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タイトル:Daily Drama Express 2009/01/13 トライアングル (2)  2009/01/21


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/01/13 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル トライアングル
局  名 フジテレビ系
放映日時 火曜22時
キャスト 郷田亮二(江口洋介)
 黒木舜 (稲垣吾郎)
 葛城サチ(広末涼子)
 郷田唯衣(相武紗季)
 志摩野鷹也(堺雅人)
 富岡康志(谷原章介)
 秋本了 (佐々木蔵之介)
 丸山慶太(小日向文世)
 葛城均 (大杉れん)
 葛城清子(風吹ジュン)
 黒木信造(北大路欣也)
原  作  新津きよみ『トライアングル』
脚  本 水橋文美江
主題歌  小田和正『さよならは言わせない』

あらすじ  2 過去からの手紙

 警視庁 太田西警察署。

 葛城佐智絵 10歳 小学校四年生。学校帰りに何者かに殺害され
たが、生きていたと言うことか!?−−黒木舜(稲垣吾郎)が丸山慶
太(小日向文世)に報告する。

 佐智絵の母・葛城清子(風吹ジュン)は舜に、今度佐智絵が開く個
展の案内状を見せる。


 花を持って佐智絵の個展を訪ねる郷田亮二(江口洋介)。

 "Sachi" の署名のある大振りの絵。モンマルトルの丘。

 佐智絵は、亮二に、最初から自分のことを知っていて近づいたの?
ツアーガイドになりすまして?と聞く。
 亮二は、そうだと答える。

 清子に同窓会のことを知らせたのもあなたね、と亮二に言う。
 是非に、と勧めておいた、と亮二。

 どうして?と聞く佐智絵に、佐智絵になりさましている君が、どう
反応するか見てみたくて。
 そうしたら君は、堂々と、葛城佐智絵と名乗った。

 だって、葛城佐智絵だから、と言う。

 亮二は、君は佐智絵じゃない、葛城サチ(広末涼子)だ。佐智絵は、
25年前に亡くなった。君はその後に、佐智絵の両親の養女になった
サチだ。どうやってご両親に取り入ったのかはわからないが、その後
両親が離婚したところをみると、父親とはうまくいかなかったようだ
な。
 母親は錯乱して、サチを実の娘の佐智絵だと信じ込んでしまったの
だ、と言う。

 2人の会話をやってきた舜が、聞いてしまう。

 舜がサチに話を聞く。佐智絵殺害事件はまだ終わってはいない。現
に亮二はずっと調べ続けている、と言う。


 西署に亮二が戻ると、丁度そこに堀米卓也(マギー)の会社の従業
員の女性が連れてこられていて、亮二を指し、勝手に堀米の事務所に
上がり込んでいた、と言う。

 本当か?と丸山に問われ、亮二は鍵が開いていたので、とこともな
げに答える。

 亮二が西署を出ると、丁度サチがやってきたところだった。亮二に
貰った花を返しに来たところ、と言う。
 お祝いの花だったのに、と亮二。
 犯罪者からは花は貰えない。堀米さんを襲ったんでしょ。舜が言っ
てた。25年前に、佐智絵を殺害したと、と言うサチ。

 「ああ、殺したよ.....って言ったら?」と、亮二。
 サチは、自分がどう思っているか、知りたいでしょ、と言う。
 亮二が頷くと、佐智絵を殺してくれてありがとうって思っている、
とサチ。佐智絵を殺してくれたおかげで、今の自分がある、と。


 亮二は丸山に案内されて、取調室に入る。
 丸山は、刑事が座る側の椅子に座り、亮二には容疑者が座る側の椅
子を勧める。

 亮二はニヤリとすると腰を下ろし、座りにくそうにもぞもぞする。
 すると丸山は刑事の顔になり、亮二に堀米の所から盗まれたのは、
金庫のお金と、同級生が書いたという、葛城佐智絵殺害についての、
原稿。堀米は亮二に誘われ、メシを食った直後に襲われ、盗まれてい
る。

 そこに、第一発見者のタクシー運転手が連れてこられる。
 運転手は、ガラスが割れる音を聞いて、堀米の事務所に行ったが、
犯人の顔を見ていないと言う。

 丸山が、堀米も殴られて意識がなくなり、犯人の顔を見ていないと
言うと、運転手は、それはおかしいと言う。自分が発見したとき、堀
米はうめいていた。だから少なくとも堀込には意識があったはずだ、
と。

 丸山は、堀米は、犯人の顔を見ていたのに、見ていないと言った。
ということは、犯人をかばっているということではないか?と言う。


 両親が亡くなった後、兄が親代わりをしてくれた。まだ幼かった郷
田唯衣(相武紗季)を親戚に預けることも出来たが、亮二はそうせず、
医学部に通いながら、唯衣を育てた。
 まわりは亮二に、病院を継ぐことを勧めたが、亮二はその病院を辞
めてしまった。

