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タイトル:Daily Drama Express 2008/03/11 あしたの、喜多善男 (10)  2009/01/06


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/03/11 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル あしたの、喜田善男 〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜
局  名 フジテレビ系
放映日時 火曜22時
キャスト 喜田善男(小日向文世)
 矢代平太(松田龍平)
 杉本サマル(生瀬勝久)
 三波貴男(今井雅之)
 長谷川リカ(栗山千明)
 鷲巣みずほ(小西真奈美)
  森脇大輔(要潤)
 宵町しのぶ(吉高由里子)
原  案 島田雅彦『自由死刑』
脚  本 飯田譲治
主題歌  

あらすじ  第十話 最終章!!絶望を乗り越えろ

 −− オレの明日はもう残りあと2つ。

 矢代平太(松田龍平)と酒を飲み、ソファーで寝ている喜多善男
(小日向文世)。

 朝、彼がふと目をさますと、ネガティブ善男が目の前にいて、いよ
いよ明日か。オレもやっと明日この世からいなくなる。
 それなのに、何で平太は、急に死ぬなんて、言い出すなんて、とネ
ガティブ善男。

 喜多は、平太はいい人、と言う。
 ネガティブ善男は、鷲巣みずほ(小西真奈美)は優しい人で、三波
貴男(今井雅之)は恩人か?いいところだけ見るようにして、悪いと
ころからは、全部目を背ける。そのくせ、オレが真実を追いかけるの
は止めろ、と言っても聞かない。
 平太にだって、裏があるんだろう、と言う。

 平太が電話で起きる。みずほからだった。まだ、喜多は死ぬつもり
なのか?喜多は強情だから。でも、三波が生きているって言って。そ
うすれば、死ぬの止めるはずだから、と言う。


 みずほが出社すると、社員達が集まっている。
 森脇大輔(要潤)がみずほに、社長職から解任された。これは社員
の総意だと言う。

 納得できないみずほに、鷲巣殺害の犯人が自供した。みずほに指示
されてモーターボートに細工したと、と大輔。

 そこに刑事が入ってくる。大輔はみずほに、逮捕される前に辞職願
にサインして貰う必要がある。介護服プロジェクトをやめにするわけ
にはいかないのだ、と言う。

 平太は喜多に、三波が生きていたと伝える。だから命日なんて意味
がないので、死ぬの、止めなさい、と。

 平太が三波に会いに行こうと言うが、喜多は断る。今日は一日、静
かに過ごしたいのだと、平太に背を向けたまま言う。

 <<10日目>>

 刑事はみずほに、実行犯の写真を見せる。
 みずほは知らないと答える。
 でも刑事は、みずほが電話で犯行を指示したことはわかっている、
と言う。

 杉本サマル(生瀬勝久)の部下は、みずほの会社の女子社員から様
子を聞く。
 女子社員は今、みずほが事情聴取を受けていて、社員も順番に呼び
出されていると答える。

 杉本の部下は、今回は杉本の、みずほは白だというカンも外れまし
たね、と言う。
 だが、杉本は、自分のカンが外れたことは無い、と言う。


 宵町しのぶ(吉高由里子)は、『2000万円タレント』として、
今やバラエティーに引っ張りだこ。



 長谷川リカ(栗山千明)は取り立て屋に、喜多殺害の首尾を聞く。
 失敗したと、取り立て屋。そして、喜多は、誰かから狙われている
らしいが、知っているか?と聞く。
 知らないとリカは答え、もし明日来たが自分で死んでしまったら、
お金にならないとせっつく。
 取り立て屋のオフィスに刑事が4人飛び込んできて、全員逮捕。


 平太と一緒にタクシーに乗っている喜多。喜多は平太に、なぜ自殺
を止めようとしたのか問う。
 でも平太はその問いに答えず、みずほのどこがよかったのか聞く。


 杉本の部下は、リカの取り立て屋全員逮捕の連絡を受ける。彼らは、
喜多の保険金殺人を企んでいたことも聞く。

 杉本は、みずほが白なら、みずほの携帯に残されていた、殺人犯へ
の殺害指示も偽造。それができるのは、と考える。

 みずほの携帯と同じ機種の携帯を用意する。そして実行犯に指示す
るときだけすり替え、みずほの携帯を使う。
 でも、それができるのはみずほの身近な人間だけだ。

 杉本の部下は、みずほの近くの人間のリストを見る。杉本は、こう
いう時は、一番怪しくなさそうな奴が犯人なんだ、とアドバスする。


 平太は喜多を三波の所へ連れて行く。
 でも喜多は建物に入らず、逃げ出そうとする。
 平太が追いかけるが、喜多は捕まる前に転んでしまう。

 喜多はおそるおそる三波のいる部屋へ近づく。
 振り返った三波は、喜多に気付くと、満面の笑みを浮かべて、喜多
の名を呼び、会いたかったと抱きしめる。

 三波はコーヒーを淹れながら喜多に、喜多にまた会えるとは思って
いなかった。そういえば喜多は昔、11という数に縁があるって言っ
てたよな。今はタイとこっちを行ったり来たりで、昔の友人と会うこ
となんて無かったからな、と言う。

