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タイトル:Daily Drama Express 2008/11/22 ブラッディ・マンデイ (7)  2008/11/26


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/11/22 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル ブラッディ・マンデイ
局  名 TBS系
放映日時 土曜19時56分
キャスト 高木藤丸(三浦春馬)
 折原マヤ(吉瀬美智子)
 九条音弥(佐藤 健)
 加納生馬(松重 豊)
 宝生小百合(片瀬那奈)
 高木竜之介(田中哲司)
 霧島悟郎(吉沢 悠)
原  作 龍門諒、恵広史『ブラッディ・マンデイ』
脚  本 蒔田光治
主題歌   『』

あらすじ  第7回 テロ全貌が今夜明きらかに!!非情な計画が日本を襲う

 石倉が交換殺人を言い出す。
 教祖・神島紫門(嶋田久作)は、石倉の妻の不倫相手・吉岡ケイス
ケを殺した。だから自分が朝倉を、と言う。

 取調官は、神島は一歩も独房を出ていない。それなのに、殺せるわ
け無いだろう、と言う。
 石倉は、神島は一歩も外に出なくて、自分に外の人を殺せるので、
と言う。その証拠に、女の人を殺した、と言う。
 その人の名を問われ、『ヤマダユキコ』と石倉。そういうと、震え
出す。


 九条音弥(佐藤健)は、これからオレのうちに行こう、と言う。
 だが、新聞部の立川英(久野雅弘)は、自宅に帰るという。テロ絡
みって、怖い.....と。
 安斎真子(徳永えり)も帰って行く。


 J(成宮寛貴)は、ブルーバードに、すべて順調。用意は整ったっ
て、教祖に伝えて。後は宗方瞳(村岡希美)にかかっている、と言う。


 警視庁刑事部長・大杉健一が局長・苑麻孝雄(中原丈雄)に、テロ
リストの正体が分かったという。以前ブラッディ・エックスを使って、
テロを引き起こそうとした宗教団体だ、と。

 霧島悟郎(吉沢悠)は、それについては、自分たちも考えたが、教
祖の教祖・神島紫門(嶋田久作)ほか幹部達は逮捕され、24時間体
制での監視が付いている。怪しい動きをしたら、わかるはずだ、と反
論する。

 神島なら、怪しい動きをしてしますよ、と刑事。看守の石倉が、神
島がヤスダユキコを殺したという。

 ヤスダユキコは誰かからブラッディ・エックスを贈られ、亡くなっ
た、犠牲者第一号。すなわち、テロリストと教祖がつながったのだ。

 刑事は、それよりもTHIRD−iは、指揮官不在の組織で、大丈
夫なのかと問う。

 霧島は、神島には面会人はおろか、手紙一本来ていないはず。看守
にも仲間はいない。なのに、どうやってと疑問を呈する。


 高木藤丸(三浦春馬)は、父親・高木竜之介(田中哲司)が、ウィ
ルス学者・敷村壮介(神保悟志)からおくられたパソコンを取り出す。
そのシリアル番号は、藤丸が調べたものと一致する。

 藤丸は、竜之介は滅多に家に帰ってこなかったので、このパソコン
も使われていなかった。立ち上げなければ、ハッキングされることも
ない。ファイルの保管場所としては、理想的だ、と言う。

 パソコンを立ち上げるが、プログラムだけで、普通のファイルは無
い。

 藤丸は、シリアル番号と同じファイル名のファイルを開ける。
 すると、そこに出てきたのは、田舎に建つ一軒の家。
 藤丸は、それは那須にあるコテージだと言う。母親が生きていたと
きは、家族でよく遊びに行ったが、母親が亡くなってからは、敷村に
貸していたという。

