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タイトル:Daily Drama Express 2008/12/20 ブラッディ・マンデイ (最終回)  2009/01/06


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/12/20 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル ブラッディ・マンデイ
局  名 TBS系
放映日時 土曜19時56分
キャスト 高木藤丸(三浦春馬)
 折原マヤ(吉瀬美智子)
 九条音弥(佐藤 健)
 加納生馬(松重 豊)
 宝生小百合(片瀬那奈)
 高木竜之介(田中哲司)
 霧島悟郎(吉沢 悠)
原  作 龍門諒、恵広史『ブラッディ・マンデイ』
脚  本 蒔田光治
主題歌   『』

あらすじ  第11話 今夜0時東京壊滅テロ宣言へ!!生死を懸けた終幕へ

 加納生馬(松重豊)班が銃を構えて、突入してくる。

 加納が、倒れている高木竜之介(田中哲司)に、銃を突きつける。

 竜之介は、「ブラッディ・マンデイ」と何度もつぶやきながら、懐
からICレコーダーを取り出すと渡し、加納と握手すると、「すべて
はここにある。時間が無い。早く止めろ」と言う。

 加納が霧島悟郎(吉沢悠)に連絡する。折原マヤ(吉瀬美智子)の
情報はガセだ。教会に宝石箱なんて無かった。そして竜之介が、と言
う。


 オペ室の前で待つ高木藤丸(三浦春馬)。


 局長・苑麻孝雄(中原丈雄)は法務大臣・九条彰彦(竜雷太)に、
九条音弥(佐藤健)が元教祖・神島紫門(嶋田久作)の子ではないと
いうのは本当であった。Kは、安斎真子(徳永えり)であった。神島
は我々も知らなかった11人目の子供がいたのだ。
 J(成宮寛貴)についても、2年前の事件の時、彰彦は法務大臣と
いう職を利用し、神崎潤という自殺した青年の戸籍を与えて、世間か
ら隠した。


 Kの正体が真子であることを伝えられる音弥。

 藤丸は、一緒にオペを待つ朝田あおい(藤井美菜)に、Kは真子だ
ったと伝える。

 <<時は来た。祝祭が始まる>>

 真子の前で準備は進み、マヤが説明をする。
 『宝石箱』の威力は爆心地から20キロ。首都圏は一瞬にして壊滅
する。

 マヤは、その宝石箱を開く鍵を真子に渡す。新しい導師様の手に、
と言って。残り時間あと5時間。

 <<宝石箱が開いた>>

 真子は自分の手で神々が支配する新しい世界を作る、と宣言する。


 宗方瞳(村岡希美)が、ロシア極東・ヤスリースクの教会の映像を
見て、気付いたことを言う。
 一瞬青い光が走った後、映像が乱れた。電波が放たれたのだろう。
その後、熱線が走っている。近くで何かが爆発したのだ。
 爆発から発症までの時間は15分。ウィルスの発症と考えるには、
あまりにも早すぎる。むしろこれは中性子爆弾の爆発による被害だと
考えるべきだ、と言う。

 それがブラッディ・マンデイだ。このことは竜之介のレポートとも
一致する、と分析するTHIRD−i。

 敵のアジトに突入しようとした加納に、中性子爆弾との連絡が入る。
 加納が、ガイガーカウンターを持ってこい、と命じる。

 そこにあったパソコンには、残り時間が5時間を切っていることを
示している。遠隔操作だ。

 霧島は加納に、無理はするな、と言う。

 鎌田(斎藤歩)課長は、これから官房長官に会いに行くので、指揮
は霧島が執るようにと言う。

 霧島は、残り時間4時間28分。東京に、日付が変わる午前0時に
爆発させるつもりだ、と言う。


 オペ室の前で待つ藤丸に、苑麻が話す。
 竜之介は敵に潜入捜査をしていた。敵が遥の腎臓を提供いるという
誘いに乗ったふりをして、敵の本当の狙いが中性子爆弾にあることを
知った。
 潜入捜査という性質上、そのことを知っていたのは苑麻だけだった。
オペが終わったらすぐ遥を連れて、東京を脱出しろ。その手配はして
ある、と言う。

