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タイトル:Daily Drama Express 2008/11/27 風のガーデン (7)  2008/12/09


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/11/27 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 風のガーデン
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 白鳥貞美(中井貴一)
 白鳥ルイ(黒木メイサ)
 白鳥 岳(神木隆之介)
 二神香苗(国仲涼子)
 小玉エリカ(石田えり)
 石山 孟(ガッツ石松)
 氷室 茜(平原綾香)
 石山 修(平間勇樹)
 内山妙子(伊藤 蘭)
 二神達也(奥田英二)
 白鳥貞三(緒方拳)
脚  本 倉本聰
主題歌  平原綾香「ノクターン」

あらすじ 第8回「フロックス」

 白鳥ルイ(黒木メイサ)は、貞美(中井貴一)と再会し和解したが、
貞三(緒形拳)には貞美と会ったことは話さないでくれと言われた。

 朝早く、貞三は電話に出て患者の対応の指示をしている。岳(神木
隆之介)は早く出かけようとしている。貞三が声をかけて送りましょ
うかと言うが断る。

 岳がガーデンで作業をしていると、貞美ことガブリエルが現れた。
岳は先日の無礼を詫びる。岳は貞美を大天使ガブリエルと信じて、三
沢のおじいちゃんを天国に送って行ったのではと話をする。

 岳は、ルイの好きなエゾエンゴサクの球根を取っている。貞美も一
緒に手伝う。岳は、貞三が作った花言葉も披露する。岳は貞三が花言
葉を作るのはおばあちゃんがいなくて寂しいからだと言う。

 貞美の携帯が鳴る。岳は天国からの電話だと思う。相手は水木三郎
(布施博)だった。富良野の西病院で麻酔科医の欠員が出て手術がで
きないので、貞美に手伝ってほしいという依頼だ。

 貞美は手術を手伝うことになる。病院の院長からは、緊急の時だけ
でも手伝ってほしいと頼まれる。仕事を辞めたのは、過労のためなの
でと言葉を濁す貞美。

 術後、車に乗ってキャンピングカーに帰ろうとする貞美だが、眠気
が襲う。信号待ちで眠ってしまい、クラクションで目がさめ、大声で
歌を歌って運転する。

 上原ファーム。ルイはいとこのさゆりに、父が富良野に来ていて会
ったことを話す。父のことを口止めされているのだが、父と貞三のこ
とをこのままにしておいていいのか相談に来たのだ。

 脇道で休憩していた貞美。目が覚めて痛みを感じる。キャンピング
カーまで行き、麻薬パッチを貼り、薬を飲む。


 小玉エリカ(石田えり)から電話。エリカは強引に貞美を歓迎会に
誘い来週木曜日の約束させてしまう。

 薬を飲んでも痛みはある。キャンピングカーのドアをノックする音
が聞こえる。
 ノックしていたのはルイ。ルイだけでなくさゆりもいた。

 貞美は二人を招き入れる。二人は病院のような設備に驚く。貞美が
この車で患者を治療していると思ったらしい。

 さゆりは、貞美がキャンピングカー暮らしでまだ貞三と和解できて
いないことを心配し、自分が間に入ろうかそれともうちのおばあちゃ
んに頼もうかと心配している。

 貞美はその申し出を断り自分で詫びを入れようと思っていることを
伝える。

 石山修(平野勇樹)が、キャンピングカーの男をルイの恋人と勘違
いして、ルイを呼ぶ。

 修は、ルイのフィアンセだと言う。貞美がルイの父親であると知る
と、失礼しましたと言って逃げて行く。

 修は、やばいと言いながら岳の近くを通っていくが、岳は作業に夢
中で気がつかない。フロックスの花言葉は、妖精たちの初盆の迎え火。




 8月7日(木)。貞美の歓迎会の日。貞美はエリカの店に来た。ル
イはなぜか喪服のような黒の服。

 そして歓迎会の場所はなぜかお寺。しかも葬儀の受付がある。貞美
は誰の葬儀なのかもわからないし、白い服で着たことを後悔する。

 中に入ると貞美の生前葬の用意。幼馴染たちは、皆喪服を着ている。
貞美は仏なので口をきいてはいけない。

 仏の席に案内された貞美。お経は短く終わり、一人ずつ弔辞が読ま
れる。ほとんどが貞美の女性関係を揶揄したもの。

 最後に、16歳で貞美に乙女の花を散らされて今は富良野のマリリ
ン・モンローと呼ばれているエリカからの弔辞と紹介されてエリカが
弔辞を読む。貞美はロマンチストで歌がうまく、「むすんでひらいて」
の歌で体を取り押さえられたとエリカは語る。

 貞美は恥ずかしさでいたたまれないが、会場は大拍手。

 弔辞が終わり仏からの一言で、挨拶をする貞美。故郷が自分を暖か
く迎えてくれたことに感謝する内容で、貞美は涙ぐんでいた。

 診察を終えた貞三は、看護師(須藤理彩)から話しかけられた。西
病院で貞美の麻酔を手伝ったのだ。貞美が富良野に帰って来ているこ
とを貞三は知っていたが、それが確実なことであることを改めて知っ
た。

 ルイの部屋に貞三は入る。ルイに貞美が会ったかを聞くと、ルイは
「はい」と答えた。

 貞三は、貞美のことを父親の資格はないと、二人の子どもから引き
離したが、そのことを悔いていることを話す。

 ルイが父親に会いたいように、自分も息子に会いたい気持ちはあり、
富良野に近づくなと言ったことを後悔していたのだ。

 あんなことは言うべきではなかったし許すべきだったという。

 貞三はルイから貞美がキャンピングカーで寝泊りしていることを教
えてもらう。ルイは自分が一緒に行くと言うが、貞三はそれを断り、
自分で運転してキャンピングカーのある場所へ行く。

 キャンピングカーの鍵は開いており、貞三は中に入った。点滴をし
ている貞美。懐中電灯で照らして、貞三は車の中を見回す。

 机の上に水木医院の封筒。そこには、貞美のCT写真があった。貞
三は貞美が癌であることを知り愕然として、その場から立ち去る。


寸  評  余命幾ばくもないのに、生前葬をされるのは、どんな気持ちなの
でしょうか。
 この生前葬が持つ意味はなんでしょう?
 自分の身近な人たちとの別れをする時間を意識させるため?

 ドラマの成行きとは関係なく、キャンピングカーは貞美が亡くなっ
た後、どうなるのでしょうか?貞三が使うのか、水木が使うのか?そ
れとも大学病院?そんなことが気になっています。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 暖かい日が多かったのですが、ようやく12月らしい寒さになりました。何
もしていないのですが、12月になると忙しさを感じます。(たま)

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