 墓参りに向かう唯衣に同行した舜に説明する。
 唯衣が手を合わせた墓石には、
武彦 49歳
幸子 47歳
雄一 24歳
と刻まれている。

 唯衣が、調べているのは佐智絵の事件でしょ、どうして亮二のこと
を?と問う。

 すると舜は、佐智絵の捜査は口実で、唯衣に会いたかったのだ、と
言う。


 その話をする唯衣に、亮二は今度そう言ったら、もう付き合わなく
ていいからな、と言う。

 亮二の部屋は、一向に片付かない。唯衣は亮二は何でもかんでもと
っておき過ぎだ、と言って、捨てようとする。
 だが、お菓子の缶の中に、入っていた手紙は、さすがに捨てられな
いよね、と言う。
 亮二は、「あの手紙、どうしたのだろう」と言う。
 あの小四の時、二十歳のあなたへと題して書いた手紙は、担任が集
めて、二十歳になるまで、学校で保管し、二十歳になったらみんなに
配ると言っていた。

 亮二は清子に電話し、佐智絵の手紙はどうなったか聞く。
 混乱する清子。


 堀米の見舞いに訪れる富岡と同窓会幹事を務めていた女性。
 話題は、同窓会に佐智絵が現れたこと。一瞬本当に佐智絵が現れた
のかと思ったが、そういえば、佐智絵が亡くなったとき、サチという
養女を迎えたんだったな、と思い出す。

 話題は変わって、「二十歳のあなたへ」の手紙のこととなる。
 みんな、書いた後、何を書いたか話したが、佐智絵だけは話してく
れなかった。何を書いたのだろうかと話す。


 サチは、上京した大阪の女友達・マチコと自分の古典を見る。
 マチコは、そのうち大金持ちが現れて、このモンマルトルの丘の絵
を、高額で買い取ってくれるかもしれない、と冗談を言う。
 サチはそんなことは無いと受け流し、このあとフランスのお土産を
渡したいから、うちに寄って、と言う。

 マチコはとある男性に電話をしている。

 2人が葛城家へ行くと、清子が取り乱して何かを探していたる
 清子はサチに、手紙、どこへ行ったのかしら?と聞く。
 そして10歳の時.....と言い、サチが亡くなったときのことを思
いだし、更に混乱する清子。

 サチが連れてきたマチコのことを紹介するが、清子は聞いていない。


 舜は父・黒木信吾(北大路欣也)に、清子はサチのことを、佐智絵
と思い込んでいる、と言う。
 そして、調書に亮二の名前が無いのはなぜか聞く。

 信吾は、佐智絵は後頭部を背後から一撃されて、亡くなっている。
子供には無理だ、と言う。


 退院の支度をしている堀米を訪ね、「予定より早いんだな」と声を
掛ける亮二。そして自分の車に乗せると、家まで送っていくという。

 家の場所を言わない堀米。唯衣のことを話してごまかそうとする。

 亮二は、堀米は借金の取り立てが怖くて帰れないか、と言う。リス
トラされた当初は、借金でごまかした。いつしか街金にも手を出し、
借金は雪だるま式にふくらんでいった。社長と言っても雇われで。会
社の金は自由にならない。
 だから金は取られたことにした。亮二が訪ねたその日に決行するな
んて、亮二を犯人にしたかったのだろうけれども、それならもっと緻
密にやらなければ。
 タクシー運転手が物音を聞いてすぐ駆けつけたが、犯人と会ってい
ない。あそこは1本道なのに、犯人に会わないというのは不自然。
 それに同窓会の幹事は、堀米が出席する予定だったのに、あの日会
ったとき、すでに堀米は同窓会に出られないと言っていた。

 今頃は、警察も気付いているはずだ、と亮二。

 堀米は、最初から金庫にお金は無かったと言い出す。それに25年
前の佐智絵の原稿なんて、そもそも預かっていなかったとも。


 捜査本部でも、堀米の借金の件が明らかになる。丸山も状況を整理
して、襲われたのは堀米の狂言ではないかとの結論にたどり着く。


 丸山が病室を訪れると、堀米は勝手に退院していた。悪態をつく丸
山。
 堀米は、被害届を取り下げていた。


 舜は亮二に、堀米に被害届を取り下げさせたのは亮二かと聞く。
 何も取られていないのだから当然だろう、と亮二。でも、原稿は取
られたのではないか?会社の金を横領したのを隠すのに、原稿まで取
られたという必要は無い。

 犯人を亮二に見せかけるためだ、と舜。
 そして信吾が、25年前の事件は、10歳の少年には無理だと言っ
ていたという。
 「お父さんの言うことには、素直に従うんだな」と皮肉る亮二に、
舜は、それでも亮二が無関係だとは思っていないと言う。

 亮二は舜に、唯衣には近づくな、と言う。唯衣は生理的に舜を受け
付けないと言っていたから、と。


 丸山は亮二をそば屋に連れて行き、そばの食べ方を教える。

 亮二が堀米について聞くと、会社の金を使い込んでいる。おとがめ
無しってことはないだろう。日本の警察なめるな、と言う。

 丸山は亮二は医者だったのに、どうして辞めて、インターポールな
んかに?と問う。

 亮二は、『ルパン三世』の銭形警部に憧れて、と答える。


 マチコはサチの『モンマルトルの丘』の絵を買おうという男性・志
摩野鷹也(堺雅人)と、サチを待っている。
 だが、ちょっと家に寄っただけのサチが、なかなかやってこない。
 マチコは清子と何かあったのかと、心配する。