 藤丸は、自分がその『宝石箱』のタイマーを切ってやると言う。竜
之介は最後、ブラッディ・マンデイを止めろと藤丸に言ったのだから、
と。

 THIRD−iのメンバーは、そのパソコンへのハッキングに失敗
していた。
 そこに藤丸のパソコンからのコマンドが入り、ハッキングを試みる。

 4:26 TO THE END OF TOKYO

 瞳が説明する。
 この中性子爆弾は出力の及ぶ範囲を狭くし、その代わり、影響力は
大きくし、建物に損傷はないが、人体にのみ障害が出る。もし都心部
で爆発が起これば、23区並びに近郊から1200万人が消える。

 2:58 TO THE END OF TOKYO

 藤丸は、本部にあるパソコンからでないと、タイマーは止められな
い、と言う。


 ヤスリースクの映像では街が消えていた。
 彼らはこのことを知られたくなくて、必死にあの映像を消そうとし
たのだろう。この映像から、彼らの本当の目的がばれるのを怖れて。

 中性子爆弾は風にのせると、より効率的にばらまくことが出来る。
今の季節風並びに人口密度から考えて、ターゲットポイントは次の
3カ所と予想できる、と示す。
  千代田区 丸の内・霞ヶ関
  新宿区 西新宿
  渋谷区

 霧島は、全捜査官にターゲットポイントを伝え、爆発物の捜査を命
じる。


 マヤが、真子とJがいるアジトに戻り、『宝石箱』設置完了を報告
する。そして、THIRD−iの動きは、予想以上に早い。我々の脱
出も難しくなっている。誰かさんが二重スパイの存在に気付かなかっ
たから、とJを睨む。

 「どうするの? J」と心細そうに問う真子に、Jはそれでは方程
式のx(エックス)を入れ替えましょうか。プランBとしましょう、
と言う。

 マヤが、そんなプラン聞いてませんよと言うと、Jはマヤだって、
全部話してないのだから、お互い様でしょ、と言う。


 『状況は聞いていると思う。
 今すぐ東京を離れて欲しい。
 東京にいると危ないんだ。
 俺と遥はとっくに逃げたから…。
 藤丸』

 藤丸からのメールを受け取った音弥が誰かに電話をしていた。
 だが、後ろから襲われる。


 藤丸が、音弥からの電話に出る。
 でも、電話してきたのはJ。
 Jは今、弟と一緒にいる。藤丸もおいで。東京滅亡までの2時間
8分を一緒にすごそう。でも、パソコンは持って来ちゃダメだよ、と
言う。

 藤丸はあおいに、早く遥を連れて東京を脱出いるよう言う。藤丸を
心配するあおいに、オペが終わるまでには、戻ってくるから、と言う。

 キョロキョロしている藤丸の目を、後ろから隠す人物。Jだった。
本当に来たんだ、と言って。
 ここから一緒に見よう。そういえば.....プランを変更した。ブラ
ッディ・マンデイを中止にする、とJ。

 1:52 TO THE END OF TOKYO

 Kは父である神島を殺し、今や自分が導師になった。マヤにそその
かされたんだけどね。
 それに竜之介も勝手なことをするし、ボクの方程式はずれまくった。
でも、問題はブラッディ・マンデイが爆発すること。Kだけが持って
いる発信器にハッキングして止めて、ブラッディ・マンデイのありか
を探って欲しい、とJ。

 Jを信じられないという藤丸にJは、崩された方程式を無理矢理成
立させるなんて、ボクの美学に反する。
 藤丸が止めてくれたら、音弥は家に、いや彰彦の所へ帰す、と言う。
 藤丸が、その保証は?と問うと、Jは音弥を傷つけても自分にメリ
ットはない。
 それじゃ藤丸に頼んだよ、と言うと、ノートパソコンを藤丸の前に
残して、Jは出て行く。

