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タイトル:Daily Drama Express 2008/06/05 ラスト・フレンド (9)  2009/01/07


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/06/05 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル ラスト・フレンズ
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 藍田美知留(長澤まさみ)
 岸本瑠可(上野樹里)
 水島タケル(瑛太)
 滝川エリ(水川あさみ)
 及川宗佑(錦戸亮)
 小倉友彦(山崎樹範)
  平塚令奈(西原亜希)
 藍田千夏(倍賞美津子)
脚  本 浅野妙子
主題歌  「Prisoner Of Love」宇多田ヒカル(EMIミュージック・ジャパン)

あらすじ  第9回 君の命

 シェアハウスのリビングに集まっていた4人は陰気。
 滝川エリ(水川あさみ)と小倉友彦(山崎樹範)は、つまらないこ
とで言い争いをし、水島タケル(瑛太)に、長年連れ添った夫婦の喧
嘩みたいだと言われる。

 その時藍田美知留(長澤まさみ)は、岸本瑠可(上野樹里)からの
電話を受ける。
 瑠可は優勝した。
 その話を聞いて、みんなシャンパンで祝おうとはしゃぐ。

 瑠可は、遠征先から明日、東京に戻るので、シェアハウスにも顔を
出すと言う。
 美知留が待って、と言っても、瑠可は電話を切ってしまう。

 みんなとりあえず前祝いと言うことで、シャンパンを開ける。

 タケルは、そっと瑠可が使っていた部屋に入ると、残されたベッド
の台に、腰を下ろす。

 そこに美知留もやってきて、「明日、瑠可に会えるね」と声を掛け
る。
 瑠可が引っ越した後は、キャンプだ、遠征だと忙しくて、会う時間
が無かったから、楽しみ。そして瑠可は結局、瑠可が所属するモトク
ロスチームの監督・林田(田中哲司)ではなく、タケルなんだよねと
いうが、タケルは瑠可とは友達。死ぬまで一生変わらない友達、と美
知留。

 電車を降り、シェアハウスへとやってくる瑠可。
 玄関ドアに手を掛けると、開いている。
 そのままリビングに入る。

 するとタケルと美知留とエリが、テンガロンハットをかぶって、陽
気なお出迎え。

 友彦が、裁判の勝利宣言よろしく、飛び出し、瑠可にインタビュー。
 「バカじゃない」という瑠可の冷たい反応にも、みんな喜ぶ。

 七面鳥もオーブンで焼いている。

 何手伝う?と聞く瑠可に、瑠可は庭で待っていて、と美知留。

 タケルが庭に出ると、瑠可は優勝できたのはタケルのおかげ。この
世に1人でも自分のことをわかってくれる人がいるかと思うと、頭の
中の霧が少し晴れて、と言う。
 タケルは、これからどんどん晴れていくよ。シェアハウスに戻って
おいで。みんな瑠可がいないと調子でない、と言う。

 その時、七面鳥が焼き上がり、美知留が二人を呼びに行く。

 庭へ出るドアを開けた美知留は、楽しそうにする二人を見る。

 −− 瑠可、あなたのあんな笑顔を見るのは、わたしは初めてで、
わたしがずっと探し求めて手に入れることのできなかった幸せの中に、
あなたたちはいるのだ、と感じた。(美知留)


 そのままリビングで寝てしまった五人。

 朝になり、美知留が目覚める。
 するとチャイムが鳴り、美知留が出ると、タケルの姉・白幡優子
(伊藤裕子)が立っていた。今日、祖父の法事があり、当然タケルが
来るものと思っていたけれども、連絡が取れなくて、と言う。

 美知留が門扉を開けると、優子は勝手に中へ入っていき、美知留の
制止を聞かない。

 タケルの寝顔を見ると優子は、起こす必要はないと言い、手作りの
バナナブレッド、と言って、袋を置いていく。

 目覚めたタケルは、バナナブレッドを見つけ、美知留に問う。
 美知留が優子が来たと答えると、タケルは、どうしてわかったのだ。
優子が来たことは、誰にも言わないで、とタケル。

 タケルはバナナブレッドをゴミ箱に捨てる。

 ほかの三人も起きてくる。
 瑠可は、10時半の電車に乗らなければならない、と言う。
 まだ少しいいのではと友彦が引き留めるが、注ごうとしたコーヒー
は空。

 美知留がタケルは仕事が早い、ともう出て行ったという。
 瑠可はそれなら、もう行く、と言う。実家にも寄りたいし、と。


 美知留が取り込んだ洗濯物を多段でいると、タケルが戻ってきて、
手伝おうか?と声を掛ける。
 美知留は、女の子の服だからと断り、シーツと枕カバーをたたむの
を頼む。

 そこにエリが帰ってきて、シェアハウスの契約更新について、美知
留の場合は定職に就いていないので、保証人を立てて欲しいと、大家
さんに言われた。美知留の場合、お母さんでいいよね、と言う。

