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タイトル:Daily Drama Express 2008/08/12 モンスター・ペアレント (7)  2008/09/24


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/08/12 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 日曜日の連続ドラマ
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タイトル モンスターペアレント
局  名 フジテレビ系
放映日時 火曜22時
キャスト 高村樹季(米倉涼子)
 望月道夫(平岡祐太)
 三浦圭吾(佐々木蔵之介)
 小山和明(温水洋一)
 城山幸太郎(草刈正雄)
 田川龍之介(角野卓造)
脚  本 荒井修子
主題歌   『』

あらすじ  第七回 霊感母の恐怖

 甘粕七海(松木里菜)が作業をしていると、突然声を掛けてくる人
がいる。藤巻類子(室井滋)だった。

 類子はいきなり今度の遠足の日を変えてくれと言い出す。その日に
遠足に行くと、不吉なことが起きるという。
 もう今更.....と七海が渋ると、もしその日に遠足に行って、うち
の子が事故に遭ったら、どう責任を取るんですか、と問い詰める。そ
して、七海が作っていた遠足のお知らせを破る。


 教育委員会。
 事務員の相原エリサ(大友みなみ)の機嫌が悪い。よく当たると評
判の占い師に、今の彼氏と別れた方がいいと言われたというのだ。で
も、エリサは別れたくないのだ。

 高村樹季(米倉涼子)は、占いを信じるかという話を振られ、樹季
は信じないと答える。
 エリサは普通、女性は占いを信じるでしょう、と言う。
 樹季は、普通でなくて、悪かったわね、と言う。

 小山和明(温水洋一)が知り合いに、今年は良くない年だからと、
結婚式を延期した人もいる、と言う。

 樹季は、別れる者には、それなりの理由がある、と言う。
 さすが弁護士先生、とみんな。

 三浦圭吾(佐々木蔵之介)が、そんな樹季にピッタリの事件がある
と言う。


 清坂小学校では、校長と七海が、樹季と望月道夫(平岡祐太)に、
事情を説明する。校長は、類子から、『魂の波動が会わない』と言わ
れていて、類事の話し合いに同席できない。でも、七海だけでは心許
ないので、教育委員会の方に同席して欲しいと、頼む。
 なぜか二つ返事で引き受ける道夫。

 いよいよ類子がやってくる。樹季は類子の言うのは、オカルトとか
霊感?と聞く。
 類子はそんなのではない。自分には未来が見えるのだ、と言う。
 樹季が根拠を尋ねると、類子は掃除をしていた時、見えた。大勢の
生徒たち。リュックサックを背負っている。遠足だ。遠足だ。歌を歌
っている。
 すると突然、子供達の叫び声。そこは阿鼻叫喚の地獄絵図。
 でも、それは遠足の日をずらしただけで回避できる、と類子。

 七海は、遠足は三日後。今更としぶる。
 類子は、それは七海がグズグズしていたせいじゃないか、と言う。
そして、その日に遠足を決行するなら、娘の綾音(福原遥)は参加さ
せない、と。
 七海は綾音は班長さんで、今度の遠足をとても楽しみにしていると、
慰留しようとする。
 すると類子は、綾音が楽しみにしていた遠足に参加できなくなった
のは、3人のせいだと言う。

 自分に未来が見えるのは本当だ。親戚の離婚も当てた。誰もが別れ
るなんて思わないようなおしどり夫婦だったのに、と類子。
 樹季は、それって単なる女の感でしょ、と言う。
 類子は、そんなことはない。近所のスーパーが潰れることも予言し
たという。
 樹季は、それって単なる主婦の感でしょ、と言う。

 類子は去り際に、樹季に頭の上に気をつけるよう言う。
 訳の分からない樹季。


 樹季は、今回の件にはつきあえない、と言う。
 道夫は、今まで類子はたびたび今回同様の騒動を起こしている、と
言う。樹が不吉だとほかの学校へ移させ、ひげが自慢の教師には、剃
らないと不幸が訪れると言って、剃らせた。その結果、子供の母親達
からは若くなったと評判になったが、子供達の人気は無くなって、プ
ラスマイナス ゼロ?

