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タイトル:Daily Drama Express 2008/10/17 流星の絆 (1)  2008/10/25


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/10/17 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 流星の絆
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 有明功一(二宮和也)
 有明泰輔(錦戸 亮)
 有明静奈(戸田恵梨香)
 戸神行成(要  潤)
 林ジョージ(尾美としのり)
 萩村信二(設楽 統)
  有明塔子(りょう)
 有明幸博(寺島 進)
 戸神政行(柄本 明)
 柏原康孝(三浦友和)
原  作 東野圭吾『流星の絆』
脚  本 宮藤官九郎
主題歌  嵐「Beautful days」

あらすじ 第1回


 有明功一(二宮和也)の声「大人になったら犯人探してみんなでぶ
っ殺そうな」

 有明功一、有明泰輔(錦戸亮)、有明静奈(戸田恵梨香)は三人兄
妹。幼い頃に、両親である有明幸博(寺島進)と塔子(りょう)を何
者かに殺害された。14年前の出来事だが、まだ犯人は捕まっていな
い。施設を出た三人は、復讐を計画している。

 功一は泰輔と静奈と別れて暮らしている。泰輔が功一が働いている
カレー屋にカレーを食べに来ていて「ばれたら計画台無しだろ」と功
一がむっとしている。カレー屋の主人は林ジョージ(尾美としのり)。


 泰輔がカレーを食べに来ているのは定職がなくてお金がないから。

<子どもの頃の回想場面>

 キッチン「有明」は功一たちの両親がやっていた洋食屋。幸博が新
聞の「しし座流星群」の記事に目を留める。功一は友だちと10時に
神社に見に行く約束をしていたが、塔子に反対される。

 夜、雨が降っている。功一と泰輔は、こっそりと二階の窓から降り
て、出かけようとしている。静奈が目を覚まし、自分も行きたいと泣
いたため、連れて行くことに。
 自転車に三人乗りをして出かける。

 神社に着くと、雨が上がり、流れ星が一つ流れた。

 2008年8月。殺人事件の現場に現れた柏原康孝(三浦友和)。
功一の両親の事件を担当した刑事だ。後5年で定年。しばらく仕事を
休んでいたが、子どもを亡くしたため現場復帰した。

 吉祥寺。泰輔と静奈はゲームをしながら、功一の噂話をしている。
 静奈が仕事を辞めたと告白。という高山という嫌な男がいて、静奈
にポストイットに苦情を書き込み貼ってくるのだ。その行為はエスカ
レートし、パソコン周りはいつの間にかポストイットだらけ。

 さすがにキレた静奈が、高山に「言いたいことがあるなら口で言っ
てください」と言うと、高山は静奈の顔に「地味」と書いた大判のポ
ストイットを貼った。

 それを聞いた泰輔は静奈に、「そいつ静のこと好きなんだよ」と言
うと、静奈はゴミ箱から「ミュージカルのチケット有り」「遊園地楽
しいよ」のポストイットを見つける。静奈はいいバイト紹介してもら
ったと失業したことを何とも思っていない様子。

 町でキャンペーンガールをしている静奈を見つけた泰輔は驚いて功
一に電話する。
 静奈がコンドームを配っていたのだ。功一はカレー屋を飛び出し静
奈と泰輔を連れて漫画喫茶の個室へ。

 泰輔がコンドーム配りは男性に狙われて危険だと言うと、静奈が初
めてじゃないからと男性経験があることをほのめかし、平気だと言っ
て、功一はその言動に固まる。静奈は嘘だよと言い、やりたいことが
あってバイトをしていると話す。

 町でエステのアドバイザーから声をかけられ資格をとるために教材
を勧められたのだと言う。一旦は家族と相談すると言った静奈だが、
高山に地味とポストイットを貼られたため辞職を決意した。

 静奈は即日、サラ金からお金を借りて資格に申込み、届いた教材を
功一たちに見せた。泰輔は年収1000万円も夢じゃないという文句
に胸を躍らせるが、功一は騙されていると判断する。いわゆる資格商
法。クーリングオフ期間は過ぎていて解約できない。静奈が電話をか
けてみると、現在は使われていない。


<子どもの頃の回想場面>
 林ジョージ(尾美としのり)の施設ジョージ学園に引き取られた功
一たち。柏原と同僚の刑事が三人を見送る。

 14年後。柏原と14年前の事件を担当した刑事が、あの時のこと
を話している。柏原は、功一に会ってきたと話す。功一は柏原に妹と
も弟とも会っていないと話していた。柏原は「この事件、解決したら
引退するから」と言う。

 1994年8月。園長のジョージが寝てから、功一たち三人は施設
を抜け出し、星を見に行った。

 カレー屋にハヤシライスを食べにしつこく通ってくるが、いつも功
一に「ああ終わっちゃいましたね」と言われている客・戸神行成(要
潤)が開店前に来て、また同じ事を功一に言われ憤慨している。

 すると、ジョージが来て、ハヤシライスの注文を受ける。出てきた
ものは、ハヤシライスとは似てもにつかぬ食べ物。林さんが作ったラ
イスなので、ハヤシライスというわけ。

