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タイトル:Daily Drama Express 2008/10/25 ブラッディ・マンデイ (3)  2008/11/13


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/10/25 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル ブラッディ・マンデイ
局  名 TBS系
放映日時 土曜19時56分
キャスト 高木藤丸(三浦春馬)
 折原マヤ(吉瀬美智子)
 九条音弥(佐藤 健)
 加納生馬(松重 豊)
 宝生小百合(片瀬那奈)
 高木竜之介(田中哲司)
 霧島悟郎(吉沢 悠)
原  作 龍門諒、恵広史『ブラッディ・マンデイ』
脚  本 蒔田光治
主題歌   『』

あらすじ  第三話 裏切り者は誰だ!?味方に潜む敵の影!!テロ首謀者

 折原マヤ(吉瀬美智子)は、「逃げても無駄よ」と言うと、撃鉄を
起こす。
 そして銃声。

 マヤが倒れる。
 開け放した窓を背に立っていたので、向いの建物の屋上から、背中
を撃たれたのだ。

 狙撃したのは、加納生馬(松重豊)たちのチーム。

 高木藤丸(三浦春馬)は、マヤが手を伸ばそうとした先に落ちてい
る拳銃を蹴飛ばして、マヤに、「どうしてあんなひどいことするんだ
よ!」と言う。

 銃創の応急手当を受けるマヤ。

 加納は、ここがわかったのは、藤丸がなめたマネをしてくれたから、
と言う。

 あの時、藤丸が音弥に掛けると言って電話した先は、
THIRD−iだった。それから藤丸は携帯を切らずに、通話のまま
にしておいた。
 だから、マヤのマンションも特定できたし、二人の『怪しい』会話
も聞けた。
 続きは取調室で、とマヤを引き立てる。

 駆けつけた音弥と会う藤丸。だが藤丸は加納に、「お手柄といいた
いところだが、もっと詳しく話を聞かせて貰おう」と連れて行かれる。


 J(成宮寛貴)たちは、マヤがつかまったと聞いても動揺しない。
マヤを切り捨てたのだ。

 次のターゲットとしてJは、THIRD−iのメンバーの顔写真を
次々とパソコンの画面上に表示し、次々と潰していく。


 手の甲をユキコに刺された看護師・ヤマムラ ヨウコは、今まで発
疹は出なかったのに、手の甲に赤い水泡が出来、頬からも出血してい
るのを見て、悲鳴を上げる。

 でも、現実に戻ると、何もなかった。ヨウコの幻覚だった。


 南海かおる(芦名星)はウィルス学者・敷村壮介(神保悟志)に、
ユキコは発症したのに、ヨウコは発症しない、と言う。

 採血した血液を見ていた敷村は、ヨウコもユキコと同じように感染
し、体内にウィルスが入り、増殖をしたが、途中で増殖は止まった、
と言う。
 ヨウコは、特異体質なのかと問うかおる。

 敷村は、そんなことはない。ヨウコが感染してから行ったことにヒ
ントが有るはずだ。それがわかれば、と言う。
 携帯が着信し、敷村は廊下に出て受ける。

 電話の相手は竜之介。先日のメモリーについて聞く。ブラッディ・
エックスの塩基配列だろう、と。
 解析結果については、THIRD−iに報告した、と敷村。

 竜之介は、メモリーを預かれるか?と聞く。痕跡を知りたい、と。


 メモリーを受け取った竜之介は、出て行く。

 そのあとそっと研究室を出た敷村を、頭上の天井に張られた格子の
上から、見張っている手の甲に蝶の入れ墨をした男・出門丈一
(TET)。

 <<最後の希望は消えた。我々は力を手に入れる。鍵からの解
放>>


 マヤへの尋問は、FBIの最新機器を用いて行われていた。
 加納は殴って痛めつける方が、趣味なんだがなと言って、見守る。

 電流を流されても、マヤは組織について口を割らない。

 藤丸は、連行されるとき、マヤがニヤリと笑ったことが、気になっ
ていた。

 藤丸は妹の高木遥(川島海荷)に、今夜帰れないと電話する。
 遥は、宝生小百合(片瀬那奈)がいるので大丈夫。これから一緒に
ご飯食べるところ、と言う。
 藤丸は、なんだか自分といるときより、楽しそうだなと言う。


 関東拘置所では、相変わらず教祖・神島紫門(嶋田久作)は、監獄
の中で立ったまま。
 看守は同僚に、神島は最近、外部の人間と接触しているかと言う。
 同僚は、最近どころか、ここに入って以来、一度も誰とも会ってい
ない、と言う。
 看守は、神島は人を殺せると言ったけど、と話を振るが、同僚は、
神島には関わらないように言われているだろうと、話を打ち切る。


 国立感染症研究所の前で、かおるは不審な男に、ピストルを構える。
 だが男は手を前に揃えて、薫に近づく。男は手の甲に蝶の入れ墨を
した出門。

 次の瞬間、出門はかおるのピストルを奪い、片手でマガジンを引き
抜き、弾丸を捨てる。

 素手同士での格闘になる、かおると出門。
 だがかおるは劣勢に.....


