メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2008/08/24 Tomorrow (8)  2008/10/17


===================================================== 発行部数   26 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/08/24 (Sun) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.日曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 日曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル Tomorro
局  名 TBS系
放映日時 日曜21時
キャスト 森山航平(竹野内豊)
 田中愛子(菅野美穂)
 遠藤紗綾(緒川たまき)
 田中七海(黒川智花)
 蓮見洋治(陣内孝則)
 仙道郁夫(岸部一徳)
脚  本 篠崎絵里子
主題歌   『』

あらすじ  第8話 看護師長、倒れる

 差額ベッド料金改定のお知らせで、文句を言われまくる田中愛子
(菅野美穂)。今まで5,000円程度の差額ベッド代が、10万円
以上になることもある。

 外科医の見学予約もキャンセルされる。

 事務長・仙道郁夫(岸部一徳)が病院再建に必要なのは、医師集め
と、医師と患者の信頼、と言う。

 内科医・片岡庸一(田中実)が、知り合いの医師に声を掛けている
と言う。

 愛子は、遠藤紗綾(緒川たまき)のあの執念が気になると言う。涙
まで流しても、信念を変えないのが、と。

 泣いている看護師・希美(有村実樹)がいる。退職勧告されたとい
うのだ。

 院長の柿沼高太郎(志賀廣太郎)に文句を言う愛子。
 柿沼は、自分も反対したが、紗綾に逆らうなら、そのリストのトッ
プに載るのは、柿沼自身だと脅され、やむなく従っていると、言い訳
する。


 副市長の蓮見洋治(陣内孝則)は病室で、紗綾と打ち合わせをして
いた。
 蓮見は、病室で打ち合わせをするのは非常識なのは分かっているが、
それぐらいプロジェクトには時間が無いのだ、と航平に言い訳する。

 航平は紗綾に、仕事を控えないと、傷口が開いてしまう、と言う。
 だが紗綾は、そうしたら自分で縫うと言って、仕事をやめない。自
分の怪我ぐらいでは、このプロジェクトはもはや止められないところ
まできているのだ、と。

 航平は、今や内部で争っている場合ではない。お互い歩み寄らない
と、空中分解してしまう、と言う。
 紗綾は、むしろ空中分解してくれた方が、新病院建設が手っ取り早
いという。


 ナースステーションに戻った愛子は、和子に文句を言って貰いまし
ょうと言うが、ほかの看護師達は、今和子はそれどころではない、と
言う。

 なんと和子は今、プロポーズされていると言うのだ。だが、また受
けたかどうかまではわからない。

 和子にプロポーズしたのは、玩具メーカーの社長・小倉雅夫(光石
研)。もうすぐ退院できる状態の入院患者だった。
 自社の玩具を取り寄せ、入院患者たちの心を和ませていた。ただ、
雅夫のの心配は、和子が仕事を辞めて、北海道までついてきてくれる
か、ということ。

 和子は、入院患者1人1人に声を掛け、検温などをしていた。
 だが、ほかの看護師達は、だらけきっている。マコト(沢木ルカ)
が何か言おうとしても、「おやつそこにあるよ」と言うだけで、マコ
トを見ようともしない。

 マコトが倒れる。
 和子は、マコトが不調を訴えていたのに、誰1人として気にとめな
いとは、何事だという。

 だが、航平と一緒にマコトの様子を見ていた和子が、お腹を押さえ
て倒れる。


 和子のMRIを診る片岡と航平。
 和子の腹痛の原因は子宮筋腫で、和子自身はすでにそのことを知っ
ていた。
 子宮筋腫は大きく育ってしまっていたが、和子は仕事が忙しく、処
置が出来なかったからだった。

 片岡は、この状態では、至急の全摘が必要になるだろう。大倉市民
病院の婦人科に、紹介状を書くのでなるべく早く処置した方がいいと
いう。

 『子宮全摘』の言葉に、ショックを受ける和子。でも、なんとか自
分を落ち着かせると、このことをみんなには話さないでくれと口止め
する。

 ナースステーションに戻った和子は、希美の辞表をあっさり受け取
り、「今までご苦労様でした」と言う。
 みんな驚く。
 希美は、患者さんのありがとうの言葉があればやっていけるなと思
ってたけど、疲れてしまった。この病院は好きだけど、と言う。

