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タイトル:Daily Drama Express 2008/10/10 ブラッディ・マンデイ (1)  2008/10/31


===================================================== 発行部数   46 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/10/10 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル ブラッディ・マンデイ
局  名 TBS系
放映日時 土曜19時56分
キャスト 高木藤丸(三浦春馬)
 折原マヤ(吉瀬美智子)
 九条音弥(佐藤 健)
 加納生馬(松重 豊)
 宝生小百合(片瀬那奈)
 高木竜之介(田中哲司)
 霧島悟郎(吉沢 悠)
原  作 龍門諒、恵広史『ブラッディ・マンデイ』
脚  本 蒔田光治
主題歌   『』

あらすじ  第1話

 ネットの掲示板に、「みんな死んじゃえばいい」「こんな国、滅び
ればいい」などと書き込む人物。


 ロシア極東・ヤスリースク。
 アタッシェケースに入った物を受け取る女性。その中身がキーだと
言うが、それ以上の説明はせず、アタッシェケースを持ってきた男と
キスをし、立ち去っていく。

 その男はその後、倒れる。口から血を流して。

 その後、周りにいた老若男女が、鼻血をたらして、次々と倒れた。


 ネットに書き込まれる。「昨日、神様のお告げがありました。爆弾
が爆発し、この世は一瞬で滅びる」と。


 みんなが次々と花地をながして倒れたところに、防護服を着た人が
数人、やってくる。
 1人生存者がいて、助けを求めると、その生存者をマシンガンで撃
ち殺す防御服の人物。


 日本・東京。
 警察庁警備局公安特殊三課、通称「THIRD−i」。
 テロリズム対策機関として、警察庁に設置された警備局直属の実働
部隊である。独自捜査権限を保有し、その超法規的な活動により、警
察機構内でも、非公式とされている。

 そこでは今、ロシアで一つの街が消えたことが問題となっていた。


 数ヶ月後。

 東京であんたみたいないい女と出会えるとはな。もっともっと君の
ことを知りたい.....とベッドで囁いた男は、女が立ち上がった隙に、
女のカバンからパスポートを取り出して見る。
 女は唇に指で何か塗っていた。
 女は男に、せっかちな男は嫌いと言う。
 男は枕の下からピストルを取り出すが、それより早く、女は男の前
に身体を近づけ、「ブラッディ・マンデイ」と囁く。

 <<最初のキーは東京へ入った。まもなく東京は消える。東京最後
の月曜日、最後のちの祝祭日はもうすぐ。まもなくこの世に罰が下る。
すべては一瞬で終わる。>>


 THIRD−iでは、この男を、数ヶ月前から、ヤスリースクで起
こったことがテロの可能性もあるとして、潜入させていたのだ。男の
体内からチップが回収されたが、依然、原因は不明のまま。
 もうこの事件を解決するには、『ファルコン』の力を借りるしかな
い、ということになる。

 『ファルコン』は、これまでも高度のハッキング技術で数々の不正
を暴いてきた天才ハッカー。
 そのファルコンは、当時中学生で、しかもTHIRD−iの課長補
佐・高木竜之介(田中哲司)の息子と分かって、驚かれたのだった。

 THIRD−iは、ファルコンに助力を求めるが、ファルコンは断
る。なおもファルコンの協力で、日本は助かるのだと説得を試みる
THIRD−i。


 高校の生物の授業。建てた教科書の陰で、パソコンを操っている高
木藤丸(三浦春馬)。
 後ろの席の女生徒に、「またエロゲーやってるの?」と言われ、そ
のせいで教師・日景潔(並樹史朗)に見つかってしまう。


 日景は、女生徒・安斎真子(徳永えり)を研究室に呼び、我が校の
女生徒が駅前のスーパーでアルバイトをしているとの情報が入った。
ほかの教師にも知られた以上、停学は免れないだろう、と言う。
 真子は、アルバイトしないと、今月の学費を払えない、と言う。