 小百合がTHIRD−iに駆けつける。敷村が誘拐されたのだ。

 誘拐された時の映像を再生する。

 出門は敷村を肩に担いで、研究所を出て行く。

 次に、かおると出門の格闘の映像も再生する。

 でも、なぜセキュリティーが厳重なはずの研究所に、出門が入れた
のだろうと映像を巻き戻していくと、なんと竜之介が研究所から出て
きて、その際、ドアを押さえて、出門を研究所に入れていたのだ。竜
之介は、敵のスパイになったのだと思うTHIRD−iのメンバー達。


 デジカメで撮ったマヤの写真を再生し、「楽しみはあっという間で
したね」とため息をつく立川英(久野雅弘)。
 藤丸のクラスメイトで新聞部副部長の朝田あおい(藤井美菜)は、
エロ教師が辞めてくれて良かったという。それよりむしろ、藤丸も来
ていないのはどうしたのだ、と言う。
 入ってきた音弥が、藤丸は腹壊したんだって、と言う。


 仮眠室のベッドで眠る藤丸。
 小百合がそっと布団を掛ける。

 仮眠室を出てきた小百合に、加納は、藤丸には竜之介のことを話す
な。また暴れるかもしれないから、と言う。それに同情心は抱くな、
と言う。


 同僚がトイレに行き、1人残された看守は、禁止されていた神島の
正面に立ち、ガラス越しに写真を見せると、「やれるんだろう?」と
囁く。


 加納は取調室に入り、まだマヤが自白していないのを知ると、もっ
と強力な電流を流せと言う。
 そんなことをしたら、死んでしまうと言われても、構わないと加納。

 本当に強い電流を流すが、それでもまだ、マヤは口を割らない。

 加納が、死んでもいいのでもう一度、と言ったとき、マヤが口を開
く。


 藤丸は、目覚めるとベッドの上に起き上がる。そばに小百合がいる。

 霧島と局長・苑麻孝雄(中原丈雄)がいる会議室に連れてこられた
藤丸が入る。

 藤丸が着席するとすぐ、霧島は、我々は藤丸を諸刃の剣だと思って
いる。だからこれ以上、藤丸に関わって欲しくないと思っている、と
言う。

 苑麻は、マヤがアジトに連れて行くと言い出した。ただし、藤丸が
一緒に来ることが条件だと言っている。自分の正体を暴いたので、と。
 もともと藤丸を巻き込んでしまったのは、THIRD−i。藤丸に
は、断る権利があると言う。

 藤丸は、もちろん行く、と言う。父や妹を、さんざんな目に遭わせ
た奴を許しておけない、と。
 苑麻は、藤丸のことは、全力で守る、と言う。

 加納は藤丸に、苑麻は藤丸のことを守ると行ったかも知れないが、
いざとなったら守りきれないぞ、と言う。

 藤丸に防弾チョッキを着せながら、加納は藤丸に、頭さえ撃たれな
ければ大丈夫だ。そしてマヤの話は一切聞いてはいけない、と言う。

 マヤが連れてこられ、一同はワゴン車に乗り込む。

 苑麻は、霧島と二人だけになると、我々の目的の第一は、テロリス
ト達を逮捕すること。民間人の犠牲が出てもやむを得ないという。

 ワゴン車が発進し、霧島がGPSで位置を追う。

 車が走っていると、マヤが藤丸に会いたい人、いるでしょうという。
 加納が、マヤの言うことを聞くな、と言うが、藤丸は考えてしまう。
家族写真を思い浮かべる。
 マヤは、竜之介は自分のところにいる。竜之介は、自分たちのメン
バーなのだ、と言う。加納は、何度も藤丸に、マヤの言うことを聞く
なと言うのだが、藤丸は考え込んでいる。

 マヤは、加納か小百合のどちらかも、我々の仲間だと言い出す。
 加納も小百合も否定するが、更に考える藤丸。

 加納は霧島に、後ろから車が追ってくると言う。
 小百合も青い車が追ってきていると言う。

 霧島は、パソコンでワゴン車の位置を確認すると、運転手に指示す
る。
 ワゴン車は赤信号を強引に左折すると、地下駐車場へ、降りていく。
 その際、ワゴン車と青い車との間にトラックが入り、青い車はワゴ
ン車を見失う。


 あおいは友達とカフェで、どうしても100メートル走で、13秒
の壁を破れない、と話している。
 そして飲み物を持って席に行こうとしたとき、人とぶつかり、その
人のシャツに、飲み物を掛けてしまう。

 謝るあおいに、その人物−−J−−は、よそ見をしていた自分の方
が悪い。飲み物をおごらせて欲しい、と言う。

 席に座るとJは、あおいに、13秒を切る方法を教えると言って、
紙に書く。
   X= 12.99999.....
 両辺を10倍すると、
 10X= 129.9999......
 後者から前者を引くと、
  9X=117
 すなわち、X=13
 よって、13=12.9999.....
 ほら、13秒ということは、12秒台でしょう、と。