 美知留は戸惑う。母・藍田千夏(倍賞美津子)は、美知留が出て行
くとすぐ、男と住んでいるはずだから。
 タケルが、一緒に行こう。シェアハウスについては、タケルが説明
する、と言う。
 エリも、それがいい、と言うる

 シェアハウスの周りに、不気味な影がちらつく。


 タケルが千夏に、シェアハウスの説明をする。家賃も5等分、と。
 千夏は、男女ごっちゃということに引っかかるが、タケルは、それ
ぞれ個室だから安心、と説明する。

 千夏は美知留を奥の部屋へ呼ぶと、タケルは夜の仕事だね。美知留
に貢がせているんじゃない?宗佑は、服装はきっちりしているし、勤
めも役所勤めでかたいし、なんでそういう人と長続きしないの。千夏
も男で苦労しているから、心配、と言う。

 そこにタケルが顔を出し、宗佑には美知留のことを話さないで欲し
い、と言う。
 千夏が、そんなこと、人に言われるようなことじゃない、と言う。
それに、宗佑には恩義があるし、と。
 美知留が、お金借りたの!?と困惑する。
 千夏は、ちょっと困ったときにと言い訳する。

 タケルが、宗佑は美知留を閉じこめて、暴力を振るっていたのです、
と言う。
 それに対して千夏は、男なら多少の暴力はあるんじゃないと言う。
 タケルはそうやって多少のことだからと許すことが悪いのだとキッ
パリと言う。

 それから三人で酒を飲む。
 千夏は、自分の若い頃にも、男女で集まって、一緒に暮らすのはあ
った。『フラワー・チルドレン』と言ったかな、と言う。
 それから話題は、千夏が若い頃流行っていたものになり、タケルが、
その頃のものってかっこいいんですよねと言い、二人は意気投合。


 宗佑の病室にやってくるエリ。
 だがベッドはすでに片付けられている。
 通りかかった看護師に聞いて、宗佑が退院してしまったことを知る
エリ。


 帰り道、美知留はタケルが人を幸せに出来る人って、本当だね、と
言う。そして美知留も早くタケルに会っていればよかった。そうすけ
ば、宗佑なんて好きにならなかったのに、と言う。

 タケルは、美知留は自分のことを買いかぶりすぎ。自分には欠陥が
ある、と言う。心臓が人より小さいんだ。ネズミの心臓ぐらいしかな
い、と。
 驚いてびっきりいる美知留に、「半分嘘」とタケル。

 急に雨が降ってくる。
 するとタケルがカバンから傘を取り出す。今晩、雨が降るかもしれ
ないと、天気予報で言っていたから、と。
 傘を開き、タケルは美知留にさしかける。

 シェアハウスの近くまで来たとき、急に美知留はタケルに、先に帰
っていて、と言う。
 どうしたのか問うタケルに、買いたいものがあるから、と美知留。

 美知留が駆け込んだのは、ファンシーショップ。折りたたみ傘を二
本、選んでいる。

 その時、どこからか、「美知留」と呼びかける宗佑の声。松葉杖の
先が見える。

 美知留が振り返ると、松葉杖をついた宗佑がいた。

 宗佑は美知留に、いつ帰ってきてくれるの?足がこんなだから、掃
除もできないし、食事にも苦労している。もちろん宗佑もできること
は手伝うけれど、と言う。

 美知留は、もう宗佑とは別れたのだ。もう解放して欲しい、と言う。
 そして傘も買わずに、店の外へ出る。

 美知留が雨の中歩き出すのを迷っていると、宗佑が美知留の腕をつ
かむ。
 美知留は、自分には好きな人が出来たと言う。
 宗佑が腕をつかむ力が一瞬ゆるむと、美知留は駆けていく。

 タケルはびしょ濡れの美知留を見て、風邪を引かないうちに、早く
シェアハウスに戻ろう、と言う。

 シェアハウスのリビングで、タケルは来週から2週間の仕事が決ま
る。前にCMを撮ったときの監督に気に入られ、映画のメイクに抜擢
されたのでと言う。

 エリが、個人的にバーテンは止めて欲しくないと言うと、タケルは
止めないよ、と言う。映画の後、どうなるかかわらないから、今日も
これから遅番で、と言う。

 友彦は、瑠可は全日本大会、タケルは映画で、前途洋々と言う。

 タケルは、美知留にもアシスタントをして貰おうと思って、と言う。
 美知留は、足を引っ張らないよう、頑張ります、と挨拶する。


 タケルがバーを閉めて帰途につくときは、もう外は明るくなってい
た。

 タケルが近道をして、自転車を担いで階段を上がっていくと、もう
すぐ上の道に出る、というときに、いきなり棒のようなもので殴られ
る。
 階段の下まで落ちたタケルが見上げると、そこにいたのは、松葉杖
をついた宗佑。