 すると日景は、真子の胸に手を置き、ブラウスのボタンを外しなが
ら、「考えてもいいよ.....」と囁く。

 真子は逃げだし、藤丸とすれ違う。
 藤丸は、研究室のドアの陰から顔を覗かせていた日景もチラッと見
る。


 真子は停学になる。


 新聞部で副部長の朝田あおい(藤井美菜)は、真子は親戚の家に引
き取られていて、迷惑を掛けられないから、バイトしていた。規則一
点張りの学校に対して、キャンペーンをはり、生徒の世論を盛り上げ
れば、学校も考えるのではないか、と言う。
 でも、あまり騒ぎ立てたら真子が傷つくとか、我々新聞部が学校に
睨まれたら困るなどの反対意見も出る。
 その中で、藤丸だけ無関心。どう思う?とあおいに問われると、腹
痛を装って、部室を抜け出す。


 藤丸が帰宅すると、妹の高木遥(川島海荷)が頑張って夕食を作っ
ている。藤丸は、透析大丈夫か?と心配する。

 遥は、今日、父・竜之介が帰ってきて一緒に夕食を食べると言って
いた。久しぶりのことだから、楽しみにしている、と言う。

 藤丸は、これからエッチな写真とか見るから、絶対部屋を覗くなと
遥に言う。
 「アニキ、サイテイ!」と遥。

 遥は竜之介からの電話を受ける。今日、早く帰れなくなったと竜之
介。
 やっぱりな、と藤丸。

 藤丸は自室に入ると、パソコンに向かう。

 日景は、真子からの謝罪メールを受け取り、お詫びとして添付され
ていた『恥ずかしい写真』を開く。
 すると開いた画像には、『バカが見る』という文字が躍っており、
腹を立てる日景。

 その時、校内放送で呼び出される日景。
 日景が不在にしている間に、日景のパソコンから情報が次々と吸い
取られていく。
 藤丸がハッキングしていたのだ。高木は日景のパソコンから、恥ず
かしい写真を吸い取る。


 校内で笑われる日景。
 同僚が日景に、学校中に出回っている日景の恥ずかしい写真を見せ
る。
 さすがにいたたまれなくなる日景。

 日景は退職し、真子の停学は取り消される。

 カメラを首から提げた立川英(久野雅弘)が、あれは誰かが日景の
パソコンにウィルスを送り込み、ハッキングしたのだ、と言う。
 別の生徒が、それやったのって、うちの生徒だよねと応じる。

 日景とすれ違ったとき藤丸は、「バカが見る」とつぶやく。
 日景は、あれをやったのは藤丸か?と思う。 


 藤丸が道を歩いていると、白いセダンが突然藤丸の前に回り込んで
止まり、中から人が降りてくる。THIRD−iのメンバーたちだっ
た。

 用はないだろうと、強気に出る藤丸に、南海かおる(芦名星)はそ
うはいかなくなった。藤丸は昨日、学校のパソコンに侵入しただろう。
立派な犯罪だ、と言う。
 藤丸は、「汚ねぇぞ」と言うが、敢えなくつかまる。

 THIRD−iで藤丸は、THIRD−i専用のモバイル・パソコ
ンを渡される。
 断ったら?と問う藤丸に、そうすれば逮捕するまでだとかおる。
 「汚ねぇぞ」と言う藤丸に、「我々の組織は、そうところだ」と加
納生馬(松重豊)。この国が安全だなんて幻想だ。スパイやテロリス
トがうようよしている。藤丸の能力を生かして欲しい、と言う。

 藤丸は、それなら竜之介と話をさせて欲しい、と言う。

 屋上で話をする竜之介と藤丸。

 藤丸は、犯罪を犯さなければ逮捕、なんて言われたの初めてだ、と
言う。そしてこんなことでもなければ、竜之介を許しはしなかった。
こんな仕事をしていたなんて、知らなかったという。

 竜之介は、局長には自分から断っておく、と言う。
 それって父親だから?それとも職務として?と聞く藤丸。
 竜之介は今まで仕事ばかりで、藤丸や遥、そして死んだ妻にも迷惑
を掛けた、と言う。

