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タイトル:Daily Drama Express 2008/12/06 ブラッディ・マンデイ (9)  2008/12/12


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/12/06 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル ブラッディ・マンデイ
局  名 TBS系
放映日時 土曜19時56分
キャスト 高木藤丸(三浦春馬)
 折原マヤ(吉瀬美智子)
 九条音弥(佐藤 健)
 加納生馬(松重 豊)
 宝生小百合(片瀬那奈)
 高木竜之介(田中哲司)
 霧島悟郎(吉沢 悠)
原  作 龍門諒、恵広史『ブラッディ・マンデイ』
脚  本 蒔田光治
主題歌   『』

あらすじ  第9回 テロ最終章!!神が与えし教祖の死、そして最後の月曜


 折原マヤ(吉瀬美智子)の一行は、教祖・神島紫門(嶋田久作)と
共に、関東拘置所から続く地下道を歩く。


 鎌田(斎藤歩)は、神島の独房付近でブラッディ・エックスが発生。
突入を直ちに中止して、東出口へ迎え、と指示する。

 現場から敵は下水道を通って、脱出との報告を受けた鎌田は、防護
服に身を固めた第一小隊を、下水道追跡へ回すが、誰も発見できない。

 霧島悟郎(吉沢悠)が鎌田に、第一小隊を加納生馬(松重豊)の応
援に回して欲しい、と依頼。
 加納は、車の中で相手を倒すと、マヤ達の出ようとしていたところ
に1人で向かったのだ。


 新聞部の立川英(久野雅弘)の遺体はシートにくるまれ、防護服に
身を固めた人たちに運び去られた。
 見送る高木藤丸(三浦春馬)たち。


 霧島が応援要請を続けるが、まだ第一小隊は到着しない。

 加納の背後に、突然、J(成宮寛貴)とその部下が現れ、今度隠れ
る時は、背中にも気をつけようね。導師様のお迎えに上がって良かっ
た、と言う。

 マヤ達が合流し、マヤは唇に何かを塗ると、加納にキスする。

 無表情にされるがままになっていた加納に、「愛想無いのね。これ
が人生最後のキスなのに」と微笑むマヤ。


 第一小隊が到着し、発見したのはブラッディ・エックスに感染した
加納だけ。神島達の姿は無かった。


 藤丸達4人の体内では、抗体レベルが上がり、感染の危機はなくな
ったが、加納は抗ウィルス剤を投与されてもブラッディ・エックスに
感染してしまったと、澤北美姫(阿南敦子)が霧島に報告。

 隔離室から出てきた4人に霧島と南海かおる(芦名星)は、英を守
れなかったことを詫びる。

 九条音弥(佐藤健)は、英の家族にどう詫びるのか問う。
 霧島は、突然の心臓発作による心不全と伝えると言う。
 安斎真子(徳永えり)が、あれが心臓麻痺ですか?と文句を言うと
霧島は、もし本当のことを伝えたら、たちまち大パニックになってし
まうので、許して欲しいと言う。
 なんで英が死んだんですか?わたしたちを守ってくるのではなかっ
たのですか。英を返してよ、と抗議する新聞部副部長の朝田あおい
(藤井美菜)に、ただ詫びる霧島。
 藤丸があおいをたしなめる。
 何言うの?と突っかかるあおいに、霧島も婚約者を失っている、と
藤丸。
 「こんなこと、絶対許されちゃいけない」と音弥。

 <<汝、現実を知れ>>


 藤丸は霧島に、今回の件は、2年前の自分のハッキングが原因だっ
た。それなのになぜ英が死ななければならないのだ。どうして罪も無
い人が死んでいくのだ、と悔やむ。
 悪いのは、藤丸ではない、と霧島。
 オレが英を巻き込んだのだと藤丸。
 オレにこんなことを言う資格はないかも知れないがと前置きして、
霧島は、英は藤丸のことを大切に思っていて、助けたかったのだろう。
自分も中川沙織(原田佳奈)が死んだ時、同じく悔やんだが、沙織と
出会えたことを後悔していない。沙織と出会えた都を大切にしたい、
そう思うことにした、と言う。


