、これから小牧を捕まえに行くという。


 居間で油絵を描いていたサチ。

 花に水をやっていた佐智絵の母・葛城清子(風吹ジュン)が電話を
受け、サチに、「同級生だった郷田さんから」と受話器を渡す。

 電話に出たサチは亮二に、携帯番号を教えるから、二度と家の電話
に掛けてこないで、と言う。

 清子はずっと『郷田』について考える。

 自室で電話を受け直したサチに亮二は、清子が混乱するから自宅の
電話に掛けてくるなというのか。他人の身代わりになっていて、幸せ
か?と聞く。

 サチは、清子は自分を佐智絵と思いこんでいる。だからこのままに
しておいて欲しいと言う。

 亮二は、10歳の時、20歳の半分だから、『1/2の成人式』と
いうことで、先生が、『大人になったあなたへ』という手紙を書かせ
た。先生は、この手紙を読むのは、20歳になった自分だけだから、
好きなことを思うまま書くよう言った。20歳まで、学校で保管し、
20歳になったとき、自宅に郵送すると説明した。

 隣の席の少女が熱心に書いていたことを覚えている。でも、その少
女はその手紙を受け取ることはできなかった。
 サチは、佐智絵の子供の頃を知らないだろう、と亮二。

 サチは知っていると答える。佐智絵のその手紙なら、自分だけが内
容を知っている。なぜなら、あの手紙は自分が読んだ後、燃やしてし
まったから、と。


 亮二は唯衣の反対を押し切って退院し、退院の荷物を唯衣に押しつ
けて、出かけていく。


 丸山と舜たちは、小牧を捜すが、見つからない。
 丸山は舜に、亮二はサチのことですべてを話してはいないのだろう
な、と言う。

 舜は、亮二は25年前のことも隠している。まわりの人が信じられ
ないという人なのでしょう、と言う。


 サチは清子に、個展のことで打ち合わせをしてくると言って、家を
出る。

 サチの後を付ける亮二。

 サチは図書館へ行き、マイクロフィルムで、25年前の事件に関係
する記事を読んでいる。

 そんなサチの姿を見ている亮二に、舜が声を掛ける。「縫った傷が
開きますよ」と。
 唯衣に聞いてやってきたんだな、と亮二。

 どうしてサチは今まで、25年前の事件なんて、知ろうともしなか
ったのに、急に25年前の事件を調べる気になったのかねぇ、と言う。
 わからない、と亮二。


 郷田家で話をする亮二と舜。
 小牧の行方は相変わらず分からない。25年前の事件に、小牧が関
係有るのか、と言い出す舜。
 でも、現在24歳の小牧には関係することは出来ないだろう。
 亮二は遂に、サチが25年前の事件に興味を持ったのは、『大人に
なったあなたへ』の手紙のせいだろう、と言う。


 高級車で待っていた志摩野。
 マチコは助手席に乗り込み、東京駅に行ってくれるのよね、と言う。
 サチが見送りに来てくれるのでは?と志摩野に聞かれ、サチは
25年前のことを調べたいからと、来ていないと言う。

 手に持っていた荷物をマチコは後部座席に置く。
 すると後部座席に置かれていた、葛城佐智絵殺害事件の報告書が置
かれていたのを見た。
 その報告書をマチコが見てしまったことは、志摩野に気付かれてし
まっていたことは感じていたが、マチコは何も見なかったかのように、
東京駅に急いで、と言う。


 亮二のマンションを訪れ、いいところだね。妹と一緒に住んでるん
だって?俺にも妹がいるんだよ、と世間話をする丸山。

 亮二が丸山の話を遮る。小牧のことでしょうか?と。


 警視庁
 信吾と並んで、舜か祖ソファーに座り込んでいる部屋に、丸山と亮
二が入ってくる。

 信吾は亮二の怪我はもういいのかと聞く。
 大丈夫だと亮二。

 丸山も今、犯人を追い込んでいます、と言う。

 亮二は、信吾が佐智絵の事件を追っているのであれば、『大人にな
ったあなたへ』という手紙を読んだかと聞く。
 信吾は、亮二も書いていたのだろう。どんな話だ?将来の夢か?と
聞く。

 信吾が当時読んだ佐智絵の手紙には、『ケーキ屋さんになりたい』
と書いてあったという。
 「いかにも大人が考えそうな夢ですね」と亮二が言うと、信吾は舜
に、さっきのものを見せるよう言う。

 舜はカバンの中から古びたコピー用紙を取り出す。
 25年前のコピーだから少し汚れ、汚くなっているがケーキ屋さん
になりたいと、確かに書いてある。

 亮二は、押収したのか聞く。
 信吾は、任意で見せて貰ったと答える。


 ホテルの喫茶室で父親の葛城均(大杉れん)と会うサチ。
 均は、サチを引き取っておきながら、家を出たことを詫びる。
 サチは均に、佐智絵の捜査について問う。

 均は、詳細は分からないと答える。警察は何も詳しいことは教えて
くれなかった、と。


 均がサチと別れて、地下駐車場に現れると、志摩野も現れる。

 2人の様子を、柱の陰からマチコが見ている。


 署で缶コーヒーを飲み干した亮二は、缶の感触に、子供の時のこと
を思い出す。
 あの日、作文を書いた佐智絵は、この頃イヤな奴に付けられている
と言っていた。
 それを聞いた亮二は、お菓子の缶を手に、「あいつだ」と思ったの
だ。