 藤丸は、一つお願いがあると言う。遥はいつも竜之介のために料理
を作って待っている。明日は早く帰ってきて、一緒に夕食を食べて欲
しい、と。
 わかったといいながらタバコをくわえる竜之介。
 タバコ、止めたんじゃ、と藤丸に言われ、止める竜之介。


 藤丸のクラスの生物の授業では、『家庭の都合』で、突然退職した
日景に変わって、折原マヤ(吉瀬美智子)という若い女性が担当教師
となる。
 マヤはアメリカで大学院まで出た才媛で、専門は植物学と紹介され
る。
 色めき立つ男子生徒たち。

 早速授業を始めたマヤは、まず聞かれそうなことだから先に言って
おくと言って、今付き合っている人はいない。好きな男性のタイプは、
花や木が好きな人。そしてお金持ち?、と付け加える。
 一斉に女生徒は反感を覚える。

 マヤは、藤丸が教科書などの下に置いていたモバイル・パソコンに
目をつけ、中を見せろと言う。

 後ろの席のあおいが、「エロゲーですよ」と言い、藤丸は、その場
は見せずに済む。
 でも、マヤは藤丸に、「後で来てね」と囁くる


 澤北美姫(阿南敦子)が竜之介に、持ち出し禁止ファイルが不正に
持ち出されているようです。内部の者の仕業らしい、と報告。
 竜之介は内密で調べるよう指示する。

 沖田耕一(工藤俊作)が竜之介に、今成田から向かっている。ロシ
アで日本株を売るという噂が出ている。近々、日本株は暴落するぞ、
と言う。

 竜之介は、内部にスパイがいるようだから、内密に二人だけで会え
ないか、と聞く。


 藤丸を自分の研究室に呼んだマヤは、朝食を勧める。一人で食べて
もつまらないから、と。そして何か白い粉をそっとコーヒーに入れる。

 次に藤丸のモバイル・パソコンを、「ここ置いておくね」と書類の
上に載せる。

 モバイル・パソコンは滑り、金魚の泳ぐ水槽に水没。
 藤丸は慌てて拾い上げて水を拭くが、電源が入らない。

 マヤは、「大切なデータが入っていたんでしょ」と聞く。
 藤丸は、データならバックアップを取ってあるから大丈夫、と言う。
 マヤは、パソコンは必ず弁償するから、と言う。


 竜之介が街を歩いていると、ギターを背中に担ぎ、手の甲に蝶の入
れ墨をしたヒッピー風の若者が竜之介の後をつけてくる。

 竜之介が振り返ると、そこに沖田課長が立っていた。
 沖田は竜之介に、『罪と罰』の文庫本を渡す。目的は、文庫本に挟
んだメモリー。沖田は、それを読み解くためには、ウィルス学者・敷
村壮介(神保悟志)に聞くように、と言う。

 その時、銃声。沖田が倒れる。
 竜之介が沖田を抱きかかえると、沖田は、「ブラッディ・マンデイ」
と苦しい声を絞り出す。

 沖田の事件で、所轄から文句を言われるかおる。彼女を押さえる宝
生小百合(片瀬那奈)。

 小百合とかおるは、加納と、銃殺犯は、足跡を残さず消えている。
ということは、軍隊経験などのあるプロだろうと、推測する。

 加納は竜之介を捕まえ、竜之介のスーツのポケットから、『罪と罰』
の文庫本を取りだし、挟んであったメモリーを手にする。

 加納は、今日沖田と会うことを、誰かに話したのか?と、竜之介に
問う。
 もちろん、話していない、と竜之介。
 じゃあ、竜之介が犯人を連れて来ちゃったんだと加納。
 かおるは、ネットワークに不正アクセスをしていたのは、竜之介の
IDだと証拠のログを突きつける。