 テロリストのアジトの立派な椅子に座る、上下黒ジャージ姿の神島。
 「みんなご苦労だった」と神島がテロリスト一同を前に、おごそか
に言う。
 「感謝するぞ、J」と神島。
 頭を下げるJ。
 「Kは?」と神島。
 「ご心配には及びません、お父様」とJ。

 <<神が降臨した>>


 父・法務大臣・九条彰彦(竜雷太)と一緒にハイヤーに乗る音弥。
 久々にあのラーメンでも食べに行くかと言う彰彦に音弥は、「どう
してあなたは家を留守にしたのですか。あなたが早々に神島を解放し
ていれば、英があんな目に遭う必要はなかった」と言う。
 彰彦を睨む音弥に、「そんな目で見るな」と彰彦。そしてそんな目
をしたのは、母さんが亡くなって以来だな、と言う。
 音弥は、当然だ。オヤジは、母親についで英まで、オレの大切な人
を奪ったのだから、と言う。


 霧島が、関東拘置所にブラッディ・エックスが撒かれたからくりを
説明する。
 関東拘置所と私立弥代学院は、地下水がつながっていた。その下水
道を通じて、ブラッディ・エックスは私立弥代学院から関東拘置所へ
送られた。

 独房近くの洗面台には、水と空気が逆流する仕掛けが施されていて、
その工作を行ったのは、警視庁の刑事・伊庭(尾崎右宗)。

 美姫が、関東拘置所の停電により、空調が停止し、代わりに換気扇
が作動して、気圧の低くなった拘置所へ向けて私立弥代学院からのブ
ラッディ・エックスを含む下水が、逆流し、上がっていった。
 敵は全員が抗ウィルス剤を服用していて、神島もボールペンに仕込
まれた抗ウィルス剤を伊庭から渡され、服用した。ボールペンから伊
庭の指紋が検出された、と報告。

 鎌田は、高校生は敵に利用されたというわけだ。その高校生達に親
身になっている者もいるようだが、霧島にはすぐ辞めて貰う.....と
言いたいところだが、我々の足並みが揃わなければ、救えるものも救
えないので、後だという。

 局長・苑麻孝雄(中原丈雄)が、高木竜之介(田中哲司)が娘・高
木遥(川島海荷)に送ったメールによると、結構は明日、月曜日。ウ
ィルス・テロはなんとしてでも布施がなければならない。
 鎌田に国家緊急テロ対策室に連絡だと指示する。


 テロリスト達のアジトでは、神島がテロリストの1人に、何かを授
け、「わたしはお前と共に」と言う。

 時計を睨んでいるそのテロリストに、Jが、「どうしたの?」と声
を掛ける。
 「いえ」と答えるそのテロリストに、「しっかりしてよ。もう君は
人間ではなく、神になるのだから。ボクの計算では、君は明日には
1千万人分の命を左右できる神。時計は合っているね?祝祭の始まり
は午前9時だ」とJ。

 神島が、準備を終えたテロリストたちの前に立ち、「また多くの人
たちが死ぬが、再生のために流される血だ。すべての罪は、わたしが
背負う」と、厳かに言う。

 <<神を称えよ>>


 防護服を身にまとい、加納の見舞いに訪れる霧島。

 体調を聞かれた加納は、「すこぶる快調だよ」と言う。
 そして霧島に頼みがあると言う。
 加納には、遥と同い年の娘がいる。別れた女房に付いていったが、
来月誕生日。だから、プレゼントを渡しておいて欲しい、と言う。

 霧島は断る。
 加納は死なない。英が飲むはずだった抗ウィルス剤を加納に投与し
た。抗体の数値が上がれば、また戦える。
 拘置所内でウィルスに感染した他の人は、皆、すでに敵に射殺され
た、と霧島。

 どうして、俺を助けたんだと聞く加納に、もう一人も失いたくない
んだ、と霧島。


 SUN19:04
 あのテロリストの青年が、都内のホテルに宿泊する。10階の
1003号室。チェックアウトは朝の10時と言われるが、その前に
は出るよ、とテロリスト。