 そこへ向かう一同。


 霧島たちは、神島について分析する。
 霧島は、神島が裸足で立っていることと、指をリズミカルに動かし
ていることに着目する。

 澤北美姫(阿南敦子)が、モールス信号になっていると言い、音を
分析する。
 それは低周波。神島は、この低周波で外部と連絡を取っていたのだ。

 美姫がそのモールス信号を読む。『ヤスダユキコサツガイヨテイ』
 そこからわかるのは、神島が信号を発していたのではなく、外から
の通信を受けていたと言うこと。

 神島の子供は10人で、1人は死亡している。
 残りの子供は神島同様収監され、24時間体制で監視が付いている。

 実際に監獄の見えるそばで、工事が行われていて、そこでは決めら
れたリズムで地面が掘られていた。

 刑事達が、神島のまわりを調べる。
 あの工事が行われていたところは無人になっていて、掘った穴だけ
が残っていた。
 独房とトイレも調べるが、刑事達は、こんな操作よりも、竜之介を
追いたいとぼやいている。


 Jは、警察がやっと神島にたどり着いた。もっともヒントをだして
やったからな、と言う。
 そして動き出した輝点を追い、瞳が上手くやってくれるだけ、と言
う。


 加納生馬(松重豊)は霧島に、敷村が抗ウィルス剤を隠しておいた
かも知れない場所がわかったと連絡する。

 その時霧島は、もっと加納と話をしようとしたが、男に強引に呼ば
れる。苑麻が緊急の会議を開くから、と。

 苑麻は、新しくTHIRD−iの課長になった鎌田(斎藤歩)を紹
介する。霧島に声を掛けた男だ
 鎌田は、今までのTHIRD−iのていたらくは、霧島主任の責任
だという。
 今までテロリストと神島との関係も見抜けなかった。
 組織にテロリストたちに入り込まれた。
 そして容疑者・竜之介の息子の藤丸を一緒に行動させていると問題
点を上げる。
 霧島は、婚約者のみならず、国家まで殺すつもりなのか。

 これからは、自分の指揮命令通りに動いて貰う。
 霧島については、現場の指揮よりも、まずは今までのことを鎌田に
説明するように、と命じる。


 加納はコテージの門扉に付いている鍵を切断し、ドアをピッキング
で開ける。そばにいた藤丸に、「マネするなよ」と釘を刺し、藤丸は、
「マネしませんよ」と返す。

 コテージに入り、二階へ上がると、実験道具が置いてあった。
 敷村はここでも抗ウィルス剤開発を行っていたということだ。

 瞳は冷蔵庫から箱を取りだし、中身を見ると、抗ウィルス剤が
100人分ある、と言う。

 その時、加納が外を見る。
 すると外には、顔を隠し、ライフルを構えた男達が、コテージを囲
んでいた。

 4人はそっと一階へ下りていく。
 窓から、スコープの光線が室内まで差し込む。
 指揮しているのは折原マヤ(吉瀬美智子)。

 Jは全員に、もし失敗するようなことがあったら、後は無いと思え。
別に処刑するのは趣味じゃないんだけどね、と無線で言う。

 加納はTHIRD−iに対して、応援を要請する。
 だが美姫は、指揮命令系統が変わって、自由に動けないと言う。
 霧島も鎌田に呼ばれていて、出られない、と言う。
 加納は、オレ達を見殺しにする気かよ、と文句を言う。

 藤丸はパソコンを操る。
 抗ウィルス剤の箱は、ずっと瞳が抱いていてる。

 Jは突入しようとする全員に、暫く待機を命じる。敵が罠をしかけ
たおそれが出てきた、と。

 瞳は藤丸に、何をしているのか問う。
 藤丸は、テロリスト達の通信はブルートゥース。これはデジタルな
ので、ハッキングできる。前に採取したJの音声を元に、偽の命令を
流したという。
 マヤからJへの問いかけに対しても、藤丸は待機命令を送る。
 これで、しばらく時間稼ぎができる、と。

