メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2008/11/15 ブラッディ・マンデイ (6)  2008/11/21


===================================================== 発行部数   26 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/11/15 (Sat) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 土曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル ブラッディ・マンデイ
局  名 TBS系
放映日時 土曜19時56分
キャスト 高木藤丸(三浦春馬)
 折原マヤ(吉瀬美智子)
 九条音弥(佐藤 健)
 加納生馬(松重 豊)
 宝生小百合(片瀬那奈)
 高木竜之介(田中哲司)
 霧島悟郎(吉沢 悠)
原  作 龍門諒、恵広史『ブラッディ・マンデイ』
脚  本 蒔田光治
主題歌   『』

あらすじ  第6回 日本最後の日!?破滅と滅亡、そして父の真相が

 近づいて来た男は手の甲に蝶の入れ墨をした男・出門丈一(TE
T)。

 出門は三人に向かって、ライフルを撃つ。

 三人は携帯を取り出すが、妨害電波が出ていて、通じない。

 高木藤丸(三浦春馬)は、九条音弥(佐藤健)と朝田あおい(藤井
美菜)を巻き込めないと言う。

 音弥は、やはりここに抗ウィルス剤があるんだ、と言う。

 モニターで見ていたJ(成宮寛貴)は、「彼、困るんだよね、暴れ
すぎは」とつぶやく。

 三人は、ずらりとパソコンが並んだ部屋へ入る。
 藤丸はノートパソコンを取りだし、国立生物研究所のセキュリティ
ーシステムに入れれば、と言う。

 彼らの様子をモニターで見ているJたち。

 藤丸はハッキングしてみて、先にハッキングした奴がいる、と言う。
 藤丸は、ファイアーウォールを働かせて、ブルーバード(テロリス
ト)のハッキングを遮断。
 ブルーバードはむきになってFALCON(藤丸)を攻撃しようと
する。

 すると、テロ組織の少女がブルーバードのコンセントを引き抜き、
「ギリギリ セーフ?」とJ。

 藤丸は、逃げられた!と言う。

 あおいが、出門がこちらにやってくるんじゃないの?とおびえる。

 藤丸は、これから自分がここの頭脳になる、と言う。

 Jはブルーバードに、FALCONはどうやってこんな短時間でシ
ステムに潜入したのだろうと聞く。
 ブルーバードは、セキュリティーの甘い、ネットワーク・プリンタ
ーを狙ったのでは、と答える。

 Jはつまらないと言うと、ブルーバードからUSBメモリーを受け
取り、出かけていく。

 藤丸達三人は、エレベータに乗る。エレベータの中でもパソコンを
操っていた藤丸は、国立生物研究所に、誰かいると言う。
 その人物はウィルス学者・敷村壮介(神保悟志)。そして、折原マ
ヤ(吉瀬美智子)もいる。