 ベルボーイが、テロリストの重そうなアタッシェケースを持ち、部
屋に案内する。


 SUN19:17
 女性テロリスト二人は、合コンしているグループもいるようなお店
で、ワインを飲んでいた。


 SUN19:33
 不良がったテロリストは、『その』カバンを提げ、盛り場を歩いて
いて、不良とぶつかり、因縁を付けられる。
 しかし、テロリストは笑い続けたため、気味悪くなって、因縁をつ
けた不良は去っていく。
 テロリストは落ちたカバンを拾い、「だーれも知らない。明日は最
後の月曜日」と声に出して言う。


 SUN19:45
 ブルーバードは、1時間毎に作戦の進展を確認していた。

 <<祝祭は静かに訪れる>>


 事情聴取を終えた藤丸は、加納に会う。
 藤丸は、これから連れてこられた遥に会いに行く、と言う。
 しっかり守ってやれよ、と加納。

 藤丸は加納に、身体が大丈夫か聞く。
 加納は英のおかげで助かった。英を守れなかったが、オレは彼のた
めに闘うと言うと、お前らを守れなくて済まん、と頭を深く下げる。

 藤丸は、英が過去のことを悔やむより、未来のことを考えようとし
ていたことを思い出す。


 THIRD−iの休憩室に保護されている遥を訪ねる藤丸。こんな
ところで監視されて、と詫びる。

 遥は、携帯も取り上げられちゃって、友達にも連絡できないよ。テ
ロリストから連絡が入るといけないからって。
 ここなら安心ね。でも、音弥に会えないのが、寂しいかな。
 それに、英、楽しくてすごくカメラ上手かったし、と遥。

 そんな話をする遥を、苦しそうに遮る藤丸。

 遥は、藤丸も音弥も竜之介も信じられないと言ったことを謝る。
 いいんだ、と藤丸。
 藤丸の言っていること、絶対正しいよ、と遥。

 遥は、相変わらず大きなケーキを食べたいという。


 THIRD−iの一室では、霧島の指示で役割分担がされていたが、
そこに藤丸が入ってきて、「オレにも、やらせて下さい。オレも闘い
たいんです」と言う。


 街を急いで歩いているマヤ。
 Jに近づくと、「二人きりになれるのを待ってたよ」とJ。Kに聞
いたら、藤丸が生きている。ブラッディ・エックスに感染した藤丸が
生きていると言うことは、THIRD−iに抗ウィルス剤があるとい
うこと。マヤは、抗ウィルス剤は全部回収したって言っていたけど、
どういうこと?彼らは、どうやって抗ウィルス剤を手に入れたんだろ
うね。
 まっ、いいかとJが言うと、去っていくマヤ。

 <<最後の月曜日>>

 「祝祭を始めよう」と神島。


 ホテルに泊まっていた青年テロリストは、7:30にセットされた
時計で目覚めると、枕元のカバンを開け、ブラッディ・エックスを確
かめる。


 女性テロリスト二人組は、早朝の街を、カートを引いて歩き、タク
シーを止めると、乗り込み、浜松町まで、と指示する。


 歯を磨く青年テロリスト。


 女性テロリスト二人組は運転手に、「羽田からご旅行ですか?」と
聞かれ、「今日は祝祭です」と答える。
 運転手はにこやかに、「お祭りですか」と相槌を打つ。


 不良っぽいテロリストは、サンドウィッチを食べている。
 そして立ち上がると、おばあさんに声を掛けられる。「これ、忘れ
物じゃ?」と、孫が手にした携帯を、不良っぽいテロリストに差し出
す。


 青年テロリストは、ホテルの部屋の窓から下界を見下ろし、「最後
の月曜日、オレは神になる」とつぶやく。


 不良っぽいテロリストは、おばあさんとその孫に、「一緒のバスに
乗ってくるなよ」と言う。
 「どういうことですか?」とおばあさん。
 「お兄さんは神だから、わかっちゃうんだ」とおばあさんの孫に言
う不良っぽいテロリスト。


 女性テロリスト二人組が乗ったタクシーは渋滞にはまる。二人は時
間に遅れるから、と途中で下ろして貰う。


 MON08:05
 都立中央病院の前を通る、不良っぽいテロリストが乗った循環バス。
 満席のバスの中を見る不良っぽいテロリスト。後部座席を見ると、
あのおばあさんと孫も乗り込んでいた。


