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タイトル:Daily Drama Express 2008/12/13 ブラッディ・マンデイ (10)  2008/12/22


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/12/13 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル ブラッディ・マンデイ
局  名 TBS系
放映日時 土曜19時56分
キャスト 高木藤丸(三浦春馬)
 折原マヤ(吉瀬美智子)
 九条音弥(佐藤 健)
 加納生馬(松重 豊)
 宝生小百合(片瀬那奈)
 高木竜之介(田中哲司)
 霧島悟郎(吉沢 悠)
原  作 龍門諒、恵広史『ブラッディ・マンデイ』
脚  本 蒔田光治
主題歌   『』

あらすじ  第10回 東京炎上!?死と裏切りと絶叫の中、遂にテロ最終舞
台へ

 「ボクも本当は教える気、サラサラ無かったんだよ。こんな誰も欲
しないような真実。そのために大切な友達まで失っちゃって。守りた
い者が沢山あると、大変だ。いろいろ知っちゃって。じゃ、そういう
ことで」とJ(成宮寛貴)。

 出て行こうとするJの胸ぐらをつかみ、「待て」と言う高木藤丸
(三浦春馬)。

 Jは、さっき妹・高木遥(川島海荷)に注射しちゃったから、と言
って、ブラッディ・エックスの容器を見せる。

 藤丸は慌てて遥の部屋へ行き、Jに何かされなかったかと聞くが、
遥は何もされていないと言う。

 藤丸が階下へ降りると、すでにJの姿は無く、九条音弥(佐藤健)
から携帯に着信。だが、出ない藤丸。

 その時音弥は、喪服を着て、同じく喪服を着た朝田あおい(藤井美
菜)と、立川英(久野雅弘)のお通夜へ向かっていた。藤丸も来ない
し、安斎真子(徳永えり)も来ないのでは、寂しいお通夜になってし
まうと、話している。


 その頃、父親・高木竜之介(田中哲司)は、車を運転していた。後
部座席には、真子が眠っていた。


 局長・苑麻孝雄(中原丈雄)は、THIRD−iのメンバーを前に、
今回のテロを未然に防いだことの労をねぎらうと、鎌田(斎藤歩)課
長には、国家安全テロ対策委員会への事件報告を指示し、その間の指
揮を霧島悟郎(吉沢悠)に指示する。
 今回のテロは未然に防げたが、まだ教祖・神島紫門(嶋田久作)は
捕まらず、残党も多い。逮捕したテロリストたちは信仰で結びついて
いるだけに、皆、なかなか口を割らない。
 特に気をつけるべきは、教祖の神島と、今回のテロを指揮したJだ、
と言う。

 その頃、THIRD−iの建物の玄関を、アタッシェケースを提げ
て、堂々と入ってくる折原マヤ(吉瀬美智子)。立哨の職員に止めら
れても、立ち止まらない。

 その報告を受けたTHIRD−iのメンバーは、玄関に急ぐ。

 加納生馬(松重豊)や南海かおる(芦名星)のほか、
THIRD−iのメンバーたちから銃口を向けられても、マヤは堂々
としていて、両手を上に上げると、お土産を持ってきた、と言う。