 音弥は、敷村がいれば、中川沙織(原田佳奈)を救える、と言う。

 霧島悟郎(吉沢悠)は、敷村の助手を務めていた人物のリストを、
澤北美姫(阿南敦子)から受け取る。

 南海かおる(芦名星)が沙織の様子を見に行く。

 その頃藤丸を見張っていたTHIRD−iの情報分析官・工藤明
(久保田将至)と連絡が取れなくなる。
 霧島は、国立生物研究所にメンバーを急がせる。


 その頃出門は、次々と監視カメラを撃って壊していた。
 監視カメラの映像が次々と無くなる。


 マヤは敷村に、早く抗ウィルス剤を見つけるよう言う。グズグズし
ていると、Jは本当にウィルスを敷村に打つ、と脅す。
 慌てるな、と敷村。

 ふと監視カメラの映像を見ると、マヤの姿だけで、敷村の姿が無い。


 <<神に与えられし、力>>
 <<その力、今こそ、果たすときが来た>>
 <<最後の月曜日>>
 <<神に選ばれし、人間>>
 <<神に与えられし、力>>


 藤丸達の前に、敷村が現れる。
 藤丸達三人は、敷村と共に逃げる。

 彼らの前に、加納生馬(松重豊)が現れる。

 加納は現れた出門と対戦し、敷村を連れて、一刻も早く、沙織の所
へ、と藤丸達に言う。

 局長・苑麻孝雄(中原丈雄)は霧島に、沙織の所へ行けと命じる。
 迷う霧島に、敷村の受け入れ準備をするのだという。

 出門と激しい銃撃戦を繰り広げる加納たち。

 出門が振り返ると、背後にマヤが、ピストルを構えて立っている。
 出門が安心して加納に向かおうとすると、マヤが出門の頭を撃つ。


 ブルーバードは、ネットワークに到達できなかった。みんなから
「終わりだ」と一斉にはやし立てられる。失敗した者に罰を!と。


 逃げる藤丸や敷村たちの前に、父親・高木竜之介(田中哲司)が現
れ、拳銃を構える。ここから出すわけにはいかない、と。

 敷村が、竜之介のことを信じていたのに、と言う。
 竜之介は敷村に銃口を合わせ、今度こそ本当に抗ウィルス剤を隠し
た場所を言え、と言う。
 敷村の前に立つ藤丸。
 竜之介は、撃てないとでも思っているのか?と言う。
 「父さん」と呼びかける藤丸に、もう自分のことは忘れろと竜之介。

 だが、突然、竜之介は国立生物研究所を出て行く。
 藤丸が追いかけるが、竜之介は黒いワゴン車に乗り込んでしまう。

 先にワゴン車に乗っていたマヤは、次に竜之介が失敗したら、『ち
ょうちょの男(出門)』のように、罰が下る、と言う。

 加納に促され、THIRD−iの車の所へ来る藤丸。すでに音弥、
あおい、敷村は来ていた。

 加納は、沙織が亡くなったとの連絡を受ける。


 かおると一緒に防護服を着て、沙織の枕元に立つ霧島。
 かおりが、「霧島さん、一緒に戦えなくてごめんなさい」というの
が、最後の言葉、と伝える。


 <<力を授かった者の使命>>


 藤丸と敷村は一緒にタクシーに乗っている。
 敷村は、竜之介はすっかり組織の人間になってしまった、と言う。


 藤丸を心配するあおい。
 一緒に高木家に向かっていた音弥は、藤丸はお袋さんが亡くなった
ときも、ハッキングで竜之介に捕まったときも、乗り越えてきた。俺
は藤丸を信じている、と言う。

 二人は同時に藤丸からのメールを受け取る。まだ帰れないので、妹
の高木遥(川島海荷)をよろしく、と。

 二人が高木家へ行くと、新聞部の立川英(久野雅弘)と安斎真子
(徳永えり)が来ていて、もう鍋の用意をしてある、と言う。


 霧島が敷村に話を聞く。
 敷村は、テロリストたちは、敷村がもう抗ウィルス剤が開発済みだ
と勘違いしたらしい、と言う。
 敷村は、その誤解を利用し、国立生物研究所に隠したと言った。逃
げるチャンスを作るためだ、と言う。
 霧島は、今回のテロリストが、無いものをあるなんて勘違いすると
は思えない、と言う。
 敷村は、焦っていたのでは?と言う。

 霧島は考え込み、敷村は、質問はそれだけか?と逆に聞く。

 霧島は敷村に、テロリストたちと直接会ったんですよね、と言う。
 そして抗ウィルス剤はどこに隠した?と聞く。
 ずいぶんはっきりと聞くな、と敷村。

 霧島は、抗ウィルス剤が完成していたとすると、ブラッディ・エッ
クスに感染しても発症しない人間がいるというのも納得できる。
 敷村はヨウコに、鎮痛剤と称して、なにを打っていたのだ、と問う。
 そしてもし完成させていたのだとしたら、トヨスフロンティアの時
も、ユキコの時も、敷村は感染の最前線にいたにもかかわらず、なぜ
何もしなかったのだ、と霧島。