 タクシーのトランクから、女性テロリスト二人組のカートを取り出
した運転手は、「重いね。何が入っているの?」と話しかけるが、彼
女たちは、「時間が無い」と運転手を無視して小走りに急ぐ。


 MON08:12
 循環バス
 不良っぽいテロリストは、手に持っていたカバンを開けるが、すぐ
に加納に取り押さえられる。


 パソコンを操っていた藤丸は、「8時13分、1カ所目確保」とつ
ぶやき、美姫や村上に、次のターゲットの場所への詳細図を依頼。


 MON08:18
 汐留駅地下街
 女性テロリスト二人組は、予定より7分遅れていると焦っている。
 1人が、ブルーバードへの定時連絡のメールを作成。『少し遅れて
るけど、お祭りには間に合います。』

 その後、女性テロリスト二人組は、大勢の男達に囲まれる。

 8時19分 二カ所目の捕獲完了、と藤丸。
 祝祭が始まる9時まで、あと41分。残りあと8カ所、と藤丸。

 『祝祭は午前9時。その時君は神になれる』というメールが、藤丸
のメールボックスに届く。差出人名は空白。


 ワゴン車の中で、鼻歌を歌っているJ。
 ブルーバードがJに声を掛ける。


 やってきた藤丸に、鎌田が、「何をしている」と声を掛ける。
 藤丸は、時間が無いので、黙っていてくれと言って、作業に没頭し
ている。

 霧島が代わりに説明する。これは、『中間者攻撃』。関東拘置所が
停電したのは、変電所のトラブルだが、これは、かつてFALCON
(藤丸)が行ったのと同じハッキングを変電所に仕掛けたため。

 捕獲完了。あと7カ所、と藤丸。

 藤丸が使っているパソコンはマヤからプレゼントされたものであり、
キーボード操作を記録して、無線でテロリストに送っていた。テロリ
ストは、それをまねたのだ。

 藤丸は、それを逆手に取って、その通信に、FALCON特製のウ
ィルスを紛れ込ませ、そのため、テロリストたちの通信は藤丸に筒抜
けになり、今日の行動がわかる。
 「あいつらだけは、絶対に許せない」と藤丸。

 あと6つ。

 あと5つ。

 あと3つ。
 ヘリコプターのハイジャックを狙っていたテロリストが捕まる。

 ブルーバードは、ワゴン車内でイライラして待っているJに、実行
部隊からの定時連絡が途絶えたままだと言う。

 突入した部隊が、大量に保管されているブラッディ・エックスのア
ンプルを発見。

 残りあと2つ。


 MON08:34
 あとはセレス東京ホテル。

 まわりの宿泊客を逃し、1003号室に突入するが、部屋はもぬけ
の殻。しかも、信号も途絶える。

 何やってるんだ、といらだつ鎌田。

 午前9時まで、あと23分、と霧島。

 遂に実行部隊を捕まえるために、泳がせておいた敵の指令ワゴンを
襲うが、もぬけの殻。車内には、ノーノートパソコン1台だけが残さ
れていた。

 かおるが藤丸に、そのパソコンを渡し、中を解析する藤丸。
 そして、広尾にある東京都の浄水場だと藤丸。


 MON08:50
 東京都水道局港浄水場。
 警察官の制服を着た青年テロリストが職員に、「テロ対策の見回り
に来ました」と言う。
 対応した職員が確認に行き、待たされている間に青年テロリストは、
「祝祭は中止だ。敵に読まれている」と言う電話を受ける。
 「断る。オレは神になる」と青年テロリスト。

 東京都水道局港浄水場に到着するTHIRD−iのワゴン車。
 加納とかおるが中へ入り、藤丸には、残るよう指示。

 藤丸はワゴン車のシートに腰掛けると、ノートパソコンを操る。

 地下でカバンからブラッディ・エックスの容器を取り出す青年テロ
リスト。
 彼を発見したかおるが拳銃を手に、止めろと言うが、青年テロリス
トは聞かず、拳銃を撃ちながら、奥へ行く。

 藤丸はノートパソコンを手に、東京都水道局港浄水場に入り、監視
カメラの位置を確認しながら、進む。
 遂に青年テロリストを発見。

 青年テロリストは、挑発的にブラッディ・エックスの入った瓶を振
ると、外へ駆け出す。そして追ってきた藤丸に、「邪魔をするな」と
言って、拳銃を向けるが、もう弾は切れていた。

