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タイトル:Daily Drama Express 2008/08/08 魔王 (6)  2008/09/12


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2008/08/08 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 魔王
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 成瀬 領(大野 智)
 芹沢直人(生田斗真)
 咲田しおり(小林涼子)
 葛西 均(田中 圭)
 宗田 充(忍成修吾)
 高塚 薫(上原美佐)
  芹沢麻里(吉瀬美智子)
 芹沢典良(劇団ひとり)
 中西弘道(三宅裕司)
 芹沢栄作(石坂浩二)
脚  本 前川洋一
 西田征史
主題歌  「」

あらすじ  第六話 教えてやるよ…真犯人の正体を!!

 「人違いなさっていませんか?わたしは成瀬領です」と言う成瀬領
(大野智)。
 「いい人、選びましたね。親族は目の見えない姉が1人。身元証明
できる者の無い家出少年。成瀬領が亡くなったチャンスを生かしまし
たね。殺された弟への復讐を果たすために」と雑誌記者の池畑(六平
直政)。
 「言いがかりはよしてくれ」と領。
 「資材置き場での話は録音してあるんですよ。もっとも先生が芹沢
栄作を苦しめてくれるなら、歓迎ですが。このことをしってしまった
からにはねぇ。5,000万で手を打ちましょう。先生にとっては、
高い額ではないでしょ。でも、断ったら別の選択も有りますけどね」
と池畑。

 領は塔のカードを仕組んだのは、池畑か問う。
 池畑は、領のマネをしてみたと言う。
 領は、塔を選ぶなんて皮肉ですね。塔は悲劇、災難、転落を現しま
す、と言う。


 夜の公園で、また背中合わせに座って話をする、領と山野(清水
優)。
 山野は、5,000万円なんて、もっとふっかけてくるかと思った
けど、と言う。
 領は、池畑が置いていった領宛の赤い封筒に、もう一働きして貰お
うと言う。


 咲田しおり(小林涼子)はまた、『神曲』のサイコメトリーをしよ
うとする。
 おりが居候をしている タロットカフェ『ガランサス』の経営者・
仁科江里(篠原真衣)は、また倒れたらいけないので、止めるよう言
う。しおりが、そんな事件に熱心になる必要は無い、と。
 でもしおりは、どうしても犯人を止めたいから、とサイコメトリー
を行う。


 領はあの赤い部屋で、黒川の手袋をはめた手で、カバンのファスナ
ーを閉じる。

 捜査本部に領がやってくる。
 自分にも『あの』赤い封筒が届いた。中には栄作が、ある人物と車
の後部座席に座っている写真が入ってる、と取り出す。

 栄作の隣に座っている人物のことは、係長の中西弘道(三宅裕司)
が知っていた。大隈カズヤ(嶋田久作)という名前で、表向きは実業
家だが、金さえ払えば、誘拐でも殺しでも、脅迫でもなんでもやる男。


 しおりを訪ねる芹沢直人(生田斗真)。しおりは『神曲』をサイコ
メトリーしたら、1997年7月4日の新聞記事が見えた。『いじめ
の事実は無かった』という題名だったと言う。
 直人は、それは栄作が書かせた嘘の記事だと言う。

 今度は領に届いた封筒と写真をサイコメトリーしてもらう。
 しおりは、『剣のエース』のカードと、池畑隆宏が見えると言う。
 直人は、そのねつ造記事を書いたのが、池畑だ。池畑が次のターゲ
ットなのだ、と言う。

 しおりは、盛んに領の身を案ずる。
 直人は、今回の事件は11年前の事件に関係したものが狙われてい
る。だから関係していない領は大丈夫だろう、と言う。


 直人が池畑のアパートを訪ねると、丁度池畑は出かけるところ。直
人は赤い封筒が届いていないかと聞く。
 池畑は、直人になんて関係ないと言う。
 直人は、自分が起こした事件が発端になっている。今回の事件を解
決しなければならない、と言う。
 池畑は、「正義面している悪党の方が、よっぽと怖いよ」と断る。

 直人は、タクシーに乗り込もうとする池畑に、強引に自分の名刺を
持たせる。


 栄作のところに領が、例の写真のコピーを持ってやってくる。
 どうして領の所に?と聞く栄作に、顧問弁護士をしているからでし
ょう、と領。
 栄作は、大隅との関係を領には話さない。
 領は、写真の原本は、刑事をやっているのだから、直人に渡した、
と言う。