 しびれを切らしたマヤが、強行突入すると、コテージの中はもぬけ
の殻。裏の窓の格子が外されている。

 逃げる4人を追いかけるテロリスト達。
 加納は藤丸と瞳に、身を隠すよう言い、自分は南海かおる(芦名星)
と共に、応戦。

 だが遂に加納はマヤに、横から拳銃を突きつけられ、断念。
 マヤは、瞳が持つ抗ウィルス剤が全部かと確認する。

 次にマヤは藤丸に拳銃を突きつけ、藤丸はやむなくポケットの中か
ら、いくつかの抗ウィルス剤の小瓶を取りだし、マヤに渡す。
 マヤは、油断も隙もない子ね、と言う。

 そこにTHIRD−iの応援部隊が来て、テロリスト達は退散を始
める。

 マヤは去り際、瞳に、瞳の発信器のおかげで、この場所がすぐにわ
かった。「ご苦労様」と言う。

 みんなからの突き刺さる視線に、戸惑う瞳。

 二台のバンが走り去る。
 バンを運転する竜之介に、助手席に座っているマヤは、もう少しで
藤丸を殺すところだったという。
 竜之介は、そういう報告はJにしろ、と言う。

 マヤはJに報告する。
 瞳は消した?と問われ、マヤは、瞳はTHIRD−iに捕まっても、
自分たちのことは知らない、と言う。
 Jは、神のために死ねるなんて、光栄なことじゃないかという。

 <<かすかな希望>>

 抗ウィルス剤は全部回収したのかと問われ、回収したと答える。
 今度失敗したら、終わりだとJはマヤを脅す。

 届いた抗ウィルス剤を見たJは、「さっそくKに報告しなければ」
と言う。


 かおるが、THIRD−iに、残念ながら抗ウィルス剤はすべて敵
の手に落ちたと報告しようとする。
 すると藤丸が、耳たぶの後ろから小瓶を出して渡す。これを元に解
析、量産すれば、と言う。

 霧島がその報告を受けていた頃、1人の女性職員が鎌田に呼ばれ、
藤丸の件を問われる。

 藤丸はが車を降りるとき、かおるは藤丸は自分の職責を全うした。
あとは自分たちに任せるよう、言う。

 <<迫りくる絶望。やがて影は光を支配するだろう>>


 藤丸が帰宅すると、高木家から船木勘助(蛍雪次朗)が出てくる。
 藤丸が自宅に入ると妹の高木遥(川島海荷)がいて、なぜ今まで自
分に嘘をついていたのか。竜之介がテロリストを手引きしているでは
ないか、と文句を言う。
 遥は、あの竜之介が手の甲に蝶の入れ墨をした男・出門丈一(TE
T)を建物に入れたときの防犯カメラの映像を見せていたのだ。

 藤丸は船木を追いかけ、なぜあんなビデオを遥に見せたのだ、と文
句を言う。
 船木は、自分たちが守っているのは、被害者の家族であり、加害者
の家族まで面倒を見る義務はないと言い切る。


 ガード下で、船木の死体が見つかる。
 警察は、船木が殺された件の捜査で、亡くなる直前に、文句を言っ
ていた人物として、藤丸を捜していると伝え、謝るかおる。


 新聞部副部長の朝田あおい(藤井美菜)が、高木家の前へ行ったら、
大量のパトカーが止まっていた。

 逃げ出す藤丸。
 でも、やがて自転車で巡回中のふたりのお巡りさんに見つかり、曲
がり角を利用して、姿を隠す。

 ゲームセンターに逃げ込む藤丸。
 藤丸はゲームセンターを抜け出し、道を歩いていると、途中の路地
に引きずり込まれる。
 びっくりする藤丸の前にいるのは、音弥。


 霧島が鎌田に、どうして刑事を使って、遥にあのビデオを見せたの
だと文句を言う。
 鎌田は、こそこそしている事態ではない。公安も刑事もないだろう。
それよりも、抗ウィルス剤はどうしたと逆に問う。
 まだ分からないと霧島が言うと、「やっぱり無能だな」と鎌田。