 フードコートのレジに並ぶJとマヤ。
 Jはマヤに、出門が敷村を逃したのだよな、と確認する。
 頷くマヤ。
 Jは、逃すところを見たかった、と言う。


 かおりが霧島に、ロシアからの報告書を渡す。
 数ヶ月前、裏ルートを通じてブラッディ・エックスを入手した日本
人科学者がいる、というものだ。
 霧島は、その日本人科学者とは、敷村だろう。しかも敷村は、その
ブラッディ・エックスをテロリストにも横流ししたのだろう。なぜだ、
と聞く。

 突然、不気味な高笑いを始める敷村。

 加納たちのチームは、建物内を捜索したのだが、何も発見できなか
った。


 朝倉殺しの取り調べを受ける石倉。
 石倉は、朝倉を殺さなければ、自分があの人に殺されると言うだけ。
 『あの人』とは?と問う取り調べ。


 THIRD−iのセンターに降りてきた敷村は、藤丸とすれ違う。

 一室に入ると霧島は敷村に、抗ウィルス剤の効果が本当か問う。
 敷村は本当だ。インフルエンザに対するのと同様、予防薬にもなる
し、治療薬にもなる、と言う。
 そして敷村は、その抗ウィルス剤を渡すには、三つの条件があると
言う。
 一つ目は、ブラッディ・エックスをテロリストに横流ししたことは、
不問に付すこと。
 二つ目は、24時間体制で敷村を警護すること。
 三つ目は、金だという。

 霧島はその条件をのむ。ただし時間が欲しい、と言う。

 敷村は、丁度いいと言う。テロリスト側の金額を確認する時間が必
要だから、と。

 霧島は、悔しさにじっと手を握りしめている。

 敷村は霧島に、婚約者の件は残念だったな。でも、それは尊い犠牲
だ、と言う。

 敷村と霧島の会話は、モニターを通じて、みんなに流されていた。

 敷村とすれ違った藤丸は、敷村に、貴様も裏切り者だったのか、と
くってかかる。
 敷村は、自分は竜之介とは違う。自分は、科学者なのだ。人類全体
を救うことが使命なのだ、と言う。
 藤丸は敷村に、なぜ霧島の婚約者を救わなかったのだと文句を言う。
 敷村は、昔よく、竜之介と同じような議論をしたもんだ、と言う。

 いきり立つ藤丸を、霧島が止める。

 加納は敷村に、あんたのような奴の護衛をしなけりゃならないとは
な、と言う。
 助けられた礼を言う敷村に、敷村を助けたのはガキ達だ。そんな生
き方をしていると、ロクなことにならないぞ、と加納。

 敷村は思い出す。
 宗方瞳(村岡希美)を助手に、抗ウィルス剤発見の研究に、寝る間
も惜しんで取り組んでいた。
 そして、遂に抗ウィルス剤を発見する。
 敷村は勢い込んで、官房長官に、抗ウィルス剤発見を報告する。
 だが、官房長官は、ブラッディ・エックスを全部破棄するよう命じ
る。ブラッディ・エックスを無かったことにするのだと言う。
 悔しい思いを抱える敷村。

 霧島は、沙織に、プロポーズしたときのことを思い出す。
 会議室で霧島は、自分が一番大切にしているのは、国家の安全だが、
今は、沙織のことを守りたいと思っていると言い、エンゲージリング
を差し出したのだ。
 受けてくれる沙織。

 かおりの取り調べを受ける藤丸。
 最後に、どうして自分はこんな事件に巻き込まれてしまったのだろ
うと嘆く藤丸。
 かおりは、巻き込まれたのではないのかも知れない、と言う。藤丸
には才能がある。才能は、すべての人に与えられるのではない。才能
を与えられた者は、それを役立てる義務があるのではないか、と言う。

