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タイトル:Daily Drama Express 2008/08/22 魔王 (8)  2008/10/06


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/08/22 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 魔王
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 成瀬 領(大野 智)
 芹沢直人(生田斗真)
 咲田しおり(小林涼子)
 葛西 均(田中 圭)
 宗田 充(忍成修吾)
 高塚 薫(上原美佐)
  芹沢麻里(吉瀬美智子)
 芹沢典良(劇団ひとり)
 中西弘道(三宅裕司)
 芹沢栄作(石坂浩二)
脚  本 前川洋一
 西田征史
主題歌  「」

あらすじ  第8回 許されぬ愛の終わり…復讐、再び

 成瀬領(大野智)は咲田しおり(小林涼子)の身体を離すと、「済
みません」と謝る。
 「いえ」としおり。
 領はしおりを送る、と言う。


 芹沢直人(生田斗真)は、係長の中西弘道(三宅裕司)と相棒の高
塚薫(上原美佐)に、雑誌記者の池畑(六平直政)は、「死んだ奴は
捕まえられない」と言った。ということは、死んだと思っている奴が
生きていると言うことではないのか。友雄が生きている証拠を、池畑
はつかんだのではないか、と言う。


 仁科江里(篠原真衣)のカフェの近くまで来たとき、領としおりは
雨に降られる。
 しおりは領に、「待っていてください」と言って、傘を取ってくる
と、渡す。
 しおりと手が触れた領は、子供の時のことを思い出す。

 あの日しおりは雨が降る中、傘が無く困っていた。
 すると領(友雄)が傘をしおりに渡した。領(友雄)が濡れるので
は?と心配するしおりに、領(友雄)は弟のために証言してくれてあ
りがとう、と言う。

 しおりが嬉しそうにしていると、カフェに人が入ってくる。直人だ
った。

 直人はしおりに、池畑が亡くなったことを伝え、遺留品の『塔』の
タロットカードをサイコメトリーして貰う。

 しおりは、芹沢栄作(石坂浩二)と熊田(森下哲夫)が握手してる
のが見えた。そばには、制服姿の男子学生。激しく雨が降っていた、
と言う。

 直人は、それは自分が無罪になった日、真実が闇に葬られた日。
『雨の真実』なんだ。雨の中に真実は、葬り去られた。真中友雄のア
ナグラム・天野真実は、友雄が真犯人だと言っているのだ、と言う。

 しおりは、直人は友雄に会ったか聞く。
 直人は、昔会いに行ったが、会えなかったという。
 しおりは、会ったことがあるかもしれない。11年前の雨の日、傘
を貸してくれて、「弟のために証言してくれてありがとう」と言って
いた人がいる。その人が、友雄なのでは、と言う。


 領は、赤い部屋で、赤い封筒にタロットカードを入れようとして止
め、赤い封筒を、くしゃくしゃに丸める。


 翌日、直人のところに、またタロットカード入りの赤い封筒が届く。

 中西、直人、薫は、上司に友雄の件を話す。
 でも上司は、すでに死んでいる人間はどうにもならないと、相手に
してくれない。
 直人は、この事件は直人が殺されるまで続く。それまで、直人のま
わりの人間が次々と殺されていくのだ、と。


 しおりは朝、タロットカードを1枚引く。それは
 Night of Soldger。

 江里が来て、恋を進めるってことね、と言って、南多摩川花火大会
のチラシを渡す。涼を誘ってみたらと。


 領はしおりに、先日の非礼を詫び、貰ったクッキー、おいしかった
と言う。
 しおりは領に、花火大会のチラシを見せる。でも、忙しくて行けな
いですよね、と言う。

 領は、その日なら身体は空いている、と答え、二人は落ち合う場所
と時間を決める。

 そこに直人がやってきて、しおりに、自分に届いた封筒とタロット
カードをサイコメトリーして欲しいと頼む。カードは『ワンドのエー
ス』。仲間同士の争い、としおりは説明する。

 その封筒を見た領の顔が歪む。

 山野(清水優)が公衆電話から、領の携帯に電話する。カードは、
『ワンドのエース』でよかったな、と。
 領が何でそんなことをととがめると、このところ間隔が空いていた
から、送っておいた。そして領に、英雄が殺された無念を忘れたのか。
オレ達が恨みを晴らさずにどうするのだ、と山野。
 英雄の無惨な最後を思い出した領の顔が段々と歪む。


 宗田充(忍成修吾)が葛西均(田中圭)と芹沢典良(劇団ひとり)
の妻・芹沢麻里(吉瀬美智子)を前にして、座る。そして社長夫人と
秘書の不倫をリークしたら、大きなスキャンダルになるだろうなとい
う。
 均は、とりあえず、充のホテルへの就職の件を話しておくと言うが、
充は話すと言うだけじゃなく、ちゃんと就職するところまで、面倒を
見ろと迫る。