 領が出て行くと、今度は直人が栄作のところへやってくる。そして
今度は池畑が殺されるのだろう。熊田の時、関係のない第三者を操っ
て、殺させた。今度は栄作を操って池畑を殺させるのではないか、と
言う。
 そもそもの発端は池畑に、あんな嘘の記事を書かせたことにあるの
だ、と直人。

 栄作は、そもそも直人があんな事件を起こしたことが問題の発端な
のだ。栄作の人生は、直人が起こした事件の尻ぬぐいのためにあるの
ではない。直人はもう、事件に関わるな、と言う。

 栄作は大隅に、池畑の口を封じるよう命じる。

 直人と入れ替わりにやってくる兄・芹沢典良(劇団ひとり)。もっ
と直人に対して、言い方はないのか、と問う。直人も典良も、芹沢家
の人間であり、芹沢家のことを考えていると言う。
 典良の言葉に耳を傾けない栄作に典良は、お飾りの長男の言うこと
なんて、聞けませんか?と言う。

 直人は葛西均(田中圭)に、栄作は大隅に何を依頼したのか問うが、
答えない均。

 直人がホテルのロビーを歩いていると、待っていた領が立ち上がる。
直人と話したくて待っていたのだ、と言う。

 領は直人に、栄作がだいぶ憔悴していたようだが、大丈夫か?と気
遣う。
 直人は領に、栄作を守って欲しいと頼む。自分は刑事として父を見
守ることしかできない、と。
 お任せ下さい、と領。

 去っていこうとする領を呼び止める直人。どうしてこの事件に必ず
領が関わってくるのだ。熊田(森下哲夫)と石本陽介(脇知弘)殺害
の時の弁護。空(大野百花)の保護。そして赤い封筒まで届いて。こ
の事件に偶然は無いと言う。

 領は、自分もそう考える。復讐.....11年前の事件の。領が、栄
作の顧問弁護士になると知った池畑は、あることないこと領に吹き込
んだ、と言う。領のまわりの人間に事件に関わっている人物がいるの
ではないか。領は、11年前の真実を知っているのは直人だけ。一番
犯人に近い位置にいるのが直人だ、と言う。


 直人は中西に、栄作と大隅がつながっていることを報告。
 中西は、その時には直人に、捜査から外れるよう言うが、直人はそ
の時は自分で、栄作を逮捕する。もっとも、その前に栄作を止めるつ
もりだが、と言う。


 また車の仲で大隅と密会する栄作。栄作は、池畑が小者にもかかわ
らず、金に転ばないので、仕方ないので、やってくれと言う。


 姉・成瀬真紀子(優香)のところに面会人。

 領の机に、姉の病室と同じ花が飾ってある。「きれいなお花ですね」
と声を掛けられた領は、姉が好きな花なので、と答える。

 真紀子から領に電話。今、取材を受けている。領って、『天使の弁
護士』って、有名なのね。領が何も教えてくれないので、知らなかっ
た、と言う。
 取材の人っていい人−−池畑さんって、と真紀子。びっくりする領。
 池畑が電話を代わる。先日の答えは決まりましたか?答え次第では、
真紀子に本当のことを話しますよ、と脅す。
 領は、答えは決まっている。いつもの場所で、と言う。


 宗田充(忍成修吾)がプラプラと帰宅すると、郵便受けに、赤い封
筒。
 部屋に入る充をじっと見ている山野。

 充宛の赤い封筒の中には、典良と典良の妻・芹沢麻里(吉瀬美智子)
が親しくしている写真が入っている。

 典良の家へ出向き、麻里が典良の妻であると確認すると、ニヤリと
する充。


 池畑が、5,000万円なんてチョロいなと言いながら、どぶ川に
沿った道を歩いている。そしてとある倉庫にたどり着くと、その扉に、
池畑宛の赤い封筒が貼ってある。
 中には、塔のタロットカードと、『少年Aは正当防衛』という
11年前に池畑が書いたねつ造記事のコピーが入っている。

 池畑は領に電話し、これが答えだと言うのか?と問う。
 領は、そうだ。芹沢家の崩壊を、その目で見られなくて残念だった
な、と言う。

 池畑は倉庫の中へ入らず、きびすを返すと、こうなったら全部ばら
してやる、と言う。

 池畑の前に現れる男達。大隅の手下達だ。


 領が事務所に戻ってくると、しおりが待っていた。領のことが心配
で、としおり。
 領はそれでも部屋へ入ってしまう。

 しおりは、何か言い足たうにするが、諦めて外へ出て行く。
 領はいったん部屋に入ってしまったが、今までのしおりの言動を思
い出し、追いかけようとする。でも、すぐ思い直す。自分に人を愛す
る資格はない、と。