 その時、4人がいたあたりで爆発が起こる。

 <<まもなく、この世に罰が下る。すべては一瞬で終わる>>


 その頃藤丸は、仕方なく学校のPCで、プログラムの解析をしてい
た。遅いパソコンに、イライラしながら。

 竜之介からの電話を受ける藤丸。今日、帰れなさそうなので、遥に
も伝えておいてくれ、と言う。
 藤丸が、「あんたはいつもそうだ」と怒ると、竜之介は、藤丸に危
険なことを頼んで悪かった。今すぐハッキングは止めろ。そして遥を
守ってやってくれ、と言う。
 もう二度と会えないかも知れない。だから言っておく。『ブラッデ
ィ・マンデイ』。どうしても困ったときだけ言え。それまでは決して
口に出すな、と言う。


 関東特殊拘置所。
 収監されている男を前に、「奴とは絶対、口を利くな。操られる」
と注意を受ける看守達。


 藤丸を警視庁の刑事が訪ねてきて、竜之介が帰ってきたら、連絡し
ろと言う。人を殺して逃げているから、と。
 藤丸は、ここを張っていても、無駄だと思う。竜之介は滅多に家に
帰ってこないから、と追い払おうとする。
 刑事は名刺を出し、船木勘助(蛍雪次朗)と名乗る。ついでに相棒
は、伊庭刑事(尾崎右宗)と紹介。

 遥が竜之介のために、肉じゃがを作ったから、味を見てと、藤丸の
前に出す。
 おいしい、と藤丸。
 「お父さん、今日も遅いのかな?」と言う遥に、「そのうち帰って
くるよ」と藤丸。

 遥は、気休めを言うのは止めて、と言う。さっき警察の人が来て、
竜之介は人を殺して追われていると言っていた、と。

 藤丸は、そんなことは無いから安心しろ、と言う。そして遥の身体
を抱きしめようとして、遥に「シッ」と言う。

 亡くなった母と藤丸と遥が写った写真を収めてある写真立て。その
写真立ての裏から、盗聴器を発見した藤丸。

 藤丸は盗聴器発見器を取り出すと、盗聴器の発生している電波を探
す。パソコンのそばにも見つかる。

 高木家のそばに車を止めて、盗聴している男。

 藤丸は家中の盗聴器を見つけ出し、分解する。

 その時、宅配便が届く。とりあえず受け取る藤丸。


 国際医科大学を訪れ、敷村にメモリーの内容を聞くかおる。
 敷村は、竜之介はどうしたのだと聞く。今までここには、いつも竜
之介が来ていたから、と。

 かおるはそんなことは気にせず、データ解析を宜しく、とバナナを
置く。


 夜、遥が冷蔵庫から水を取り出して飲もうとすると、さっき届いた
宅配便の箱のふたが、内側から開き、女性の手が出てくる。
 それに気付き、悲鳴を上げようとした遥の口を、素早く押さえる、
箱から出てきた女性。

 それを藤丸が見つける。女性は小百合だった。

 小百合は藤丸に、ハッキングは止めるように言う。危険だから。そ
してTHIRD−iに入るように、と。
 藤丸は、竜之介にも同じことを言われた。でも、これは竜之介と自
分の問題。ハッキング先はロシアを示している。ロシアがこの件の鍵
を握っている。それにこの件を解決しないと、東京が消滅するんだろ
う、と言う。


 「最後のキーは受け取った。こっちは祭の準備で大忙しだよ」とい
う電話を受けるマヤ。
 「すべて順調なんですね」とマヤ。
 「マヤ以外はな。何のためにマヤをFALCONのそばに行かせた
と思っているんだ」と言われるマヤ。

 マヤは、FALCONなんて、ただの高校生じゃないと言うが、相
手の男は、FALCONを甘く見たらいけない。ロシアの軍事施設の
まわりを、うろちょろしている、と言う。
 マヤは、藤丸の「THIRD−iから支給されたパソコンは、壊し
てやった」と言う。