 藤丸は、会議室で1人頭を抱えている霧島の姿を見る。

 敷村は研究室に入るとき、護衛が一緒に入ることは拒否する。

 敷村の前にマヤが現れ、雇い主を出し抜いたことを、怒っている、
と言う。
 敷村が、自分を殺したら、抗ウィルス剤は政府の手に渡ると言って
も、マヤはそのことについては、Jが手を打っている、と言う。
 敷村は、それなら藤丸に伝言して欲しいと言うが、マヤはそれはで
きない、と言う。

 霧島は顔を洗って、気を確かに保つ。

 <<神の力よ、人類を救いたまえ>>

 車の中で藤丸はかおるに、敷村のパソコンをハッキングさせて欲し
い、と言う。自分ができることはそれだし、そうすれば敷村の要求を
聞かなくて済む、と。

 電話を受けたかおるは、ハッキングの必要はない。敷村教授は亡く
なったので、直接調べて欲しい、と言う。

 敷村のパソコンを調べる藤丸。
 敷村は、大量のファイルを削除し、最近復元したファイルを、暗号
化している、と言う。

 そのファイルを調べた藤丸は、暗号化ファイルと見せかけたのは、
意味のないトラップ。意味があるのは、この1つのファイルだけと、
開ける。

 その中には、ずらっと記号が並んでいる。
 その場にいた瞳は、抗ウィルス剤の実験結果だと言う。

 その中に、違う形式の一行がある。藤丸は、パソコンの製造番号だ
といいながら、持ち主を探る。

 すると現れた持ち主は、世田谷区東上野毛の竜之介。

 藤丸は、竜之介が敷村からパソコンを贈られていたことを思い出す。


 神島が、独房の中で、「始まったか」とつぶやく。


 藤丸からの電話を取る遥。
 藤丸は音弥に代わってくれ、と言う。
 藤丸の電話を受けた音弥は、みんなに、藤丸が帰ってくると言う。
 鍋を温め直そうとする遥に、音弥はその必要は無い、と言う。オレ
達全員、今すぐこの家を出るようにとの、藤丸の指示だったと。

 かおるが運転する車には、藤丸のほかに、瞳も乗っていた。


 ブルーバードが位置を特定する。
 Jは、今度失敗したら、あとは無いと思え、と言う。
 もっとも、瞳が上手くやってくれるだろうけど、と付け足す。


寸  評  なんとJたちテロリストの組織は、国などに食い込んでいるので
しょう。
 こうなると、いったい誰を信じていいのか分かりません。藤丸は、
少なくともテロリストではないと思うのですが。
 局長の苑麻までテロリストの一味だったら、どうしましょう。

 ところで、パソコンの製造番号から持ち主が分かるって、
THIRD−iでは、パソコンを私物も含めて、登録させているので
しょうか。
 マイクロソフトがやっていたと一時期噂されていた、ネットにつな
いで Windows を動かすと、パソコンの情報が吸い取られるって、い
うような方法では無いですよね。

 それと、このドラマ、似た名前が多くて、識別が面倒です。「小百
合」と「沙織」−−「さゆり」「さおり」しばしば打ち間違いの元で
す。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 「振り込め詐欺」あんなにニュースでいろいろな手口が放送されているのに、
まだ被害が後を絶ちませんね。
 でも、振り込め詐欺では、圧倒的に息子に化けますよね。
 やっばり息子はあまり電話を掛けてこないし、電話が来たと言うだけで母親
は舞い上がるし。
 それに電話も用件だけですぐ切ってしまうから、楽でしょうね。

 娘では、しょっちゅう電話で声を聞いているから、少し違ってもすぐ分かっ
てしまいますし、電話が来たぐらいでは、母親は特別だと思わないし、電話の
ついでにいろいろな世間話をしてしまうから、そこまでシナリオを書くのも面
倒で、ちょっとしたことでほころびが分かってしまうでしょうし。
 また、電話を切った後、今度は気軽に母親がかけ直すってこともあるし。

 因みに、友達の1人は女姉妹だけのため、友達のうちには一度も振り込め詐
欺の電話が掛かってこないそうです。(鈴木)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。