 昼食。
 亮二は、丸山が教えた方法で力そばを食べている。
 丸山は、自分の言いつけを守っているなら、25年前の件、上に掛
け合って、もっと詳しい資料を調べてくれるよう頼んでやる。一人ぐ
らい当時の捜査を覚えている人もいるだろう、と。

 そして、『丸助』でいいよ。舜のことは『黒助』 って、呼んでい
るんだろう、と言う。

 そして、手紙の件では、ケーキ屋さんになりたいなんて、あの手紙
でなく、亮二があるはずだと言う手紙を信じている、と言う。


 富岡康志(谷原章介)と会う舜。
 富岡は新聞記者を辞めて、雑誌の編集者になった、と下調べしてあ
った。

 富岡は、舜の父親・信吾が佐智絵の事件を捜査。舜の母親は専業主
婦、と言う。

 調べたんですね、と言う舜に、25年前の事件を書こうとしたとき
に調べた、と言う。

 原稿は盗まれたのでは?と言う舜に、それぐらいは覚えている、と
富岡。

 もっと詳しく話して欲しいと頼む舜に、それでは本にならないとは
ぐらかす富岡。


 葛城家では、清子が子供の時の亮二が写っている写真を見つけ、サ
チに一番つまらなそうな顔をしている男の子、と教える。

 サチの携帯に亮二から着信。会いたい、と言う。


 舜は、亮二の留守を狙って、郷田家を訪れ、唯衣に亮二の『大人に
なったあなたへ』の手紙を読ませて欲しいと頼む。

 唯衣は、兄の手紙を勝手に読ませられませんと断り、亮二が戻った
ら、聞いておきますと言う。


 川原の公園で、亮二はサチと会う。そして、佐智絵の手紙のコピー
が見つかった。『ケーキ屋さんになりたい』と書いてあった、と言う。

 笑うサチに、「冗談だよ」とはぐらかす亮二。

 亮二は、佐智絵がその手紙を書くとき、悩んだ挙げ句、『最近、イ
ヤな男がいる』とつぶやきながら書いていた、と言う。

 サチは、顔に痣がある男にだ、と言う。

 亮二はサチに、一緒に25年前の犯人捜しをしよう。協力すると言
う。

 サチは断る。25年前も何も分からなかった警察に、今更頼れるよ
うなこともないだろう。それにこの前、亡くなった人の人生を生きる
のはつらいと言っていたではないか、と言う。

 亮二は子供の時のできごとがわからないのは苦しいだろう、と言う。

 サチは、その苦しさを克服していきたい。だからこそ、25年前の
真実を知りたいのだ、と言う。


 舜は結局亮二の帰宅を待たずに、唯衣に亮二の手紙を読ませて貰う。
 『.....助けてあげてください。すごく悩んでいると思うから、葛
城佐智絵さんを、助けてあげてください.....』


 小牧の居所がわかる。愛人の家に居候しているのだ。

 車に乗って小牧を張っている舜と同僚。
 飛び出そうとする舜を、まだ令状がありませんよ、と止める同僚。

 でも、舜は飛び出す。
 同僚は、始末書ものですよ!と叫びながらも舜を追いかける。

 舜は、小牧のいる部屋に踏み込む。
 小牧は窓から逃げ、愛人は舜の邪魔をする。

 それでもなんとか舜と同僚達は、逃げる小牧を追いつめ、逮捕にこ
ぎ着ける。


 丸山が小牧を取り調べる。
 小牧は、南町の飲み屋で知り合った奴に、頼まれたと言い張る。
 そいつは、顔に痣があったと言う。


 亮二は、顔に痣がある男について考える。

 丸山の部下が、亮二に佐智絵についての資料をくれる。


 葛城家に来客があり、清子がドアを開ける。
 来客は顔に痣がある男だった。


寸  評  新しい怪しい人物、まだ顔を見せていませんが、痣のある男、登
場です。
 友達の中には、登場人物が多すぎて、見るのに挫折したと言う人も
います。

 わたし自身は、こういう先の読めないドラマは好きです。
 顔に痣がある男が、多分次回にはその姿を現すのでしょうが、その
男が佐智絵を殺した犯人で、テーマは別に移っていくのでしょうか?
それとも、実はその男も別で、ますます佐智絵殺害の犯人は別にいる
のでしょうか?

 楽しみです。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 窪田正孝くん、『ケータイ捜査官7』で初めて見たのですが、今度、『浪花
の華』でも、主役ですね。
 いろいろな役者さんが複数のドラマに出てるのはしばしば見ますが、主役掛
け持ち、というのはすごいですよね。いくら両方とも、30分間だといえども。
 『ケータイ捜査官7』は、どこまで続くんですかね。
 始まった頃の窪田くんは、まだ幼さも残っていましたが、だんだんしっかり
してきましたね。
 役柄としては、両方とも、ちょっと頼りない男の子だけど、いざというとき
にはやれるんだよ、という感じですが。
 同じような役柄だから、片方が時代劇でなかったら、どちらを見ているのか、
分からなくなりそうですね。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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