 藤丸は、盗聴器も簡単に見つけた。侮ってはいけない。でも、藤丸
の弱点は捕まえた。何かあったら、それでしとめられると言う。


 藤丸は、自分のパソコンで、侵入を試みる。

 支給したパソコンは?と小百合に聞かれ、壊してしまって、と藤丸。
 小百合は、あのパソコンはサーバーより高いのよと言うが、藤丸は、
自分のパソコンでも充分侵入できる。しかも前に侵入した者が、方々
に傷を付けているので、侵入はたやすい。前に侵入したのは、『ブル
ー・バード』と言う。

 遂に怪しいファイルを見つける藤丸。
 そのファイル名を見た小百合は、ロシア語で、『クリスマスの虐殺』
。ダウンロードできるか?と聞く。
 藤丸は、可能だが、30秒ごとに怪しい動きがないか監視されてい
る。ダウンロードに使える時間は10秒と言う。

 藤丸は、ギリギリのところで、ダウンロードに成功。
 でも、そのファイルは暗号化されている。
 藤丸は、暗号を解き始める。

 朝になる。
 小百合は藤丸に、学校に行った方がいい。藤丸のことは警護する、
と言う。
 藤丸は、警護は遥に対して行ってくれと頼む。

 先に家を出る藤丸。
 見張っていた船木刑事達は、父親が逃げているって言うのに、いい
気なもんだ、と言う。

 小百合は、遥のバッグについているマスコットに細工をする。
 遥は、小百合のペンダントを、「きれい.....」と言う。

 遥が家を出ると、待っていた藤丸が出てきて、二人で一緒に歩く。

 二人が出て行ったのを見届けた刑事達が油断している隙に、小百合
が抜け出す。


 藤丸は、寝不足から、マヤの授業中居眠りしてしまう。
 マヤは藤丸を起こすと、授業が終わったら、来なさいと言う。


 マヤは、唇に何かを塗りながら、藤丸を待つ。

 マヤはやってきた藤丸に、自分の授業中寝ていたのは藤丸だけだっ
た。せっかくサービスで短いスカートはいているのに、と言う。
 そして藤丸に、弁償のためのパソコンを渡す。
 藤丸は、ディスプレーが回る、とはしゃぐ。

 マヤは、授業中に居眠りするなんて、夕べ徹夜したんでしょうと問
う。

 藤丸は問い詰められ、ちょっと友達から頼まれた仕事、と答える。

 マヤは、それならここで続きをやればいい。次の授業の先生には、
うまくいっておくから、と勧める。

 藤丸は、デスクトップPCを借りられるかと聞く。
 マヤは今渡したノートパソコンでやればいいじゃないのと言うが、
藤丸は無線LANは盗聴されるからと断る。

 デスクトップPCに向かう藤丸に、何しているの?と聞くマヤ。
 藤丸は暗号を解いていると言う。
 どれくらいかかるの?と聞かれ、1ヶ月ぐらいじゃないかと藤丸。
 安心するマヤに、藤丸はでも、すぐに特方法がある。実は今まで世
界中のパソコンを結び、アイドリングしているCPUを使うネットワ
ークを構築していた。分散コンピューティングとでも呼んだらいいの
か、と言う。

 やがて暗号が解ける。それは映像ファイルで、再生すると、教会の
ようなところで祈っていた人たちの顔に、急に発疹が現れ、鼻血を出
して、倒れていった。

 藤丸は、そのファイルをTHIRD−iに送る。

 藤丸の背後にそっと近づいたマヤは、ナイフを構える。
 でもマヤは、藤丸は刺さずに、廊下へ出る。

 マヤは、もうFALCONを潰す必要は無い。もうFALCONは、
自分たちの仲間になるしかないのだから、と言われる。

 国家緊急テロ対策合同特別部会では、藤丸が送った映像を元に検討。
 内閣官房長官・安岡啓太郎が映像について問うと、敷村は、天然痘
とエボラ熱を掛け合わせた『ブラッディ・エックス』だと答える。
 ブラッディ・エックスは、空気感染する。ブラッディ・エックスを
開発したロシアでも、そのあまりの感染力に、兵器としての利用を諦
めたほどだ、と言う。
 頭を抱える警視庁刑事部長・大杉健一、公安部長調査第一部長・池
田勝彦。
 このウィルスがばらまかれたら東京では、1週間で800万人以上
が死亡する。