 物陰に隠れていた池畑は、栄作に電話する。1億円で手を打つ、と。
 栄作は応じることにする。

 栄作は大隅に電話し、作戦変更だ。今回は写真の件もあるので、池
畑に1億払う。金はすぐ持っていく、と言う。

 大隅は手下に、74番倉庫で池畑を、と命じる。
 大隅の机の上は、領の赤い部屋の中で、ファスナーを閉じられた現
金入りのカバンが置かれている。


 均がアタッシェケースを手に、栄作の部屋を出てくる。
 典良が均に話があると言う。典良の話は、もうすぐ麻里の誕生日だ
が、何かインパクトのある贈り物をしたい。何がいいと思うか?と聞
く。
 均は、そんな話なら、典良自身で考えてくださいと言うと、去って
いく。


 直人がもう1人の刑事と来るまで張り込みをしていると、池畑から
電話。池畑に、1人かと問われた直人は、1人だと答える。
 池畑は、真犯人を教えてやるから、1人で来い、と言う。助手席に
座っていた直人は、相棒に断らず、車を飛び出し、タクシーで指定さ
れた場所へと急ぐ。

 大隅の会社の前に車を止めて、張り込みをしていた高塚薫(上原美
佐)は、チンピラに絡まれる。

 その間に均が到着し、均は大隅が座るセダンの後部座席にアタッシ
ェケースを抱いて、並んで座る。

 直人が着いたと電話すると池畑は、こちらからそこへ行くと、隠れ
ていたところから身を出す。
 でもすぐ大隅の手下達に取り囲まれる。
 池畑が、ボスとはすでに話が付いていると言っても、チンピラ達は、
ボスは代わったのだ、とナイフを構えて、池畑に迫る。

 池畑は、栄作の息子が来ているぞ、と反撃を試みるが、チンピラ達
は聞かず、池畑は逃げる。

 赤い影を見ておびえた池畑は、手近な74番倉庫に駆け込む。

 でも、74番倉庫はすべてのドアが施錠されていて、池畑は逃げ場
を失う。
 そこで池畑は、『古くなっているので危険』と書かれた札をまたい
でいき、板が池畑の体重を支えきれずに割れ、池畑は3階の高さから、
落下。
 池畑は頭を打ち、大量の血を流す。
 この事件に、チンピラ達は慌てて逃げていく。

 近づいてきた足音。直人だと思った池畑は、あのICレコーダーを
託そうとする。

 でも、その人物は領で、ICレコーダーを胸ポケットへ入れると、
悠然と立ち去る。

 池畑に電話した直人は、近くで着メロがなっているのに気付き、探
す。

 74番倉庫へ入り、転落し、頭から血を流している池畑を発見する
直人。池畑の身体を揺するが、反応はない。

 救急車が74番倉庫へ向かう。橋の上で、救急車は領とすれ違う。

 その端の袂には、池畑宛の赤い封筒に入っていた池畑の記事のコ
ピーと、池畑が誰かにCD−Rを送ったときの宅配便の伝票が落ちて
いた。


寸  評  なんと直人は間が悪く、領は運がいいのでしょう。領が上手く立
ち回る度に腹が立って。直人にもっとガンバレと言いたくなります。
 最初は、しおりのサイコメトリーで事件は簡単に解決してしまうだ
ろうと思い、超能力を出してくるなんて、ずるい!と思ったのですが、
しおりのサイコメトリーまで操られている。あの領の赤い部屋には、
どんな霊力があるというのでしょうか。

 また、池畑のCD−Rは、領(友雄)の件を録音したICレコー
ダーのコピーでしょうか?
 果たして、このCD−Rは、無事真紀子の手に渡り、捜査に役立つ
のでしょうか?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 HD・DVDレコーダーのDVDが壊れてしまいました。だいたい年に1回
は、レコーダーのどれかが壊れているように思います。
 そこへいくと、テレビは丈夫だなと思います。まだ、ブラウン管テレビで頑
張っています。このまま、地デジはレコーダーのチューナーを使って、壊れる
まで頑張ろうかと思っています。

 ところで、レコーダーの都合上、まだ見ていませんが、『四つの嘘』で、ヒ
ロインの仕事は古本屋らしいですね。高円寺に住んでいる友達が、高円寺の古
本屋で、ロケをしているところを目撃したとのこと。
 今度古本屋の場面を見せて、ロケされていたお店かどうか、確認して貰おう
と思っています。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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