 Jは音弥を監禁したワゴン車に乗り込むと、音弥の猿ぐつわを外し、
藤丸が音弥を助けに来た、と言う。
 ワゴン車から見える喫茶店の席で藤丸はパソコンを操作していた。

 Jは音弥に、母親が同じってだけの僕らとは大違い、と言う。
 音弥は、自分はJとは違うと言う。

 Jはワゴン車の運転手に、音弥を彰彦の所に送り届けるよう言うと、
そのワゴン車を降りる。

 それからJはブルーバードの乗っているワゴン車に乗り込むと、
FALCON(藤丸)にテロリストのネットワークにつながるパソコ
ンを渡した。真子の持つ起動装置も中央サーバーにつながっている。
その中央サーバーに入り込めば、起爆装置を止められるし、『宝石箱』
の場所もわかる。そいつをいただけば、Jが『宝石箱』を握れる、と
言う。

 FALCONの後を追って、ネットワークに侵入するブルーバード。
 FALCONは時々、ブルーバードから攻撃されているのに気付く。
逆にブルーバードを攻撃し返すFALCON。
 そしてギリギリでファイアーウォールを通過するが、ブルーバード
は間に合わず、シャットアウトされる。

 Jはブルーバードの頭に拳銃を突きつける。
 そして射撃音が聞こえる。

 1:16 TO THE END OF TOKYO

 藤丸は霧島に、タイマーを止めたことを報告する。
 霧島は、早く遥の所へ戻ってあげるよう言う。


 マヤはJが遅い、とKに言う。
 まさかJはKを見捨てた?と言う者に対して、そんなことはない、
とK。
 Kの腕時計のカウントダウンは続いている。

 マヤが携帯でロシア語で話している。
 まもなくここを脱出する。約束の金額、振り込んでくれたでしょう
ね、と。

 信者の1人がマヤに拳銃を突きつけ、逃げるのか?と問う。
 マヤは、仕事は全うするから、その物騒なものはしまって、と言う。

 Kが来て、マヤを解放するよう言う。神はマヤのことを見ているか
ら、と。
 マヤは、「Kにも神のご加護を」と言うと出て行く。


 街を歩きながらマヤは、「すべては一瞬で終わる.....か」とつぶ
やく。


 テロリストのアジトに乗り込む南海かおる(芦名星)班。
 だが、そこにはJもKもいない。かおるが2人の捜索を命じる。

 報告を受けた霧島は、澤北美姫(阿南敦子)に、FALCONを追
うよう命じる。

 真子に近づく藤丸。
 真子は、これで助けられたのは三度目。連絡ありがとう。
THIRD−iにはもう言ったの?と問う。

 藤丸は、まだだ。その前に聞きたいことがある。全部計画通りなの
か?オレ達が同じ学校だったのも、同じ新聞部にいたのも?と聞く。
 「そうよ」と真子。

 立川英(久野雅弘)が死んだのも、竜之介を撃ったのも、と重ねて
問う藤丸。
 真子は、肯定する。自分は人間から逸脱した存在。神になるべき人
だから、と。

 藤丸は、真子は神などではない。ただの人殺しだと言う。

 真子は、この腐りきった世界を正すには、一度すべてをリセットす
るしかないのだ、と言う。

 わかんねーよ、と言う藤丸に、真子は自分を理解しようとしている?
と問う。

 藤丸は、爆発は止めさせて貰った。真子の起爆装置を通じて、と言
う。

 真子は藤丸の前に拳銃を投げると、爆発は真子を殺さない限り、止
まらないと言って、そばのノートパソコンの画面を見せる。あと3分
強。

 真子は自分の脈拍が止まれば、爆弾が止まるようになっている。試
しにあと3分待ってみる?そうしたら、友達も家族も、1000万人
の人の命がなくなる。
 でも、真子1人を殺せば、すべて救われる、と言う。

 藤丸は拳銃を拾うと、真子に銃口を向ける。
 真子を殺せばみんな助かるけれども、藤丸は人殺しになる。少しは
自分の気持ちが分かった?と言う真子。
 もう残り時間は2分と少し。