 道夫は、早く解決しないと、七海がかわいそうという。
 樹季は、道夫は七海が気になって、力が入っているんだ、とからか
う。

 三浦は、間違っても学校で『霊感モンスター』なんて言うな。それ
より、そこまで類子がいろいろ言うのは、もっと根本に何かあるので
は?と言う。

 道夫は、三浦は最近樹季のことを教育委員会の一員として認めてき
ていると思う、という。でも、素直ではないので、わかりにくい、と。


 弁護士事務所の会議室に1人残った樹季は、ペンを床に落としてし
まい、机の下に潜って拾う。
 そこに加藤和臣(眞島秀和)が来て、声を掛けたため、立ち上がろ
うとしてしたたか机の裏で頭を打ってしまう樹季。

 家で樹季が棚の上のものを取ろうとしたら、上から食材が降ってき
た。


 樹季はアシスタント・園部愛理(堀まゆみ)と道を歩きながら、し
きりに頭の上を注意している。
 その時、また道夫から電話。


 清坂小学校で、類子と相対する七海、樹季、道夫。
 類子は、自分が言ったとおり、遠足の帰りは、阿鼻叫喚の地獄絵図
だったらしいわねぇ、と言う。
 樹季と道夫は、大事故でも!?とびっくりするが、発生したのは、
バスのクーラーが故障したこと。
 類子は遠足から帰ってくる児童達は、暑くて死にそうだったと言っ
ていたという。

 今日、類子が来たのは、そのことを言いたいのではない。また不吉
なものが見えたのだ、と言う。
 明日の朝、真っ赤な色が見える。子供達の危険を避けるため、すべ
ての通学路に人を配置して、子供達の安全を守るように言う。
 直人は、そんな予算は無いと断る。
 七海は急に言われても、明日の朝までには人を集められないと困惑
する。
 類子は、子供の安全を守るのが学校の義務なのでは?と言う。

 樹季が類子に、未来が見えるというなら、もっと限定してと言い、
類子はまたトランス状態になる。そして場所は校門の前。綾音だけで
も守ってちょうだい、と言う。

 その赤い物は『血』か、と聞く道夫。
 分からない、と類子。

 格好をつけて、どうにかすると請け合ってしまう道夫。

 類子が帰ってから、樹季は道夫に、七海にかっこうをつけたかった
のかも知れないが、どうするのだと問う。
 道夫は地域のボランティアに集まって貰うと言う。七海も保護者に
話をしてみるという。


 翌朝、樹季も学校の前での子供達の見守りにかり出される。
 樹季は道夫に文句を言う。
 道夫は樹季の相談料が1時間7万円ということは覚えています、と
言う。

 いい加減樹季が終わりにしようとするが、道夫はまだ肝心の綾音が
来ていないと言う。

 綾音はヘルメットをかぶり、同じくヘルメットをかぶった類子に付
き添われ、左右を確認しながら登校してくる。ランドセルも類子が背
負っている。

 もう校門が目の前となり、綾音は類子のそばを離れ、校門へ向かっ
て駆け出す。
 その時、走ってきた自転車がぶつかりそうになり.....樹季が全力
で綾音を救う。

 樹季が悲鳴を上げる。
 道夫が怪我でもしたのかと駆けつけると、被害はベージュのスカー
トにべったりと赤いペンキが付いたことだった。そのスカートは
18万円。

 学校に入り、類子は綾音を病院に連れて行かなければ、と言う。
 道夫が、怪我してませんよ、と言う。
 七海が1時間目は綾音の好きな音楽だから教室へ行きましょう、と
言う。

 でも類子は、綾音は今日は学校を休ませると言う。自転車にぶつか
られそうになったのだ。もしこれでPTSDになったらどうするのだ、
と。
 綾音は素直に類子に従う。

 最後に綾音は樹季に、「助けてくれてありがとう、お姉さん」と挨
拶する。
 『お姉さん』と呼ばれたことに、上機嫌の樹季。


 教育委員会でも、樹季の事故を心配する。
 でも、被害が18万円のスカートのみと知ってホッとするやら、あ
きれるらであった。


 法律事務所で所長の城山幸太郎(草刈正雄)は樹季に、災難だった
ねと声を掛ける。
 樹季は安物のスカートを1枚ダメにしただけだと返事する。

 樹季は、それよりも未来が見えるという話を、城山はどう思うかと
問う。
 城山は大切なことではないか。金メダリストは練習しているときに、
自分が金メダルを着けて表彰台に昇っているところが見えるという。
城山にも弁護士事務所を開いている自分自身が見えていた。さて、樹
季のビジョンは何かな?と問う。
 樹季が考えていると、樹季の携帯が鳴る。電話に出る樹季。
 城山は部屋を出て行く。