 平太は不愉快そうな顔をして、三波となんでニコニコと昔話してる
んだ。喜多は三波の命日に死のうとしたんだ。その三波がなんで生き
ているのか、説明しなければ、と言う。

 三波は、喜多はもう知っているんだ、と言う。
 喜多は何もわからないと、震えながら答える。

 三波は、自分は心理学者なんだから、喜多を見ていれば、よくわか
ると言う。
 三波は、喜多を暗示で殺そうとしたが、暗示では人は死ななかった。
最後はこの手で殺さなければならないかと思ったとき、丁度飛行機事
故で三波は死んだことになり、喜多を殺さなければと言う重圧から逃
れられたという。

 ネガティーブ善男が現れ、三波はいい人なんかではない。殺して保
険金を詐取しようとした平太だって、保険金殺人を狙っている、と言
う。
 喜多は、そんなもの、何も知らないという。

 三波は喜多に語りかける。現実のイヤなことから目を背けてはいけ
ない。ネガティーブ人格と向き合わなければならない。ネガティーブ
善男を作り出したのは、三波ではなく、喜田自身なのだ。そうやって
喜多は現実のイヤなことを全部ネガティーブ善男に押しつけたのだ。

 遂にネガティーブ善男は喜多の体内に入る。

 平太が大丈夫かと、喜多の肩に手を置くと、喜多は人が変わったよ
うになり、触るな!と平太を突き飛ばす。

 喜多は、現実のつらさは分かっていた。でも保険に入らなければ、
みずほが優しくしてくれなかったことだってわかっていた。平太だっ
て、喜多が保険に入らなければ、こんなによくはしてくれなかっただ
ろう。みんなそうしなければ誰もよくしてくれなかっただろうという
と、部屋を飛び出していく。

 平太は、どうやったら喜多の自殺を止められるか聞く。

 三波は、喜多も最初は現実と正面から向き合っていた。だからネガ
ティーブ人格を元に戻してあげることが、せめてもの三波の罪滅ぼし、
と答えるる

 喜多を追って部屋を出た平太は、大輔からの電話を受ける。大輔は、
みずほは社長を解任された。だから2000万円はもう払えない、と
言う。

 みずほは夕日の差し込む社長室で遂に解任願いにサインをし始める。

 そこに大輔が入ってきて、「ついに決心されたんですね」と言う。
 みずほはサインを終え、捺印も押す。

 みずほは大輔に、誰が夫を殺したか知っているかと問う。
 大輔は、知っていると答える。

 知りたがるみずほに、犯人はみずほだと言う大輔。
 みずほは、キョウの大輔が一番魅力的ね、と言う。

 大輔はみずほの扱いを間違えていた。でも今更もう2人共にとって、
遅いという。


 夕方の屋上で黄昏れているリカの携帯が鳴る。新宿東署の新条とい
う刑事からで、安心円満リースの丸山のことを知っているだろうと言
う。
 知らない、ととぼけるリカ。


 しのぶは控え室から脱走しようとするが失敗。


 夜になるとリカは部屋から脱走しようとする。
 でも刑事に見つかり、抵抗虚しく捕まる。

 平太がリカに電話するが出ない。

 喜多はいつもと同じ調子で平太の所へ現れ、コーヒーの缶を渡す。
 平太は、金が必要だが、もう喜多を殺しても意味が無くなったと言
う。そして喜多に、どこで死ぬかと問う。
 知らないと答える喜多。

 平太は、店の女の子達の機転で、刑事の手を逃れる。


 みずほは警察の応接セットに座っていた。
 電話が鳴り、出てもいいと言われて出る。平太だった。

 みずほは、喜多が生きていても、お金払えなくなっちゃったと言う。
 平太はお金なんて、どうでもいいから喜多を死なせたくない。喜多
はみずほに騙されていたと知っていた。それでも喜多は嬉しかったの
だと言っていた。喜多はみずほと本当に心がつながっていたと思えた
ときがあってその場所で死のうとしている。その場所はどこなんだ、
と聞く。
 でも、思い出せないみずほ。


 喜多は刑事に、リカが静代名義の預金通帳をヤミ金業者に売ったん
だと言われても、それは自分がリカに頼んだのだ、と言う。

 −− 俺の明日。俺の最後の明日がもうすぐそこに。


寸  評  死んだと思われていて、そのために喜多が死のうとしたわけです
が、その根本の三波が生きていて、喜多はこれからどうするのでしょ
うか。

 また、平太は喜多の死を利用しようとしていたのに、今やむしろ喜
多の自殺を止めようとしているように見えます。

 でも、リカはまだ喜多の死をお金に換えようとしているようです。

 また、みずほについても、三上に操られていたことがわかり、社長
も辞めてしまってどうするのでしょうか。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 すっかり遅くなってしまってしまい、申し訳ありませんでした。
 なんとか放送から1年経つ前に配信を完了したく、お送りしました。

 よろしければ、お読みいただければと思いますが、おじゃまでしたら、お手
数ですが、削除下さい。

 よろしくお願いします。(鈴木)

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