 大隈カズヤ(嶋田久作)の手下が典良に、麻里が不倫をネタに脅さ
れている、と言う。
 典良は、麻里の不倫が公表されてはまずいな、と言う。

 均は必死に典良に、充の雇用について頼む。自分が責任を持って教
育をする、と。

 典良は、均がそんなことを言うなんて、何があったのだ、と問う。
 均は、充に脅されたという。
 どうしてと問う典良に均は、迷った挙げ句、充が11年前の事件を
ばらすと言っている、と言う。
 典良は、その件なら自分が対処すると言う。


 自宅に戻った均は、充に、やはり支配人なんて無理だ。まだフロン
ト係くらいなら、なんとかできるだろうけど、と言う。
 充は、冗談じゃない、と言って、充に飛びかかる。均ばかりいい思
いをして。11年前、栄作に無理矢理、直人は正当防衛だと言われて
以来、自分まで殺人を犯したような気分だった。こうなったら、あの
一家もろとも、破滅させてやる、と言う。

 その時、玄関で、カサッという音が聞こえる。
 均が玄関ドアを開けると、ドアに挟んであった例の赤い封筒が落ち
る。
 均が廊下を見るが、人影はない。

 赤い封筒は宛名がない。差出人は天野真実。封はされておらず、中
には、5番『司祭長』のカードが1枚入っている。
 均は充宛じゃないかと言い、充は均の部屋に届いたのだから、均宛
だろう、と言う。
 均は、犯人は充がここにいるのを知っているのかも知れない。警察
に届けなければ、と言う。
 だが充は止める。11年前の事件が明らかになっては困るだろう、
と。

 また、均の部屋のドアにノックの音。
 開けると直人で、自分の所にまた赤い封筒が届いた。均の所には届
いていないかと問う。
 届いていたカードを隠した充は、届いていないと答える。

 直人は、ターゲットに恨みを持っている人間を使って殺させるのが、
犯人のやり方だ。気をつけろよ、と言うと去っていく。


 領は赤い部屋で、充や均、典良、麻里らの写真を眺めている。


 充が山野を捕まえ、相変わらずこせこせと働いているのか、と言う。

 山野が盗撮されていると言い、指指された人物はカメラをしまう。


 栄作は典良に、今度のドバイのプロジェクトを、典良に任せる、と
言う。
 自分を後継者に?と期待する典良に栄作は、典良が後継者にふさわ
しいかみるための試金石だ、と言う。これは領のアイディアでもある、
と。栄作は選挙の準備で忙しい、とも。

 領は典良に、今は経営者にもクリーンなイメージが求められている、
と言う。

 その時、典良に大隈の手下から電話。充が出版社の人間と会ってい
たと言う。

 領は均に、悩みがあるなら、聞きますよと言う。

 典良は均を呼び、明日から九州出張なので、チケットの手配をと命
じる。
 それと充は大隈に始末させることにした。いつまでも11年前の事
件を使って脅してくるから、と。
 始末って?と問う均に、消すことだ、と典良。大隈に連絡しておけ、
と命じる。

 均は領に、友達が不倫をしていて、それをネタに脅されている。助
ける方法は無いか、と聞く。
 領は、法律的に解決する方法もある。だが、それでは裁判になり、
その不倫が公になることになるので、結局大切な人を守れない、と言
う。

 均は部屋へはいると、大隈に連絡する。


 帰宅した均を、充が出迎える。
 するとまもなく直人がやってくる。充が直人を呼んだのだ。赤い封
筒が届いたのは、危険だから、と。
 直人がどちらに届いたか聞いても、わからないと均と、充。
 二人に、人に恨まれる覚えは?と聞いても、無いという返事。


 花火大会に向け、服選びをしているしおり。

 領は仕事をしながら、花火大会のビラを見る。


 直人が署に戻ると、中西や薫、ほかの刑事もまだ残っていた。なか
なか友雄がどうやって生きているのか、証拠がつかめない、と言う。

 直人はみんなに感謝しつつ、薫の持っていた新聞にハッとする。野
宿していた少年二人のうちの片方が、鉄骨の下敷きになって亡くなっ
た事故。
 直人は、この事件、顔で判別がつかず、持っていた学生証で友雄と
判別したんだよな、と言う。


 出張の支度を調えた典良が均に、しくじるなよ、と言う。
 均は、警察の目が.....とためらうが、典良は、この処理に芹沢家
の存亡がかかっている。うまくやれ、と言う。