 樹季は、また類子が来ているから、今すぐ来て欲しいと頼む道夫に、
自分はそんなに暇じゃない。道夫1人で頑張るよう言う。
 不安がる道夫に、樹季は1人で困難に立ち向かう男が好き。きっと
七海も同じと思う、と言い、その気になる道夫。

 給食の時間。七海は給食をストップさせている。
 道夫が類子の説得に当たっている。類子が今日の給食を食べると、
腹痛になると言っているのだ。

 七海が、もう子供達を止められないと言いに来る。
 道夫は、子供達に給食を食べさせようと決める。
 類子は、もし1人でもお腹を壊したら、どう責任を取るのかと聞く。
 七海は困ってしまう。
 道夫が、責任なら自分が取る。これ以上、七海を困らせるなと言っ
てしまう。

 類子は、少なくとも綾音には給食を食べさせない、と言う。

 去り際、類子は道夫に、近々女性にひどい目にあわせられる、と言
う。

 道夫が清坂小を出ようとすると、綾音が何かを探している。
 道夫が聞くと、消しゴムを探していると言う。
 大切な物なのかと道夫に聞かれ、頷く綾音。
 道夫も一緒に探し、『剣持』と書かれた消しゴムを見つける。「こ
れ?」と聞くと、嬉しそうに受け取る綾音。
 その消しゴムは綾音が消しゴムを忘れたとき、隣の席の剣持君が、
自分の消しゴムを割って、半分綾音にくれたのだ。


 バー“CAVERN”で、道夫は樹季に、類子にキレてしまったと
言う。そして類子に予告されたひどい目に遭わせる女性って、七海か
な.....と言う。

 樹季は、類子にキレずにこの件を解決すれば、七海に信頼させるよ
うになるわ、と言う。
 マスター・時任昭雄(風見しんご)は、『恋とは時に人を臆病にす
る』と言う。

 突然小山和明(温水洋一)が、「恋愛相談には乗れないけど、片思
いなら相談に乗るよ。片思いなら、経験豊富だから」と声を掛ける。
いつのまにか、バー“CAVERN”にいたのだ。


 夜、お皿を洗っていた類子は、突然霊感に撃たれる。

 その時、綾音は剣持の消しゴムを使い、宿題をやっていた。
 類子は綾音のことは自分が絶対守るから、と言う。
 綾音は、お母さんの言うとおりにする、と言う。
 類子は、綾音の身体をギュッと抱きしめる。


 翌日、清坂小に現れた類子は、クラス替えをしないと、不幸になる
と言う。
 この時期のクラス替えは無理だと、樹季。
 類子は、それなら綾音だけでも違うクラスにして欲しい。一組にし
てくれれば、方角もいいと言う。

 それができないと言われると、綾音が虐められている。剣持という
子に。剣持と違うクラスにして欲しい。綾音の机を一組に持って行っ
てくれればいいだけじゃない、と言う。

 樹季は、類子に話したいことがある、と言う。
 でも、類子は、話はクラス替えが出来てから。クラス替えが出来な
いというなら、出来るまで、綾音は学校を休ませます、と言う。そし
て、昨日の給食、沢山の児童が腹痛を起こしたそうですね、と言う。
 焦る道夫に、七海は、みんな待たされ過ぎて、空腹の極みで掻き込
んだから、お腹が痛くなったと言う。