 遥の後を付けていた刑事達は、遥が透析を受けに行ったのを見届け、
透析中なら、竜之介の接触も無いだろうと安心する。

 小百合は、そっと病院の裏手へ回り込む。

 遥の悲鳴が聞こえる。
 何もないじゃない、と女医。

 病院の中に入った小百合の前に、あの沖田を撃った、手の甲に蝶の
入れ墨をした男・出門丈一(TET)が現れ、いきなり小百合を撃ち、
小百合は倒れる。

 出門は遥を小脇に抱え、女医を白衣のえりがみをつかんでズルズル
と引きずって、病院の廊下を歩いている。


 藤丸の携帯に、遥の携帯から着信。でも、掛けてきたのは出門だっ
た。

 関東電力中央管制室をハッキングし、管理者のパスワードをゲット
せよ。

 藤丸は小百合に電話するが、小百合は出ない。倒れたままだった。
 約束やぶって!と怒る藤丸。

 肩を叩かれた藤丸がビクッとすると、相手は藤丸のクラスメイトで
新聞部部長・九条音弥(佐藤健)だった。もうすぐ授業が始まる、と。

 鳴っていた携帯で、小百合は正気に戻る。
 小百合は、防弾チョッキに刺さっていた弾丸を取ると、ポケットに
入れ、携帯に出る。
 携帯は加納からで、何をやってるんだと小百合をしかりとばした後、
今回の件は、たとえ人質がどうなろうとも犯人逮捕を優先しろと命じ、
了解する小百合。

 小百合は、車を藤丸の前に止めると、早く乗るよう指示する。
 文句を言おうとする藤丸を小百合は止め、遥にはGPS発信器を付
けておいたので、追跡できるという。

 GPS発信器が止まったところへ駆けつけると、路上に遥のバック
が落ちていた。
 呆然とする藤丸の前に、男が携帯を差し出す。

 その携帯に電話が掛かってくる。女性の声で、警察にしゃべっちゃ
ったんだ。一緒に来た女、警察だろう。遥がどうなってもいいの?と
言われる。
 周りを見回しても、誰が電話しているか、わからない。

 藤丸が、遥に手を出さないでと頼むと、10分だけ待ってやると言
う。

 藤丸は、強引な方法でパスワードを盗もうとする。

 関東電力中央管制室では、1人の職員が異常に気付くが、呼ばれて
立った隙に、藤丸がパスワードを入手し、転送する。

 電話が掛かってきて出ると、今座っているところから5歩進んで、
振り返れと言う。よく知っている人が居るはずだから、と。

 ビルの2階のショーウィンドーのマネキンに並んで、遥が柱に縛ら
れている。

 藤丸が駆けつけると、日景が注射器を持っていた。藤丸のせいで人
生を狂わされた。藤丸なんかより、よほどまじめに生きてきたのに、
と藤丸を襲おうとする。
 日景は、藤丸に、パスワードありがとう。これで100万人が死ぬ、
と言う。

 藤丸は遥を縛っていたヒモをほどき、病院へ連れて行き、透析を受
けさせる。

 医者は藤丸に、妻を救ってくれてありがとうと、礼を言う。
 遥の隣のベッドでも女性が透析を受けていた。
 医者は、遥はパラペルドールを打たれていただけだから大丈夫、と
言う。


 小百合がブラウスを着替えているところに、ズカズカと加納が入っ
てきて、犯人逃したな、と文句を言う。
 小百合は、次には絶対という。

 藤丸がTHIRD−iに、関東電力中央管制室のパスワードを教え
た。奴らは城南変電所へ入る。でも、ジェイル(檻)を用意した。奴
らはその中へしか入れない。檻に入った奴をしとめるのは、
THIRD−iの仕事。THIRD−iには、遥の命なんてどうでも
いいのかもしれないけれども、藤丸にとっては、遥が一番大切なのだ
から、と言う。