 愛子は、和子にどうして希美を止めてくれなかったんだ。みんな家
族のようなものではなかったのか。これでは少しずつ欠けていってし
まう。和子は結婚してしまうから、この病院がどうなってもいいのか、
と。

 和子は、廊下の壁にある穴の説明をする。
 患者さんが亡くなったとき、それを聞いた遺族が、気持ちのやり場
が無く、殴ってあけたのだ。今は補修してある一番大きな穴は、和子
が最初に受け持った患者の父親が開けたもの。その患者はまだ若く、
和子もショックを受けた。
 でもその時、愛子の母・田中好美(永島暎子)が、看護師が患者さ
んの悲しみを受け止められなくて、どうするのと言ったことが励みに
なった。看護師の労働環境は厳しい。患者さんのありがとうの一言だ
けで頑張れる人でないと、看護師をやっていけない。だから辞めたい
という人を無理に止めても、それがその人にとって最善だったとはい
えないかも知れない。看護師を辞めた方が、幸せかも知れないのだ、
と言う。


 航平に、紹介状の礼を言う和子。これで吹っ切れたという。
 結婚と仕事を天秤に掛けていた。若い看護師達に、偉そうなことを
言っていたが、自分こそ看護師失格だ、と言う。
 相手の方には?との航平の問いに、和子は、病気のことは伝えてい
ない。子供が好きな人だから。
 でもその人のことを和子は、それほど好きではなかったらしい、と
言う。

 雅夫は退院していく。


 和子は、昼ご飯を残したマコトに、残しちゃダメじゃない、と言う。
 マコトは、全部食べたってお母さんに会える訳じゃないでしょ、と
言う。
 和子は、会えるわよ。子供に会いたくないなんて思う母親はいない
と言う。

 誰もいない待合室で、紗綾は和子に、マコトにあんな気休め言わな
い方がいいと言う。
 和子は、マコトの母親にはマコトを生む前に男の子を失っていた。
次に妊娠した子が女の子と知って、がっかりしたらしい。マコトは、
自分が女の子だから母親に愛されないと思い、頑張って男の子らしく
しようとしていたのだ、と言う。
 紗綾は、子供を愛さない母親はいるのよ、と言い切る。でも、その
理由は言わない。


 紗綾を衆議院議員の松永泰三(品川徹)が見舞う。
 こんな大切な時期に倒れて、と詫びる紗綾。
 松永は、思ったより紗綾は元気そうだ、と言う。
 蓮見は、紗綾は病床にあっても、プロジェクトのための仕事をして
いて、遅れは出していないと言う。

 紗綾の病室を出ると、松永は蓮見に話があると言う。


 航平は必死に、和子の子宮を温存する方法を探しているが、難しい。
 片岡が、この件に関するレポートを航平に渡す。


 マコトの前で和子が突然倒れ、動かなくなる。
 驚いてナースステーションに愛子を呼びに行くマコト。

 処置室に運び込まれた和子。
 片岡は航平にオペしなければならないと言う。
 和子は、子宮は摘出しなければならないんですよね、と愛子に言う。
 航平たちは、オペの準備に出て行ってしまっていた。

 愛子は和子に、難しいかも知れないが、子宮は温存できるかも知れ
ない。航平たちが必死にその方法を探してくれていると言う。
 和子は、そんな気休め、言わないで!と叫ぶ。
 愛子は、和子はもっと素直になってもいいんじゃないですか?と言
う。
 和子は、やはり愛する人の子供を産みたいというのは、理屈を超え
た本能なんだね、と言う。