 加納が霧島に、藤丸が追われているという。
 霧島は、携帯の電源も切られているので、追えないという。
 遥には、警視庁の刑事がはりついている。


 音弥は藤丸に、竜之介にはめられたのだろう、と言う。
 連絡を取ると真子がいい隠れ家があると言う。

 藤丸は音弥に連れられて、母校・私立弥代学院高等部の校舎に忍び
込む。
 すると、英が「こっち」と案内する。
 そこには、あおいと真子もいる。
 みんな、仲間だから、もう逃げないという。

 英が、ここは以前、開かずの間と呼ばれていたが、新聞部には暗室
が必要と言って、無理に開けて貰った。
 それもまもなくデジカメになってしまって、使われなくなってしま
ったのだ。

 みんな、藤丸が隠れられるように、片付けを始める。


 霧島は、瞳の取り調べを行う。
 でも、瞳の持っていたUSBメモリーには、なんのファイルも保存
されておらず、発信器が付いているだけ。

 霧島は、瞳が利用されているのはわかった。このUSBメモリーは、
誰から貰ったのだと問う。
 瞳は、数学者からもらったという−−その数学者・Jは、瞳に論文
を書いたので見て欲しいと言って、そのUSBメモリーを渡していっ
たのだ。
 その数学者の名前を問うと、カンザキジュンと答える。

 Jは皆に注目させると、もうすぐ導師様が現れる、と言う。
 マヤが、いよいよと身を乗り出すと、Jは、マヤさえミスをしなけ
りゃな、と言う。

 ブラッディ・エックスを東京に撒き、選ばれし者だけが神となる。
神の高みからだけ見られる景色を見よう、とJ。

 テロリストたちは準備に精を出す。

 Jは、そんな彼らを横目で見ながら、「Kはそんな言い方が好きだ
な」とつぶやく。

 もう1人、我関せずという感じで座っているのが竜之介。


 霧島は、美姫に、カンザキジュンで検索させる。
 そこに鎌田が現れ、カンザキジュンとは誰だ?と問う。


 新聞部の暗室をみんなで片付け、藤丸の隠れ家が出来る。

 食料調達に行こうとする一同。藤丸には、このまま隠れているよう
に言うが、藤丸の顔色が冴えない。

 藤丸は、遥のことを心配していたのだ、
 あおいが、音弥と一緒に見てくると言う。
 藤丸の顔がパッと明るくなる。

 その時、英が鼻血を出す。
 そして突然、血を吹き出す。


寸  評  最後、なんという展開でしょう。
 英はどういうきっかけで感染したのでしょうか?この中で、一番逃
げ回っていて、接触していなさそうなのに。
 藤丸が隠し持っていた1本は、英に間に合うのでしょうか?

 というか、あんな大きな瓶を耳の後ろに隠して、落とさないものな
のでしょうか?不思議です。

 Jって、名前の頭文字だったんですね。
 それとも、導師(教祖)Kにつぐ者?

 あと、竜之介は、遥の治療費のために潜り込んだにしては、とけ込
みすぎて、リラックスしすぎでは?

 また、テロリストと思われた、瞳は、単に利用されただけなんです
ね。そんなに、大量に、もぐらがいるわけではないか。

 新しい課長の鎌田が一番怪しいかも?っていう展開ですね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 最近、題名、テーマに『絆』の文字が登場することが多いような気がするの
は、気のせいだけでしょうか?そう思ったのは『流星の絆』を見ていたせいか
もしれませんが。
 それとも、今の時代、人と人の絆が希薄になっているだけに、そのアンチテ
ーゼとして、『絆』に対する注目が集まっていると言うことでしょうか?ある
いは、『絆』という題名を付けることで、みんなの注目が集まる、ということ
でしょうか?(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
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