 そのアタッシェケースをX線装置に通す。
 マヤはその中身は、ブラッディ・エックスと抗ウィルス剤だという。


 藤丸は音弥から何度も電話を貰っていたが、一度も出なかった。
 霧島からの着信があり、出ると、藤丸に、THIRD−iに来て欲
しいという。

 THIRD−iに着いた藤丸は、霧島に一室に案内される。その部
屋のマジックミラーの向こうは取調室で、マヤの取り調べを加納がし
ていた。

 霧島が説明する。
 マヤに取り込まれるなと注意した後、マヤは藤丸が来なければ、何
も話さないと言っている。

 加納が、すぐに藤島を呼ぶことは難しいと言うと、マヤはもう一つ
証拠を教えると言って、神島の遺体のありかを言った。

 かおるほか何人かが捜索に行くか、何もない。

 そのうち、天井の排気口から、血がしたたり落ちてきて、その後、
神島の遺体が落ちてくる。

 その報告を受け、霧島は、藤丸を連れてマヤが取り調べられている
小部屋へ行く。

 なぜ神島を?と問われたマヤは、二つめのささやかなプレゼント、
と答える。これで、探す手間が省けたでしょ、と。

 なぜマヤが?と聞かれ、マヤは金で組織に雇われていただけ。でも、
ちょっとまずいことをやってしまって。だからTHIRD−iに守っ
て貰おうとして。でも、ただでというわけにもいかないので。
 教団の人たち、口が固くて、何もしゃべらないでしょ。でも、マヤ
はお金で雇われただけだから、なんでもペラペラしゃべっちゃう。
 藤丸を呼んで貰ったのは、THIRD−iのメンバーに話をしても、
きっと藤丸には伝わらないだろうから、と言う。

 話は竜之介のこと。真子は竜之介が誘拐した。教団が竜之介に割り
当てた周波数を教えるので、すぐに追跡してみるよう言う。

 澤北美姫(阿南敦子)が竜之介の周波数を追うと、真子の携帯の電
波と位置が一致する。

 マヤが話す。真子は偶然知ってしまった。テロリストたちの重要な
秘密を。Jの裏に書かれているもう1人の人物。神島じゃなく、K。
アルファベットの11番目。神島の息子。

 藤丸は、JがJ自身を、『アルファベットの10番目』と自己紹介
したのを思い出す。

 神島が逮捕され、教団がバラバラになった時、教団を束ねていたの
が、JとKの兄弟。表向きはJが、そして裏ではKが。
 神島の後継者は、Jではなく、K。Kの正体、知りたくない?
 Kは藤丸の同級生。私立弥代学院高等部に赴任したとき、びっくり
しちゃった。だって、藤丸とKはとても仲良しなんだもの。
 真相を知ってしまった真子は殺される。急いだ方がいい。これ以上、
殺生は見たくないもの、とマヤ。

 <<すべてを疑え>>

 藤丸に、何科知っているのかと問う霧島。
 藤丸が、さっきJが会いに来た。藤丸の同級生にJの兄弟がいる。
音弥だと。でも、藤丸はそんなのは嘘だと思っている。こうやって混
乱させて、狙いは別にあるのだ、と力説。

 でも、霧島が考え込んでいるので、藤丸が問うと、霧島は、英がど
うやって学校内でウィルスに感染したのか、ずっと疑問だったと言う。

 マヤはマイクを通して藤丸に、「あーあ、信じてた友達に裏切られ
るなんて」と言う。

 霧島は美姫に、音弥について、そして音弥と教団の関係について調
べるように指示。

 美姫は現場に加納班が到着したと伝える。

 竜之介は、椅子に縛り付けた真子に、拳銃を構える。

 現場に到着した加納たちが建物の中に入ると、もぬけの殻。一室に
あった椅子の上には縄が置かれていた。

 加納が霧島に、逃げられたことを報告。

 美姫が追っていた電波、竜之介の無線と真子の携帯電波も消える。
電源が切られたのだ。美姫もお手上げ。

 霧島はマヤに、竜之介の居場所を問う。
 マヤは、自分が知るわけ無いじゃない。それより、せっかちな男は
嫌い。
 Kについては調べられた?先生、君が解答を持ってくるのを待って
いるのよ、と藤丸に言う。


 竜之介は、とある寂しいところに車を止めると、真子に手錠を掛け、
「逃げようなんて思うなよ」と言い捨てると、建物に入っていく。

 そこはテロリストたちのアジトで、Jが1人いた。
 Jは、昨日から神島の行方が分からず、みんなで探している。竜之
介のその顔は、何か知っているんじゃないのか?と聞く。
 「導師様から連絡があった」と竜之介。
 「どうして君に?」とJ。
 「正確にはKを通じて」と竜之介。
 「Kが?」とJ。
 「時期は来た。宝石箱を開けろ、と」と竜之介。
 「それはボクの方程式からは外れるけど」とJ。
 「宝石箱とは何だ?」と竜之介。
 「それは直接Kに聞いてよ」とJ。