 類子は教室に入ると、綾音に、クラス替えが終わるまで、休むのよ
と言う。
 素直に従い、教室を出て行く綾音。

 綾音を剣持が追いかけるが、2人の間に類子が立ちはだかる。
 綾音は何か言いたそうにするが、そのまま類子に手を引かれて帰っ
て行く。

 剣持は道夫に、綾音は大変なんだと言う。3年前に怪我をしたが、
それは類子の言うことを聞かなかった自分のせいだと思って、自分を
責めているのだと言う。


 剣持の話を元に、3年前の綾音の事件を調べる道夫。
 綾音は公園のブランコを大きくこぎすぎて落ち、鉄柵で腕に大きな
傷を負った。この件で、公園のブランコは撤去。

 小山が、最近、こういう訴えで、撤去される遊具が増えている、と
言う。

 三浦が、親は子供の身体に、少しでも傷が出来たらすごく気にする、
と言う。

 道夫は、その時、綾音はイヤな予感がするという類子を振り切って、
遊びに出かけた。この怪我のせいで、類子は離婚した。綾音は全部自
分のせいだと思っていると言う。

 小山は、親に気を使う子供って、かわいそうだという。


 夜、弁護士事務所から樹季は類子に電話する。


 清坂小で樹季は、類子とさしで話をする。
 いつになったら、綾音は一組に移れるんですか?と問う類子に、樹
季は、まず謝る。今まで類子が未来が見えると言っていたことを信じ
ていなかった。でも類子は綾音を守ろうと、必死だったんですね。そ
の思いの余り、見えないものを見てしまったのですね、と。

 類子は怒って帰ろうとする。
 樹季が引き留めようと追い、二人は地面に座り込んだアカネに、
「立てよ」と手を引っ張る剣持の姿を見る。
 類子が夜見た光景と同じ。

 二人を話そうとする類子を、樹季が止める。剣持が綾音を虐めてい
るように見えますか?と。未来を見て不安になるより、しっかり現実
を見るよう、言う。

 やがて綾音は立ち上がり、逆上がりにもう一度挑戦−−失敗。
 でも、もう一度やって、遂に成功。二人は手を取り合って喜ぶ。
 樹季は類子に、好きな人から話してはいけないのでは?と言う。


 類子はソファーの上で眠ってしまった綾音にタオルケットを掛ける。
その時、綾音が握りしめている物を見る。それは、『剣持』と書かれ
た消しゴム。


 夜道で樹季は、ついつい手相占いに、手相を見て貰う。
 占い師は、樹季の手相を見るなり、びっくりして叫ぶ。「男で大変
な目に遭う!」と。


 翌朝、綾音を起こす類子。早く起きないと、学校に遅刻しちゃうよ、
と。
 一組に写るの?と不安そうに聞く綾音に、綾音のクラスは二組でし
ょ、と類子。
 嬉しそうに笑う綾音。


 教育委員会では、樹季が田川に、この件を報告。綾音は元気に、二
組に登校した、と。
 田川はきっと、類子は子育てに自信を失ってしまったため、あのよ
うな言動をしたのだろう、と言う。

 みんな、道夫が七海に告白したか聞く。
 意外にも、道夫は告白していた。でもふられていた。七海には婚約
者が居たのだ。道夫はやはり自分をひどい目に遭わせる女性って、七
海だったんだと、落ち込んでいる。

 そんな道夫の背中をバンと叩いて、「男ならしっかりしなさいよ」
と言う樹季。
 道夫は、やはり自分をひどい目に遭わせる女性とは、樹季か.....
と思う。


寸  評  占い師のインチキの方法に、コールド・リーディングとか、ホッ
ト・リーディングありますね。類子のもそんなものかなと思っていま
した。
 確かに、強引に自分の霊感が当たったことにしていますが、でも、
普通あそこまで関連づけられるほどの出来事は起こらないですね。や
はり、娘を思う一心が起こさせた奇跡と言うべきでしょうか。

 ところで、樹季と道夫はお互いをどう思っているのでしょうか。結
論は、今はやりの格差婚!?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 最近、めっきり元号を使うことは無くなり、大部分西暦を使っています。先
日ふと、とある報告書を見ていたら、元号が使われていました。
 で、ボッーとしながらそれを見ていて、あれ?年月までしか書いてないのっ
て、珍しい.....と思ったら、それは20年08月09日と書いてあったので
す。その年月日の文字が小さかったので、年と月がつながって、『2008』
年と見えてしまったのでした。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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