 栄作が来て典良に、出張か?と声を掛ける。
 力強く頷く、典良。

 典良を見送った栄作は、あいつの目も力強くなった。均も頑張れ、
と言う。


 直人と薫は、友雄が亡くなった現場へ行く。
 すると作業員が、先日も雑誌の記者が藤野に話を聞いていたと言う。

 直人も、藤野に話を聞こうとするが、藤野は何も知らないと言って、
事務所に入ってしまう。

 事務所で藤野は、「また届いているよ」と、赤い封筒を渡される。

 中には、少年が鉄骨の下敷きになって、亡くなった事件の新聞記事
のコピーと、『口は善悪の門、舌は禍の根』と印刷された紙、そして
藤野が女子高生とホテル街を歩いている写真が入っていた。
 震える藤野。


 花火のビラを前にしていた領に事務員が、今から話をしたいという
人がいるが、いいかと問う。
 領は、今日は予定が無いので、いいですよ、と答える。


 浴衣を着たしおりが領を待っているが、いつまで待っても来ない。
携帯もつながらない。

 そうこうしている間に、花火が始まってしまう。


 直人は薫に、二人の少年には、家がないと書かれていた。というこ
とは、補導歴もあるはず。調べてみよう、と言う。

 二人が所轄署へ行くと、その頃の長所は数十冊あった。薫はその量
に圧倒されたが、直人は早速調べ始める。薫も手伝う。


 もう花火も終わり、人並みもひいてしまった後、しおりが顔を上げ
ると、領がいた。急な接見が入ってしまって、と詫びる。
 うれしそうにするしおり。

 二人は花火をする。無心に花火を見つめる領の横顔をみつめる、し
おり。

 遂に最後のロケット花火。しおりは寂しそうにする。領が点火する。

 二人はカフェに戻る。
 嬉しそうなしおり。
 領も、「こんなに楽しかったのは.....」と言い出して、口をつぐ
む。そして、もう会うのはこれで最後にしようと言う。硬直するしお
り。
 去っていく領。


 均は気を引き締める。


 ついには薫が、友雄の補導歴を見つける。亡くなる前日。そして一
緒に補導された少年は.....成瀬領だった。

 直人は、叫びながら全力で走る。今までの領の弁護を思い出す。
「よって正当防衛が認められます」と言っていた領。

 しおりは、傘の柄に触れる。するとサイコメトリーの能力で、過去
の映像が見えてしまう。
 領に貸した傘から、11年前の日、しおりに傘をくれた友雄が、見
える。領が友雄だったのだと悟るしおり。
 直人が、友雄が犯人だと言った言葉を思い出す。


 均の部屋のドアを開けて、顔を出す充。
 すると宅配便の作業服に身を包んだ二人の男がいて、一人が充に、
スタンガンを押し当てる。


 夜の道を歩き続ける領。


寸  評  遂に、連続殺人犯の正体が分かってしまいましたね。でも、まだ
ドラマは続きます。領は、どうやって逃げるのでしょうか。

 領は、自分が殺人犯であり、しおりと付き合う資格は無いと自覚し、
身を引いたのだと思うのですが、でも、それでも正体を隠しています。
あと、あの場にいて英雄を助けなかった、充と均、そして敵である直
人を殺すまで、決定的なしっぽを捕まれてはいけない、という立花の
でしょうが、それにしても、あっさりと、ばれていますよね。

 ばればれなのに、ここまでもったのも不思議なら、逆に、まだ、殺
さなければいけない人物が、栄作も入れると、あと4人もいるのに、
もう正体がばれてしまったら、成就しなさそうですよね。このあたり、
矛盾してないでしょうか。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 やっと、壊れたレコーダーのDVDのドライブの交換品が届き、修理するこ
とが出来ました。
 組み立てているとき、はまりにくいところと、ねじ穴がずれているっぽいと
ころがあったので、心配したのですが、よくよく観察すると、穴は2カ所有り、
もう一カ所の方と揃っていたので、とりあえずねじ止め。

 意外に大変だったのが、カバーを掛けるとき。デスクトップPCと同じよう
に噛ませるのですが、なかなか入らず、よくよく観察したら、出っ張りが引っ
かかっていて。

 組み立て終わり、コンセントほか配線をつなぎ、電源を入れ、最後におかし
くなったときのDVDを入れる。
 でも、そのDVDあとはファイナライズをするだけだった、『ナツコイ』第
一回から第15回までの録画は、壊れていました。もう、HDDからは削除し
てしまったので、DVDの故障により、この録画は失われてしまいました。昼
ドラはレンタル・ビデオにも出ないので、これで永久にさようならということ
か、と寂しい気持ちです。

 幸い、DVDドライブは直り、別のDVDへのダビングとファイナライズは、
成功しました。まずまずおめでたい、というところです。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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