 あおいは、だまされた気分だけど、嬉しいと言う。そして、Jに、
数学を教えているのかと聞くと、Jは、前は大学で数学を教えていた、
と言う。
 あおいと友達が尊敬のまなざしを送る中、Jは、もう飲み終わった
から、と立っていく。


 駐車場を出て行くワゴン車。
 その後をまた、青い車が追っていく。

 違う車に乗り換えた、加納、藤丸、マヤ、小百合。加納が運転席、
藤丸が助手席に座っている。
 加納は、なんで青い車はまた現れ、ワゴン車を追尾できるのかと、
疑問を口に出す。
 マヤは、この中に仲間がいるからに決まっているでしょ、と言う。
 考え込む藤丸。


 マヤの尋問に当たった係官に、そっと呼ばれる霧島。
 係官は、加納のせいで、もう少しでマヤを殺してしまうところだっ
た。もしかしたら、加納は本当にマヤを殺したかったのかも知れない。
マヤに証言して欲しくなかったことがあったのかも知れない、と言う。

 おとりのワゴン車が信号待ちで止まると、青い車は、追い抜いてい
く。ワゴン車の運転手は、「チキショー、気付かれたか!」とハンド
ルを叩く。

 藤丸がノートPCを広げていると、加納が、「何をやっている」と
声を掛ける。
 「何かいじってないと、落ち着かなくって」と藤丸。

 小百合の携帯にメールが着信。
 『TO 小百合
  FROM 藤丸
  ほぼ、間違いないと思
  う。裏切り者わかりま
  した。本当は、もうち
  ょっただけ確証を得よ
  うと思いましたが、今
  は時間がないので待っ
  ていられない。ここに書
  きます。加納はスパイ
  です。協力お願いしま
  す。』


 大井のゴミ捨て場で、男性の遺体が見つかったとのニュースが流れ
る。


 マヤが指定したところに車を止める。へんぴなところ。ここからは
歩きで、とマヤ。

 苛性ソーダのタンクが付いた建物の近くへ出る。

 加納が1人で様子を見に行こうとすると、マヤは小百合に、加納が
スパイだったら、仲間を連れて戻ってくるかも知れない、と言う。

 加納が、小百合がスパイだったら?と言うが、加納はマヤに、下手
な心理作戦仕掛けやがって。オレ達動けなくして、と言う。

 小百合は、エスコートしていたマヤの手錠を手すりにくくり、藤丸
に見張っておくよう言うと、加納と二人で出かける。

 すると加納が小百合に、拳銃を向け、拳銃を捨てろ、と言う。

 小百合は、藤丸の前に拳銃を投げ、裏切り者に拳銃を向けるよう命
じる。

 すると藤丸は、小百合に拳銃を向け、ピストルを向ける。
 「何のまね?」と問う小百合に、スパイに拳銃を向けているだけだ、
と藤丸。

 藤丸と加納に送ったメールは、縦に読むと、『ほうしょうはてきで
す』と読める、と明かす。

 小百合がスパイだと分かったのは、最初に尾行する車に気付いた加
納は『車』と言っただけなのに、小百合は、『青い車』と言った。ト
ンネルの中で、ナトリウム灯に照らされていた時にだ。色が分かるは
ずがない。仲間から、あらかじめ『青い車』と終えられていたから、
つい言ってしまったのだろう、と藤丸。

 小百合は、それだけのことで.....と後悔する。

 小百合は、自分は病院で撃たれていると主張するが、加納は、胸は
防弾チョッキを着ているので、本気では撃たない。本気で撃つなら、
頭を撃つ、と言う。

 だが、次の瞬間、どこからか弾が飛んできて、加納の腕を撃つ。
 加納の手を離れた拳銃を、小百合が広い、加納に向けて構え.....
撃つ。

 藤丸は、腰が引けていたが、小百合に向けて拳銃を構えたままだっ
た。

 「撃て!」と加納に命じられる藤丸。

 あと10分で突入隊が来る。


寸  評  第1回目から、生死を共にしたはずのメンバーに、敵方のスパイ
が混ざっていたなんて!ショックです。

 マヤが捕まったところで、もうマヤは終わりだなと思っていたので
すが、どっこい、逃げたんですね。

 Jは、数学を専攻していたのですね。FALCONこと藤丸との、
サイバー戦が、主戦場であり、出門と加納たちの武力戦は、実は分か
り易い戦いであるが、傍流と言うことでしょうか。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 このドラマ、武器とか好きな人には、見応えがあるかもしれませんね。こん
な早い時間帯にやるべき内容かを、改めて考えてしまいます。22時以降の枠
にして、子供に対する悪影響云々の枠を取っ払ったら、もっとすごい展開がで
きるのではないか、という気がしてしまいます。
 サイバーも体力頼みではない戦闘も結構好きなので、はまってしまいました。

 最初は、高校生が主人公だし、サイバー系だし、東京テレビで放送している
『携帯セブン』と同じようなドラマ化と思っていたのですが、『携帯セブン』
では、本人は組織の一員として認められているし、サイバーは、携帯自身が仕
掛けており、純粋に違うドラマとして楽しめます。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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(http://www.mailux.com/)
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