 宗佑は松葉杖を突いて、ゆっくりと階段を下りてくると、動けない
タケルを、何度も松葉杖で打ち、美知留に手を出すなと言う。


 朝、チャイムの音で目を覚ます美知留。窓から表を見るが人影が無
い。
 おそるおそる玄関ドアを開けると、傷だらけのタケルが倒れている。


 練習の合間に更衣室へ寄ると、携帯が鳴っていて、取る瑠可。
 瑠可は急ぐ。


 入院してベッドに横たわっていたタケルは、瑠可の顔を見ると、
「おかえり」と言う。


 美知留は、自分のせいだと部屋に引きこもる。
 その美知留を慰める瑠可。
 美知留は自分がタケルを好きになったと言ったせいだと言う。そう
とでも言わないと、宗佑が諦めないと思って、と。

 タケルのことを好きかと聞かれた美知留は、わからないと答える。
タケルは瑠可のことを好きで、瑠可はタケルのことが好き.....と。
 でも、瑠可は、自分たちはそんなのではない。単なる友達だと言う。

 リビングでエリは瑠可に、もう宗佑も諦めているだろうと油断して
いた。でも、なんでタケルなんだろう、と言う。
 友彦は、オレ達1人ずつ宗佑に狙われていくのかな、と言う。

 瑠可は、それってまるで美知留に出ていけって言っているようなも
んじゃないか、と言う。
 友彦はそんなつもりはない、と言う。
 瑠可は、そんなに怖ければ、友彦は家に帰っていればいいじゃない
か。瑠可がアパートを引き払って、ここに戻ってくると言う。

 美知留はタケルにスープをよそう。
 タケルは、静かにしていたら治るから、心配しないで、と言う。


 タケルは腕のレントゲン写真を前に、医師の説明を受ける。
 美知留は心配しながら、待合室で待っている。


 シェアハウスに戻った瑠可は、タケルと病院へ行くという美知留の
メモを見る。

 電話が鳴り、取る瑠可。

 瑠可は宗佑のマンションを訪ねる。宗佑は瑠可を中へ入れると、鍵
を掛ける。

 瑠可は美知留はもう宗佑の所には戻らない。美知留はもっと優しい
男を好きになりかけている。その邪魔をしないで欲しいと言う。

 宗佑は、瑠可はご活躍のようだね、と言う。
 机の上には、雑誌が載っていて、瑠可が全日本で優勝したときのイ
ンタビュー記事のページが開いていた。
 宗佑はその雑誌をゴミ箱に捨てる。そして瑠可の家族に、瑠可の正
体について詳しく書いた手紙を送るという。瑠可が通っている精神科
医についても書く、と。
 瑠可は、それでも構わないという。美知留は今、自分の足で立とう
としている。そこに宗佑はいない、と言う。
 どうしてそんなことを、と問う宗佑に瑠可は、美知留のことを一番
愛しているのは自分だと言う。

 宗佑が瑠可に襲いかかり、瑠可は蹴り倒す。
 でも宗佑は起き上がり、瑠可の首を絞める。
 瑠可はそれを何とか外し、とっくみあいを続けるが、遂に瑠可はベ
ッドの上に押し倒され、シャツのボタンを引きちぎられる。


寸  評  美知留は宗佑をキッパリと諦め、宗佑も入院してせっかく、脅威
も無くなったかと思っていたのに、宗佑復活。しかも前よりも凶暴に
なっていますね。
 エリが何回か宗佑の見舞いにいっていますが、エリの真意はなにで
しょうか。宗佑の様子を偵察に来た?それとも弱った宗佑をなぶりた
くなった?それとも、男のコレクション?

 瑠可の悩みも世間に知られることになってしまい、危害まで加えら
れて。
 どこまでエスカレートしていくのでしょうか?
 それと瑠可は美知留に自分の気持ちを打ち明けられるのでしょうか?

 どうにか幸せに暮らして欲しいです。

 それと気になるのが、タケルの幼少時の姉から受けたトラウマの正
体です。
 襲われた!?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 先日、病院脇の歩道で見た光景。
 入院患者とおぼしい人が、点滴と酸素吸入器(?)を付けて、歩行補助具を
押して、看護師か介護士に付き添われて散歩から戻ってきていました。
 病院脇には歩道があり、その上を歩こうとしたようなのですが、そこには路
駐の車が半分乗り上げていて、歩行器の幅があっては通るのが難しくなってい
ます。
 彼らはやむなく、危険な車道を通って入院棟へ戻っていきました。
 路駐するなら、歩道に乗り上げず、堂々と車道に止めて、車の走行の邪魔に
なっていろ!と言いたいですね。
 歩道は本来自動車を置いてはいけないはず。やむを得ず車道を横切るしか通
行手段が無い場合にのみ、最低限横切れるだけのはず。進路区分違反をしては
いけませんね。
 彼らが事故に遭ったら大変だし、それに看護師さんや介護士さんも一日大勢
のお世話をするでしょうに、一々に神経を余計に張り詰めさせられていては、
身が持たないと思います。
 路駐はしないでおこうとすればしなくても済む交通違反。事実、わたしは一
度もいわゆる路駐をしたことがありません。
 車を運転する方には、是非考えて欲しいですね。
 車は、車道だけに収めるように。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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