 泰輔と静奈はお金を取り戻そうと、資格商法を実行しようとした。
静奈が女性に声をかけて、喫茶店に連れて来た。なかなか説明ができ
ない静奈に女性はスピーチ教材を売り込もうと話し始める。

 静奈に指示を送っていた泰輔を功一が見つける。功一は静奈と泰輔
を自分の部屋に連れて来た。

 功一はパソコンの画面に取り込んだ女性の写真を静奈に見せる。そ
れは静奈を騙した女。功一はまず静奈のもらった名刺の住所を訪ねた。
戸越にあった畳屋で16人も住所を訪ねてやって来たという。

 功一は、犯人が行動範囲を狭めて行動しており、味をしめて同じ場
所で詐欺をしていると推理し、駅ビルやエステのある5つの地域に絞
込み平日の5時から7時に張り込み、アトランダムに写真を撮ったと
いう。

 その話を聞いた泰輔と静奈は、功一を「執念深い」「友だちにした
くない」と引いてしまう。功一は気分を害するが、写真の中に何度も
同じ女が写っていたので、それが静奈を騙した女ではないか?と目星
をつけたのだと説明する。

 功一は向こうは騙しのプロなので、間接的に取り返す方法はないか
と思い、静奈を騙した女・桂木の後をつけたら、ホストクラブに通っ
ていた。桂木の指名するホスト・一矢(杉浦太陽)からお金を騙し取
ろうという計画。

 すでに「カナダからの手紙」という脚本もできていた。その内容は、
一矢はナンバー2ホスト。泰輔がホストクラブに新人ホストとして潜
入して一矢の身辺を探る。
 一矢の愛読書は漫画「永遠少女しおり」。

 泰輔は一矢の運転手を勤めるようになった。ある晩、白いロリコン
衣装をつけた静奈がうさぎが熱を出して困っているのを見つけた一矢。
ホストクラブの客としては絶対に来ないタイプの静奈に一目ぼれして
うさぎを動物病院に連れて行ってやる。一矢は漫画と同じ展開なのに
酔いしれる。

 その後、静奈がうさぎを連れてホストクラブに来店。一矢は桂木を
接客中だったが、桂木を殴り、桂木に帰ってくれと言う。

 一矢は静奈に携帯番号を聞くが、静奈は携帯を持っていないので、
二人の文通が始まる。静奈の文通先の住所は畳屋にお願いした。

 しかし、二人にある日突然別れがやって来た。静奈はカナダへ行き
アルバイトをして30万円ためて刺繍の学校へ行くのだという。最後
の手紙には、うさぎの刺繍の入ったハンカチとカナダの住所と口座番
号が入っていた。

 一矢は泰輔にカードと振込先の口座番号を渡し、30万円を振り込
むように指示する。30万円は静奈の手元に戻って来た。

 泰輔はホストクラブで働き結構いいバイトになったとお札を見せて
喜んでいるが、ジョージは泰輔にお金を貸してあるので、ジョージが
すぐにお札を回収してしまった。

 屋上に行かないかと静奈が功一と泰輔を誘う。流星群を見に行った
時に、静奈だけ流れ星が見えなかったので、静奈はどうしても流れ星
が見たいのだ。

 静奈は会社を辞めた本当の理由を話す。同期に横須賀出身の女の子
がいて、洋食屋「アリアケ」のことを知っていた。静奈の名字が有明
なので、聞いてきたのだ。
 静奈はそれを聞いて表情を変えたため、静奈が事件の被害者家族で
あることが知れた。静奈の思い違いかもしれないが、その後会社の人
たちの対応が変わったような気がすると感じた。

 事件後、犯人は捕まっていない。功一は警察を当てにせず俺たちで
探し出して殺してやるんだと言う。「流れ星なんか当てにせずに自分
たちで叶えるんだよ」


<子どもの頃の回想場面>

 1993年11月。星が見えなかったと泣いている静奈を功一がお
んぶして家に帰る。泰輔は自転車を引いて歩いている。功一が先に家
に帰り、泰輔は家の外に自転車を置きに行った。泰輔はその時見しら
ぬ男を目撃した。先に家に入った功一は、両親の死体を発見してしま
った。泰輔に「来るな」と行ったが、泰輔は見に行ってしまい、両親
が刺されて、血の海になっているのを見てしまう。


寸  評  幼い頃に両親を殺害されたという設定なので、もっと暗い感じに
仕上げるのかと思っていましたが、笑いの要素も盛り込んでいて、ど
んな話にしていくのかな?と興味が持てました。

 「カナダからの手紙」という設定が笑えました。ロリコン衣装を着
るにはいささか年齢が上過ぎる桂木がロリコン衣装を着てうさぎを抱
いて登場するのに、一矢が惹かれるのを見て、「衣装がかわいければ、
誰でもいいの?」とツッコミを入れたくなりました。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 今季は見たいと思えるドラマが多い気がしました。でも、すべては見られそ
うにないので、厳選しなくてはと思っています。(たま)

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発行元:ドラマ研究会
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