 和子の子宮筋腫のオペが始まる。

 同僚看護師の三島千夏(秋田真琴)は、一番大変だったのは和子だ
ったかもしれない。今まで自分のことばかり考えていた、と言う。

 雅夫のところに自転車を飛ばし、和子が子供を産めなくなることを
告げる。
 ちょっと待ってください、と混乱する雅夫。

 和子のオペ。出血が多く、血圧が下がる。

 オペ室の前で、マコトと紗綾が待っている。心配しておびえるマコ
トに紗綾は、何かを言いたければ、自分で強くなるしかないの、と言
い聞かせる。

 愛子は雅夫に、和子が看護師をしている間に、大切な何かを失って
しまうことがあると言っていた。それを今までわたしたちのことかと
思っていたが、実は雅夫や子供を生むことだったのかもしれない。和
子がそういう思いで仕事をしていたことだけは、知っておいて欲しく
て、と言う。
 雅夫は、頭の中では分かっているが、気持ちの整理が付かない、と
言う。


 和子のオペが終わり、病室で目覚める和子。思わず、お腹を押さえ
る。
 病室には、航平、外科医・藪内二郎(六角慎司)、片岡、愛子たち
看護師が揃っていた。
 藪内が、「もう、無理しちゃいけませんよ。ギリギリだったんです
から」と言う。子宮を温存できたのだ。

 愛子が雅夫に知らせてくると言うと、止める和子。来なかったとい
うのが答えだから、と。
 みんな口々に、もう無理すること、ないんですよ、と言うが、和子
はもう十分だと言う。

 そこに雅夫が駆けつけてきて、自分が好きになったのは、仕事をし
ている和子だった。和子に子供を産んで欲しかったわけではない。仕
事よりも、子供よりも、何よりも和子なのだ。和子のいない人生なん
て、考えられないと、和子の手を握る。

 泣き笑い状態の和子。


 愛子が和子に代わって、ナースステーションを仕切っている。和子
は、今頃、北海道に向かっている頃。

 でも、そこに和子が現れる。みんな、もう振られたのかと心配する
が、和子は雅夫に半年待って貰うことにした。やはりみんなと一緒に
闘いたいから。自分が北海道に行けるかどうかは、みんなに掛かって
いる。航平にもよろしく、と和子。


 マコトが退院する。
 心配する和子に、「強くなる」と言い切るマコト。

 マコトは、児童養護施設の人たちと歩いていく。

 退院し、母親の様子を見る紗綾。


 愛子は航平に、壁の穴を見せ、和子も好美もこの穴を見て、どうに
もならない現実と向かい合って頑張ってきたのだ、と言う。
 航平はこの穴を見て、病院ごと守ろう、と言う。

 紗綾は完全復活して、また脳外科医として呼んだ医師達を引き連れ
て歩く。

 松永に呼ばれた蓮見は、しんでもないことを言われたらしい。


寸  評  あの役割、和子でよかったのかな、と感じました。

 紗綾と母親の間に何があったのか、益々気になる展開となりました
ね。どんな関係で今の紗綾が育ったのでしょうか。
 そのヒントが、マコトなんですね。

 松永から蓮見が言われたことは、予告を見ると、病院閉鎖、のよう
ですね。
 予告ももっと気をつけないと、来週まで、ドキドキできないではな
いでしょうか。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 友達から『図書館戦争』のシーズを借りました。深夜アニメで放送していた
のは、3冊目の『図書館危機』までですが、本自体は、その後別冊も含めて
3冊出ています。
 図書館戦争シリーズを読んでいる間に、頭の中が図書館戦争一色に染まって
きてしまいまして。しかも、『のだめカンタービレ』巴里編の放送も始まった
のですが、そのCMで、図書館戦争のDVD発売のお知らせが出ていて、もう
一度、図書館戦争のアニメ、見たい!と思ってしまいました。最初アニメを見
ている時には、それほど感情移入できなかったので、ふーん、と軽く見て、
DVDにも残さず、消去してしまったのですが。
 その流れで、録画してあった『ウォーキング・バタフライ』を見ていると、
図書館戦争を実写化するなら、このヒロインなら身長が高いし、けんかっ早い
感じが出ていていいかな、と頭の中で勝手に配役を考えてしまいます。(鈴木)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。