 国家緊急テロ対策合同特別部会では、藤丸の言うことを半信半疑に
受け取り、城南変電所が停電させられたときの被害範囲を調べる。
 鉄道施設は電源供給系統が違うので、停電にならない。
 生物兵器を使うとすると、密室・密閉された場所が狙い。江東区一
帯とすると、恰好の場所は......トヨスフロンティアで、オープニン
グ・イベントがある。

 <<さあ、パーティーに出かけよう。まもなく東京は消える。>>


 トヨスフロンティアに乗り込むTHIRD−iのメンバー達。ウィ
ルス兵器を仕込めそうなものを撤去していき、3階から順次閉鎖。客
に気付かれないようにすること。パニックが起こることだけは、避け
るように。

 遂にブルーバードは檻に閉じこめられる。

 トヨスフロンティアにやってくる藤丸。
 藤丸の姿を見つけた加納が、帰れ!と言うが、藤丸は構わず中へは
いる。

 関東電力中央管制室に何者かが侵入し、職員を襲う。

 藤丸の前に1人のピエロが現れ、藤丸に風船を渡そうとする。
 藤丸が受け取ろうとすると、直前で手を離し、その風船は天井にぶ
つかり、電気が消える。

 小百合は、電源系統に問題はない。まもなく予備電源が入るはずだ
と言う。

 でも、城南変電所管轄は、停電させられていた。

 トヨスフロンティアの灯りが付く。

 藤丸は、風船を止めてある台に、点滅する明かりを見つけ、ハッと
する。

 だが、一瞬早く子供がそのスイッチを押してしまい、台ごと宙へ浮
く。台の下には、時限爆弾が付いている。

 その台は天井近くまで上がると、突然白い粉を噴出する。
 トヨスフロンティアにいた人たちが、その粉を浴びてしまう。

 霧島はプランAを命じる。トヨスフロンティアのすべての出入り口
を閉じ、東京消防庁の貿易犯の出動を要請し、ウィルスについての検
査を請う。

 城東変電所へ向かった刑事。でも後ろから出門に襲われ、追いつめ
られ、頭にピストルの狙いを付けられる。
 でも、息の根は止めず、「ブラッディ・マンデイ」とつぶやき、去
っていく。


 その頃、街を歩いていたマヤも、「ブラッディ・マンデイ」とつぶ
やいていた。

 トヨスフロンティアに閉じこめられた人々の中から、血を吹き出し
て倒れる人が出て、パニックは更に広がる。

 「THIRD−i」の所属する警察庁警備局の局長で、テロリスト
事件の指揮を執っている・苑麻孝雄(中原丈雄)は、プランBを命じ
る。

 加納は、隊員から、今開場し、抗ウィルス剤を打てば、助かると言
われるが、加納はそれを断り、早く防疫するよう命じる。

 苑麻は、ホール内はウィルス感染『強』と判断された。トヨスフロ
ンティア内の人間は、1人として、外へ出してはいけない。万一外へ
出た人間がいたら、射殺も辞さない、と言う。

 抗議する霧島に、もし外へ出したら、800万人の人間が死ぬかも
しれない。命令は絶対だ、と苑麻。

 トヨスフロンティアの中では、ピストルを構えた小百合が、必死に
群衆を止めている。

 藤丸は、自分がパスワードを教えたからだと、うちひしがれるが、
藤丸の肩に手を置いた加納は、奴らは直接変電所を襲ったのだから、
藤丸がパスワードを教えたかどうかに、関係ない。それより、オレ達
は数時間の命だ、と言う。

 外の奴は何をしているんだ!と怒鳴る藤丸に、逆だ、と加納。ここ
から一歩でも外へ出たら射殺される、と言う。
 なんでそんなことになったのだと問う藤丸に、1人でも外へ出たら、
そいつが感染源となって、東京中の人が死ぬ、と加納。