 遂に藤丸は拳銃を下へ置く。

 真子は拳銃を手に取ると、あなたの正義なんて、所詮その程度、と
言う。
 真子が胸に被弾し、倒れる。

 霧島が『宝石箱』を発見、容疑者は重体と報告。

 真子は倒れ、苦しい息で、藤丸に、自分が死んだら嬉しい?悲しい?
と問う。

 残り時間は30秒を切る。
 藤丸は、「悲しいよ」と応える。

 遂にゼロになる。

 宝石箱を開けると、起爆装置も核物質も抜かれていた。

 THIRD−iでは、丸の内、澁谷、新宿の警戒を継続するよう指
示。

 呆然とする藤丸に、Jからの電話。宝石箱の中身は、Jが抜かせて
貰った。いつでもJは爆発させられる。でも、当分爆発させるつもり
はないって、霧島に伝えておいて、と。

 ハッキングさせたのは、宝石箱のありかを見つけるためか?真子に
宝石箱を開けられ、中身がないことを知られることを避けるために?
と藤丸。

 Jは相変わらず藤丸はお人好しだね。遥を捜して地べたをはいずり
回っていたときから、分かっていた。守る者がある奴は偉い。守る者
がない奴は強い。
 でも、実体のないJは勝っても何にもならない。今回は藤丸の勝ち
だ、とJ。

 見上げると歩道橋にJがいる。
 藤丸がそこにたどり着いたときには、メロンソーダだけが残されて
いた。


 変装したマヤが、電話の相手に、約束した仕事は果たしたので、報
酬を、と言う。

 マヤの近くには、手の甲に蝶の入れ墨をした長髪の男が座っていた。


 竜之介は撃たれた後、遥が一緒にメシ食いたいと待っていると言っ
て助け起こした藤丸に、自分の腎臓は遥に移植して欲しい。移植承諾
書もすでに用意してある。これでいつでも藤丸と遥と三人一緒にいせ
れる、と言う。

 オペの麻酔から覚める遥。
 枕元で見守っていた藤丸に、もうすぐクリスマスだね。ケーキ、何
が食べたい?と聞く。

 藤丸は、腎臓が適合すれば、退院できると言う。
 遥は、退院したらごはん沢山作っていい?と聞く。
 無理するな、と藤丸。
 遥は、竜之介と藤丸と、三人一緒だねと微笑む。


寸  評  Jがブラッディ・マンデイと起爆装置を持ち出して終わりました。
パート2の放送があるのでしょうか。

 Jが中性子爆弾を抜いてしまっていたと言うことは、真子は犬死に
だったのでしょうか?このドラマ、無駄に多くの人々が亡くなってい
る気がするのですが。

 初回は2時間スペシャルでしたが、最後は時間延長はありませんで
したね。

 それと、テロリストが在籍していたり、ウィルスを流し込むのに使
われたりする私立弥代学院て何者?

 法務大臣って、孫の戸籍を変えるような権限があるの?

 マヤはビジネスに徹底していたから生き残れたの?竜之介は、真子
をどうしようとしていたのでしょうか?

 これから兄弟2人残されてしまった藤丸と遥はどうやって生きてい
くのでしょう。

 最後に手の甲に蝶の入れ墨の男は、出門?それとも、マヤたちが所
属している本来の組織は、あのマークを入れているの?

 いろいろな疑問を残したままの最終回となりましたね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 東京地方の気温は、本格的な冬より寒いとのこと。それってどういうこと!?
と突っ込みたくなるような表現ですね。
 確かに、とても寒いですが、まだ、個人的には、真冬の用意はしていません。
真冬なら、コートにファーを付けるし、耳を出しているヘア・スタイルなので、
耳の覆いも付けます。手袋も革にして、風を通さないようにしますし、足元も
ブーツにします。
 でも、そこまでしなくても、耐えられる温度。え?冬って、去年より暖かく
なっているってこと?

 個人的に気になるのは、ガソリンが安くなったこと。確かに高値なのも、物
価高などいろいろ生活に支障が出ますが、でもそれだけにみんな頑張って節約
していたと思うんですよね。
 でも、安くなると、みんな緊張が一気にゆるんでしまうのではないでしょう
か。
 まだまだ気を引き締めて、できるだけ車を使わない生活にしていきたいです
ね。身体の為にも運動になりますし、みんなが使えば公共交通機関も、もっと
利便性も上がるでしょうしね。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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