 <<真実は宝石箱の中にある。宝石箱を開けよ>>


 霧島が藤丸に、音弥についての調査記録を見せる。
 音弥の無くなった母親・美和子は、一時、神島の教団にいた。そし
て2年前の大量殺人未遂事件の直後、自殺している。従って、残念な
がら音弥が教団とは無関係とは言い難い。これから音弥の尋問をする
と言う。

 反対する藤丸に、真子の命が危険にさらされている。猶予はないと
霧島。
 藤丸はその席に自分を同席させて欲しい。自分は音弥を信じている、
と言う。

 THIRD−iに現れた音弥は藤丸に、なんでこんなところにいる
んだ。それになんでオレはこんなところに呼び出されるんだ。英のお
通夜は、あおいと2人だけで出席した、と言う。

 藤丸同席のもと、霧島が音弥を取り調べる。

 霧島が、母・美和子が神島の教団にいたことがあるなと問うと、音
弥は若いとき、所属していたと聞いたが、自分が生まれる前に脱退し
たと聞いていると答える。


 法務大臣・九条彰彦(竜雷太)に苑麻と鎌田が、神島の死亡を報告。
そして一冊の資料を渡す。それは彰彦の娘・美和子についてのもの。
 美和子は教団へ入り、そこで神島の子を身ごもった。その子が神崎
潤。そしてもう1人の九条の孫・音弥が事実上の教団のトップ・Kな
のではないか、と。

 Jと兄弟だと告げられた音弥は、いぶかる。
 霧島は仮説を述べる。音弥は2年前、母親が亡くなったとき、とて
も落ち込んだ、と。
 音弥は、母親が死んだら当然だと反論。
 霧島は、母親が亡くなったのは、教団を解体に追い込んだ藤丸と
THIRD−iのせいだと、恨むようになった。
 そしてJと共に復讐計画を立てた、と霧島。

 霧島が呼ばれて部屋の外へ出る。
 霧島は苑麻から、彰彦が否定も肯定もしなかったと伝えられ、音弥
も同じだと伝える。そして、音弥のことは藤丸が上手くやってくれる
だろうと言う。

 2人だけ会議室に残されて、藤丸は音弥がそんなことをするはずが
ないよな、と言うが、音弥は、藤丸は自分を信じていないのだという。
なぜなら、盗聴器が仕掛けられているから、と。
 机の裏に仕掛けておいた盗聴器がばれたことで焦る藤丸。
 音弥は、ちょっとカマを掛けてみただけだったのに、と言う。

 藤丸は音弥に、真子の居場所を聞く。竜之介が真子を誘拐したのだ、
と。
 音弥は真子の居場所は知らない、と言う。

 <<真実の証明。現実の崩壊>>


 かおるはロシアのクリスマスの教会の惨劇の映像を宗方瞳(村岡希
美)に見せる。何か気付く瞳。

 <<すべては宝石箱の中にある>>


 真子は手錠をはめられた手を精一杯伸ばし、携帯を取ると、電源を
入れ、電話番号を押す。
 だがそこに竜之介が戻ってきたので、慌てて携帯を元の場所に戻し、
もとの体勢に戻る。

 <<血の月曜日>>


 藤丸は、音弥との今までのことを思い出し、落ち込む。

 マヤは、霧島とかおるの前で、藤丸と音弥はもう修復不能。片や教
団の跡取り、片やTHIRD−i、と言う。
 何を狙っているのだ、と霧島。

 マヤは、ここからが本当の取引。すべては自分のため、そして国家
のためという。

 国家なんて、と言う霧島に、マヤは自分を教団に戻すよう言う。そ
うすれは、教団はマヤに対して、なんらかを仕掛けてくるだろう、と。

 霧島は、マヤの言うことなんて信じられないと言うが、マヤはここ
から先は教団の内部をよく知るものでなければ危ない。

 テロの終わった後の世界で、KとJは、宝石箱を開けようとしてい
る。それは、KとJしか知らないもの。ウィルスなんかよりももっと
恐ろしいそれは、ブラッディ・マンデイ。


 あおいに呼び出される藤丸。
 あおいは、真子の携帯に朝から何度も電話していたが、ずっと電源
が入っていなかった。それが今は呼び出し音が聞こえると言う。
 藤丸は確か電源を切られていたはずなのに.....と考えていたが、
ハタと気付き、ノートパソコンを立ち上げる。真子の居場所が分かる
かもしれない、と。