 藤丸は、停電する直前、風船をしかけた人物を見た。ピエロの格好
をしていた、と言う。

 思い出せ!と加納。
 藤丸は、思い出せないが、防犯ビデオの映像があればわかる、と言
って、マヤから受け取ったノートパソコンを取り出すと、防犯ビデオ
の映像を取り込み、加納に見せる。
 加納は、一緒にトヨスフロンティア内にいるTHIRD−iのメン
バーに対して、犯人はピエロの格好をしている。まだこのトヨスフロ
ンティア内にいるはずだから探せ。これが最後の捜査だ、と言う。

 人気がないフードコートで、藤丸は1人の男が、口から血を出して
苦しんでいるのを見つける。その様子は、あのヤスリースクの映像そ
っくりだった。
 藤丸は、少し迷った後、その男に、大丈夫かと、手をさしのべる。

 だが、その男は、藤丸の身体を押さえると、首を絞めに掛かる。

 藤丸は、その男がはめている、緑の石の指輪を思い出す。その指輪
は、犯人のピエロのもの。
 犯人は、口から吐いた『血』を、手の甲でぬぐう。するとその『血』
は、口紅のように、簡単に取れる。

 藤丸がなんとか防戦すると、犯人は逃げていく。

 その頃、必死にホールから逃げだそうとした人々の力で、閉めたは
ずのドアが少しずつ開いていた。

 藤丸は、その人々の間を「すべて嘘なんだ!」と叫びながら、突進
していく。
 加納が、藤丸を止めようとする。

 藤丸が、「ウィルスは嘘なんだ!」と叫んで出ようとしたとき、桐
原達の検査結果で、ウィルスは『フォルス』と判明。しかも、すべて
の標本において。

 その時、苑麻の射殺命令で、ライフルが火を噴く。
 藤丸の後ろのガラスが砕け散り、藤丸が倒れる。
 藤丸の身体と一緒に、小百合も倒れる。

 トヨスフロンティアに閉じこめられた人々が、雪崩を打って外へ飛
び出していく。

 本当の恐怖はこれから起こる。


 ある女性の所に届いた宅配便。ふたを開けると、白い粉が女性の顔
面に掛かる。


 藤丸は医師に、遥の透析は順調か、携帯で聞く。
 順調だ、と医師。

 医師は、遥の隣のベッドで透析を受けている妻の顔を見る。目を覚
ました『妻』は、恐怖の表情を浮かべ、医師に、「あなた誰!?」と
言う。


寸  評  実は、見るまでこのドラマが、こんなに内容のある、引き込まれ
るようなものだと、思ってもいませんでした。だからあらすじもさら
さらと書いて終わると思っていたのですが、誤算でした。
 まあ、1本いいドラマが多く見られることになったので、嬉しい誤
算なのですが。

 さて、見ていると疑問に思うこともありますね。
 マヤがHPのノートパソコンを藤丸に渡すのは、もちろん藤丸のパ
ソコンを壊したお詫びではなく、藤丸がパソコン上で何をしているか、
仕掛けておいたスパイウェアを通じて、盗むことが目的ですよねぇ。
 だとすると、学校では用心してデスクトップPCを使っていました
が、後半、街中でマヤのパソコンを使いまくっていましたから、全部、
悪の組織に筒抜けですよね。

 それと、マヤは自分の唇に薬を塗って男を殺してしましたが、自分
の体内に誤って入る危険は無いのでしょうか?それとも、中和剤を服
用済み?

 コンピュータを知っているといろいろ気になるところがありますが、
追々、検証していきましょう。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 配役とテーマを見て、今一だろうな、と思い、見てみて、やっぱりと思った
のが、『小児救命』。
 小西真奈美と医者役は、『きらきら研修医』で懲りないんですかねぇ。ただ
突っ走るだけの医者では。意気込みだけで24時間診療ができるわけではない、
経営基盤はどうするのだ、というのがすっ飛んでしまって。
 今期医療ものでは『チームバチスタの栄光』があるし、前期も『コード・ブ
ルー』に『TOMORROW』とあったので、しっかりした作りで臨まないと
見劣りがしてしまいますね。

 上戸彩のドラマは、どうでもいいけど、惰性で見るか、程度ですね。(鈴木)

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