 果たして清子は、ずっと佐智絵の手紙を探し続けていた。サチの制
止も聞かない。
 それどころか、サチを見て、「あなた誰?」と聞く始末。

 やがて壺を振り上げると、サチめがけて振り下ろす。

 あまりに遅いので、葛城家を訪れるマチコと志摩野。
 家の中はメチャクチャで、清子はベッドに寝かされていた。
 そばで看病していたサチは、腕を怪我していた。


 署に戻ってきた舜は、受付で、亮二を訪ねてきた男から名刺を預か
り、亮二に渡す。
 その男は、志摩野の秘書だと言って、志摩野の名刺を持ってきたの
だ。
 舜は、亮二が行くなら一緒に行くと言う。

 道中、舜は亮二に、墓に刻まれていた雄一という名前について聞く。
 黙っている亮二に、なら唯衣に聞くとおどされ、亮二は亡くなった
兄だという。八ヶ岳の事故で、両親と一緒に、と。

 志摩野の部屋に案内される亮二と舜。
 志摩野は、そろそろ来る頃だと思っていた、と招き入れる。

 亮二が、壁に掛かっている絵を見て、サチの『モンマルトルの丘』
の絵ですね、と言う。
 よくおわかりに、と言う志摩野に、『Sachi』とサインが入ってい
るから、と亮二。

 志摩野は、サチを画家として高く評価しているという。
 亮二が、サチは今回が初めての個展だと言うと、以前からサチのこ
とは知っていたという。そして亮二に、サチについてなにを知ってい
るのかと問う。
 亮二は、志摩野はなにを知っているのだと反論しようとするが、そ
れを志摩野は許さない。

 亮二は、サチが大阪の児童養護施設で育ち、葛城の家の養女としし
て引き取られたことを知っていると答える。

 志摩野は、その施設で共だった女の子・マチコを通じてサチについ
て知っていると言う。

 サチは生まれてすぐ親に捨てられ、名前も付けられなかった。
 施設でも、さすがにそれだけの子供はサチ1人だった。

 やがてマチコはある家の養女になることが決まる。
 寂しがるマチコに、サチは自分もすぐどこか決まるから、寂しがら
ず行くよう勧める。

 でもサチは当時10歳を過ぎており、養女には幼い子から貰われて
いくため、自分が貰われるのは難しいだろうと自覚していた。

 でも、丁度そこに、10歳の娘を亡くし、名前も、サチと佐智絵で
似ていたことから、サチは葛城家の養女となることになった。
 それからサチは養女として幸せに暮らしているのだから、25年前
の事件でサチの生活を乱さないで欲しい、と言う。

 帰り道、亮二は舜に、身代わりとして生きていて、幸せなことがあ
るのか、と言い出す。
 亮二の兄は医学生だった。
 兄の身代わりとして、亮二も医者になったが、幸せではなかった。


 サチは部屋で、偶然佐智絵の、『おとなになったあなたへ』の手紙
を発見する。

 その時、男の声で、手紙は見つかったか?との電話が入る。

 外出するサチ。
 サチの後をつけていく亮二。

 サチは、ペデストリアンデッキで佐智絵の手紙を取り出してみる。
 その様子を、下から見ている亮二。

 すると、サチに近づいてくる怪しい男。

 亮二はペデストリアンデッキに駆け上がり、サチの所へ急ぐ。

 サチに近づいた男は、背後にナイフを隠し持っている。

 男がサチを刺そうとしたその瞬間、亮二が間に身体を挟み、代わり
に刺される。
 刺した男は走り去り、亮二はゆっくりと倒れる。


 −− 大人になったあなたへ。助けてあげてください。ボクはまだ
子供だから、どうすればいいかわからないから。でも、どうしていい
かとても困っていると思うから。葛城佐智絵さんを助けてあげてくだ
さい。どうぞ助けてあげてください。


寸  評  とりあえず、サチと佐智絵の関係はわかりました。
 それと、亮二があっさりと医者を辞められたのは、もともと自分の
意志でなろうとしていたからではなかったんですね。

 でも、新たに志摩野といううさんくさい金持ちが現れ、ますます人
間関係が複雑に。

 前回、亮二はメチャクチャ悪い人かと思いましたが、堀米の件も濡
れ衣とわかり、ひとまず落着。

 次はサチの生い立ちと今の暮らしに騒動の種が潜んでいるのでしょ
うか。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 このところ、ずっと寝付きが悪かったので、睡眠導入剤を飲んで、眠気がや
ってくるので、パソコンを叩いていました。
 そろそろ眠気に襲われ初め、寝ようかな、もうちょっと頑張ろうかな、と思
っていたときでした。突然、パソコンの画面がブルーになってしまって、どの
キーを押しても、復帰しません。タスクリストも現れません。
 これは、神様がきっといめて寝ろと言っているのだなと解釈することにして、
途中でしたが寝ることにしました。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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