 藤丸は青年テロリストにタックルし、青年テロリストの手からブラ
ッディ・エックス入りの瓶が落ち、藤丸とどちらが拾えるか争い、青
年テロリストが先に拾い、浄水槽の脇に駆け上がる。

 すると加納が、青年テロリストの背中を撃ち、青年テロリストは倒
れ落ちる。
 取り押さえられると、「あの野郎、邪魔するな。オレは神になるん
だ」と青年テロリスト。
 「お前らは、ただの人殺しだ」と藤丸。


 Jは歩きながら、Kに、作戦失敗を伝える。FALCON(藤丸)
にやられた、と。

 <<人間は現実を見るが>>


 美姫が遥に、家に帰っても大丈夫と言い、携帯を返す。護衛も付け
る、と。そして、藤丸も家に帰れる、と言う。


 街を歩く遥の後を付ける竜之介。

 <<真実から目を背ける>>


 藤丸が家の玄関を開けると、リビングから、明るい遥の声が聞こえ
てくる。
 リビングには、遥とトランプをしているJがいる。遥は藤丸に、
「お客さんだよ」と言う。
 Jは遥に席を外してくれと言う。
 遥は渋々応じると、「ゆっくりしていって下さいね、神崎さん」と
言う。

 「さすがFALCONだ。うっかりやられちゃったよ。中間者攻撃
だったね。君はボクの方程式を崩してくれた。その借りを返すために、
ボクはここへやってきた。君の方程式を崩してあげるよ。THIRD
−iに連絡する前に、知りたくない?九条音弥のこと。君の大切なお
友達と、ボクとの関係」とJ。

 <<真実は宝石箱の中にある>>


 「導師様」と声を掛けるマヤ。
 「マヤか.....多くの者が捕まったのに、どうしてお前だけ、助か
った?」と神島。
 「Kのご指示があったので」とマヤ。
 「Kが?」と神島。
 「Kは、今こそ宝石箱を開けるときだ、と」とマヤ。

 立ち上がる神崎。「異論は無い。さあ、準備に取りかかれ」と言う。

 「その前に、やらなければならないことがあります」とマヤ。


 「お前と音弥が、何だというのだ」と藤丸。
 「僕らは、血のつながった兄弟なんだ」とJ。


 マヤが神島に向けて、拳銃を構え、引く。
 ゆっくりと後ろに倒れる神島。


寸  評  藤丸 対 J の戦いは、本当にシーソーゲームですね。
 藤丸が鮮やかにテロを止めたかと思ったら、遂に、自宅にJに入り
込まれてしまう。

 だいたい、藤丸が困難に遭うのって、結構遥が原因のように見える
のですが。
 まあ、透析中に誘拐されたのまで遥の責任とは言い難いにしても、
今回のように、危機的状況なのに、あっさりJを家に入れて。
 しかも、藤丸の友達と紹介していると言うことは、護衛と勘違いし
た訳でもないんですよね。

 今回、ウィルステロについての攻防は分かっていましたが、最後、
エンディング・テーマが流れてからが、驚きの連続でした。
 マヤは神島をいきなり撃ち殺してしまうし。
 Jと音弥が兄弟だって言うし。
 『K』って、九条音弥の『K』なのかしら?
 神島の子供は10人とか言っていたので、AからJまでなのかな?
と思っていたのに、Kは11番目。母親が一緒なの?それとも、音弥
の父も神島なの?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 映画『252』を見てきました。
 うーん、伊藤英明、活躍しすぎ。スーパーマンじゃないんだから、というの
と、日テレ、やっぱりフジテレビに対して恨みを抱いているのかな?といった
ところでしょうか。
 遥にしても、映画にしても、大人が知恵を働かせて生きている状態で問題が
起こることって少ないんですよね。
 子供が大人の言うことを聞かずに勝手なことをして、事件を起こしたり、危
険な目に遭ったりして、両親やほかの大人を振り回す展開が多すぎます。
 わたしが育った家は厳しかったので、勝手なことをしたら、大変な叱責を受
けました。だから、自分勝手な子供が、問題を起こすのって、見ていて、許し
難い気分になるんですよね。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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