 テロリストたちのアジトに戻るマヤ。見張りの男達に拳銃を突きつ
けられながら、中へはいる。
 そこにはJがいて、マヤにおかえりと言うと、ウィルスを撒く計画
にも逆らって、今までどこにいたの。ボクの計算を狂わせて、お仕置
きを与えなければね、と言い、マヤを押さえている男達に好きにして
いいと言う。

 マヤはJに待ってと言う。重要な情報を知っている、と。
 神島は死んだ。そしてその死体はすでにTHIRD−iが回収した
と言う。
 マヤは、THIRD−iへのアクセスコードを教えるので、調べて
みれば、と言う。
 Jはブルーバードに調べさせる。


 遂に真子の携帯の電源をとらえる藤丸。
 あおいに「行くの?」と問われ、「行く」と藤丸。


 ブルーバードはTHIRD−iにあった、神島の死体検案書を引っ
張り出す。

 Jは、神島を殺したのはマヤの仕業かと問う。
 マヤは導師様(神島)をやったのはJ。みんなJに黙さている、と
言う。

 ブルーバードが調査資料には続きがあると言って、見せる。そこに
は、神崎潤、通称Jと呼ばれていると言う。


 美姫が狙い通り、敵は偽の資料にアクセスしました、と言う。


 Jは、自分を信じるも信じないも、自由。でも、Kがいうならそれ
に従おう。
 ボクの計画からはだいぶずれてしまったが、宝石箱を開けようとい
う。

 <<真実はそこにある>>


 藤丸はあおいと共にタクシーに乗って、真子の携帯の電波を追う。


 霧島の携帯に着信。マヤからで、狙い通りJは宝石箱を開けること
にした。マヤは彼らに先回りして、宝石箱にたどり着く自信があると
言う。


 瞳は霧島に、『クリスマスの虐殺』というは、現実にあったことな
のですねと確かめると、この中に鍵が隠されていると、CDを渡す。


 竜之介は真子を教会の様なところへ連れ込むと、拳銃を突きつけて
歩かせる。

 タクシーでその教会の前までやって来る藤丸とあおい。
 藤丸は、あおいをその場所に残すと教会の中に入る。


 彰彦は大臣執務室に苑麻を呼びつけ、話をする。美和子が昔教団に
いて、神島の子を産んだのは事実。その子は神崎潤。
 だが、音弥は神島の子ではない。音弥は美和子と彰彦の秘書との間
の子だ、と言う。


 竜之介は近づいてくる藤丸に気付く。
 藤丸は竜之介に止めてくれと頼むが、竜之介は危険だから、早くこ
こを去れ、と言う。

 その時、銃声。
 藤丸と竜之介が倒れる。
 撃ったのは、マヤだった。
 その頃、あおいは外で倒れていた。

 真子が竜之介が落とした拳銃を手にして、構える。そして藤丸に、
また助けてくれてありがとうと言うと、竜之介を撃つ。血を流す竜之
介。

 藤丸が、どういうことなんだと真子に問うが、無言の真子。

 マヤが、「お友達が聞いてますよ、K」と真子に声を掛ける。


寸  評  わー、びっくりです。

 本当に九条法務大臣の娘が神島の子供を産んでいたなんて。
 でも、なんであれだけ、音弥も神島の息子かも!?というミスリー
ドをさせられていたのでしょうか。
 まあ、Jと音弥の血がつながっているって、本当だったんですけど
ね。母親・美和子は共通の異父兄弟。
 でも、ストーリーの展開上、2人とも神島の子で、母親が違う異母
兄弟かと思わされました。

 最後の大どんでん返しは、真子がKの正体だということ。
 でも、真子のイニシャルは『K』ではないんですよね。隠されてい
た本当の氏名があるのでしょうか。それとも、本当に単純に11番目?
 真子の母親はどういう人だったのでしょうか?

 そして、竜之介の命やいかに。
 竜之介が真子を誘拐していたのは、『K』であることを知っていた
からなのでしょうか。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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